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イタリア!小さなまちと田舎の旅

イタリア!小さなまちと田舎の旅>掲示板

公開 メンバー数:399人

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  • from: ぐら姐さん

    2008年05月31日 09時07分19秒

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    「田舎のまちの小学校」
     次は、小学校を見せていただきました。小さなまちの、小さな小学校です。校庭も校門も、およそ日本人が思い描く学校のイメージの何も無い建物でした。
     

     ここが玄関なの?という扉の呼び鈴を鳴らすと、中から人が出てきて鍵を開け、入れてくれました。小さくても、セキュリティはしっかりしています。
     
     廊下です。日本だと、先生が子どもの世話の全てをする形ですが、イタリアでは、先生は勉強を教える人で、その他のこと、例えば休憩時間のおやつを売る売店での販売や、子ども達の登下校の世話(送ってきた保護者から、子ども達を校内に迎え入れ、迎えに来た保護者への引渡す)、廊下やトイレの管理などは用務員(この言い方が適切かどうかよくわかりません)が行います。ローマ出身の私の最初のイタリア語の先生の話だと、各フロアに用務員1人がいると言っていました。

     ほんとうに小さなまちなので、子どもの数も少なく、イタリアの小学校は5年生までなのですが、1・2年、4・5年が複式学級でした。3年のみ、単級です。

     これが1・2年生。2学年合わせてもこの人数です。
     

     こちらが3年生。この学年は、結構人数がいました。
     

     そして、4・5年生。まだまだ子どもっぽくて、可愛いです。
     

     日本だと専科の先生が教える音楽や、家庭科などの教科以外は、全て担任が教えますが(東京だと、図工や理科も専科が教えると聞きましたがどうなのでしょう)、その話をしたら、「イタリアも以前はそうだったけど、今は、教科を分担して教えているのよ。」と言っていました。

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  • from: ぐら姐さん

    2008年05月30日 06時37分18秒

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    田舎のまちの保育園


     ローマの後に行ったのが、ここで以前紹介したことがあるアグリトゥーリズモ・プリスコです。このときが初めての滞在でした。

     迎えに来ていただいた車の中で、ご主人のロマーノさんが、中学の校長をしていることが分かり、私がイタリアの教育に興味をもっていると話すと、保育園や小学校や中学校を見せていただけることになりました。

     これは、このアグリのある小さな集落の保育園です。イタリアの幼稚園・保育園・小学校では、子ども達は、このようなスモックを着ています。園や学校に置いておき、朝着て、帰りに脱ぐことになっています。
     
     保育園ですが、乳児はいませんでした。写真は撮りませんでしたが、お昼寝部屋があって、彼らがすっぽりと納まるような、籠と言うかベッドと言うか、そのようなものが並べて置いてありました。

     子ども達が遊び回る中、先生が案内してくれました。笑ってしまったのが、おままごとグッズの中に、ちゃんとカッフェティエラ(普通の家庭でエスプレッソを淹れる器具)があること。

     バールの息子だと言う小さな坊やが、カッフェを淹れる真似をし、私にサービスしてくれました。その坊や、ガールフレンドが風邪で休んでいる間、別の女の子と仲良しになり、その子を自分のガールフレンドだと言っているのだとか。さすが、どんなに小さくてもイタリア男です。ちゃんと大人を見ているのでしょうか、それともイタリア男の血のなせる業?
     

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  • from: ぐら姐さん

    2008年05月29日 20時30分05秒

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    「ローマでホームステイ2」
     共働きの家庭で、特に奥様が朝早くローマの郊外へ出勤し、夜7時か8時ごろ帰ってくるためか、このお宅では、週に3〜4日通ってくるお手伝いさんをお願いしていました。
     
     彼女は、ルーマニアから出稼ぎに来ている人で、旦那様もルーマニアの人なのだそう。とてもチャーミングで、働き者の女性でした。そしてここの坊やをとても可愛がっていました。

     キッチンでお料理をしている時に話しかけに行ったら、お料理を教えてくれました。

     奥様も、帰ってきてからパスタを作るなどしていました。私が滞在している間に、お休みだった日があり、そのときは「ピッツァにしましょう!」と言って、生地から作ってくれました。
     

