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from: ぐら姐さん
2007年11月29日 06時02分34秒
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メッシーナ海峡を渡る
コセンツァでの1泊を終え、列車に乗ってイタリア半島のつま先から、シチリアの三角形の頂点へと渡りました。
私は、冬の夜に一度このメッシーナ海峡を渡ったことがありますが、友人2人は、いつも航空機でシチリアに入っているので、お初。冬の夜景も綺麗でしたが、やはり明るい時間に渡るのがいいですね。
かつて、中村俊輔がプレーしたことのあるレッジョ・ディ・カラーブリア近くのヴィッラ・サン・ジョヴァンニに着くと、列車は2、3両ずつに切り離され、列車ごとフェリーの中に入ります。ドアが開くようになると、列車からデッキへ。駅=港を後にします。
このワンコ、何を思って行く方を見ているのでしょう。
メッシーナが近付いてきました。
メッシーナに着く少し前に、また列車に乗り込みました。
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from: ぐら姐さん
2007年11月27日 06時28分56秒
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「コセンツァ2」
さて、部屋で一休みし、宿のレストランで食べようと思ったら、それすらも、夏休み!宿の方に聞いたら、近くの小さな店を紹介してくれました。
地元カラブリア料理の店でした。これは、'Ndujaンドゥーヤという辛いサラミの皮なし。
http://www.rakuten.co.jp/rvalentino/730635/731177/
パンに付けて食べました。この辛さ、けっこう好み。
前菜盛り合わせ。ど〜んと来たので、1皿にしてよかった。
パスタは、タリアテッレ・アッラ・シラーナという名前の、トマト、ポルチーニ、サルシッチャ、スカモルツァを入れたもの。
サルティンボッカといいつつ、結構大きくて、巻いていませんでした。仔牛肉です。
味は上々。ボリュームも。
これは、友人の。やはり大きなお肉です。
普通に美味しくて、とっても安かった(ワイン1Lも含めて3人で58ユーロ)ので、よかったと思いました。icon
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from: ぐら姐さん
2007年11月25日 15時38分36秒
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コセンツァ
ソレントを11日(土)にチェックアウト。この日帰国する友人Cより一足先に部屋を出て、コセンツァへ移動しました。
COSENZA?だれも知りませんよね。私だって知らなかったのだもの。私達の目的は、14日にシチリアのカルタジローネに行くこと。
それまでの3泊をどこにしようかと考えたとき、友人AとBは、まだメッシーナ海峡を渡っていないので(いつも飛行機なのです)列車に乗ったまま、船に乗り込み、海峡を渡る経験をして、まだ滞在したことのないメッシーナに泊まろうと言うことになりました。
でもメッシーナはせいぜい2泊でよさそうだし(ホテルが高かったし)、その途中で1泊しようということに。
で、中間ぐらいにあるまちを探して、ここなら海辺のまちじゃないので、1泊でも受け入れてくれるだろうと、選んだのがコセンツァなのです。
イタリアの8月15日を含む週は、ヴァカンツァのピークで、海辺のまちの宿は、どこも1週間滞在が基本。いいホテルでも、ミニマムが3泊だったりするのです。コセンツァには、海辺のまちパオラから内陸に入る短い路線が走っています。
新市街のお買い物ストリートは、おしゃれなお店が結構あるのに、なにしろ8月11日土曜日。それ以前から休んでいる店もあるけど、前日まで営業していた店もこの日からは、ぜ〜〜〜〜んぶ休み。
そこを通り抜けて、旧市街へ。旧市街は、丘を上る形で続いています。
坂道をたらたらと上っても、本当に店らしいものは全て休み。あ〜ああ…と思いつつ、教会に辿り着くと、おやまあ、こんな車があるのは結婚式があるからに違いありません。
暇なので、しばらく教会前の広場で待っていると、親戚や友人や、子どもたちがライスシャワーの準備を始めて。
この坊や、いかにもいたずら小僧。
そして、新婚カップルが出てきました。
