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from: ぐら姐さん
2025/01/31 15:42:47
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ピエモンテの20は、ラ・モッラです。
2度行きました。
最初は、’08年10月です。
その年の夏に知り合ったカンティーナのご主人が、秋にまた来るなら近くを案内してあげるよ、と言ってくださっていたので、連絡しました。
そうしたら、OK!昼ご飯でも一緒に食べましょうとお返事が来ました。
おまけにラ・モッラのホテルも紹介してくださって。
La MorraのSanta MariaというエリアにあるOsteria del Vignaiolo という店に連れて行ってくれました。
郊外になるので車無しだととても行けない店です。
それはそれは美味しくて。
今ほどSNSにあげるために食事写真を撮りまくる時代ではなかったので、連れて行ってくださったオジサマや周囲にちょっと遠慮して、食事の写真は撮りませんでした。
ホテルに戻ってから、まち散歩をしました。
その後’16年8月にピオッツォに滞在中の1日ドライブ遠足で、ブラに行き、バルバレスコにあるカンティーナ見学をした後の昼食に同じリストランテを訪れ、その後まち散歩を楽しみました。
まち散歩は、’16年の時の方がお天気が良かったのでその写真を載せます。
インフォには、このまちのヴィーノを紹介するコーナーもありました。
何と言ってもここの一番の自慢はヴィーノですから。
中の展示も充実していました。
樽で作った椅子
有料試飲もありました。
買うこともできます。
一番高いところまで歩くとそれはそれは良い眺め。
みんな写真を撮りまくりです。(私は2度目だったのでちょっと余裕)
この散歩をする前にランチを摂ったお店。
秋に行った時には、店内で食べたので気付かなかったのですが、このときは外で食べたので爽快でした。
ピエモンテ南部のこのエリアは、どこに行っても料理もヴィーノも美味しくて、ついつい写真をたくさん載せてしまいました。
載せているうちにまた食べに行きたくなってしまって困ってしまいます。icon
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from: ぐら姐さん
2025/01/30 13:54:24
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ピエモンテの19は、ブラです。
知る人ぞ知るスロウフードの発祥の地です。
ウィキペディアによれば、
「1980年代半ば、ローマの名所の1つであるスペイン広場にマクドナルドが開店した。このことが、ファストフードにイタリアの食文化が食いつぶされる、という危機感を生み、『スローフード』運動に繋がった」
「1986年、イタリア北部ピエモンテ州のブラ(Bra)の町で『スローフード』運動が始まった。当時『ゴーラ』という食文化雑誌の編集者だったカルロ・ペトリーニが、イタリア余暇・文化協会(ARCI、アルチ)という団体の一部門として、『アルチ・ゴーラ』という美食の会を作ったのがはじまりである。」
だそうです。
日本では、島村菜津さんの「スローフードな人生!」('93年に発刊され、雑誌でも結構取り上げられましたね。
雑誌エスクァイアでは、トスカーナやシチリアのスロウフードが取り上げられもしました。
そのスロウフード協会の経営するリストランテがあるというので、'04年、昨日書いたバローロに向かう途中と翌日に訪れました。
向かう途中と翌日???変に思われるでしょうが、実は、バローロに泊った翌日にそこまで一緒だった2人と別れ、1人でブラに行く計画を立て、宿の予約をしたのです。
ところがそこまで一緒だった2人が、バローロに向かう前にブラで昼食を摂りたいというのことになり、私はそれに付き合うことにして、その時はバデリーノという店で食事をしました。
この立ち寄りの時は食事の写真しかありません。
カジュアルな店でしたがとても美味しいお店でした。
前菜のワゴンから食べたいものを選んで取り分けていただきました。
ポルチーニのソースでお肉が見えません。
ピエモンテに行ったらドルチェはパンナコッタ。
ここのも抜群に美味しかった!
