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from: ぐら姐さん
3時間前
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★☆★ただいま編集中です。後ほどご覧くださいませ。
今日は、ブレーシャのまち歩きの写真を載せます。
駅舎です。
旧市街の建物の壁が素敵でした。
ホテルから歩いてお城を見上げて中心部へと向かいます。
このまちには、ドゥオーモ・ヴェッキオとドゥオーモ・ヌオーヴォがあり、
現在ドゥオーモの機能を果たしているのはヌオーヴォの方ですが、
ヴェッキオの方はロトンダと呼ばれ、展示などに利用しているようです。
こちらがロトンダ
並んで建つ、ドゥオーモ・ヌオーヴォ
ロトンダの中に入りました。
この青っぽい光は、イベント開催のための特別な照明をしているようでした。
11世紀の素敵な建物です。
歩きながら、目に留まったものなどを適当に撮りました。
サンタ・ジューリア博物館に向かう途中の素敵な建物の壁面
現在は市庁舎となっているロッジア
ロッジア広場の反対側にある時計塔icon
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from: ぐら姐さん
16時間前
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from: ぐら姐さん
16時間前
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from: teruteruwasiさん
17時間前
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from: ザヴィエルさん
2024年12月02日 23時19分53秒
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from: ザヴィエルさん
2024年12月02日 22時59分54秒
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from: ぐら姐さん
2024年12月02日 17時07分24秒
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カンパーニア州が終了したので、次はロンバルディーアの続きを書きます。
10のパヴィーアまで終わっているので11のブレーシャのことを今日は書きます。
ブレーシャと言えば、ロベルト・バッジョが最後に在籍したチームのまち、ぐらいの認識だったのですが、mixiの友人がアップした旅日記でサンタ・ジューリア博物館を知り、さらにシニョレッリさんのサークルでも見て、なんとしてでも見てみたい!と思って'14年1月に1泊しました。
泊ったのでまち歩きも楽しみましたが、まずはサンタ・ジューリア博物館のことを。
「イタリアにおけるロンゴバルド人の支配地」(I Longobardi in Italia. I luoghi del potere)という名前で、6世紀から8世紀にかけてイタリア半島の中で数カ所を支配したロンゴバルド族の関連遺跡や遺産が世界遺産に指定されている、その1つにこの博物館も含まれています。
(イタリア各地に点在する7つの町を合わせての指定になっているのだそうです。)
元サンタ・ジューリア修道院(Monastero di S.Giulia)の建物、この市や地域の歴史遺産を、先史時代から近代までカバーするほか、中世のサン・サルヴァトーレ教会(Chiesa di San Salvatore)も含む複合博物館です。
入って最初に訪れるのは12世紀につくられたサンタ・マリア礼拝堂の建物ということなのですが、この日は何か工事か作業をしていて、こちらから入ってくださいという特別の表示があり、そこから入ると、ローマ時代のエリアでした。
ローマ遺跡から発掘された「有翼の勝利の女神像」がありました。
シチリアのマザーラ・デル・ヴァッロで観た「踊るサテュロス」を思い出すような見事な像です。
このエリアには、ローマ時代の大邸宅の跡が、すっぽりと収められています。
もとはこんなだったろうという模型。
発掘された邸宅跡
床のモザイクや壁のフレスコ画が美しくて、このエリアを見るだけでもとても楽しいものでした。
ここのよいところは、屋内でこれが見られること。
真夏でも、真冬でも、照っても降っても、快適な空調の中で観られるわけです。
モザイクに使われているテッセラの見本も展示されていました。
住宅跡そのままのものの他に、発掘されたものも展示されていました。
どの辺りからなのか、古代ローマから中世に変わっていました。
これはロンゴバルドの組紐模様です。
9世紀の風見鶏
ブロンズ像や柱頭、フレスコ画などの展示。
これにはちゃんと題名がついていて(他のものにもあるのでしょうが、私がたまたま撮っていたものしか分からないのですが)「馬上の聖ファウスティーノ」です。
聖ファウスティーノは、ブレーシャの守護聖人だそうです。
ここからは、サンティ・コズマ・エ・ダミアーニ修道院のもの。
フレスコ画の大らかな感じ、大好きでした。
そしてサン・サルヴァトーレ教会のもの。
柱の模様がとても素敵です。
そしてサン・サルヴァトーレ教会に入りました。
サンタ・ジュリア博物館は、この教会も含んでいるのです。
建物自体が展示品と言うわけです。
753年、ロンゴバルド王アストルフォは、
ブレーシャ公国を治めるデジデリオ公爵にこの地を与え、
デジデリオとその妻アンサは、
女子修道院とともに、この聖堂を建造しました。
デジデリオはその後ロンゴバルド王となりますが、
