「プローチダ島２日目その５」
私にこの島を紹介してくれた友人が、
「４、５月に行くとレモンの花が咲いていていい香りが漂ってくるんだよ〜」
と言っていたのですが･･･う〜ん、残念。花期のピークは過ぎてしまっていました。
でも木によっては、まだ結構残っているものもあります。




鼻を近づけてみると、意外や意外、思っていたような爽やかな香りではなく、甘〜い香りがしました。

ちょっと変わった色のブーゲンビリア。




↑この花、見た瞬間「試験管ブラシ」のような花だなあと感じたのですが、
友人にきいてみたらなんとこの木は「ボトルブラシトゥリー」という名前なのだそうです。

昨年の５月のイタリアでも、そして今回もあちこちで見かけた真っ赤なポピー


うちの近所だとちょっと間の抜けた薄オレンジのポピーが自然に咲いているのですが
（誰かが植えたものの種がこぼれてあちこちに咲いている？
私の職場の近くにも咲いていて、それが全部薄い、色の抜けたようなオレンジなのです）
それが全部、イタリアのみたいな真っ赤なポピーだったら素敵なのになあと思います。
紫のポピーは初めて見ました。

けっこう歩いたので、おなかが空きました。
この日の昼食は、宿のレストランで食べてみることにしていたので、戻ります。
La Lampara（集魚灯）という名前のレストランです。


サルヴァトーレのお兄さん（名前をきいておけばよかった）がカメリエーレになっていました。
オーダーをして、ハウスワインの白を半リットル。
うわぁ、カラフの絵がここからの景色とおんなじだ！


まずは、イワシ。


ここのは、ちょっとお酢を効かせ気味。
でも魚は新鮮で、酸っぱいもの好きの私にとっては美味しい。

プリモは、カプンティという自家製パスタにズッキーニと魚介が入っているものを選びました。


うま〜。これ、美味しい！
腰があって、もっちりしていて、茹で加減も味加減もドンピシャ。



オーダーはここまでだったのですが、胃袋に若干余裕があったし、
ここからの景色をまだまだ楽しんでいたかったので、
お兄さんに、セコンドも食べたいからと、メニューをお願いしました。

そうしたら、お兄さんがステンレスの皿に小さな鮪の輪切りにしたものを乗せて持ってきて、
よかったらこれなんてどう？今届いたものなんだけど、って。
それがね、本当に切りたてって感じで、つやつやぴかぴか私を食べて！って言ってるんです。
というわけで、それを焼いてもらうことにしました。
サラダもお願いして。

ついでに、ワインももう半リットル追加。

来ました！


シンプルに塩とオリーブオイルで食べる新鮮な魚が不味かろうはずもなく。
ああ、幸せ・・・

たっぷり食べて、いっぱい飲んで、胃も心も満たされました。
もうドルチェは、無し！
カッフェで締めて、部屋で昼寝。
この昼食、部屋にチャージしてもらって、その場では金額も見ていなかったのですが、
チェックアウトのときに見たら、３皿（しかも魚介）＋ワイン１L＋カッフェで３８ユーロでした。
とっても素敵なお値段で、さらに幸せな気持ちになりました。

「Re:Re:Re:プローチダ島２日目その４」
Yukoさん、コメントと美しい海の写真、ありがとうございます。
シチリアはいいですよね〜
って、イタリアにはいいところがあり過ぎ。
行っても行っても飽きるどころか行きたいところは増える一方で。

＞終わる事のないイタリア病にかかってしまったと思い旅を続けます♪

まさに、エンドレス。
病気治療のため、療給が取れると嬉しいのですけどね〜。

「Re:Re:プローチダ島２日目その４」
ぐら姐さんおはようございます♪
ブローチダ島、以前（４年前）ローマの南の町Ｓｅｇｎｉに滞在していた時１〜２泊で行く予定にしていたのですが台風（？）接近であえなく没(-_-;)
イタリアの方の中に入り込むにはこういった所が一番ですよね^^
ここを拝見して来年のコースがほぼ決まりました！
去年も今年も北が中心だったので来年は南！と思っているので曇り空でイマイチだったアマルフィーのリベンジと共に行ってきます！
タオルミーナももう一度行きたいし・・・
麓のジャルディニ・ナクソスの海岸！どうしてももう一度行きたい所です。

