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from: ぐら姐さん
9時間前
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★☆★ただいま編集中です。後ほどご覧ください。
州都シリーズの8は、エミリア・ロマーニャ州の州都ボローニャです。
ここにも何度も行っています。
初めて行ったのは、'02年2月リミニ滞在中に日帰りで。
この時は、ローマでリミニへの乗り継ぎの列車に乗り込むときにガイドブックを線路に落とし、拾う間もなく列車が発車したので、ガイドブックを持っていなくて、滞在先の人にボローニャやラヴェンナなら日帰りできるし美しいまちだよ、と言われて出かけたのでひとまずインフォのあるマッジョーレ広場まで行ってパンフレットや地図をもらい、適当に歩いたのでした。
'02年の12月は、友人たちとキッチン付きの部屋に5泊しました。
次が'12年12月この時は、友人たちと滞在したのち一旦他のまちへ一緒に行き、1月に戻って単独で滞在しました。
行く前にmixiで知り合ったボローニャ在住の日本人女性が当時働いていた店でクリスマス・ランチをいただいたのですが、以降彼女とは親しくなり、イタリアでも日本(彼女の帰国時)でも会うようになりました。
'14年5月、'14年7月、'18年12月、'19年10月に訪れています。
さて、今日はボローニャの見どころの写真を載せます。
マッジョーレ広場は、地理的にも政治的にも800年にわたりボローニャの中心であり続けているそうです。
四方を歴史的建造物に囲まれています。
南は広場の床と同色の聖ペトロニオ大聖堂。
西の市庁舎は既に完成していたアックルージオの塔を包み込む様に1287年から建築が始まり、北に向けて15世紀半ばまで増築されたのだそうです。
そのため正面の装飾は各時代を象徴するように三つに分けられています。
例えば正面最上部の装飾には二つの違う形があり、一つは教皇派の時代のもの、もう一つは皇帝派の時代のものなのだそうです。
それが分かるように取った写真がなくて、ごめんなさい。
大聖堂の向かいはポデスタ宮殿。
1200年に建てられましたが15世紀にボローニャの有力な一族ベンティヴォリオ家の意向でそのほとんどが改築されたそうです。
後ろには13世紀半ばにエンツォ王宮殿が建てられ、その横にはジャンボローニャの彫刻で飾られた海神ネプチューンの噴水があります。
市庁舎側の階段を上がって中に入るとそこは市立図書館になっています。
私が見たところはいろいろな展示がありました。
市庁舎の向かいはバンキ宮殿。
広場の他の建物に比べると比較的新しく、その訳は裏に広がる市場。広場の美的景観とアンバランスで庶民的な市場を隠す目的で建てられたとか。icon
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from: ぐら姐さん
9時間前
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シリウスさん、
>食の豊かさはその町の活気を想像させますし、そこに暮らす人々がとっても魅力的でお元気そう
ありがとうございます。
伝わったこと、とても嬉しく思います。
>「ジェノベーゼのパスタ」を注文したら「やってません」(泣)
ああ… それは残念でしたね。
でも、バジリコがばんばん採れる夏場になったらやる真っ当な店なのかもしれませんよ。
ご自宅で大葉を使ってちょっと和な感じのジェノベーゼを作ってみてはいかがでしょう。
marassiさんとは、亡くなる直前にメッセージのやり取りをしていて、marassiさんが
「ぐら姐さんはいつも元気でいいですね」
とのことだったので、
「父が、いい人から逝ってしまう…と言っていたから、marassiさんはもっと悪い人になってください」
と私が書いたら、
「僕は悪い人のはずなんだけどなあ…」
と返信が来たのでした。
我慢することなく、遠慮せず、思いのままに生きる人が(=ノーストレス)悪い人なら、多分悪い人は長生きするのでしょうね。(私?)
marassiさんは、とても善い方でした。
でもサンプ大好きでそれを貫き通してお友達もたくさんいて、
息子さんにはかわいいカワイイ坊やが誕生して、幸せだったと思います。icon
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from: シリウスさん
19時間前
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グラさん、皆さん、今日は。
ジェノバの旅 見ている私にも 心に残っています。
食の豊かさはその町の活気を想像させますし、そこに暮らす人々がとっても魅力的でお元気そうですし。
昨日など 私の暮らすこの田舎町でもワンランク上の(?)お店を探し「ジェノベーゼのパスタ」を注文したら「やってません」(泣)
前回 紹介されてた marassi さんとの出会いとそのエピソード、
グラさんが懐かしみ哀しむ気持ちが伝わってきます。
この優しさと親切な人柄は今の日本でも中々巡り会えることではありませんね。
ソロ・トラベルの醍醐味は人との出会いと味覚にありとつくづくわかりました。
又 元気をチャージしてイタリアの風を私達に運んで来てくださいねッ!!⚘️待ってますicon
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from: ぐら姐さん
2025/03/12 11:06:18
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ジェノヴァの続きの続きです。
'09年1月食べるために訪れた少し前にネット検索していて、ジェノヴァのメルカート・オリエンターレがすごいと書かれているのを見て是非とも行きたくなり、出発する日の朝に、まあまあの距離を散歩がてらに歩いて行きました。
1月の朝はまだ暗くて、でも深夜とは違います。
入り口の一つ
流石に市場は、朝から活気がありました。
さすが、フォカッチャがどっさり
朝のまちを歩いて帰りました。
’16年の日帰りの時のまち歩き
’19年にもメルカート・オリエンターレに行きました。
marassiさんのお友達のお店に立ち寄り、オリーブなどをちょっとお得に買いました。
そのときのまち歩き
カルチョの試合を観に行きました。
またまたmarassiさんを思い出します。