そしてバローロに泊まった翌日彼女たちと別れてまたブラへ行き、その夜はスロウフード協会が経営しているボッコンディヴィーノで食事をしたのでした。
ブラのまち
ドゥオーモ
お宿
ボッコンディヴィーノ
1人でしたが予約して行ったので、ちゃんと席が用意してありました。
白トリュフのコースを奮発しました。
ヴィーノはグラスで白と赤
その後、何だったかのご縁で知り合った日本人Aさんが、ブラのチーズ屋さんでチーズの熟成などを学んでいるところだというので、'08年8月にディアーノ・ダルバからトリノに移動する途中でブラに立ち寄り、そのチーズ工房を訪ねて見学させてもらい、その後またボッコンディヴィーノで昼食を摂ったのでした。
そのチーズ工房、ジョリート。
Aさんは、フランスチーズが専門で、フランスではチーズ作りをしたり、あちこちで作るところを見たりしていらっしゃる方で、日本で当時代官山にオープンするイータリーでチーズの仕事をすることになり、そのためにここに勉強に来ているのだとのこと。
ここジョリートのご主人フィオレンツォさんが、トリノのイータリーのチーズ担当をしていらっしゃるご縁だそうです。
チーズ工房と言っても、ここは主に買い付けたチーズを上手に熟成させて販売するところです。
熟成庫を見せていただきました。
パルミジャーノは、木槌で叩いて音で熟成度合いが分かるのだと言っていました。
ピエモンテのものだけでなくいろいろな地域のものを入手し、独自に熟成させていました。
見学後は、チーズのテイスティングもさせてもらいました。
最初におつまみ。
パルミジャーノせんべい、洋梨とゴルゴンゾーラ、スイカと...あれ何だっけこのチーズ?これだけでも美味しかったのですが、試食が始まりました。
ヴィーノは、Aさんが開けてくださったバルベーラ。
チーズのカットの大きさは、試食と言う感じではありません。1切れが2〜30gぐらいありそうです。
その後ボッコンディヴィーノで昼食。
チーズだけでそこそこお腹が膨れたので、昼食は軽めにしました。
ピエモンテの生サルシッチャ、カルネクルーダは本当に美味しいです。
白いのはラルド。
プリモは、フレッシュトマトのペンネ。
その後、’16年のピオッツォに滞在中にも車だったので4人でドライブ遠足したときにも立ち寄りました。
その時は散歩しただけですが。
8月なので、スロウフード協会のショップはお休みでした。
まちには、日帰り観光客がたくさん。
この辺り、車があれば、結構あちこち回れて便利だと思います。
この散歩の後はラ・モッラの景色の素晴らしい店にランチに行けたのも、車があったからで、いつも公共交通利用でチマチマ動いていますが、たまには車で効率よく動くのもいいなあと思ったのでした。icon
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from: ぐら姐さん
2025/01/29 13:37:29
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ピエモンテの17は、バローロです。
(これを抜かして18のピオッツォを書いてしまいましたけど)
’04年にアルバのトリュフ祭り(7人参加)~バルバレスコ(バルバレスコ6人)の後、もう少し日程を取れる2人と一緒に3人でバローロへ行きました。
見学できそうなカンティーナを探しているうちに、大手のカンティーナなのですが(できれば小さなところにこそ興味ありなのですけれど)、そこのサイトにリンクして、そのカンティーナ所有のヴィッラがあることが分かりました。
その映像がとても素敵で、ああ夏にゆったりとこんなところですごしたい!と思うようなところなのです。
しかもリストランテもあったので、メールで予約したのでした。
今、そのカンティーナ、フォンターナフレッダ社のサイトを見たら、宿泊施設が増えだいぶ変わったようです。
もし行きたいと思われる方は、サイトをよく見てどの施設がいちばん自分に合いそうか調べることをお薦めします。
https://www.villaggionarrante.it/en/?doing_wp_cron=1738125688.2411348819732666015625
カンティーナの名は、フォンターナ・フレッダ。3人いたのでアルバからタクシーで行きました。
到着すると丘のふもとに社名、そして門にはこのカンティーナのマークがありました。
オフィスのある建物。
ネッビオーロ種の葉が、真っ赤に紅葉していました。
サルデーニャ王国の最後の国王であり、都市国家が並立していたイタリア全土が統一されてイタリア王国となったときの国王、ヴィットーリオ・エマヌエーレⅡ世所有の土地だったので、国王のワインとも言われるフォンターナフレッダ。
門についているこのカンティーナのマークに王冠が付いているのもそのためです。