まだ若い二人です。みんなに祝福されて、素敵な笑顔でした。-
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from: ぐら姐さん
2007年11月24日 02時39分18秒
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「ソレント滞在 レストランその2」
ソレント滞在中に食べたもう1軒の店は、前に書いたのよりもずっとカジュアルな店。友人Aと2人で行きました。
食べたものも、シンプルなイタリアご飯。
鰯のマリネ
蛸のインサラータ
特筆すべきは、これ。ピッツァの生地のみ焼いたもの。パンと一緒に出てきました。もっちりしていて、シンプルに粉の味。素朴な美味しさで、いくらでも食べられる感じ。そしていくらでも飲める感じ。
ズッキーニのペンネッテ
この店で可笑しかったのは、友人が料理の写真を撮るためにカメラを出したら、カメリエーレのおじさんが、フォト?と聞くので、せっかく撮ってくれるというなら…Si`とカメラを渡しました。そのおじさん、隣のテーブルの客にカメラを渡し、写真を撮るように頼んで、私達の間に入り、自分が真ん中でにっこりと笑って写ったのでした。icon
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from: ぐら姐さん
2007年11月22日 06時12分00秒
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「ソレント滞在 部屋ご飯」
その夜作った食事は、極シンプルなもの。(何せ、出刃もなければ刺身包丁もないので、魚をどうこうするのは無理)
海老の塩茹で
香港辺りでも出てきそうな、料理とも呼べない料理。でも海老ちゃんが新鮮なので、頭もうまうま、身も甘くて美味しかった〜!
ヤリイカのニンニク・オリーブオイル炒め。醤油味。
このヤリイカ、結構大きくて見事でした。2ハイ分です。やはり、新鮮なものは、どうやって食べても美味しいです〜
そして、鍋一杯のコッツェ!ワイン蒸しです。
トマトも入れました。言わずもがなの旨さです。3kgあったので、たっぷり食べました。
他に、茹でキャベツのおひたし、鰹節がけ。
あ、手前のは、白ワインに桃を入れたものです。ロ・スコーリオで、そうやって飲んでいるお客がいるのを見て真似ましたが、桃が硬くて、味が出ませんでした。失敗。桃は桃で食べました。
ついでなので、別の日の部屋ご飯も載せちゃいます。和伊折衷の胃に優しい食事がほとんど。これだと、1日1回レストランでど〜んと食べても、OKなのです。
茸が安かったので、ニンニクの香りとペペロンチーニの辛味を入れてソテーしました。トマトと水牛のミルクのモッツァレッラも買ってきてインサラータカプレーゼに。野菜炒めも作りました。
これは、土産物屋で見つけた乾燥野菜のパスタミックスを使って作ったパスタ。プチトマトは、別に加えています。
焼きズッキーニ、レタスとトマトのサラダ、イワシのマリネ、人参スティック、友人が持ってきた麻婆春雨もあります。キャンプ用の白飯と共に食べると、懐かしい日本の味。
ワインも安いものから、そこそこのものまで、自由に楽しめました。icon
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from: ぐら姐さん
2007年11月20日 19時16分23秒
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「ソレント滞在 食材調達@魚屋」
中6日間のソレント滞在で、私と友人Bが観光したのは2日間のみ。(エルコラーノ&ポンペイとパエストゥム)
2日は、マリーナ・デル・カントーネの海で寝転がり、ロ・スコーリオで食べ、後の2日はソレントでのんびり、だらだら。
この辺り初の友人Cと、2回目の友人Bは、カプリにも出かけたし、ナポリにも行ったし、ロ・スコーリオを一足先に出て、アマルフィへも足を伸ばしました。
翌朝はチェックアウトというソレント最後の1日、魚介たっぷりの部屋ご飯を食べようということで、友人Aと2人、魚屋へ出かけました。スーパーでは、魚らしい魚は売られていなかったのです。
これがソレントの魚屋です。
ここの魚屋は、男性1人と女性2人で切り盛りしていて、女性陣がなかなか貫禄があって(カジキマグロを切っているのは女性です!)、いかにも魚屋と言う感じでした。
店の名前が、GE.RO.SA.
