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from: ぐら姐さん
2006/10/19 07:01:27
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カンティーナの見学
カネッリのアグリトゥーリズモに滞在している間に、思っていた以上に多くのカンティーナを見学することができました。
到着した朝、食後少しのんびりしてから、カネッリのチェントロの方にある、スプマンテ(スパークリングワイン)の大手業者、GANCIAに連れて行っていただきました。
ここの創始者カルロ・ガンチャが、フランスのシャンパーニュ地方から2年間の留学を終えて帰国し、アスティ地方のマスカットから始めて造り出したのがスプマンテです。
マスカットの華やかな香りとやや甘口の爽やかな風味を持つスパークリングは、またたく間にこの地方を代表するスパークリングとなったのだそう。
この日は、日曜日で機械は止まっていましたが、見学と試飲はできました。私たちの他にも、大型観光バスでミラノからのイタリア人団体が見学にきていました。
コメント: 全20件
from: Kchanさん
2006/10/25 06:43:50
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「Re:アグリトゥーリズモ・ルペストルの夕食(初日)4」
> とにかく、ここでは食べ物を粗末にせず、別なものに変化させて出すというのが素晴らしいと思います。肉を煮た汁なんて、残りではありますが、肉が美味しいし、煮方もちゃんとしているから、汁だけでも、美味しいのです。
アニョロッティの食べ方も色々あるんですよね。
色々な種類のアニョロッティを今までにも食べましたが、この肉汁絡めも好きですが、これも好きなんですよ〜〜〜っ。
次回行くときには食べられるといいな〜と思っています。
ボッリートミストのエキスたっぷりのブロードに浮かぶアニョロッティの図。(笑)
これはもうたまりませんよ〜〜〜っ!
from: ぐら姐さん
2006/10/24 19:33:47
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「アグリトゥーリズモ・ルペストルの夕食(初日)5」
昼にたくさん食べたので、セコンドは無し。〆は、昼に争奪戦を繰り広げたさくらんぼ。見かけはこんな色だけど、本当にさくらんぼの生の風味を生かした煮方で、美味しいのです。たっぷりといただきました。
from: ぐら姐さん
2006/10/24 19:31:12
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「アグリトゥーリズモ・ルペストルの夕食(初日)4」
プリモは、昼と同様にアニョロッティ。でも昼はバターを絡めただけのものでしたが、夜は、肉を煮た汁と似ている間に出た細かい肉を絡めたもの。お昼に出た、仔牛肉の煮込みの汁かも知れません。
とにかく、ここでは食べ物を粗末にせず、別なものに変化させて出すというのが素晴らしいと思います。肉を煮た汁なんて、残りではありますが、肉が美味しいし、煮方もちゃんとしているから、汁だけでも、美味しいのです。
from: ぐら姐さん
2006/10/24 19:23:38
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「アグリトゥーリズモ・ルペストルの夕食(初日)3」
初めだけ白ワインをいただきましたが、チーズしかも熟成の進んだチーズが出てくれば、赤ワインでしょう。と思っているところに、ジョルジョがバローロを開けてくれました。
バローロは、ネッビオーロ種で作られる、イタリアワインの王様と言われるワインです。もちろん、カンティーナによって、値段にはかなりの幅がありますが。
開けてすぐは、酸味がけっこう強いのですが、少し時間が経つと、酸味が穏やかになり、口の中に穏やかに滑らかに広がり、そしてその後、タンニンも感じられる力強い印象になります。ワイン三昧のこの日を締めくくるにふさわしいワインでした。
from: ぐら姐さん
2006/10/24 19:12:40
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「アグリトゥーリズモ・ルペストルの夕食(初日)2」
2つ目の前菜は、チーズ盛り合わせ、熟成の進み具合がさまざまで、若いものは若いなり美味しさがあり、古いものは古いのらしい美味しさがあり・・・
from: ぐら姐さん
2006/10/24 07:03:50
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「アグリトゥーリズモ・ルペストルの夕食(初日)1」
