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from: ぐら姐さん
2007年09月11日 07時09分16秒
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グラード
トリエステからバスに乗って1時間半ほどで、グラードに着きました。
グラードは、ヴェネツィアと同じような、ラグーナ(潟)にできた島々です。町の中心はイーゾラ・ドーロ (Isola d'oro) という大きな島にあり、夏はリゾート地として賑わいますが、素敵な旧市街もあるのです。
ここグラードも第1次大戦までオーストリアの領地でした。その昔、海を持たないオーストリア人がイタリアから略奪したのだとか。そりゃあ、オーストリアのヒトにしたら、こんな海のリゾート地がほしいですよね〜。
ローマ司教の夏の保養地として栄え、またオーストリア皇帝 Francesco Giuseppe も訪れていたそう。
着いたバスターミナルは、トリエステのそれとは大違いで、明るくて開放的。いかにも、リゾート地に着いた気持ちになります。でも、地図サイトで調べ、宿の住所をプリントアウトして行ったのにバスターミナルの周囲には、道の名前が全く表示されていません。
運転手に聞くと、チェントロはあっちだよ、ぐらいしか分からないようでバールのシニョーラに聞きました。住所を言っても??って感じでしたが、宿の名前を言うと、Vicinissimo!(すっごく近くよ)と言って、店の外まで出て、曲がり角を指し示してくれました。黄色い美しい建物だから、すぐ分かるわよ、って。
言われた角で曲がって行くと、黄色い美しい建物は、たくさんあるのでした。が、とりあえずお宿発見。Vicinissimoとまでは行かないけれど、Vicinoではありました。
部屋は、小さいけれども、小ぎれいで、エアコンもあります。窓からの眺めがいい感じ。
島の中まで入り込んでいる運河にある、漁船などが停泊する古い港なのです。
さっそく町散歩に出てみました。宿からすぐの通りに、こんなものが立っていました。
Vino Della Pace(平和のワイン)〜年と記されていて、各年の分があります。何かしら催し物をやっているのでしょうね。今調べてみたらありましたが、面倒なので省略。
http://www.fvgnews.net/view.php?t=e&k=3265
その巨大ワインボトル看板は、道の両側に、こんな感じで立っています。
コメント: 全8件
from: あれっつぉさん
2007年09月21日 16時51分51秒
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「Re:グラード7」
> この盛り合わせ、どれもすごく美味しいのだけどボリュームありすぎ!それに、私達の食べるのが遅いのにオヤジが呆れ、全部食べないと次のワインは出せないよ!なんて言い出すし。(このオヤジなかなか面白い人ではあったのだけど、野菜がないと、肉も食べられないのです!私たちは。)
>
おいしそうですね〜。イタリアって感じ。この盛り合わせと、トスカーナパンかなんかあればガンガン赤ワインが進みそうです。
> 私は、何でも食べますが、野菜がないと絶対にダメなんです。普段家でたくさん食べているので、野菜の不足する食事だと、体が求めるだけでなく、歯が、野菜の歯ざわりを求め、舌が野菜の味を求めます。
>
私も野菜大好き。イタリアの野菜は野菜本来の味がしてとってもおいしいし。
でも、このサラミ盛り合わせにだとペペローニのピクルスなんかあればいいかも。
前回パンのグレードのことを書いておられましたが、おいしいパンの出てくるレストランにあたると私はいつもパンを食べ過ぎちゃうんです。
もともとパン好きで特に食事パンタイプのが大好き。だから、パーネプリエーゼとか、南部のほうで出てくるパンだと、それこそパンとサラミとワインだけでもしあわせ〜なのです。
旅行に行かない今年は、家でパンのお取り寄せなどして小さな幸せを味わってます(笑)
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from: ぐら姐さん