ヴィッラ・コンテッサ・ローザというのは、そのヴィットーリオ・エマヌエーレⅡ世の愛妾ローザ・テレーザ・ヴェルチェッラーナ・グエッリエーリに与えたヴィッラなのだそうです。
こんな素敵なヴィッラをもらえるなら、私も愛人でいいなぁ、なんて思ってしまったりして。
彼女はその後彼の2番目の妻になり、1人の息子をもうけました。
その息子が、醸造に積極的に取り組み始めたのだとか。
そのヴィッラ・コンテッサ・ローザが、今はリストランテになっています。
これがそのヴィッラです。
こちらが宿泊棟
私が泊まった部屋
もちろんカンティーナの見学ができます。
大手なのでちゃんと英語やフランス語など、外国語の堪能なスタッフがいて、外国からの訪問や商談を受けることができるようになっていました。
カンティーナは、大きな建物です。
地下に案内されると、大樽が奥の方までズラズラ〜っと並んでいました。
同じバローロでも、セッラルンガ、ラ・ローザなどと名前が付けられていますが、ここで作っているバローロは、大きく3つに分けられるのだそうです。
1つはシルバーラベルのバローロ。
これは、自社葡萄とと購入した葡萄でつくられるもの。
2つ目はヴィラージュと呼ばれるタイプでセッラルンガなどに代表される50%が自社葡萄でつくられるもの。
そして、3つめが、シングルヴィンヤードもの。
これは畑名を名乗るラローザなどで、もちろん自社葡萄100%です。
ステンレスタンクで熟成中のところも見たのですが、写真がぶれぶれのため省略します。
大きなカンティーナ内をさらに下りたり、上ったりしている途中にこの奥に、フォンターナフレッダ(冷たい泉)があると表示がありました。
フォンターナフレッダの社名は、ここから名づけられたのね、と思っていたら、このエリア全体が湧き水が非常に多く出るところだったので、古くからフォンターナフレッダと呼ばれていたのだそうです。
洒落たテイスティングルームで何種類かをテイスティングさせていただき、最後にここのショップで買い物をしました。
ショップにはフォンターナフレッダ社のロゴ入りグッズなどもあって、この時に買ったソムリエナイフは、今でも我が家で使用しています。
その後はリストランテでディナーをいただきました。
この当時は、1泊2食付、食事にはそれぞれの料理に合わせたヴィーノが1杯ずつ5種付いて1人100ユーロでした。
私は、シングルの部屋(ツインのシングルユース)だったので20ユーロほど高かったかもしれません。
今から見たらだいぶお安いですね。20年以上前ということもありますし、バカンスシーズンでなかったこともあるのでしょう。
リストランテは落ち着きがあり、いい雰囲気でした。
前菜2皿。
ほろほろ鳥を焼いて細くほぐしたものとラディッキオ、根セロリなどの千切りに刻んだ栗を混ぜたサラダ仕立てのもの。
エンダイブのスフレにラスケラという名のチーズのソースをかけたもの。これはなかなかのお味でした。
プリモは、マルタリアータというパスタ。
下手くそ切りとでも言ったらいいのでしょうか。
手打ちパスタを不揃いに切ったものです。生ハムを刻んだものが入った軽いクリーム味だったような。
これも美味しかったです。
セコンドは、豚肉のローストヘーゼルナッツのソースがけ。
ポテトも一緒にローストしてあるので、ロースとポークの脂の味を吸っていて美味。
ドルチェは、リコッタのトルタにベリーを飾ったもの。
見かけは野暮ったいですが、とても美味しかったです。
いただいたヴィーノ
ボトルの写真を撮りたいと言ったら、カメリエーレのオニイサンが、グラスに1杯ずつ注ぎ終えたものを置いていってくれ、そして他のテーブルの馴染み客にだいぶ関わっていたので、結果的には、ヴィーノはグラス1杯ずつではなく飲み放題状態になったのでした。
その後友人たちと夏に1泊したかったのですが、夏は1泊では予約を受けないようでした。
奇しくも2日前の食事会にここのバローロが出てきて、懐かしく思い、美味しくいただいてきました。
バローロで訪れたのはここだけで、行きも帰りもタクシーだったので、バローロのまちは全然歩いていません。
行ってみたいなあ…icon
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from: ぐら姐さん
2025/01/27 09:48:49
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ピオッツォの続きです。
見学を終えて、カーザ・バラデンに戻りました。
素敵なお宿でした。
でも、その後改築?増築?だかで変わったようです。
大きくなったのでしょうか。
見に行きたいなあ。
まち歩き写真を載せます。
ちょっと歩けばまち外れ。
ちょっと賑やかなのは中心の広場付近だけでした。
ビッレリアのお客は、今日の見学者たち?
