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from: ザヴィエルさん
2024/11/30 20:59:01
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from: ぐら姐さん
2024/11/30 15:14:28
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from: あろはさん
2024/11/30 09:19:19
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from: ぐら姐さん
2024/11/30 09:10:41
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ラヴェッロの続きです。
今でもやっているのかどうかは知りませんが、’10年8月にラヴェッロ音楽祭のプログラムの中で唯一早朝に行われる「CONCERTO ALL'ALBA(夜明けのコンサート)」を観ました。
4時半スタートなので夏とは言え寒さ対策もし、ちょっぴりおめかしして出かけました。
まだ外は暗く、肌寒い中を浮き立った気持ちで歩きます。
あちこちから会場目指して人が集まってきて。
会場であるヴィッラ・ルーフォロの入り口に着きました。
ステージは、まだ夜と言う感じですね。
主催者側からの挨拶や紹介があり、
オーケストラのメンバーが登壇して、コンサートが始まりました。
バイオリンのシニョーラのドレスは、大判スカーフで作ったような感じでした。
コンサートの間に、辺りが少しずつ明るくなり始めました。
「展覧会の絵」のころにはすっかり明るくなって。
演奏者も、曲の合間に明けていく空をきれいだなぁ・・・というような表情で見上げていました。
プログラム通りに演奏を終え、満場の拍手。
コンサートが終わると、演奏家達も客も、思い思いに写真撮影会。
一般客は、ステージには上がれませんでした。
演奏家も、ここでの演奏の記念撮影。
ラヴェッロはアマルフィ半島にあって海辺のリゾートではありませんが、2つの素敵なヴィッラもあり、散歩も楽しめる滞在向きのまちだと私は思います。
ヴィッラ・チンブローネというもう1つのヴィッラのことはまた次回。icon
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from: ぐら姐さん
2024/11/29 11:34:49
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カンパーニアの22は、ラヴェッロです。
カンパーニア編の最後のまちです。
初めて行ったのは、’01年8月。
A夫妻とアマルフィ滞在中に日帰りで訪れました。
ドゥオーモを見て、ヴィッラ・ルーフォロを見て食事をしました。
アマルフィからバスでぐんぐんと上って行くので。ヴィッラ・ルーフォロやホテルのリストランテからの眺めは最高でした。
でも日帰りだとさっと見て終わりになってしまうのです。
ラヴェッロ音楽祭というものがあると知って、行きたいと思っていましたが、期間中に1回だけ夜中から夜明けまで行うコンサートがあると何かで見て、それは是非とも見たい、聴きたい!と思い、チャンスをうかがっていました。
それを実現させたのが’10年8月のことでした。
まず事前にラヴェッロ音楽祭のサイトに登録し、コンサートの日程やチケット情報が入ってくるようにしました。
でも結構暢気なんですよね、こちらが夏の旅行の計画を立てて移動や宿を決めたいのに、なかなかお知らせが来なくて、サイトを見ても計画が進んでいないみたいで。
この年はエオリエ諸島を中心にシチリアメインで旅行をし、最後にパレルモから船でナポリに移動してラヴェッロへ行くことにしていました。
例年のスケジュールを調べて、だいたいこのあたりだろうというあたりでラヴェッロの宿に3泊予約を入れました。
予測が当たり、滞在中にそのコンサートが開かれることが分かってほっとしたのでした。
売り出し開始合わせてチケットを購入し。
3泊したのでアマルフィ、ヴィエトリとチェターラに日帰りで出かけたりしました。
もちろんラヴェッロのまち歩きも。
コンサートのことは後回しにして、今日はラヴェッロのまち歩き写真を載せます。
早朝散歩をしました。
朝の広場
ここからは、コンサートが終わった後のヴィッラ・ルーフォロ(会場)の周辺の写真を。
ドゥオーモの写真も載せます。
外観
中に入ります。
説教壇
美しいモザイクがあちこちに。
コンサートとヴィッラ・ルーフォロの様子は次回に。icon
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from: コウチャンさん
2024/11/28 11:52:03
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from: ぐら姐さん
2024/11/28 08:48:39
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マリーナ・デル・カントーネの続きです。
'02年の8月の次は、'02年の時に見つけた料理宿に3泊しました。
'04年7月のことです。
その宿は、朝食付きでしたが、その他の食事は付いていなかったので、その宿で2回、ロ・スコーリオで1回食事をしました。
そして'07年8月には、ソレント滞在中にロ・スコーリオに食べに行きました。
こうして書き出してみると、マリーナ・デル・カントーネには4回(そのうち滞在は2回)、ロ・スコーリオには7~8回食べに行っています。
まち歩き写真がないかと探して見ましたが、海と店と料理の写真しかなくて…
私の脳裏にはいくつかのシーンが残っているのですが、それも大したことは無い。
料理写真を載せます。