前日の朝、夜行便でイタリアに着き、目一杯白トリュフ祭りと食事を楽しんで午前様。そして朝ルペストルに移動して、朝からカンティーナ見学の梯子、試飲三昧、たっぷりの昼食…3軒目のカンティーナでは、長めに寛いでしまって、20時。さすがに、少々疲れて、部屋に戻って1時間ほど仮眠。
そのあと、今日の宿泊者は私たちだけだからか、家族とともに夕食です。昼にかなりたっぷりいただいたので、ちょっと控えめの夕食になりました。
先ずは前菜。ブラックオリーブ、カルチョーフィ、オリーブペーストを塗った薄切りパン、そして写真には出たいないけれど、ペペローネもありました。大きなお皿に一緒盛りで出されたところから、好きなものを好きなだけとって食べました。
カルチョーフィもペペローネも、自家製の保存食。本当に美味しくて、そんなにお腹ぺこぺこではなかったのに、少しずつお替りして食べました。
from: ぐら姐さん
2006/10/23 22:32:24
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「カンティーナの見学(Piancanelli)その4」
ここでは、ブラケットと言われる、スパークリングの赤ワイン、それからバルベーラ、そしてパッシートをテイスティングしました。(ドルチェットも飲んだかな?何せ、朝から3軒目のティスティングで)
ブラケットは、とてもきれいな明るいルビー色で、軽く甘いワインです。おやつ代わりに飲みたいようなワインでした。
バルベーラ、けっこう好きなんです。心地よい酸味とフレッシュな果実味がバランスよく、ちょっとタンニンも感じられる美味しいワインでした。
パッシートもなかなか。これは、ちゃんとコースで食事して、美味しいドルチェに合わせたい。ブラケットとパッシートをお土産に買いました。
from: ぐら姐さん
2006/10/23 22:14:44
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「カンティーナの見学(Piancanelli)その3」
これが、そのタンクです。私と友人が上にのぼって、友人がかき混ぜています。色褪せたこんなタンクの中に、ちゃんと美味しいワインが育っている…そう思いながら、屋内での試飲へ。
from: ぐら姐さん
2006/10/23 07:02:35
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「カンティーナの見学(Piancanelli)その2」
団体が去った後、小さなカンティーナをぐるっと回って案内していただきました。
室内にももちろんタンクがありますが、外に備え付けのコンクリート製のタンクもあり、ちょうど蓋をあけて作業中だったので、梯子で上って、中を見せていただきました。
発酵中のタンクの中に浮いている葡萄の皮が見えます。長さ60cmほどの、大きな木のしゃもじのようなものを渡され、かき混ぜてみました。どうがんばっても、葡萄の皮の層を抜けてワインのところまでは届きません。
しゃもじについた葡萄の皮を食べてみました。ちょっと発酵した感じがあり、渋みはぜんぜんありませんでした。
from: ぐら姐さん
2006/10/23 06:51:35
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「カンティーナの見学(Piancanelli)その1」
さて、昼食をたっぷりいただいた後、ジョルジョは次の目的地へ移動するGinaさんたちのグループをアルバまで送っていき、残った私たちは、Kchanの案内で葡萄畑の中を歩いて、ピアンカネッリのカンティーナへ。Kchanは、ルペストルを数回訪れているのですが、このカンティーナをも何回か訪れているのです。
ここは、午前中に行ったボスカよりもさらに小さなカンティーナです。なんと、ルペストルで昼食を摂ったあの団体も、ここを訪れていました。この日の行き先全てが、同じだったのです。
この団体が去るまで、私たちはのんびりと犬にかまったり、はしごで上っていく2回の葡萄乾燥場を見たり。ここではパッシート(葡萄を乾燥させ、糖度を上げてから作る甘いデザートワイン)を作るため、木の乾燥ラックに葡萄を並べて置いてあるのです。
ちょっとつまんで食べると、甘くてとても美味しい葡萄でした。
from: ぐら姐さん
2006/10/22 00:13:54
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「Re:カンティーナの見学(BOSCA)その5」
これでも、スプマンテです。これはユネスコから援助を貰っている関係で、ユネスコから請われてつくっている製品のようで、なんと瓶内で2次発酵させる時に、通常加える砂糖の代わりに、蜂蜜を入れているのだそうです。
その名もグランデ・カテドラーレ。このキャップは、コルクではなく、特殊なスクリューキャップになっていて、ちょっとひねるとぽんと抜くことができて、再び栓ができるのだそうです。
一度開けたら、あっという間に飲んでしまう人には、便利でもなんでもないキャップですけどね。どんな味か興味があって、1本買ってきてしまいました。(試飲なし。1本20ユーロでした)
