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from: ぐら姐さん
2006/10/29 23:15:17
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ロマーノ・レヴィさんのグラッパ蒸留所
さて、2日目の午後、ジョルジョの車で帰途につくKchanを見送り、ジョルジョが戻るまで宿でのんびり。
ジョルジョが戻ってきてから、ロマーノ・レヴィさんのグラッパ蒸留所へ連れて行ってもらいました。
レヴィさんのことをご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。昔ながらの直火式の蒸留器を使い、ブドウの絞り滓を乾燥させた燃料を燃やし蒸留を行うなど、頑固なまでに昔からのつくりにこだわってグラッパを造り続けている方です。
何と言っても素敵なのが、ラベルが手描きで、1枚1枚全部違うこと。日本の雑誌などでも取り上げられ、気難しい人で、気に入った人にしか売らないとも言われています。
ただ、今年78歳と高齢になったこともあってか、この頃は体調がすぐれず、ラベルはほとんど描けなくなり、顔を出すことも少なくなっているのだとか。
ということで期待せずに行きました。ジョルジョは、レヴィさんのグラッパが、それほど美味しいとは思わないと言っていましたし。
でも、蒸留所に着いて、なんて素敵なところ!とすっかり気に入ってしまいました。レヴィさんの描いたもの、作ったもの、集めたもので囲まれているのです。
コメント: 全8件
from: ぐら姐さん
2006/10/30 20:35:17
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「ロマーノ・レヴィさんのグラッパ蒸留所その8」
で、このコルク!
見つけて思わず、可愛い〜!と声を出してしまいました。蒸留所の人が、お土産に一つずつどうぞ、と言ってくださったので、友人へのお土産と2個いただきました。
その後、レヴィさんの描いたラベルの写真を用いたポスターを見つけて、友人と、またキャ〜素敵!と叫んでいたら、そのポスターも1枚ずつどうぞ、とくださいました。思ったことは口に出してみるものです。
from: ぐら姐さん
2006/10/30 20:30:32
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「ロマーノ・レヴィさんのグラッパ蒸留所その7」
これがレヴィさんのアトリエです。窓には何層ものくもの巣が。虫を捕ってくれるので、取り除かないのだとか。
もう少し若くてお元気なときにここを訪れて、目の前でラベルを描くのを見てみたかった!
アトリエには、レヴィさんが描いた絵や、レヴィさんに来た手紙、各界の有名人たちがここを訪れて撮った写真などが飾られています。私の好きなサラミ屋さん(トリュフ祭の会場で会ったおじさん)の写真もあり、彼とレヴィさんは友人であることを知って、豚フィレ肉のレヴィさんちのグラッパ風味の生ハムがあることにも納得しました。
私の大好きなアンドレア・ボチェッリと一緒の写真がありました。同行の友人夫妻が、ボチェッリをよく知らなかったので、Con te partiro`…と思わず歌ってしまって、蒸留所の人とジョルジョが拍手してくれました。
from: ぐら姐さん
2006/10/29 23:48:52
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「ロマーノ・レヴィさんのグラッパ蒸留所その6」
すぐにご挨拶させていただいて、握手をさせていただきました。ジョルジョが、いろいろとお話をし、その間写真を撮らせていただきました。
その後、皆で記念撮影もさせていただきました。レヴィさんは、首の筋肉を痛めていて、顔を上に上げることができません。それなのに、両手で顎を支えて、一生懸命顔を上げて、写ってくださいました。感動です!
その後、アトリエにも入れていたいただけました。
from: ぐら姐さん
2006/10/29 23:31:51
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「ロマーノ・レヴィさんのグラッパ蒸留所その5」
外の壁には、こんな素敵なものも掛けてあります。いくつもあって、やはり全て絵が違うのです。(手描きですから、当たり前ですが)
わぁ〜素敵、あ、これも・・・と写真を撮りまくっていたら、なんと、近くのドアから、小柄な老人が静かに出てきました。
レヴィさんです!お目にかかるのは無理だと思ったのですが・・・
from: ぐら姐さん
2006/10/29 23:21:29
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「ロマーノ・レヴィさんのグラッパ蒸留所その2」
この飾りです。壁の上の方に描かれているのは、もちろんレヴィさんの絵。
ここで仕事をしている方が、どうぞ自由に見ていいよ、グラッパの味見もね、とジョルジョに言い、ジョルジョがグラッパのテイスティングをさせてくれました。特に感動する味というのはなく、私には、普通に美味しいグラッパでした。
from: ぐら姐さん
2006/10/30 20:42:55
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「ロマーノ・レヴィさんのグラッパ蒸留所その9」

私は、グラッパの製法を今回初めて詳しく知りました。この、レヴィさんのところの直釜式は、葡萄の搾りかす(赤は、既に発酵しているのでそのまま。白は発酵させてから使います。これは赤ワインと白ワインの製造方法によるものです。)を釜に入れ、直火で蒸留します。それを樽に入れて熟成させるのです。
で、すごいと思ったのが、搾りかすを蒸留した残りかすを燃やして、蒸留の燃料にするのです。そしてその灰は、畑の肥料にするのだそう。なんとも無駄の無い、素晴らしいエコ・ライフ。種からは油が取れるので、本当に全く無駄にすることが無いのですね。
写真は、燃料用にとってある蒸留かすです。
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ariete☆、