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from: ぐら姐さん
2006年11月20日 21時56分45秒
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ポルティコ・ディ・ロマーニャ
ポルティコ・ディ・ロマーニャのことは、歩き方掲示板のOLMOさんという方を通して知りました。彼女は絵を描く方で、日本とこのまちを行き来しているのです。エミリア・ロマーニャ州の山奥にある、中世の街並みを残した落ち着いたまちです。
行ってみて知ったことですが、戦後、まちの人々は都会に出て行き、30年程前には廃村状態だったのだそう。葡萄の手入れをする人もなく、葡萄畑は消えて行き…。
このまちにある唯一の宿、アル・ヴェッキオ・コンヴェントのおやじさんは、他の土地の人なのですが、奥さんがこのまちの出で、廃村になりかかったこのまちを生き返らせようと、昔、修道僧たちが巡礼の途中で泊まっていたという宿を買い取り、レストランを作り(彼は、腕の良い料理人なのです)、料理学校も作ったのだそうです。その後イタリア語学校もできました。
そして、世界各国から料理を学ぶ人や、イタリア語を学ぶ人が訪れるようになり、まちには、出て行った人が戻り、新たな住人も来て、再びまちらしくなったのだそうです。
ここには、14世紀の建物がそのまま残っていて、人々は中を住みやすいように改築して暮らしています。
鉄道でボローニャから50分弱のところにあるフォルリという街からバスで1時間、フィレンツェからだと1日2本のバスで3時間のところにあり、私はフォルリから行きました。
バス停で降りたらすぐにホテルの場所がわかるほど、小さなまちでした。
コメント: 全38件
from: ぐら姐さん
2006年12月01日 07時26分17秒
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「ポルティコ・ディ・ロマーニャ36」
地下1階とはいえ、それは玄関のレベルから見ての事で、斜面に立つ建物なので、ここには片側に窓があり、柔らかな朝の日差しが差し込んでいました。
9時という朝食は、朝8時半というフォルリ行きのバスで発つ人には遅すぎます。それに乗りたい人には、簡単な朝食(イタリアの一般的なもの)を用意するようなのですが、9時からだとかなりの充実度です。
写真ではよく分からないと思いますが、お決まりの甘い焼き菓子の他に、普通のパン、卵、ハム、サラミ、チーズ、そしてトマトのサラダまでありました。(朝からサラダがあるのはイタリアではかなり珍しいことです)
飲み物もいろいろ。朝食にしてはゆっくりと30分以上時間をかけていただき、またゆっくりとまちを散歩し、橋のそばで本を読むなどしてから、このまちを後にしたのでした。
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山猫、
from: ぐら姐さん
2006年12月01日 07時17分31秒
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「ポルティコ・ディ・ロマーニャ35」
明日何時に出発ですか?ときかれお昼のバスで、と答えたら、朝食は9時でいいかしらと言われました。8時とか8時半というのは結構ありますが、9時と言うのはかなり遅い朝ごはん。
レストランとは違う朝食のダイニングルームは、地下1階にありました。下りて行くと、なんだかとてもいい雰囲気に美味しそうなものが並べられているようです。
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from: ぐら姐さん
2006年11月30日 18時18分00秒
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「ポルティコ・ディ・ロマーニャ34」
女将さんが、ドルチェは、マスカルポーネのムースとりんごのムースとあるけど、どちらにする?と訊いてきた時に、ほんの一瞬迷ったら、すかさず両方を少しずつにしましょうかと言ってくれて、それにしました。
見事に半分ずつに分けたものが2種類、皿に乗せられて出てきました。マスカルポーネの方には、ベリー系のソース、りんごの方にはチョコレートのソースが添えられています。それぞれの香りを楽しみたくて、ソースはほんの少しだけつけて食べました。
ぷるんぷるん、ふんわりと軽やかなムースたちでした。
from: ぐら姐さん
2006年11月29日 19時45分37秒
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「ポルティコ・ディ・ロマーニャ33」