終わる事のないイタリア病にかかってしまったと思い旅を続けます♪

ぐら姐さんの旅行記も楽しみにしていますのでよろしくね(^_-)-☆
そして、拍手ありがとう♪

「Re:プローチダ島２日目その４」
教会を後にして、もう少し奥の方へ。


こちらからは、突き当たりの柵越しにイスキア島が見えました。


またぶらぶらと歩いて戻ることにします。








宿には戻らず、マリーナ･グランデへ向かいます。


マリーナ･グランデの教会も黄色


こちら側の建物群に日が当たるのは午後のようです。


また午後に訪れることにして、今度は以前レモンの木をたくさん見たエリアへ。
レモンの花は咲いているのでしょうか。

「Re:プローチダ島２日目その４」
ザヴィエルさん、
同じような写真を撮っていたのですね。
中の、マリア様やサン･ミケーレも撮りましたが、私のはもう少し遠くからです。
下の、洞窟の中にいるようなマリア様が好きでした。

「プローチダ島２日目その４」
このマリア様やサンミケーレ像見ました？結構お気に入りです。




グロッタになっている祭壇も良い。

「プローチダ島２日目その３」
ぐら姉さん
天気がよくて気持ち良さそうでいいなぁ正面から入ったのでこのテラス知りませんでした、このポストとミカエル様のある家私も写真に撮ってます。

同じ車は無いか（笑）

「プローチダ島２日目その４」
教会のムゼオは、階下に降りて行きます。
価値はよく分からないけど、うちの田舎の古いものをいろいろと並べている郷土博物館レベルのような印象。
素敵なものも、下手さ加減が面白いものもいろいろあって。










その更に下には、普段は使われていないらしい、礼拝堂がありました。


１階から入って、２つも階下に降りているのに明るいのは、崖に張り付くように造ってあり、片側には窓があるからです。



さて、上に戻って本堂のほうへ。やはりサン･ミケーレが祀ってありました。




この２つ、覆面を被って向かい合っている共通点があります。




こういうことに詳しい知人の知人に聞いてみたら、
「この教会の歴史を知らないので、『どの』とは言えないのですが、
この頭巾の様子からどこかのConfraternita(兄弟会)に入っていた修道士が死んで、
仲間がそれを弔う祈りを捧げている様子を表した墓碑であろう」とのことです。

私としては、イメージ的に「隠れキリシタン」「異教弾圧」などという言葉が浮かんだり、
年末に訪れたチェリアーナの「鞭打ち苦行僧の行列」なんていうのを思い出したりしたのですが。

教会を出て、再度見上げてみれば、ここにもサン･ミケーレが付いているのでした。

「プローチダ島２日目その３」
坂を上って行って、ああ、疲れた…と思うあたりにあるバール


江ノ島あたりで売っていそうなみやげ物


目指す教会に行く前に、ビューポイントに立ち寄りました。
今日は、遠くまでよく見えます。
ずっと向こうはヴェスーヴィオです。


崖と建物が一体化しているような。


さあ、目指す教会に着きました。


ここが正式な正面の入り口なのでしょうが、ここが開くのは多分何か特別な行事があるときだけなのでしょう。
一度もここが開いているのを見たことがありません。

普段の入り口は、こんな狭い横っちょから、人家の前を通って行きます。


その人家の入り口に、聖ミカエルの飾りがありました。


この写真、何の気無しにあら可愛いと思って撮ったのですが、
その直後に分かったのは、この教会サン･ミケーレ･デッレ･グラツィエ教会という名前だったのでした。
サン･ミケーレ＝聖ミカエルです。
何回も訪れているのに、ただ島の崖っぷちの教会としか覚えていなかった…

その教会の崖っぷちからの眺め


カプリ島も見えます。


せっかくだから教会内部も見ていこうと思って入ろうとしたら、呼び止められ、
中に入るには、３ユーロ出さないといけないのでした。（有料になっていた！）
で、階下のムゼオの見学も含まれるのだとか。
というわけで先にムゼオへ。（つづく）

「プローチダ島２日目その２」
お宿を出て、散歩のスタート。


ゴルゴーニアは、おねえさんが掃除を始め、開店準備です。


その向こうのバール（ここのおじちゃんには、初めてのプローチダの時に世話になりました）グラツィエッラも、開店しています。
おじちゃんの姿はなく、代わりにおじちゃんそっくりの男性が。（きっと息子だわ）


この鄙びた漁村の雰囲気も、この光だと暗さは全くなくて。


最初の目的地は、この島に来れば必ず行く、テッラムッラータ地区。
坂道を上って上って


やっぱりここから見なくっちゃ。




このビューポイントには、大砲があり、山側に以前はなかったテントが何張かありました。


近くにMUSEOと書いてあって、テントもそれの一部のようです。
テントの隙間から中を覗いてみました。

中学生？が製作した展示物みたい。

門をくぐり、さ崖の上の教会を目指します。（つづく）