サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: ぐら姐さん
4時間前
icon
州都シリーズの16は、カンパニア州の 州都ナポリです。
まちに降り立った回数も入れたら何度訪れたか数えるのが大変なぐらい訪れています。
カプリ、プローチダ、イスキアなどの島に行くのに必ずと言っていいほど通っていますから。
アマルフィに行くときもカプリ経由で船で行ったこともありますし。
初めて行ったのは、’98年夏です。
’94年にローマ・フィレンツェ・ヴェネツィアとイタリア観光(実質初めて)からのジェノヴァから西地中海クルーズのときには、ナポリ港に停泊はしたもののカプリ島へのオプショナルツアーに参加し、ナポリの地を踏むことはありませんでした。
昨日書いたバーリもそうですが、ナポリは怖い・危険というイメージがあって避けていたのですが、’94年のクルーズのOPツアーで行った時に青の洞窟を見なかったので是非とも見たいと思ったし、ポンペイやアマルフィにも行ってみたいと思ったのです。
アマルフィが、あの映画(’09年)で日本中の人たちの知るところとなるよりずっと前のことで、イプさんが買った本(タイトルは忘れましたが、個性的で素敵な宿がたくさん掲載されていました)にアマルフィの2つのコンヴェント(修道院)を改装したホテルが載っていて、イプさんと2人でそこに泊まりたかったのです。
ナポリのホテルはどこにしよう…できるだけ危ないところは歩きたくない…と思っていた時に雑誌に建築家丹下健三氏が1980年代にナポリの新都市設計を手がけたエリアのことが出ていて、そのエリアにあるホテルも出ていたのです。
ネット検索してみたら、宿から駅を通って港まで行くシャトルミニバスを運航していることも分かり、それだと危ない思いをして公共交通を利用することもないから安心!とその宿を予約して行ったのでした。
(ナポリは危なそうで心配という方には今でもその作戦はいいかもしれません)
この時は、定番の観光どころ(国立考古学博物、王宮、卵城など)を見て、ピッツァ・マルゲリータ発祥の店ブランディでピッツァを食べました。(気取っていて感じが悪かったしすごく美味しいわけでもなかったので以後ここには行っていません)
’99年夏は、私の旅行史上一番の贅沢をしました。
KLMとNW利用の世界一周チケットを購入し、フロリダのディズニーワールドに5泊だったか6泊し、それからフロリダ発のカリブ海クルーズに乗船後ローマに飛んで1週間ほどイタリア国内旅行(ローマとナポリとプローチダ)を楽しんで帰国したのです。
世界一周チケットがまだ安かった時代で、エコノミークラスが28万ぐらい、ビジネスクラスが42万ほどでした。
いっぱい乗るのだからそのぐらいの差なら奮発しちゃおうと、ビジネスクラスにしたのでした。(今のようなフルフラットのシートではありませんでしたがゆったりして楽でしたし、飲食もラウンジも楽しめました)
その時のナポリの写真を少しだけ載せます。
これ、日食のあった日で、太陽を観るために写真用フィルムを切ってサングラス代わりに使用してみんなで眺めた時の写真です。
この時は、イプさん、アッコさんと一緒に世界一周チケットの旅をしていたのですが、私の友人がたまたまローマ、ナポリの一人旅をしていて合流、さらにアッコさんの友人も一人イギリスイタリアの旅をしている最中に合流し、なんと5人で港近くのホテルに泊まりました。
このホテルなかなか良かったのですが、改装して高くなってしまってもう泊まることもなくなりました。
デジカメで写真を撮るようになってからのナポリの写真がたくさん残っているのは’11年夏のときのものです。
この頃はイタリアに何度も通っていて、だんだん図々しくなり、一人旅もへっちゃらになっていたので、この夏の旅行はペコさんリトルさんと合流する前に一人でナポリに3泊して楽しみました。
今日はこのときと'14年にminaさんと一緒に1泊したときの写真を載せます。
まずはガッレリア
巨大なスフォリアテッラとババが飾ってある店でナポリ名物スフォリアテッラを買って食べました。
出来立てあつあつ
ナポリと言えばカッフェ(イタリアでカッフェと言えばエスプレッソ)、ナポリで飲むのが一番美味しいと思います。
ナポリについては長くなりそうなので、しょっぱなから脱線して、今日はカッフェの話を書くことにします。
プレビシート広場横にある老舗カフェ、ガンブリヌスには毎回行っています。
この写真だと真顔で写っていますが、店の人は結構お茶目。
カウンターの中のシニョーレが撮ってくれた写真なのですが、カメリエーレがわざと間に入ってにっこり映り込むのです。
ここの食器はリチャード・ジノリのもの。
初めてのナポリ歩きの時は、ガイドブックの端にちょこっと載っていた、海岸通りの方のモッチャという店まで行きました。
ナポリっ子がここのカッフェが一番美味しいと言っていると書いてあってからです。
その時の写真がないので、’11年の時のもの。
ここのオジチャンは、私が外国人なので飲むまでちゃんと見ていて、美味しいというと、そうだろうそうだろうとにっこり笑うのです。
