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from: あれっつぉさん
2008年12月24日 15時23分00秒
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「Re:地中海1週間クルーズ番外編2」
ぐら姐さん
Buon Natale!
リクエストに答えてのレポートありがとうございました。
ますますクルーズに行きたくなりました。是非行くぞー!
ではまたの里帰り、お気をつけて。
帰国後のレポート楽しみにしてます。
(私はお正月はホントの里帰りするのみです。)icon
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from: ぐら姐さん
2008年12月24日 06時39分48秒
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「地中海1週間クルーズ番外編2」
ロードス島にも寄りました。ロードス島には、ロードス島騎士団と称される騎士団のもと、14〜15世紀に作り変えられた中世ヨーロッパ風の街並みが残っています。騎士団長の居城や堅固な城塞など歴史的見所がある一方、美しいビーチもあり、2つの楽しみ方ができました。
みんな水着にちょっとしたものを羽織り、観光&海水浴という感じで船を出ていました。
最後に立ち寄ったのがドブロブニク。13世紀以降に地中海交易の拠点として栄えた、「アドリア海の真珠」と呼ばれるほど美しい街です。
クルーズ船から小さな船に乗り換えて港に向かいました。ヴェネツィアもそうですが、こういう街は海から入っていくのが素敵です。ウォーキングツアーに参加し、そのあと城壁の上を歩きました。
溜息の出るような美しい街で、いつか時間を取って、クロアチアの海岸沿いのまちや島を旅して歩きたいと思いました。
さて、クルーズ編はこれにて閉じることにします。明日から、年明けまで里帰りしてきます。今年1年お付き合いくださいましてありがとうございました。皆様どうぞ良い年をお迎えください。icon
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from: ぐら姐さん
2008年12月23日 07時25分35秒
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「地中海1週間クルーズ番外編1」
今日は、クルーズで立ち寄ったまちの写真を載せます。バーリ以外はイタリアではないのでこれまで載せませんでしたが、今回は番外ということでご容赦を。
ヴェネツィアを夜出て翌日はバーリ、そしてその後船はカタコロンに向かいました。ここからバスに乗って、古代オリンピア遺跡を見に行ったのです。オリンポスの神殿遺跡や神々を宿るクロノスの丘、ゼウスの神殿、古代オリンピック競技スタジアムなどが見所です。
ここには、古代オリンピックの短距離走が行われたところで、スタートラインに石が埋め込まれていました。私達はみんなでそのスタートラインに立ち、少しだけ走ってきました。
船が着いたカタコロンは、特に見どころはないまちなのですが、土産物屋やカフェがあり、ぶらぶらと散歩するのがなかなか楽しいまちでした。喉が渇いて入ったカフェが、開放的でとても素敵な空間でした。
その次に行ったのが、サントリーニ島。
歩くだけで幸せな気持ちになれる美しい島でした。
島の高いところから港まで下りるのに、ロバかケーブルカーかに乗れるチケットを貰いました。私達はもちろんロバを選んだのですが、子連れの友人夫婦もロバを選んだのでした!1人は、バギーを持ち、もう1人はマーちゃんを前に抱いて、おまけにビデオ撮影までしたのでした。結構急ですが、ゆっくり下りると大丈夫だったよ、とのこと。
サントリーニと並んで白い家々のある島として有名なミコノスにも寄りました。
島をさんざん歩き回った後、港近くのカフェに入ったら、船客たちがたくさん来ていました。美しい景色を見ながらゆったりとした時間を過ごすだけでいいという人たちは、歩き回りもしなかったようです。icon
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from: ぐら姐さん
2008年12月21日 23時15分50秒
