「サヴォーナの魚介レストラン１1２」
　もう、嘘偽り無く満腹。このままベッドに横になりたいほどでした。

　でも、消化にいいのよ…と言われてSorbet di limone　レモンのシャーベット（ジェラートっぽかったけど）もいただきました。

　 これでルペストルに帰ると言われても、はい！といってしまうぐらい、大・大・大満足なランチでした。

「サヴォーナの魚介レストラン１１」
　これが最後の料理です。と言っても、これの前の魚介のスパゲッティと同時に出てきたのですが。

　Ravioli di Pesce　魚のラヴィオリです。これが、見た目からは想像できない美味しさ！これは絶品です。

　餡は、鮮魚のほぐし身にハーブなどを混ぜたもので、ソースは、魚介出汁の効いたトマトソースに魚介のほぐし身と、おそらく少しのクリームが入っていると思われます。濃厚なのにくどくないこの美味しさ！

　レシピがあったら、是非家でも作ってみたいと思いました。（なくてもチャレンジしてみたい）

　スパゲティは１皿、ラビオリは２皿あって、本当にすごいボリュームでしたが、もう倒れてもいいから食べておかないと損、という美味しさでした。

「サヴォーナの魚介レストラ１０」
　ここまでで、ご馳走様でした！と終わりにしたい感じでしたが、
ここへプリモ登場。

　Spaghetti allo Scoglio Rosso 海の幸のスパゲティトマトソース。海の幸のスパゲティの美味しさは、見ただけで想像つきますが
もう幸せ〜という味。

　海老がとっても新鮮なので、頭の味噌がうま〜。

「サヴォーナの魚介レストラ９」
　そしてそして、Cozze alla Barcaccia　コッツェ＝ムール貝のバルカッチャ風です。（バルカッチャは、店の名前）

　どこが普通のコッツェと違うかというと、トマトソースの中に、ツナとアンチョビが隠し味として入っているのです。このソースにコッツェの味が出ていて、開いたコッツェの身に絡まって美味いの何のって！

　もうね、このソースだけをパスタに絡ませて食べたい感じでしたよ！！！

「Re:見た目も大切！」
> でも　いい意味で期待を裏切ってくれる店って嬉しくなりますよね。

本当にそう思います。
逆だと、腹が立ちますけどね。

「見た目も大切！」
車をパーキングに置いて、少し歩き、その魚介の店に着きました。
え？ここ？・・・どう見ても自力では入らないであろう店構え。


>　そうですね。やっぱり　肝心のお料理の味がもちろん最重要だけど、お店の店構えというのも視覚的に気分的に違ってきますよね。
だって、デートに使うような店は薄暗い店内にキャンドルって定番じゃないですか？？？
でも　いい意味で期待を裏切ってくれる店って嬉しくなりますよね。

「うふっ、イタリア版いか飯」
お次は、Calamari Ripieni　ヤリイカの詰め物です。
ま、イタリア版いか飯と言う感じですね。


まさしく・・・。北海道物産展に並んでいそう。
噛み応えが、ぷりっぷりしていそうですね。

最近　放映されているキューピーのパスタソースのＣＭを見るたびに生唾ごくり・・・は私だけでしょうか？

「サヴォーナの魚介レストラ８」
　お次は、Calamari Ripieni　ヤリイカの詰め物です。

　パン粉、卵、イタリアンパセリなどを合わせたものを詰めてトマトソースで煮込んだもの。ま、イタリア版いか飯と言う感じですね。

　なんとこれも１人に１パイあるんです。

「サヴォーナの魚介レストラ７」

　まだまだ出てきます〜
　Polpo al Verde con Patate　茹で蛸にイタリアンパセリ、ポテト添え。

　この蛸、イタリアで食べるものにしては、太目の蛸で、とっても柔らか〜く茹でてあって、これまたたまらん美味さ！ポテトと蛸の組み合わせもなかなかです。

「サヴォーナの魚介レストラ６」
　次に出てきたのは、Pesce in Carpione 魚のエスカペッシュ＝魚の南蛮漬けです。

　この日は、Buga（複数形はBughe）という魚です。Bogaという魚の別名らしく、Bogaで調べると鯛の仲間とあるけど。どうもそうは思えない形。友人に写真を見せたら、イシモチに煮ているとのこと。

　結構大きくて、２４〜５cmはあります。これが１人に１匹って、ちっとも少しずつじゃないよ〜！でもね、魚はあまり癖の無い白身で、ちょうどいい味加減なのでペロリと食べました。

「サヴォーナの魚介レストラ５」
　で、お伴はこれ、リグーリアのワイン Liviera Ligure di Ponente Pigato di Albenga です。

　すっきりかつコクのあるワインで、魚の酢〆にもよく合いました。

「サヴォーナの魚介レストラ４」
　つづいて、Acciughe Marinate カタクチイワシのマリネ。

　イワシがとても新鮮で、酢も抑え目、〆加減も行き過ぎていなくてこれまた抜群の美味しさ！

　遠慮せずにバンバン食べました。

「サヴォーナの魚介レストラ３」
　でもね、ジョルジョが馴染みのオバサマに今日のお薦めをきいたり、自分の好みのものをあれこれと注文をつけたりしながら、ちょっとずついろいろ味見するからね、とオーダーしてでてきた料理は、どれも本当に美味しいものばかりでした。

　まずは、 まず、Pate' de Nazello　ナゼッロのパテ。ナゼッロは、メルルッツォ（メルルーサ）のこの辺りの呼び方です。

　大きなホタテの殻に、たっぷりと入ったパテ。メルルーサのすり身とマヨネーズに塩、胡椒という味付けですがとてもデリケートな味加減で、身がしっとりとしていて、何ともいえぬ美味しさ。

　ジョルジョは野菜や酢が好きではないので、上に乗っているピクルスを除けて、パテだけを食べろと言いましたが、私は野菜も酢も大好きなので両方をパンに乗せて一緒にいただきました。

　も〜〜〜これだけで白ワインが何杯でも飲めちゃう美味さ！！！大きなホタテの殻に、ぎっしりと詰まっていて、これだけで結構ボリュームありました。（パンも食べたからなおさら）

「サヴォーナの魚介レストラ２」
　入ってもこんな感じ。う〜ん。

　店は、家族経営で、リグーリア料理を出す店ですが 、出身はシチリアのマザーラ・ディ・ヴァッロなのだそうでシチリアのスピリットを感じさせる店ではありましたが。