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from: ぐら姐さん
2017年10月31日 20時32分35秒
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naorinさん、
マイナス5℃は、最悪の場合で、そうそう体験することはありません。
ジェノヴァは寒くないと思いますよ。
ミラノの冬も、過去にそれほど寒かった記憶はありません。
でも最悪の場合に寒い思いをしないように準備は必要だと思います。
または、現地調達しちゃうか。
自分土産になっていいですよ。icon
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from: naorinさん
2017年10月31日 20時24分32秒
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早速のアドバイスありがとうございました。マイナス5度とか体験したことがありません。なので冬山登山服をイメージしてしまいました。これまで冬は、南半球の旅が主流でしたので、う~ん、、、
でも、現地で合流できたらさぞ楽しいでしょう。心を動かされます。
イタリア三回目は、ミラノ、ジェノバ辺りを訪れタイと思っていますが、寒そうですね。icon
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from: ぐら姐さん
2017年10月31日 19時49分49秒
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載せこぼし写真(3)'17夏
引き続きベルニーニの作品です。
「アエネアスとアンキサス」
ローマ神話にもとづく作品です。
アエネアス(アエネイスとかアエネアイスとも言うようです)は、
トロイア側の将軍でトロイア王家の人間であり、
愛と美の女神ウェヌス(ヴィーナス)の子どもでもあります。
立っているのは、ギリシャ軍の「トロイの木馬」の計略によって
落城するトロイの街を脱出するアエネアスと
その肩の上に乗る老父アンキセス、
そして幼い息子アスカニウスの三人。
(ちょっと写真を失敗しました。
1枚目の写真のアエネアスの足元の後ろにアスカニウスがいるのですが、
そのことに気づかず、よいアングルで撮ることができていませんでした。
残念…)
それはさておき、この像は、アエネアスが父アンキサスを背負い、アスカニウスを連れて
トロイの戦火を逃れるところなのだそうです。
アンキサスが手に持っているものは、古代ローマ時代の家の守護神ペナテス。
そしてアスカニウスは、家の聖火を手に持っているのだそうですが、見えません…
さてお話には続きがあります。
アエネアスはギリシャの神々から様々な呪いを受け世界を放浪しますが、
最後にテベレ川河口に辿り付き、現地の王ラティヌスに歓迎され、
ラウィニウムを建設しました。
最後はエトルリア人との戦いの中、アエネアスは戦死します。
後を次いだ息子のアスカニウスは母にラティウムの地を与え、
自らは山岳地に移り、アルバ・ロンガ国を建設。
このアスカニウスの息子ユルスがカエサルらユリウス家の祖先となるのだそうです。
アルバ・ロンガ国は数代続きヌミトル王の時代に、弟アムリウスの反乱に合い、
ヌミトルは王位を剥奪されます。
ヌミトルの娘レア・シルウィアは巫女に格下げされますが、
巫女は処女であるべきのレア・シルウィアは妊娠し、
生まれた子供がロムルスとレムスです。
父親は叔父のアムリウスではないかと言われています。
「処女の巫女」「叔父と姪」、
何れをとっても生まれるべき存在ではなかったロムルスとレムスは川に流されます。
兄弟はメス狼に拾われ、パラティーノの丘で成人。
大人になった兄弟は「祖父ヌミトルの恨み」を把握、アムリウス王を追い落とし、
祖父ヌミトルを王位に復権させます。
この後、兄弟は祖父と別れ、
生まれ育った土地パラティーノの丘でローマ王国を建国します。
兄弟はお互いに殺し合い、生き残ったロムルスがローマ王国初代王となったのでした。
イタリア人ならこの話を常識として知っているのでしょうね。
アエネアスは、祖国愛の象徴しているのだそうです。
さて、ボルゲーゼ美術館のベルニーニ作品については、ここで閉じることにします。
載せこぼし写真集はまだつづきますよ~。icon
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from: ぐら姐さん
2017年10月31日 18時34分23秒
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toorakさん、
お帰りなさい。
楽しく美味しい旅で何よりでしたね。
85㎏ですか!
すごいですね~
オリーブオイルが9リットルというのもすごいです。
いろいろな種類があると楽しめそうですね。
落ち着かれたら、旅の写真やお話をアップしてくださいね!icon
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from: toorakさん
2017年10月31日 18時02分35秒
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from: ぐら姐さん
2017年10月31日 06時39分48秒
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cokemomoさん、
>主題は「乙女の『あ〜れ〜〜っ!』」ですね!?