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「地中海1週間クルーズ4」
船の中の様子をもう少しお伝えします。
これは、ダイニングルームでの食事の様子。
お子様用のテーブル付き椅子もあります。
この日は、お祭のような雰囲気のディナーだったので、私達は浴衣を着て、マーちゃんははっぴを着ました。
船内のプログラムには、子供向けのものもあって、この日は子供達がぞろぞろと通っていきました。
大人向けには料理教室もあります。レシピをいただき、デモンストレーションを見て、味見もできます。
幼児向けの、水遊びスペース。上からシャワーがパラパラと。下も柔らかい素材でできています。
既にご紹介したいくつかの食事スペースの他に、いくつかの客室キャビン階には、ビーチチェアなどが置いてあって、静かにくつろげるデッキがあります。私たちは、まちに出た時に買ってきたワインや、おつまみを持ちよってミニパーティー兼、出し物の打ち合わせを行いました。(出し物は、以前に載せた浴衣姿での踊りです。)
船で出会った人たちは子ども好きな人が多く、同じお客同士での交流もありました。
船のスタッフも皆フレンドリーで、いつも声をかけてくれたり、抱っこしてくれたりしました。
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from: ぐら姐さん
2008年12月18日 19時55分18秒
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「地中海1週間クルーズ3」
あれっつぉさんが行かれるのは、西地中海クルーズになるのでしょうね。今回載せているのは東地中海クルーズですが、最近その前の西地中海クルーズのときの写真のネガをデジタル化してCDに入れてもらいましたので、この後に少し載せますね。(今ほど撮っていないし、昔の写真は、本人が入っているのがほとんどなので、少ししか掲載できませんが)
さて船の朝食を撮ると、朝からあちこちでイベントがあります。エクササイズ系のもの、ゲーム的なもの、お子様向けのもの。
これは、プールサイドのダーツ大会。
そんなこんなで楽しんでいるうちに、船はバーリに着き、エクスカーション・ツアーの出発です。ツアーは、アルベロベッロへ行くものや、バーリ市内巡りなどいくつか用意されています。
私ともう1人の友人は、このクルーズの後、アルベロベッロとマテーラに行くことにしていたので、ツアーには参加せず、自力でバーリ市内巡りをしました。
友人夫妻やほかの友人達は、アルベロベッロへ。
バーリの港から旧市街までは、歩いて行けるのでツアーである必要はまったくなくて、ぶらぶらと街を見て、遅めのランチタイムには船に戻りました。あとは、船のプールサイドでのんびり。
アルベロベッロ・ツアーの一行も、戻ってから港の近くを散歩する時間はあったようです。
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from: あれっつぉさん
2008年12月17日 22時01分59秒
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「Re:地中海1週間クルーズ」
> 以前、紹介したのですが
> http://www.c-player.com/ac48590/thread/1100044721865
> あれっつぉさんのリクエストで、もう一度。今度は、子連れの友人夫妻の目を通してのことを中心に紹介します。
ぐら姐さん、リクエストに答えていただきありがとうございます。しかも子連れの目線から、と配慮いただきすみませんです。
しっかり読ませていただきますね。
しかし、この2段ベッド、うちの子なら寝相悪くて間違いなく転落事故発生だなあ。添い寝で十分ですけどね。icon
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from: ぐら姐さん
2008年12月17日 06時19分47秒
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「地中海1週間クルーズ2」
朝食は、ブッフェ式。イタリア人の朝食はいたって簡単なものですが、外国人も大勢乗っているので、ハム・ソーセージ・ベーコン、卵に野菜にフルーツと、多彩に揃えられていました。