2007年09月20日 06時23分45秒
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「グラード7」
部屋でのんびり昼寝なぞし、起きてみればもう夜。お腹はそれほど空いていないので、ワインバーに行きました。
ワイングラスにこの店の名前が入っていて、素敵です。2種類ありました。
カベルネ・フランから始めて、カベルネ・ソーヴィニヨン、オヤジお薦めのメルローと飲み進めました。
つまみは、生ハム・サラミ盛り合わせ
この盛り合わせ、どれもすごく美味しいのだけどボリュームありすぎ!それに、私達の食べるのが遅いのにオヤジが呆れ、全部食べないと次のワインは出せないよ!なんて言い出すし。(このオヤジなかなか面白い人ではあったのだけど、野菜がないと、肉も食べられないのです!私たちは。)
入るワインバーを選んでいる時に、どこもメニューに全然野菜がなくて、この店ならありそうだと思って入ったら結局ここもなかったのです。オリーブと、小玉葱のオイル漬けはもらいましたけど。
私は、何でも食べますが、野菜がないと絶対にダメなんです。普段家でたくさん食べているので、野菜の不足する食事だと、体が求めるだけでなく、歯が、野菜の歯ざわりを求め、舌が野菜の味を求めます。
頑張って、完食して宿に帰りましたが、野菜食いてぇ〜〜〜〜ということで、翌昼はがっつりと野菜を食べたのでした。(これはまた改めて)
from: ぐら姐さん
2007年09月19日 05時40分22秒
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「グラード6」
アクイレイアのことは、グラードでのことを書き終えてからにします。アクイレイアを午前中に見学し、昼食は、こちらに戻って食べました。前日下見をしておいたお店へ。
出てきたパンを見ると、どんな店なのかがわかります。
ハイ・グレードの店だと、手作りの小ぶりのパンが数種類出てくることが多く、かなりカジュアルだと、そこらのパン屋のパンが出てきます。(それでもイタリアのパンは美味しいですが)この店のは、その中間といったところです。
アンティパストは、DE TONI と言う店の名のついた盛り合わせ。
一つひとつしっかり作ってあって、程よいボリューム。
ワインは、こちらをいただきました。
トカイ・フリウラーノという土着品種のぶどうです。すっきりとした酸味とふくよかな味わいの辛口。
同行の友人は、何でも食べるけどとても小食な人。アンティパストもプリモもなしで、セコンドにフリット・ミスト、そしてコントルノにインサラータ・ミスタ。で、私はセコンドなしにして、プリモをオーダー。大食の私と、小食の友人で、このぐらいが丁度。
で、そのプリモは、墨烏賊の烏賊墨ソーススパゲティ。
烏賊墨の甘さがよく出ていて、うんま〜〜〜でした。身も煮込んであって、ほろほろと。甲烏賊系の身は、煮込むと本当に美味しいです。
そして、フリット・ミスト。見た瞬間、友人は、これ以外のものをオーダーしないでよかった!と思いました。すごいボリューム。
ただボリュームがすごいだけではなく、芸こまなんです、これ。小えび・小魚・カレイ(平目?)は、粉だけをつけてカラリと揚げ、穴子には、天ぷら系の衣で、もっちりと揚げ(旨かった〜)、
鯵にはパン粉をつけて、カリッと揚げているのです。そしてポレンタ添え(奥に見える白いものです)。
もちろん、友人は、全部は食べきれないので、かなりな量をワタクシがヘルプしました〜へへヘ。
ドルチェには、さっぱりと森のフルーツのマチェドニア。
ここのは、珍しく自分でお砂糖とレモンを搾るのでした。自分好みの味に仕上げられて、これはこれでいいかも。
この日は曇りがちの天気だったのですが、食事中に風が出てきて、店の人たちが外に出していたテーブルも椅子も、全て中に納戸のようなところに入れ始めました。私たちがホテルに戻るとじきに雨が降り始め、嵐のような天気になりました。
旅行中唯一の荒天でしたが、この日は午後の予定なし。ビーチに行くか船に乗るかしてもいいかな、ぐらいだったので部屋でテレビ&昼寝にしました。
from: ぐら姐さん
2007年09月17日 09時15分28秒