これは、きっと3人の名前の最初の音をとったものかしら、なんて思って、勝手に3人の名前を考えました。
ジェシカ、ロザンナ、サルヴァトーレ、なんちゃって。
買って帰ったのは、海老とヤリイカ、コッツェ(ムール貝)です。 作った料理は、また改めて。icon
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from: ぐら姐さん
2007年11月19日 20時33分35秒
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「パエストゥム2」
その後、国立考古学博物館へ。ここには、遺跡から発掘された石棺の石板がたくさん展示してあり、特に目玉とされているのが「トゥッファトーレの墓」の石板で、そこには、「海に飛び込む男」が描かれています。
紀元前5世紀のものだそうで、古代ギリシアの絵画的資料がすっかり失われた現在、貴重な存在なのだとか。石棺には、周囲を囲む4枚と、上にかぶせる1枚と、5枚の石板があり、周囲の4枚には、宴会場面が描かれ、蓋の部分にこの飛び込みの絵が、素晴らしい保存状態で残っているのです。
トゥッファトーレ(Tuffatore)とは飛び込み選手のことだそうで、この男が、本当に飛び込みをスポーツとしてやっているのか、
それとも宗教的な行事だったのか、何らかの象徴的表現なのかは、まだ一致した見解が出ていないのだそう。
他にも、石棺の石板はたくさん展示してあり、たくさん見ていると、すごく上手なのと、ちょっとヘボなのとがあり、当時も、きっと絵の上手い下手があって、注文依頼の殺到する人気絵描きがいたり、代金を節約するために、ヘボでも仕方なしとして書いてもらったものもあったりしたのだろうな、なんて想像しちゃいました。
その他、柱頭や、
コーニスと呼ばれる柱と屋根の間の装飾板や
何と言うのか知らないけど、神殿の一部だったと思われる部分など。
たっぷりと見て、満たされた気分で、ソレントに戻りました。icon
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キュリ、
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from: ぐら姐さん
2007年11月19日 20時17分22秒
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「Re:Re:マリーナ・デル・カントーネ2」
paolaさん、今晩は。
> ムール貝を生でいただけるとは!
> 昔アテネのマリーナでクラム(あさりの一種?)を生で食べた時、連れがお醤油を欲しがっていましたが、ぐら姐さんは恋しくなったりしませんか。
私は、レモンを搾っていただくだけでいいのですが、日本酒が欲しくなったりします。生の貝と日本酒ってすごく合いますから。
> > 友人Cの食べた、マグロの燻製。
>
> ワインが進みそう!
paolaさんもワインがお好きなのですね。これは、一口で白ワインが1杯飲めます。
> 某日本人シェフの蟹やエビのパスタ一味どころか二味違います。秘密はあさりの出汁でした。
> ここ数年あさりのリゾットを作ろうと思っていますが、残念ながら近所ではいいあさりが手に入りません。築地へ行くとおなか一杯食べちまい料理する意欲が失せてしまいますし。
> 拝見したらやはり作らなくては!と改めて思いました。素材が問題ですが「らしきもの」は出来そうです。
あさりは、本当にいい出汁が出ますからね。イタリアのあさりと日本のとでは違うので、ハマグリと混ぜると、イタリアの味に近くなると聞いたことがあります。試してみてください。icon
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from: paolaさん
2007年11月17日 14時05分19秒
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「Re:マリーナ・デル・カントーネ2」
又又おいしそう♪
> 生の貝の盛り合わせ
ムール貝を生でいただけるとは!
昔アテネのマリーナでクラム(あさりの一種?)を生で食べた時、連れがお醤油を欲しがっていましたが、ぐら姐さんは恋しくなったりしませんか。
> 友人Cの食べた、マグロの燻製。
ワインが進みそう!
> うんま〜〜〜米は見事なアルデンテ。出汁もよく出ていて、ボリュームもあり。ああ、幸せ!
>
香ってきます。濃い味のトマトと相性ぴったりでしょうねぇ。
某日本人シェフの蟹やエビのパスタ一味どころか二味違います。秘密はあさりの出汁でした。
ここ数年あさりのリゾットを作ろうと思っていますが、残念ながら近所ではいいあさりが手に入りません。築地へ行くとおなか一杯食べちまい料理する意欲が失せてしまいますし。
拝見したらやはり作らなくては!と改めて思いました。素材が問題ですが「らしきもの」は出来そうです。
> 汁にパンを浸して食べると、これがまたたまらない味!