夜のまち
お宿の朝食
リストランテで料理に合わせて飲んだビール
何故グラスにちょっとずつ残っているか不思議でしょ?
私は次のが出る前に全部飲みました。
リトルさんが下戸でして、少し飲み、隣りの人(私とかペコさん夫とか)に分け、でもちょっとずつ残していたのです。
2泊したので、夕食はビッレリアとリストランテで1回ずつ楽しみました。
工場見学は着いた日だったので、次の昼は車で近隣に出かけました。
公共交通のあまり動いていないエリアでは、車があると本当に便利ですね。
(滅多にしないので余計にそう感じました)
もっと詳しくご覧になりたい方は、行った当時のご報告をご覧ください。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100202986195?sortList%5BsortType%5D=2#position1100202986195icon
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from: ぐら姐さん
2025/01/26 17:05:51
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次はピエモンテの17.バローロを書くべきところ、ついうっかり飛ばして、
18.ピオッツォを書いてしまいました。
コピペして後回しにしてバローロを書こうかとも思いましたが、写真をコピペできないので、ピオッツォの後にバローロのことを書きます。
ご容赦を。
ピオッツォは、既に書いた6のケラスコの南にある、特に見どころもない田舎の小さなまちです。
私とイプさんは運転できないのですが、ペコさん夫妻とリトルさんは、運転できるので、トリノで車を借りてケラスコ、ピオッツォを訪れました。
’16年8月のことです。
何故ピオッツォかというと、テオ・ムッソがイタリア初のクラフトビールをつくるべくバラデンの醸造所を建造したのです。
美味しいんです、ここのビール。
いろいろと種類もありまして。
カーザ・バラデンという宿泊施設があり、そこのリストランテでは、それぞれの料理にビールを合わせるコースがあるというので’16年7月に宿と食事を予約して行きました。
小さなまちの中心の広場には、車を停めることもできました。
広場に面してカーザ・バラデンの入り口があります。
日曜には、工場見学会があり、まずはテオ・ムッソによるバラデンの概要説明。
ビール造りに興味を持った経緯やこのまちに工場を建てた理由。
工場と言うよりも本当に小さな規模でスタートしたことなど…
ビッレリア(ビールを飲ませる店)に移動し、ここでもテオの話の続きを聞きました。
ここは、サーカス小屋だったそうで、そのままのイメージを残してポップな内装になっています。
その後また場所を変えて、最初の工場のあったところへ。
みんなでぞろぞろ歩いての移動です。
そこは、今はカンティーナとして、シャオユーというデザートワインのようなビールを熟成させるのに使っていました。
テオが、樽から自分のグラスに注いだものを、
みんなのグラスに少しずつ分けて、テイスティングをさせてくれました。
マルサラ酒とかシェリー酒のような味わいでした。
だんだん規模が大きくなっていき、郊外に工場を立てたので、この後それぞれの車に乗って工場に向かいました。
私たちが訪れたその年の7月にオープンしたばかりの新工場の敷地に入るところで駐車。
広い敷地の奥の方に工場が見えています。
右側に見えている廃屋は、テオが買い取ったもので、
ここをきれいに改築し、この広場を毎週末
近郊の食肉業者や農家などに開放し、メルカートを開くプランがあるそうです。
そこで肉や野菜を売るだけでなく、
バーベキューなどその場で食べられるものも売り、
バラデンビールも売るのだそうです。
広い敷地で、夢がさらに広がっているようです。
私たちが行ってからもう8年半が経っていますから、ずいぶんと変わり、メルカートがオープンしているかも知れませんね。
工場です。
日曜なので、工場では誰も仕事をしていません。
仕込みをするところへ。
見学ルートは、タンクを上から見下ろすように通路が作ってあります。
そして、その通路には、ビールの原材料が展示されています。
バラデンにはいろいろな種類のビールがあり、それぞれに個性的なのでビールごとにかなり違う材料を入れています。
なんと、この会社はレシピをすべてオープンにしているのだそうです。