まだ10ヶ月のマーちゃんには、フルーツたっぷりというのがうれしかったようです。
ホテルのように、卵を好きなように焼いてもらうこともできました。
食べる場所も自由席。
外のデッキで食べることもできます。
これより5年前に行ったカリブ海クルーズの船では、夜のみならず、朝も昼もちゃんとしたダイニングルームのテーブルで、ウェイターに食べるものをメニューを見てオーダーすることができました。
ブッフェの方もあり、そのときの気分で好きなほうに行っていいので、時間があってのんびりゆったり過ごしたいときは、そのダイニングルームに行っていました。
この船では、夕食のみダイニング・ルームで食べるのでしたが、特に食べ物に不満はなく、これでも全然構わないと思いました。icon
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from: ぐら姐さん
2008年12月16日 07時11分00秒
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地中海1週間クルーズ
以前、紹介したのですが
http://www.c-player.com/ac48590/thread/1100044721865
あれっつぉさんのリクエストで、もう一度。今度は、子連れの友人夫妻の目を通してのことを中心に紹介します。
今回の主人公、10ヶ月のマーちゃんのお友だち。ヴェネツィアに到着です。
乗った船は、これ。
キャビン。お子ちゃま用に、2段ベッドのようなエキストラベッドが出されています。
料金は、赤ちゃんは無料でした。-
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from: ぐら姐さん
2008年12月14日 09時25分32秒
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「懐かしのナターレその5」
翌日。前夜ナポリまで飛んできた友人2人が来るので、パエストゥムまでロマーノさんの車で迎えに行き、遺跡を見てからアグリへ来る予定でした。
ところが朝から荒天。雨風が強く、ちょっとした嵐のようです。実はレーコさんは、超雨女。私の友人の1人も雨女。もう1人と私は、晴れ女なのですが、この日から3日間、晴れ女完敗の天気でした。
で、遺跡見学は断念。(この雪辱は、昨夏やっと晴らしました。)一番近いピショッタ-パリヌーロの駅へ出迎えに行くことに。
その前に、ロマーノさんは、町へ行き、パンとチーズを買い、お友達の家に寄りました。このお友達の家がすごい。法律関係の仕事をしつつ、動物をたくさん飼育しているのです。敷地も広くて、動物園みたい。
猪、種類の違う山羊3種類ぐらい、羊、鶏、なんとエミュまで!ここで猪の肉と仔羊の骨付きの塊を分けてもらい、駅へ。2人をピックアップして、雨でも景色はそれなりに見えたので、景色の美しいエリアを通ってアグリに戻りました。
遅いお昼ご飯をまたまたたっぷりいただいて…
これは前日のラザーニャの生地の残りでフェトゥチーネを作ったもの。ポルチーニのピリ辛クリームソースでいただいて、すっごく美味しかった!
セコンドの写真はなぜか取り忘れなのですが、動けないぐらいお腹が一杯になって… 夕食は、その夜もパスなのでした。カフェだけいただき、暖炉のそばでプーケットなどを襲ったインド洋大津波のニュースを見ました。
27日。ロマーノさんが、街まで出かける用があるから一緒に行くかい?と言ってくださいました。どうせ雨で散歩も楽しめないので、私たち3人とレーコさん、みんなで付いて行きました。
学校へ行く途中の花屋で車を止めたと思ったら、なんとロマーノさん、私たちにバラを1輪ずつプレゼント。さすがイタリア男であります。ロマーノさんが用を足している間に、私たちは町へ出て、スーパーや市場を覘きました。
その後、仕事を終えたロマーノさんはお友達の芸術家の家へ行くよ、と。そのお友達は、仏教徒だとかで、日蓮宗のお経を知っていました。真言宗だ、曹洞宗だといろいろな宗派の名前も知っていました。
この方は、絵を描くのですが、絵だけではなく、海の丸く平べったい石を組み合わせて人間に見立て、顔や洋服などをペイントして売っているのでした。