セコンドは、カプリオーロ・アル・ヴィノ・ロッソ、ポルチーニ添え。辞書で引いたら、カプリオーロはノロシカというのだそうで、初めて食べました。
骨付きの塊を赤ワインに浸して、オーブンで焼き煮にしている感じ。ポルチーニのソテーがたっぷり添えられています。
うんまい! そしてなかなかのボリューム。
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from: ぐら姐さん
2006年11月29日 19時42分37秒
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「ポルティコ・ディ・ロマーニャ32」
プリモは、アスパラガスのタリアテッレ。これが、初体験の美味しさなのです。タリアテッレとメニューにはありますが、ピーチに近いような太目の手打ちうどんのようなパスタ。それが短く切ってあって、刀削麺のような印象です。
鶏肉を細かく切ったものとアスパラガスを鶏のブロード(ブイヨン)で煮込み、パスタを入れてそのスープを吸わせた感じのもの。イタリア風、煮込みうどん、つゆなし、と言ったところでしょうか。
もちろん、アスパラガスの味がよく出ているのだけれども、ベースになっている鶏のブロードの美味しいことといったら!もう溜息ものです・・・滋味溢れる、という言葉がぴったりの。
イタリアでは、こうやって真っ当にブロードを作っている人たちが、店だけではなく、普通の家庭にもまだいるようですが、ここのブロードは、飛びっきりです。散歩の時に見かけた、柵の中で放し飼いされていた元気な鶏さんたちを思い出してしまいました。
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from: ぐら姐さん
2006年11月29日 19時37分13秒
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「ポルティコ・ディ・ロマーニャ31」
ここは、料理学校もやっているような、料理自慢の宿。伝統的な料理が自慢のようです。笑顔の素敵な女将、マリーザさんが席に案内してくれて、気さくな感じで何たべる?うちのスペシャルなんていかが?というのでそれに決定。
まず前菜は、ポルチーニと玉葱のタルト。パイ生地の間に十分にソテーして甘みを引き出した玉葱とポルチーニを入れて薄焼きに仕立ててあります。
添えられたバジリコのペースト(ジェノヴェーゼとはちょっと違いました)と一緒に食べると、爽やかな香りの後にパイ生地のさっくりとした食感。そしてその後に、玉葱の甘さと、ポルチーニの濃厚な味が口の中に広がりました。
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from: ぐら姐さん
2006年11月28日 20時01分28秒
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「ポルティコ・ディ・ロマーニャ30」
この一つ前の写真の壁を背にして、座ったところからの写真です。古くて、素朴で、温かい雰囲気が伝わるでしょうか。
from: ぐら姐さん
2006年11月28日 19時55分22秒
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「ポルティコ・ディ・ロマーニャ28」
レセプションの横に扉の開いた部屋があり、書棚があり、ピアノがあり、古い写真が架けられていました。テーブルも置いてありましたから、どうやら勝手に入って座り、くつろいでもいいようでした。
オーダーすれば、レセプション兼バールのカウンターから、飲み物も運んでくれるのでしょう。この冬に行くので、ここで温かいカプチーノでもいただくつもりです。
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from: ぐら姐さん
2006年11月28日 07時21分31秒
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「ポルティコ・ディ・ロマーニャ27」
ここがこのホテルのレセプションです。
え、バールじゃないの?と思われるかもしれませんね。入り口の外に、2つだけテーブルが出されていて、飲み物を提供するのです。
家族経営の宿で、いつもレセプションに人がいるわけではなく、いないときは、置いてあるベルを鳴らして呼びます。
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from: ぐら姐さん
2006年11月27日 06時27分02秒
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「ポルティコ・ディ・ロマーニャ21」