まだちょっとね… 悲しみは癒えないのでジェノヴァに行くのは数年後にしようかと思っています。icon
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from: ぐら姐さん
2025/03/12 10:43:56
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from: コウチャンさん
2025/03/11 17:20:11
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from: ぐら姐さん
2025/03/11 10:24:08
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from: teruteruwasiさん
2025/03/11 09:19:29
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from: ぐら姐さん
2025/03/11 09:01:55
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ジェノヴァの続きです。
今日は「食」メインです。
お腹が空いているあなた、食べた後に見た方がいいかと。
'09年1月、ピエモンテを旅し、最後に食べるためにジェノヴァに1泊しました。
その少し前にジェノヴァで美味しいイカスミパスタを食べたことを書いているどなたかのブログを見てしまって、行きたくなったのです。
昼過ぎにジェノヴァに着いて、早速食事に出かけました。
そのときの昼食の目当ては、’94年に初めてジェノヴァを訪れたときに入った、懐かしの店。
15年経っても同じ場所に、同じ名前でありました。
’94年夏の日曜日、お店が軒並み休みで、宿の近くで道行く人に「どこかランチを食べられる店はありませんか?」と訪ねたら、「そうだなぁ...、あ、〇〇〇なら開いてるよ。すぐそこだし。」と教えてもらった店です。
この店に入った途端、ずらりと並ぶ前菜を目にして感動したものでした。
’09年のときも、前菜が並べられる場所こそ変わっていましたが、前菜が並んでいることには変わりがありませんでした。
でも、15年の間に私のイタリア食経験が積み重なっていたので、普通過ぎて面白みのない店と感じてしまったのでした。
その夜、目当ての店へと向かいました。
夏に行った、展望エレベーターに近いところにある店です。
店の入り口は、鮮魚店かと思うようなガラス張りで、新鮮な魚介がずらりと並んでいました。
この旅行最後の晩餐なのでフルコースでオーダーし、ヴィーノもボトルのものを1本。
でもこの旅行の最初の方のカモッリでオマール海老を食べてきたので、ここでの伊勢海老はやめておきました。
アンティパストの蛸とじゃがいものサラダ。
プリモは、烏賊墨のリングイーネ。
セコンドのイカのフリット。巨大レモンのせいでお皿が小さく見えます。
どれも定番メニューで、盛り付けもちっともお洒落じゃないけど、素材が新鮮で、火の通し方もぴったりでした。大満足。
'16年8月キアーヴァリから日帰りしたときは、イプさんのリクエストで、庶民的な揚げ物屋に行きました。(歩き方ガイドブックに出ていて、面白そうということで)
揚げ物を買って帰る人がメインですが、買ったものを店の中で食べることもできました。
上の写真は食べ終わった後に取ったのですが、ちょうど昼時に行ったので激混みで、人をかき分けてカウンターに行き注文してゲットした品々がこれ。
この時に、次にジェノヴァに滞在することがあったら、ここの揚げ物を山ほど買って部屋で食べよう!などと思っていました。
ところが’19年10月に行った時は、marassiさんが一緒で、彼は熱烈なサンプドリアのサポーターで、ジェノヴァだけに通い続けている方なので、nasakuraさんと私は、彼の友人・知人たちの店に連れて行ってもらって美味しいものを堪能しました。
リグーリア料理の名物カッポンマーグロ(材料費も手間もかかるので、晴れの日のご馳走なのだとか)
海老とグアンチャーレ(ホホ肉の生ハム)のカルボナーラ
魚のラヴィオリは、なんとパスタ生地が白と黒。
黒はイカ墨を練りこんであるようです。
ジャガイモと蛸の前菜
私が前菜にこれか、バッカラーのフリットか迷ったのを見てmarassiさんがオーダーしてみんなで1個ずつ食べられらるようにしてくれたのでした。
これも1個食べました。うふ。
牛肉のタリアータ。レアでお願いしたもの。
これは、部屋ご飯。
ニンニクでオリーブオイルに香りを出し、刻んだ香味野菜(玉葱、人参、セロリ)を炒め、フレッシュトマトを刻んで入れて、骨付きの鶏肉をコトコトと煮込みました。
タジャスカ種のオリーブもまだあったので少し入れました。
鶏肉が柔らか~くなったところで肉だけを取り出し、まずはそのソースに茹でたパスタ(カザレッチ)を絡ませたプリモ。
どうということもないパスタですが、フレッシュトマトをたっぷり入れて煮込んだソースは、日本にいてはなかなかできない贅沢で、骨付きの鶏からもよい味が出て、本当に美味しかったです。
そしてセコンドは、そのお肉。
パスタを食べている間に温めておいたら、ちょこっと鍋底が焦げ付きましたが、お肉は無事でした。
ペスト・ジェノヴェーゼが自慢のお店では、パンと一緒に、こんな可愛い乳鉢にペスト・ジェノヴェーゼが出てきました。
パンに付けて。香り高く最高に美味しかった!!!
トリッパと豆の煮込み
トロフィエ・アル・ペスト・ジェノヴェーゼ
甲烏賊のグリル
これ、marassiさんのオーダーしたものなのですが、少し味見させてくださいました。
火の通し方が抜群でした。
3人でつまんだフリット・ミスト
紐のようなものはトリッパで、カリカリしてとっても美味しかった!
こんなのもあってびっくり。
ジェノヴァは、食の宝庫ですね、こうして見ると。
魚介好きには堪りません。
marassiさんは、優しく気遣いのある方で、一度でもご一緒出来てよかったなあとしみじみ思います。
昨年、お亡くなりになってしまい、本当に残念な限り。
いつかまたジェノヴァに行って、marassiさんを偲びたいと思います。
あ、でもジェノヴァについてはもう少し載せたいので、次回に続きます。icon
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from: ぐら姐さん
2025/03/11 08:40:11