これぞ本物のアクアパッツァなんですね!認識を改めました。美味しそう♪
> ソレント滞在の中6日のうち、2日間、私と友人Aは、ここでのんびりまったりと過ごしたのでした。
ドルチェもおいしそう。
ここに1週間いたら帰国したくなるでしょうね。
ぐら姐さんと世界中の美味を知るご夫婦の舌の見事な一致!
行きたい所が又一箇所増えました。(いつ行けるか不明とはいえ)icon
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from: paolaさん
2007年11月17日 13時09分50秒
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「Re:Re:Bentornate! E benvenuta!」
早速の温かなレス ありがとうございます。
> 29年ぶりって、すごいですね。
長く生きたものです。麗しき独身、青春でした。29年前はもうすぐ劣化で見られなくなるという最後の晩餐だけ、時間がなくフランクフルトからミラノ日帰りでした。
初めてイタリアに行ったのは31年前、ローマ-フィレンツェとボローニャーヴェネツィアは列車でしたが、ホームで駅弁を売っていました。紙袋に入っていたのは硬いパン、チーズひとかけらとローストチキン一切れ。
ウフィッツィはガラガラ。日本人を初め旅行客はとても少なかったです。
今回フィレンツェは世界中の観光客のるつぼで驚きました。手に地図を持っているので直ぐわかり、道を聞かずに済みました。(笑)
ヴェネツィアは諸聖人の祝日とで4連休のイタリア人で溢れていました。
アルバはアメリカ人とスイス人が多く、イタリアは世界の観光のメッカと実感しました。
> ロ・スコーリオへ行った1日について、
>
> > これぞ極上のバケーションですね。
>
> と言ってくださる方は、多分イタリアを楽しめる感覚をおもちなのでしょう。
リゾートの楽しみは日常から離れ、心と身体を開放することでは?
土地の人々との交歓も楽しいですよね。
ぐら姐さんはイタリア語もおできになるのでより一層楽しまれていらっしゃることと、レポを拝見しながら楽しさのお裾分けをいただいています。
> ここで食べる野菜の美味しさは、本当に抜群で、イタリア在住の方でさえ、感動します。
> そして雲丹!何しろ獲りたてを割って、中身を取り出すだけで、
> 明晩処理だ、塩水漬けだと手を加えていませんので、自然で濃厚な味なのです。
なんという贅沢!!!
地方から減農薬・無農薬野菜を取り寄せている身には、旬の安全で美味しい野菜と食材を産地でいただくのが最も贅沢だと思うのです。
東京では億万長者ですら決して手に入れられないんですもの。
イタリア中部も北部も生野菜は今一でした。でも土地の旬をいただくのがイタリア流、それこそがスローフードの原点かと納得しました。
生まれ育った土地、住んでいる土地に誇りを持ち、愛するイタリア人気質もすてきです。
> ここのと、旅の最後で泊まったアグリのは、本当に美味しくて、
> 今回は、このアグリのレシピを聞いてきました。
> でも、ネット上ではばらすな、と釘を刺されているので、書けません。
お手製が完成した暁には是非お写真をアップしてお味を伝えてください。秘伝のレシピを聞くなんて野暮はいたしませんから。
> まったく自分勝手な楽しみ方ですが、興味を持っていただけて幸いです。
> どうぞよろしくお願い致します。
>
> paolaさんも、撮ってきた写真や、現地でのエピソードなどを是非アップしてくださいね。
ありがとうございます。未だ写真を取り込んでもいませんが、いづれお言葉に甘えさせていただきます。
イタリア人たちにも我々も知らないのにどうしてアルバを知っているの?と聞かれました。
イタリアを愛する方のブログにラヴリィな写真もたくさん載っていてと答え、なんとイタリア人たちに白トリュッフ祭りの説明までしちまいました。
観光は余り得手ではないので、ぐら姐さんのお陰で田舎の良さを味わうことが出来、人々の温かさにもふれ、感謝!感謝!です。icon
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