ロ・スコーリオのうにスパゲッティは絶品です。
昨日書いた、店の人が獲って来たウニをたっぷり使っているのですが、その姿は見えません。
アルデンテにゆで上げたスパゲッティにしっかりと混ぜこんで、液状になっているのです。
でも一口含めば、口腔、鼻腔に広がり脳に感動が溢れます。
この店の名物にズッキーニのスパゲッティもあるのですが、それもズッキーニをくたくたに炒め煮にしているので、見た目は美しくありません。
でもえもいわれぬ味わいがあって、また食べたくなる味なのです。
それから、1度だけ食べたウチワエビのパスタ。
イタリア語でCicara(チカーラ)というのでセミエビと行った方がいいのかも知れません。
伊勢海老よりも高価なのです。
1度だけ奮発して食べました。
生簀から掬い取って
出てきたのがこれ。3人前です。
身は甘みがあり、締まった濃厚な味。それがソースにもパスタにもしみて、思い出すだけでうっとりします。
ロカンダ・デル・カピターノの写真も載せますね。
こちらは、ちょっとおしゃれ系ですね。
どなたかが、ロカンダ・デル・カピターノで食べたら魚の鮮度がイマイチだったとおっしゃっていました。
ロ・スコーリオで、一度「今日は海が荒れててウニが獲れてないからフレッシュなものは作れないよ、と言ってウニの塩漬けにしたものを使ったものを出されたことがあります。
地元の新鮮素材を使う店は、海が荒れるとそういうことになるのでしょうね。
ソレント半島にはちょっと調べると魚介の料理の美味しい店がたくさんあるようです。
ソレント半島=美食半島、ということなのでしょう。
お金に糸目をつけなくていいなら、10日間ぐらいソレント半島に滞在して美味しい店巡りをしてみたいですが、それは宝くじでも当たらないと無理かも、です。icon
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from: ぐら姐さん
2024/11/27 16:45:07
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from: コウチャンさん
2024/11/27 12:37:40
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from: ぐら姐さん
2024/11/27 09:34:12
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カンパーニアの21は、マリーナ・デル・カントーネです。
ここも、思い入れのあるまちです。
辰巳琢朗さんが、日本のイタリアンのシェフの方と、一般に募った何人かの人たちとシチリアからリグーリアまでの食べ歩きツアーをしたときのことを書いた「イタリア嬉食満面」('00年)という本を読んだのがきっかけです。
カプリ島で青の洞窟に行きたかったのにその日は海が荒れてダメで、ミラノにいる日本人駐在員の方が、マリーンタ・デル・カントーネにある店が美味しいと教えてくれて食べに行ったこと、旅全体を振り返ってその店の食事が一番美味しかったとシェフと話したことが書かれていました。
その店に食べに行きたい…
私って一旦食べたいと思うと本当に行かないと気が済まない性格でして。
’01年夏の旅行で、この年A夫妻とプローチダ、アマルフィと初めて部分合流し、アマルフィからマリーナ・デル・カントーネにあるその店「ロ・スコーリオ」に昼食を食べに行ったのでした。
今ほど移動手段などの検索が簡単にできる時代ではありませんでしたが、アマルフィからソレント行きのバスに乗り、何と言うバス停だったか忘れましたが、そこでソレントからやって来るバスに乗り換える予定でしたが、いくら待ってもバスは来なくて、仕方なく次に来たソレント行きのバスに乗って行き、そこからバスで行くにはだいぶ待たないといけなかったので、4人いることだし、とタクシーを奮発しました。
この写真は待っても待っても来ないバス停の近くで撮ったものです。
やっと着いたロ・スコーリオ、今日の食材はねーという感じで色々見せてくれました。
ウォークインクローゼットのような冷蔵庫。
お薦めの魚。
4人ならこれをアクア・パッツァにすると美味しいよ、と。
キッチンも見せてくれました。
これは、ウニや貝の生簀で、その場でウニを処理しています。
その時の料理の数々。
A夫妻の奥様の誕生日だったので、プロセッコで乾杯して、お腹がはちきれるほど食べました。
次に行ったのは、’02年の8月。
マリーナ・デル・カントーネに滞在して、ロ・スコーリオに通って食べたいね、とイプさんと話し、それにペコさんとイプさんも部分合流する、ということになって、近くに宿を見つけ、4人で3泊、私とイプさんはそれに加えてもう2泊しました。
宿の部屋からの景色。
ソレント半島の先っぽが見えて、そこを周ればカプリ島が見えるはず。
狭い玉砂利のビーチですが、宿の前には専用のビーチベッドが置いてあって、日がなのんびり過ごすことができました。
宿の食堂。食事だけに来る人もいました。
宿は2食付きで、朝食に加えて昼食か夕食のどちらかをここで食べるというのものでした。
朝食時に、テーブルに宿の人が来て、昼食べるのか夜にするのか、今日のプリモははこれとこれ、セコンドはこれとこれがあるけどそれぞれどちらにするかと訊かれて決めるのでした。
料理の写真は撮っていませんでした(残念)
普通の食材でボリュームもあって、ちゃんと美味しくて、でも見た目は適当と、イタリアによくある庶民的な食堂の感じ。
小さなまちで見どころがあるわけではないので、まちの景色の写真はほとんどありません。
ロカンダ・デル・カピターノという料理宿があり、通りがかりにガラス張りの中に難破船の破れた壁面から見えているという感じのカンティーナがありました。
滞在中にロ・スコーリオには3回か4回食べに行きましたが、カピターノの方にも1度食べに行きました。
長くなったので、その時のことはまた次回。icon