     みんなで一斉に食べられるように、大きなオーブン皿いっぱいに広げて作っていました。まちの切り売りピッツァみたいです。
     

     食事のときは、いつもご主人がワインを出してくれていたのですが、この日はビールでした。「ぐら姐、いいかい。イタリア人は、ワインが大好きだけど、ピッツァにだけは、ビールじゃないと駄目なんだ。」と言って。私も全く同感です。

     この家には、生ハムを置く台があって、そこから手切りでサーブするのはご主人の役目。奥様は、「夫は、お皿を下げることと、生ハムを切ること、お酒を注ぐことぐらいしかしないのよ。」とちょっぴり愚痴をこぼしていました。日本には、もっと何もしない男性もいますけどね。
      

     奥に見えているコートは、ご主人の商売の次シーズンのデザインだそうです。

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  • from: ぐら姐さん

    2008年05月28日 06時50分18秒

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    ローマでホームステイ

     2002年1月下旬から1ヶ月、仕事を兼ねてイタリアに行きました。そのときに、ローマで4泊だけのショートホームステイを体験しました。

     滞在先は、日本語サイトの、ホームステイ先を紹介してくれるところで手配してもらいました。

     ご夫婦と10歳の坊やの3人暮らしのお宅。ローマでは高級住宅の多いエリアにありました。共働きで、奥様の方は、朝早く出勤して行きます。ご主人は、衣類の卸をやっているようで、住まいの下に、お店を持っているため、朝はゆっくり、休憩も家でできます。

     お二人とも、比較的遅く親になったようで、奥様の方は、若い頃に世界中を旅して歩いたそうです。今は、息子クンが可愛くて可愛くて…という感じでした。
     

     とても人懐こい坊やで(イタリアの子どもはそういう子が多いですけどね)、私ともたくさんお話をしてくれました。
     

     ここのお宅、壁にたくさんの素敵な絵が掛けられています。何でも、奥様の伯父様がリッチな方で、これらの絵を下さったのだとか。床には、エジプトで買ってきたという、美しいカーペットが敷いてありました。

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  • from: ぐら姐さん

    2008年05月27日 20時03分43秒

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    「サルデーニャ再掲3」
     では、サルデーニャの最後にお宿の写真を。

     これがDLK(キッチンスペースは、このカメラの右側にあります)。でも4人で泊まったため、ソファは2つともベッドになっていて、リビングという感じはありませんね。
     

     そしてこれが主寝室。たいていダブルベッドです。友人と2人で私はこちらに泊まりました。4人でどこに寝るか、ジャンケン勝負で、勝った者から選んでいくのです。
     

     ずっといいお天気でしたから、いつも外のテラスで食事をしていました。つまりLDKのダイニングスペースは、ただの物置テーブルになってしまったのです。
     

     各部屋に屋上テラスが作ってあり、イタリア人の大好きな日焼けがお手軽に出来るようになっています。ここだと誰からも見られないので、全裸で焼くことも可能ですね。(もちろんしませんでしたけど)
     

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  • from: ぐら姐さん

    2008年05月26日 18時56分33秒

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    「サルデーニャ再掲2」
     さて、またまた海の写真。人間が入った方が、水の透明感が伝わっていいかと思って。友人の許可を得て、顔を加工して載せちゃいます。
     

     地中海の水は結構冷たくて(感覚的には、陽の当たるところで25〜6度)、冷え性の友人は、5分ほどで震えながら上がってしまいます。この友人と私は、結構強くて、胸から肩ぐらいの深さのところで、ぷかぷか浮かびながら30分ぐらいは平気です。水は綺麗だし、光はキラキラ揺れるし、カラリと照りつける太陽を浴びて、最高にいい気持ちでした。

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  • from: ぐら姐さん

    2008年05月25日 20時51分53秒

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    サルデーニャ再掲1

     少し前にサルデーニャの海の写真を載せましたが、食事の写真も是非見ていただきたいと思います。顔を加工したので、へんちくりんですけど。

     このオニイサンの右手に注目してください。
     
     伊勢海老です。メニューには100gの値段が書かれていて、選んだ伊勢海老の重さで値段が決まるのです。4人で食べるので、大きいものを選んだら、なんと1.9kgありました!