ロマーノさんは、ここでも1つずつ好きなのを選びなさい、ってプレゼントしてくれました。家への帰り道、私以外の3人は、オリーブの搾油所を見ていないので、また立ち寄って、ここでは搾油所の方が、1本ずつオリーブオイルをプレゼントしてくれました。
この夜はお友達を呼んでパーティーをやるからと、軽めの昼食。
ファジョーリ(インゲン豆)の煮込みにショートパスタを入れたもの、サラミや辛いサルシッチャ、オリーブ、くだもの。(胃に優しい食事)
これはリタの作った栗の焼き菓子。
とっても手間がかかるから、特別な時しか作らないのよ、と言っていました。干し栗を使うようで、中の栗ペーストを作るのが大変なのです。栗100%の自然で素朴な味でした。こういうのだと何個でも食べられそう。
部屋で一休みしてから、少しお天気がよくなったので、近くを散歩。この辺りには、樹齢2000年とも言われるオリーブの木があるのです。
そして夜のパーティー。10人ほどのお友達が来て、それに私たち滞在客が4人加わり、この晩は、家族は誰も席に着かず、サービス係に徹していました。
幼い子どもたちは、早々と寝かされたようです。お母さんたちもいませんでした。
ピアノを弾ける中学の先生が来ていて、遅れている客を待ちながら2、3曲。歌好きの人たちがそばへ行って歌って・・・。
ようやく9時過ぎに夕食が始まりました。今夜は、大お肉大会。アンティパストはなくて、いきなりトマトソースのニョッキ。
そしてセコンドが3皿。まずは、ツグミの煮込みと猪の煮込み(どちらもトマト味)。
次が仔羊の野菜をポトフのように煮込んだもの。これは湯気の上がる大皿がワゴンに乗せられて登場。
最後が、なんとアナグマ!興味津々で食べました。
あまり臭みは無く(上手に消したのでしょうが)それなりに美味しく食べられました。コントルノは、茸とペペローネ。
自家製ワインのほかに、ゲストが持ってきたワインも開けられ、食べて、話して、飲んで。
やっぱりイタリア人だなぁと思ったのは、この土地は、静かで、安全で、自然にも恵まれ、気候も良くて食べ物も美味しい、どうしてよそへ行きたいなんて思う必要があるんだ、という言葉をきいたとき。自分のところが最高なんです、彼らにとっては。
それから、レーコさんがお土産に持参した日本酒(純米吟醸)をみんなが口にして、受け付けなかったとき。イタリア人は、イタリアのもの、それも地のものが最高と信じ、それしか受け入れない人が多いのですねぇ。
ドルチェはレモンクリームのタルト。これもリタのお手製。
リタが、お料理をしながら「あと30歳若かったら、私は日本へ行ってレストランを開くわ。」と言うと、「俺があと30若かったら、日本語を勉強して、きれいな女性を見つけに行く。」と言うロマーノ。
食事後は、暖炉の方へ場を移し、ピアノ演奏に合わせてみんなで歌い、踊り、歌い、踊り… 私たち日本人滞在客はもうお眠。12時に退出しましたが、歌声は部屋まで届き、それを子守唄(?)に眠りに落ちていきました。
翌朝。いつもは8時頃に部屋まで目覚ましのカフェを届けてくれていたのに、さすがに昨日は遅くまでパーティーをやっていたため、カフェが来ません。ダイニングへ降りていっても、しばらく誰も来なくて、やっと三男の婚約者が来て朝食を出してくれました。
これで私たちのこの滞在もおしまい。皆さんに別れを告げ、駅まで送ってもらって… と思ったら、ロマーノさん、知り合いの博物館を見て行けと、途中立ち寄り。ご近所の古いものを集めて、自宅を小さな展示場にしているだけのものでしたけどね。
その後、本当に駅へ着き、切符を買ってホームで見送ってもらって、お別れ。
イタリア家族とクリスマスを過ごす、と言っても、作って、食べて、話して…それだけのことでしたが、たくさんの人々に会い、そして話し、クリスマスならではの食事をいただき、大満足でした。
次に行くなら、海で遊べる時期がいいなぁと思いつつ、列車でカゼルタへ向かい、1泊して観光をした後(カゼルタの様子は既に写真を載せました)ローマで年越しをして帰国しました。
これにて、懐かしのナターレ報告はおしまい。次は、あれっつぉさんリクエストのクルーズの様子をお伝えしたいと思います。icon
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from: ぐら姐さん
2008年12月13日 03時27分31秒
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「懐かしのナターレその4」