ほんとに。
一括りにしてはいけないのでしょうが、
こういうのを好む男がたくさんいるのでしょうねえ、と思ってしまいます。
私は無理やり、というのは嫌いなので、そういう言う点ではギリシャ神話は嫌いです。
天岩戸に隠れた天照大神に岩戸を開けさせるために宴会を開いちゃうなんていう方が
断然面白いと思います。
>私が好きな中世の教会の装飾
私もやっぱりそうなんです。
中世の教会の装飾に心惹かれていくばかり。
暑くも寒くもない時期に、のんびりと1日1教会巡りというのをやってみたいです。icon
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from: ぐら姐さん
2017年10月31日 06時21分21秒
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naorinさん、
冬も行かれるのですね!
私は、19日発(今年はいつもの年より1週間ほど早い)、1月8日帰国です。
どこかで接点があったら、お食事でもご一緒したいです。
ところで、冬のイタリアは日本と同じように考えていいように思います。
日本も、北海道から沖縄まで南北に長く、極寒のところもある訳ですが、
イタリアも北と南でだいぶ違いますし、
さらに昨冬は、前半は全然寒くなかったのに、
突然寒波がやってきて、ヴィテルボ(ローマのちょっと北)を訪れたときは
最高気温が0℃でした。
単純に言うと、最高気温16、7度から最低気温ー5℃ぐらいまでに対応できるような
衣類や履物があるとよいのではないかと思います。
どのあたりを訪れる予定でいらっしゃいますか?
昨年12月のパレルモ。
http://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100203394423icon
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from: ぐら姐さん
2017年10月31日 06時12分01秒
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シニョレッリさん、
ブレラにはそういうことでマルケやヴェネトの傑作がある訳ですね。
このピエロ・デッラ・フランチェスカの祭壇画も本当に素敵ですよね…
冬のミラノで、カラヴァッジョ展とブレラ絵画館を見ることが
ますます楽しみになってきました。icon
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from: ぐら姐さん
2017年10月31日 06時08分43秒
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シニョレッリさん、
ギリシャ神話、私も特別好きなわけではありませんが、
そこにもここにもいろいろな神様がいて、
その神様たちがとても人間的な点においては親しみを感じます。
日本の八百万の神様に似ているようで。
一神教だと、自分の信じている唯一の神様以外あってはならないもので、
違う宗教とは対立するわけですが、
八百万の神々を(信じているわけではないですが)いてもいいんじゃないの、
と思えるとこの宗教もあの宗教もありだろうと思うから、
ぶつかることはないですよね。
と信心のない私は思っちゃったりするわけで。
ギリシャ人のことはよく知りませんが、
塩野さんのローマ人の物語を読むと、ローマ人とギリシャ人の違いがはっきりと分かり、
それがギリシャ人については、今も同じような特質をもっているような感じがします。icon
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from: cokemomoさん
2017年10月30日 22時35分28秒
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ぐら姐さん、みなさま、こんばんは。
ギリシャ神話と見てゆくイタリア芸術、楽しいです!
アポロンとダフネの彫像も、ペルセポネ(プロセルピナ)とハデスの像も主題は「乙女の『あ〜れ〜〜っ!』」ですね!?
ケレスは子供の頃読んだギリシャ神話ではデメテルでした。英語だとセレスになるそうで、そうなると私の頭にはセデス(鎮痛剤)が浮かんできたりして。
直接見たことはないのですが、ペルセポネの太ももにガシッと食い込んだハデスの指がなんともエロい・・大理石が白く柔らかい乙女の肌そのものに感じられる気がします。
シニョレッリさんはギリシャ神話にもお詳しいのではないかと思っていたので意外です。あ、でも「シニョレッリさんの詳しくない」は基準の高さが違うような気もします。
私は割と好きでして・・でも嫌いという方の気持ちもわかるような気がします。
牛や雨や白鳥になって女性に迫るゼウスなど荒唐無稽なのはまだしも、不条理・理不尽の嵐!理屈だけはイッチョマエだけどあんたのしてることはサイテーだからねっ!と思うこと多数です。テセウスとアリアドネの話やイアソンとメディアの話とか。
私が好きな中世の教会の装飾にはギリシャ神話のモチーフってない・・です・・よね?
(自信はないです)。キリスト教の隆盛とともに追われていった神々ですものね。
リナシメント以降にまた取り上げられるようになったと考えていいのでしょうかーー
とりとめのないことで失礼しました。
ナポレオンの話でまたふと思ったのですが、ヒトラーも美術品の収集をしていましたよね。独裁者や権力者が美術品に走るのはなぜだろうと不思議です。icon