     それをトマトソースのリングイーネにしてもらうことにして、次は・・・とセコンドを選ぼうとしたら、オネエサンが「このプリモは、セコンドも兼ねるような内容だから、食べてみた後でセコンドも欲しいと思ったら、オーダーした方がいいわよ。」と言ってくれたので、素直に従いました。

     レストランが空いているのは、7時半頃に一番で入ったからです。9時ごろになって、やっとお客さんがたくさん入ってきたのでした。

     さて、前菜を食べ終わると、プリモを運ぶ前に、洋服にトマトソースが飛ばないように、こんな前掛けをつけてくれました。カメラを向けると、オニイサンが、とってもお茶目な表情に。
     
     ちょっぴり、若い頃のアラン・ドロンに似ています。

     そして出てきたリングイーネは、このボリューム!
     
     伊勢海老の身がごろごろと入っていて、はち切れるほどお腹が一杯になりました。

     ということで、ドルチェを食べる気にもなれず、カフェだけをオーダーしたら、オネエサンが、サルデーニャの特産の食後酒「ミルト」をご馳走してくれました。

     ミルトという木の実をアルコールにつけて作ったお酒で、実から作ったものは赤(というか褐色)、葉から作ったものは白いものがあるそうですが、私たちが頂いたのは赤でした。なんとも言えない苦味があり、薬と言う感じでしたが、冷凍庫でキンキンに冷やしてあったので、それほど飲みにくくはありませんでしたよ。(慣れると、はまるかも) 

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  • from: ぐら姐さん

    2008年05月23日 07時16分31秒

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    「アッシジのアグリ再び4」

     このアグリで食事の時に出してくれるワインです。赤がサンフランチェスコ、白がサンタキアラのエチケットです。さすが、アッシージ(しのさんが、先日こう表記していましたね。こう書く方が、イタリア語の言い方に近いので、日本ではアッシジと書くのが一般的ですが、これから私もしの流でいこうかと思います。)

     この家は、ワイン農家ではなく、オリーブ農家です。オイルが美味しかったので、帰り際に1本買いたいと行ったら、1Lと5Lがあるけどどちらがいい?と聞かれました。1Lを、と言うと、5Lだと缶だから割れる心配もないし、割安だよ、と言われましたが、さすがに5Lを日本まで持ち運ぶ根性はなく…

     食事の写真はこれしか残っていません。花ズッキーニのクリームソースのペンネです。
     
     イタリアで口にするものにしては、塩分控えめの、とっても優しい味だったのを覚えています。

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  • from: ぐら姐さん

    2008年05月22日 05時58分49秒

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    「Re:Re:アッシジのアグリ再び」
     あれっつぉさん、気持ちのよい風を感じる写真ですね。イタリアのお宿って、こういう気持ちのよいテラスで朝食を食べられるところがたくさんあっていいですよね。ローマ辺りでもありますものね。

    > 南イタリアの吸い込まれそうにきれいな海のビーチももちろん素敵ですが、こんなプールならとってもリラックスできそうです。

     プライベートプールと言う感じで、ビーチとはまた違う心地よさがありますね。緑の渓谷を眺めながら、プールサイドでゆるゆると…というのは、本当に快適です。

     この夏は、サヴォーナ発の西地中海クルーズですが、その前にちょこっとプーリアに行く予定です。

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  • from: ぐら姐さん

    2008年05月22日 05時53分59秒

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    「Re:Re:アッシジのアグリ再び3」
     ariete☆さん、しっかり写真の隅々まで見られてしまいましたね。

    >  うしろでテレビに夢中なのは8歳の息子ちゃんですね。
    >  ぐら姐さんたちを我が家に迎え入れてる緊張感はないですね
    >  お互いに(笑)

     そうです。確か名前はフィリッポ君だったと。彼も私達もみんなリラ〜ックスという感じでしょう。実は、こんな可愛いお客様もいたのですよ。
     

     まだお話もできないのですけど、可愛くて、落ち着きのある子で、みんなのアイドルでした。

    >  10月にフィレンツェで短期アパートに泊まって余裕があれば
    >  近くの街に日帰り散策を計画しています。
    >
    >  昨年のドイツ旅行から、ツァーで無い旅行に目覚めてしまって
    >  いろいろ教えてくださいね。宜しくお願いします。

     フィレンツェは見どころ満載&美味しい食材たくさんですから、ゆったりと滞在できれば最高ですね。周辺にもいいところがありますし。是非、楽しんできてくださいね。

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