翌25日。
昨夜到着した日本からのゲスト、レーコさんと一緒に朝食。食べ終わるか終わらないかというころに、ロマーノさんが来て、「さあ、今からラザーニャのパスタを作るよ!支度はいいかい?」
このアグリ、自宅のキッチンとは別にアグリ用の大きなキッチンがあるのですが、粉打ちの機械や、ピッツァやパンを焼く薪釜があるのは、また別室。パスタをのばすのもここです。粉と卵だけ、水はいっさい使わずに機械であらかたこねてから、大理石の台に移してさらにこねて、ボール状にまとめます。この部分を一緒にやらせていただきました。そして寝かすこと1時間。
その間、キッチンの方では、家族総出でせっせとトマトソースを作ったり、猪の肉をさばいたり、ベシャメルソースを作ったりしています。
ラザーニャのパスタを、パスタマシーンで伸ばし、茹でて、その他の材料の準備もできて、巨大バットにソースやチーズや炒めた肉などを重ねていき…3段重ねにして完成。オーブンへ。
さて、昼食前に子どもたちはバッボ・ナターレ(サンタさん)からのプレゼントを開けます。
ロマーノさんが、孫たちにこんな話をしていました。「おじいちゃんはね、昨日日本からのお客さんを迎えに行って、夜中に帰ってきたら、ちょうどバッボ・ナターレが空からやって来て、『ここには4人子どもがいて、1人の男の子は、ちょっと悪い子だと聞いたんだが・・・』って言うから、『いやいや、彼はとってもいい子ですよ。』と答えたんだよ。
そうしたら、ベランダにバッボ・ナターレがボーンと降りてきたんだ。日本のお姉さんたちが鍵を開けてあげたんだよ。」
子どもたちは、目をキラキラさせて話を聞き、プレゼントを受け取って本当に幸せそうでした。
この日も全員大集合(長女のだんなさんも来ていました)の昼食は、
1.アンティパストが、すごい。水牛のモッツァレッラを焼いたらしいもの(溶けたところを冷ました感じ。Mozzarella di Mortellaと言っていました)コッパ、茸のオリーブオイル漬け、カルチョーフィ(アーティチョーク)のフリット、
そしてお湯に小麦粉と膨らし粉を混ぜたものに花ズッキーニを千切って入れたものを揚げた団子のようなもの。揚げ物が美味しくて、勧められるままにお替りしたのがこの日の敗因と後に反省。
2.その後、鶏の足(もみじ)と七面鳥の骨付き腿肉と香味野菜でとったブイヨンに、チコリ(と言っても日本で見るのとは違うもの。自生しているものを摘んで冷凍保存していたものらしい)を入れたスープ。(野菜たっぷり)
3.プリモは、ラザーニャ。
自分も作るのにかかわっただけに、思い入れもひとしお。さっぱりしていていくらでも入る感じ。今まで食べたラザーニャの中でいちばん美味しい!
秘密は、ひき肉が仔牛の肉であること。それも玉ねぎなどと炒めただけ。トマトで煮込んでいなくて、トマトソースは、別に使う。
チーズが、水牛のモッツァレッラ、リコッタ・チーズ(しかトマトソースと混ぜて使う)とパルミジャーノであること。
ベシャメル・ソースがバターたっぷりなのに、本当にくどくなくて、不思議でした。でも、16、7cm四方、高さは6、7cmあろうと思われるすごい量で、ここまででかなり満腹。
4.それなのにこの日のセコンドは、盛り合わせ。
猪をソテーしてから煮込んだもの。(意外にあっさり味)パパチェッラというパン粉にクルミや松の実、レーズンなどを混ぜたものをちょっと違ったタイプのペペローネに詰めてオープンで焼いたもの。(酸味があって美味)それにサルシッチャとジャガイモのオーブン焼き。
これは、大量に準備されたパパチェッラ
5.最後に、ドルチェは、クルミと砂糖漬け果物の入ったタルト。
実は、レーコさんは、ラザーニャまででリタイア。私ももう満腹でしたが、セコンドの盛り合わせに目が負けて、全部1口ずついただきました。あ、パパチェッラは半分食べたっけ。さすがにドルチェは入らず。
この後、動けない状態になって、部屋で昼寝。そのあと絵を描いたりテレビを見たりして、ごろごろ。夜9時になってもお腹は空かず、食事のお断りにダイニングへ行くと、ドルチェだけでもと勧められて、1切れ。レーコさんも食事はパス。ロマーノさんとイタリア語レッスンのような状態でイタリアのことや日本のことをあれこれ話し、ロマーノさんが作ったという、クルミと香草を入れたリキュール、「ノチーノ」をいただきました。
作って食べただけの1日となってしまいました。icon