そうそう、川沿いからチェントロまで行くには、こんな道もあったのでした。つながっている建物の下につくられたトンネルのような道です。
なんと11世紀からある通路との表示がしてありました。ここを通った人たちの靴底で磨かれて、つるつるになった石畳に、人々の営みの温もりを感じます。
坂道なので、現代はちゃんと手すりがつけられています。
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from: ぐら姐さん
2006年11月26日 23時20分11秒
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「Re:Re:Benvenuta!(ようこそ)」
山猫さん、ようこそ。
新たなメンバーが参加してくださって、とても嬉しく思います。
> 私も歩き方の掲示板で、ポルティコ・ディ・ロマーニャが気になっていました。
やはり、そうですか。
> 特に蛍が舞うというのが気になって、気になって・・・。
そうですよね。
でも、私は、リタイアしない限り、その季節には休暇が取れなくて行けないのです・・・
山猫さんは、チャンスがあったら、是非行ってきてくださいね。
写真を撮るのは難しいでしょうが。
イタリアではありませんが、バリ島に行くと必ず泊まるコテージがあって、
そこのベランダで、夜のんびり飲んでいると蛍がやって来るのです。
寝る頃には、ベランダの天井に星座のようにたくさんの蛍が集まって
それはそれは素敵です。
> 食事も良かったのでしょうね。続きを楽しみにしています。
食事も美味しかったですよ。近いうちに載せますね。
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from: ぐら姐さん
2006年11月26日 23時12分45秒
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「Re:Re:ポルティコ・ディ・ロマーニャ2」
> こういう場所を、同じような繰り返しの石畳の路地裏をゆっくりと散歩してみたいですね。寒くなったらカプチーノでも飲みに足を休めて時間がすぎるのをただ楽しむ…そんな心の贅沢を、ゆとりをもちたいですね。
本当にそう思います。寒くて頬が冷たくなるようなときでも、私は歩くのが大好きで、ちょっとくつろげそうなバールを見つけたら、あったかいカプチーノで一休み、というのも大好きです。
カプチーノのつもりが、気が付いたらビールを注文していたなんてこともよくあるのですが。
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from: 山猫さん
2006年11月26日 17時20分46秒
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「Re:ポルティコ・ディ・ロマーニャ20」
はじめまして。
いつも素敵なコメントと写真、楽しく拝見しています。
私も歩き方の掲示板で、ポルティコ・ディ・ロマーニャが気になっていました。
特に蛍が舞うというのが気になって、気になって・・・。
街の雰囲気もいいし、川遊びもいいですね〜。
ホテルのレセプションの置物も素敵ですね!かわいい〜!
食事も良かったのでしょうね。続きを楽しみにしています。
まだ先ですが、来年の蛍の季節に行けたらいいな〜っと思っています。
from: ぐら姐さん
2006年12月02日 10時45分04秒
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「Re:Re:ポルティコ・ディ・ロマーニャ36」
> ぐら姐さん、悲しすぎます。
> 私ったらこんな素晴らしい朝ごはんを食べずにバスに乗ってしまったんですね。
こねこさん、本当にもったいないことをしましたね。今度行ったら、そのこねこさんの分まで、たらふく食べてきますからね!
> それにとても同じ街に行き、同じ宿に泊まったとは思えない姐さんの写真とコメントの数々。
なにせ、散歩大好き人間ですからね。&なんでも食べられますし。&酒類ならなんでも飲めますし。って、これは関係ないですね。
写真は夕食の締めに、女将さんが勧めてくれたグラッパです。「グラッパか、リモンチェッロでもいかが。」と訊いてくれたので、グラッパをお願いしたら、いろいろ種類がある中から、他の客に出しているのとは違う、何年か熟成させたタイプのものを出してくれました。きれいに色づいているでしょう。
グラスに注いで、ボトルをそのまま置いていってくれたので、飲み放題状態でした。ラッキー♪あ、でもそんながぶ飲みはしませんでしたよ。まろやかな口当たりでしたが、それでもアルコール度は強いお酒ですからね。
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キュリ、