テオは、ときどき材料を少しずつみんなにくれて、香りをかがせてくれました。
私はベルガモットの香りが大好きなので、お土産にいただいてきました。
それぞれの種類のビールの大きな仕込みタンクがあるエリア。
ミラノEXPOのために日本から運ばれた醤油仕込み用の木樽を1つ譲り受け、何やら実験中の「KIDARU PROJECT」なるものがありました。
工場見学と言うよりも、テオの語る夢を聞いた感のあるツアーでしたが、終了後はショップの方へ。
ショップだけは開けていました。
プレゼントにポスターを1枚いただき、買い物をしたい人はして解散。
すみません、ピオッツォのまちの写真やお宿の食事などはまた次回。icon
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from: ぐら姐さん
2025/01/26 09:19:58
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IANUAさん、
最近は、科学的な研究を醸造に活かす方法や、逆にビオデナミなどの自然の力を生かす方法などが磨かれ、あちこちで銘酒が誕生していますね。
好きなものが増えすぎて困ってしまいます。
近頃は週2~3日程度の休肝日をつくるようにしていますし(旅行中は例外で毎日口にしていましたけど)ビールも日本酒も焼酎も泡盛も好きですし。
それぞれに素晴らしい銘柄が生まれていますし。
近頃はシチリアやカラブリアのものも好みで。
明日は、ジェット杯優勝ソムリエの田上さんのワインサービスを楽しむ食事会に出かける予定です。
というわけで、
皆様へ
このところ度々ちょこちょこと遊びに行ってこの掲示板をサボっていますが、またちょこっと休みます。
ジェット杯とは、イタリアワイン・ベスト・ソムリエ・コンクールのことで、
イタリア共和国駐日大使館公認 "イタリアワイン大使"の称号が授与される唯一の大会です。icon
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from: ぐら姐さん
2025/01/26 08:21:26
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from: IANUAさん
2025/01/25 20:27:10
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from: コウチャンさん
2025/01/25 09:42:53
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from: ぐら姐さん
2025/01/25 08:07:52
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バルバレスコの続きです。
まちを少し歩きました。
バルバレスコで生産されているほとんどの銘柄が展示してあって有料試飲できるところがありました。
まちの中心部に近いところに、バルバレスコ協同組合のカンティーナもあるということなので、行ってみました。
ちょうど運ばれてきた葡萄をトラックから下ろしているところでした。
そしてその場でつぶされて
発酵のタンクに運ばれるのでした。
試飲もできました。
ここでもまた少し買いました。
その後眺めのいいバールで休憩。
タクシーで帰ろうと思って呼んでくださいとお願いしたら、このまちにはタクシーが無くて、アルバから呼ぶので時間もお金もかかるよ、とのこと。
距離はありますが、6人いれば心強いし、と歩いてホテルまで帰ったのでした。
この時のホテルは、'98年の時と同じホテルです。
6年経って、ファクスではなくメールのやり取りで予約することができ、翌日が定休日で閉まるなんてこともないことを確認できました。
何故この宿かというと、リストランテの料理が美味しかったことと見学をお願いしていたカンティーナに割と近いからです。
誰が何を食べたか今となっては覚えていませんが、お料理写真を。
ドルチェはパンナコッタ。
初めてパンナコッタを食べたのはトリノでしたが、ピエモンテで食べるパンナコッタは本当に濃厚な味ででもくどくなくて、最高です。
あれ以来20年以上もバルバレスコには行っていませんが、繁忙期が落ち着く11月頃にまた訪れたいなあと思い続けています。icon