from: ぐら姐さん
2006/10/22 00:01:19
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「カンティーナの見学(BOSCA)その3」
ここの見学コースの入り口はとてもモダンで綺麗です。壁面には、ボトルが飾られていて、それは近付いて見ないとボトルとは思えない、青緑に輝くガラスの壁面なのでした。
from: ぐら姐さん
2006/10/21 23:55:24
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「カンティーナの見学(BOSCA)その2」
これがその地下の惨状を再現したもの。いかにも今被災したばかりのように、生々しく、濡れた感じや泥の感じが出ているのに、触れると、それはプラスチックの乾いた感触なのでした。
from: ぐら姐さん
2006/10/21 16:50:37
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「カンティーナの見学(BOSCA)その1」
で、この日の午前の部、PARTⅡは、ボスカという、小ぶりのカンティーナ。
こちらも、スプマンテを中心に作っているカンティーナですが、ガンチャよりはずっと小さく、クラシック式、しかも手回しで作っているところです。
1831年創業だそうで、その頃の一番古い熟成庫は、現在のそれの下にあり、何が原因か地下に水が出て、100万本のワインがだめになってしまったのだそうです。その地下の惨状の一部が、見学コースに模型で作ってありました。
それで、ユネスコが資金援助して、この地下セラーを存続させようとしているらしいのです。(あまりイタリア語が堪能ではないので、確実ではありません)何でも、ユネスコが資金援助しているのは、ほかにウクライナと、インドととNYと・・・あともう1ヶ所の5箇所なのだとか。
from: ぐら姐さん
2006/10/19 22:41:50
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「カンティーナの見学(GANCIA)その3」
そしていよいよ試飲。先ずは代表選手のモスカートのスプマンテから。プラの使い捨てグラスとはいえ、フルート型のテイスティンググラスになみなみと注いでくれました。
爽やかな甘さで、すいっと入っていきます。するとオジサマが、セッコ(ドライ)もあるよ、飲む?と訊いてくれました。答えは、もちろんSI`!
そうしたら、ちゃんとグラスを替えてくれました。こちらは、キリリと冷やして、夏の暑い昼にクイクイっと飲みたくなる感じ。
このオジサマ、気前がよくて、もう1杯飲む?と言うので、さらに1杯いただいてしまいました。これ、日曜の朝10時台のことであります。
from: ぐら姐さん
2006/10/19 07:14:13
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「カンティーナの見学(GANCIA)その2」
スプマンテには、大きくわけてクラッシックタイプMetodo classicoとマルティノッティ式Metodo Martinottiによるものと2つの製法があります。
クラシックな方法とは、シャンパンと同様に、いわゆるボトル内で2次発酵させて、あとで残留物を除くと いう古典的な方法です。マルティノッティ式では、アウトカルベAutocalve と呼ばれる大タンクで2次発酵を行ってから瓶にいれるもので、手間をかけずに大量生産ができます。
ここでは、両方の方法で製造しています。手頃な価格で美味しいスプマンテを、という人たちに楽しんでもらえるようにということと、カルロ・ガンチャが創業した当時のものをそのまま残したいということがあるのでしょう。
写真は、クラシック方式で2次発酵させているところです。ここでは職人の手で1本1本回すのではなく、コンピューター管理しながら、箱ごと機械で少しずつ回しているのです。こうすることでクラシック方式でも、比較的安価で美味しいスプマンテが製造できるわけです。
from: ぐら姐さん
2006/10/25 18:34:53
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「Re:Re:アグリトゥーリズモ・ルペストルの夕食(初日)4」
> ボッリートミストのエキスたっぷりのブロード
聞いただけでも美味しそう!
ロマーノさんちのアグリトゥーリズモで、初めて行った時に食べた、
鶏のブロードに小さなパスタを入れてだけのものが、
もっのすごく美味しくて、今も忘れられない味になっています。
シンプルなものほど、まともな材料で、ちゃんとした作り方をしたもののよさが際立ちますね。
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