ナポリのカッフェはこの量が普通。私は砂糖を付いてくる小さなスプーンで1杯弱入れますが、イタリアだと2袋入れる人もいますね。
こちらは、トレド通りのバール。
ここもいつも混んでいます。
これは、スパッカナポリで入ったカフェ。
壁の額の写真右側で王冠をつけているのはマラドーナです。
その下に並ぶセリエAのナポリのカラー(水色)の缶には、FORZA NAPOLIの文字。
かつて低迷していたセリエAのナポリに移籍し、中核となってチームを引っ張り上げ、1986-87シーズンにクラブ史上初となるセリエA制覇に大きく貢献し、さらに1989-90シーズンには2度目の優勝を成し遂げたマラドーナは今でもナポリでは神のような存在なのです。
ナポリには今でもマラドーナがあちこちに。
バールで結婚記念の写真を撮っているカップルを見かけました。
つづきは、また次回。icon
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 -
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-
-
from: ぐら姐さん
5時間前
-
from: teruteruwasiさん
9時間前
-
from: コウチャンさん
20時間前
-
from: コウチャンさん
20時間前
-
from: ぐら姐さん
2025/03/25 10:21:06
icon
州別シリーズの15は、プーリア州の州都バーリです。
初めて訪れたのは'04年7月末からのヴェネツィア発の東地中海クルーズの船で立ち寄った時です。
この時はオプショナルツアーでアルベロベッロに行くのがあったのですが、私とイプさんは、クルーズの後にプーリアに移動してポリニャーノ・ア・マーレに滞在し、アルベロベッロとマテーラにも行くことにしていたので、そのツアーには参加せず、バーリを散歩したのでした。
ガイドブックなどで怖いまちだと見たり聞いたりしていたのでおっかなびっくりの短いまち歩きでした。
次に行ったのが'13年12月。
この年の年末年始はプーリアメインの旅をして、バーリより北に位置するロマネスク教会のあるまちを見た後、バーリに1泊して大晦日はマキさんのファームステイでのんびり美味しいものをいただいたのです。
バーリをとりあえずは観ないと、という思いの1泊です。
駅からすぐのB&Bというか、貸し部屋と言うか、それは古いボロい、大きな建物の中にあるのに、とてもモダンな空間の宿に泊まりました。
宿の人が常駐していない宿でしたが清潔でモダンな宿で、不便はありませんでした。
昼食の店は、庶民的な、キロメートルゼロの地元食材使用の店です。
事前に検索して目を付けていました。
10分ほど歩いて、到着。
早めに行ったのですが、ほとんど予約で埋まっているようで一瞬どうしようかと思ったけど、一人ですと言ったら入れてもらえました。
これは大勢様の予約のテーブルですね。
お料理の数々は、当時の報告をごらんください。
どれも全部美味しかったです。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100200596450?sortList%5BsortType%5D=2#position1100200596450
食べ終わる頃にとなりの部屋の方から歌が聞こえてきました。
馴染みの客らしい人たちの1人がピアノを演奏し、1人がギターを弾いて歌っているのでした。
伸びやかで素敵な歌声でした。
次は、ギターを置いて、ピアノ演奏にあわせての歌。
美味しいだけでなく楽しい店なのでした。
お腹を満たして、まち歩きに出ました。
ここをくぐれば旧市街です。
パレルモの美味しいものを調べていたときに、庶民に人気の激うまフォカッチャがあると知ったのですが、部屋での晩ご飯用に買おうかと思って行ったら、休みでした。
これだけがバーリの心残りで、次にバーリで時間があったら絶対に食べたいと思っています。
プーリアのフォカッチャって、リグーリアのとは全く別物なのです。
マキさんちに滞在しているときに連れて行ってもらったお店のフォカッチャ。
何種類か買って、何切れかずつ交換して食べました。
ドゥオーモです。
ロマネスクの素敵な教会です。
残念、開いていなかったので外側だけ見ました。
街歩きを続けました。
ちょっとナポリに似ている感じがしました。
サン・ニコラ聖堂です。
中に入りました。
クリプタには大勢の人
柱頭彫刻も素敵でした。
奇跡の柱というのがあり、それに触れて祈っている人々がいました。
外は、もう薄闇になっていました。
食事時になると揚げ物でも作って売るのでしょうか。
そう言えばバーリには手作りオレキエッテを売る通りもあるようですね。
次に行ったら見たいし、キッチン付きの宿に泊っていたら買って帰って作りたいです。icon
-
from: ぐら姐さん
2025/03/25 10:04:53
-
from: コウチャンさん
2025/03/25 08:33:52
-
from: ぐら姐さん
2025/03/24 20:00:12
-
from: コウチャンさん
2025/03/24 18:53:40