カール大帝(シャルルマーニュ)に敗れ、
ロンゴバルドはこの地の支配を失いましたが、
教会と修道院は、修復の手を加えられつつ、存続したのです。
縦長の長方形に半円のアブシスのついたバジリカ型、
2列のアーチで区切られた、3廊式の教会です。
見上げると、柱頭に施された美しい透かし彫り。
そして、8-9世紀説教壇に使われていたという孔雀の浮き彫り。
わずか10cmほどの厚さの大理石に彫られた孔雀は、
様式化されたぶどうのつるに囲まれながらも写実的で大変美しく、しばらく見惚れてしまいました。
壁も16世紀のフレスコで飾られています。
後から調べて、どうやらここの2階に上がれるようになっているのだそうです。
見下ろすのもなかなか面白いようで、気付かなかったことを後悔しています。
(そのうち、また行きます。絶対)
クリプタに下りてみました。
それから、案内表示にしたがって通った通路の展示。
下の像のマドンナの顔立ちが、さっき載せたフレスコ画の女性にどこか似ています。
9世紀のものだそうです。
そしてまたまた柱頭彫刻などが展示してありました。
サン・サルヴァトーレ教会のクリプタのものです。
たくさん写真があるのですが、1つだけ。
その後にももう少し後の時代の彫刻やフレスコ画等の展示がありましたが
私は、あまり惹かれなかったので、写真は撮ってきましたが省略します。
最後に12世紀につくられたサンタ・マリア礼拝堂の建物に辿り着きました。
階段を上がると、天井がドームになっていて、
美しく彩色された壁画で囲まれた礼拝堂です。
中央に大きな十字架が、ガラスケースに覆われてありました。
木製の十字架を金属で覆い、それをカメオや奇石で飾ったもので、
宗教行列などの際に使われたものと思われるそう。
専門家の研究により、この十字架は8世紀末、つまり、デジデリオより後の時代のものと認定されているそうですが、ロンゴバルド族の、十字というモチーフに対する執着や、それを細工で飾った様式が、いかにも彼ら好みだと考えられてきたらしいです。
今でも「通称・デジデリオの十字架」と呼ばれ、この博物館のパンフレットの表紙にもなっているのは、デジデリオ(Desderio)はイタリア語で「願い、欲望」を意味するので、その語感も好まれているのかもしれません。
この日は、入り口を入るとこちらにお進みください、と案内されて何かの作業か修復かが行われていたようで、通ったコースが通常通りではなかったようです。
また、途中でお腹が痛くなりトイレへと大急ぎで通り抜けた部分もあったため、
どうやら見逃しているものがあるようです。
大きくて、しかも充実の展示品なので、ここにはもう一度行ってみたいと思います。
2~3日通って観たいところですが、カフェテリアは無かったような気がするので、まずは朝食をたっぷりと摂って丸ひとまず1日見学しに行こうと思います。
ブレーシャから近いクレモナで、ストラディバリウスを演奏して聴かせてくれる無料の演奏会に、トレニタリアのショーペロで行き損ねたので、それも含めて行く計画を立てるつもりです。icon
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コウチャン、 くるめながさき、 komari、 teruteruwasi、 Yuko、
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from: ぐら姐さん
2024年12月02日 09時45分05秒
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あろはさん、
美しい写真をありがとうございます。
5月だと藤の花が見事なのですね!
綺麗ですね~
私もよく分からないのですが、勝負のように見えるのはイリス(アイリス)かも知れません。
花のことはザヴィエルさんが詳しそうです。
そうそう、イタリアの春って黄色の花が多かったような。
3枚目の写真に黄色いお花が写っていますね。icon
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from: あろはさん
2024年12月02日 09時23分30秒
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from: ぐら姐さん
2024年12月01日 22時07分34秒
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今日は、ヴィッラ・チンブローネの写真を載せて、ラヴェッロを締めくくりたいと思います。
ラヴェッロでは、あのコンサートを見たヴィッラ・ルーフォロとこのヴィッラ・チンブローネ、そしてドゥオーモのモザイクが見所と言われ、人気はヴィッラ・チンブローネが3番目なのだそうです。
それは、アマルフィあたりから、観光バスに乗ってちょろっと日帰りで寄る人たちが
簡単に見られるのがドゥオーモとヴィッラ・ルーフォロで、ヴィッラ・チンブローネは、ちょっと離れているので行かない人たちも多いからでしょう。
このヴィッラ・チンブローネの庭は11世紀にはすでに造られていて、建物は19世紀に造られ、庭も今のように整備されたのがその頃なのだとか。
3番人気だろうと、19世紀の(イタリアでは)新しいものだろうとそんなことはどうでもよくて、
ラヴェッロのNo.1は、私にとってはこのヴィッラ・チンブローネです。
チケット売り場の手前から庭。
入るとすぐのところに回廊があります。
庭を歩きます。
ここから見下ろす絶景
本当に美しいヴィッラです。
最後に、このヴィッラからまちへと戻る道。
ここ、あの「イタリア小さな村の物語」の初めの方で出てくる場所です。
これにて私の訪れたカンパーニアの(小さなまち)シリーズを終わります。icon