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「グラード5」
さて、気持ちよく目覚めた翌朝の窓からの風景です。
実は角部屋だったので、2方向に窓があり、ドゥオーモの屋根も見えるのでした。
グラード滞在中のこの日、アクイレイアへ観光に出かけました。アクイレイアは本土にあり、グラードは潟の中の島で、そこを結ぶ直線の道路があります。
そう、ヴェネツィアに行かれた方はご存知でしょうが、あのメストレと本島を結ぶ道路をもう少しこぶりにしたような。(でも鉄道はありません)こんな感じ。
(この写真は、本土側からグラードを見たところです)
須賀敦子さんはグラードで舟に乗り、そこから遠くにトリエステを見たのですが、きっとこんな感じだったでしょう。(バスの中から撮りました)
from: ぐら姐さん
2007年09月15日 10時02分45秒
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「グラード4」
さて、この日の晩ご飯。散歩の時に下見をしていましたが、よさげな店は翌日に取っておき、この日は、お宿の近くのとてもカジュアルなトラットリア・ピッツェリアへ。
食べたものは、やっぽり海のまちですもの、カジュアルでも魚介、ということで、アンティパストにイワシ
プリモにスカンピのリングイーネ
ワインは、デッラ・カーサの白。0.5L×2(2人で1Lはいかにも飲兵衛なので、2回に分けて)
セコンドはパス。このプリモはかなりなボリュームがあり、味もまずまずだったので、お腹も気持ちも満ち足りて、ちょっとだけ、夜のまちの散歩。
from: ぐら姐さん
2007年09月13日 19時47分31秒
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「グラード3」
さて、教会を出て旧市街の散歩。
これは、ドゥオーモを、前のとは逆から見たもの。
そして路地へ
レストランは、ディナータイムの準備をぼちぼちと。
壁の飾り絵も、さすが海の街。
これはどこかの庭ではなく、道の上にかかっている葡萄棚です。
ここの壁の浅浮き彫り、大きくしてみると、なんとも情けない顔のライオンです。思わず笑ってしまいました。
さて、旧市街散歩の振り出し近くへ戻って、
散歩の後は、バールでキリリと冷えたプロセッコを1杯いただきました。
from: ぐら姐さん
2007年09月12日 18時39分35秒
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「グラード2」
そして、旧市街はこちらの方かな…と歩いて行けば
こんな感じになってきて
ドゥオーモ(サンテウフェミア教会)の側面が見えてきました。
ファサードに回るとこんな感じ
質素です。鐘楼も。
(ファサード前の広場が、「狭場」なので、全体を一緒に撮るのが無理)
4〜5世紀の初期ロマネスク様式(別の本だと初期キリスト教様式)で、鐘楼は15世紀のものなのだとか。古い床モザイクが残っていて、モザイク好きにはたまりません。
この教会自体も古いのに、修復をしていると現床下からモザイクが現れたのだとか。聖堂の跡地の上に建てられた際、その以前の聖堂のモザイクの床に気付くことなく、建てられ隠れていた状態だったらしいです。
一部分、ガラス張りになっていて見られるようになっていました。
from: ぐら姐さん
2007年09月21日 19時56分12秒
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「Re:Re:グラード7」
> おいしそうですね〜。イタリアって感じ。この盛り合わせと、トスカーナパンかなんかあればガンガン赤ワインが進みそうです。
うふふ。あれっつぉさんも、酒飲みですね〜。こういう塩分が強めのものは、塩味のないトスカーナパンがぴったりですね。ここで出てきたパンも、まずまずでしたよ。
> 私も野菜大好き。イタリアの野菜は野菜本来の味がしてとってもおいしいし。
本当に、そうですね。日本に帰ってきて何が寂しいって、横浜のそこらの店では、あんなに美味しい野菜が手に入らないこと。
> でも、このサラミ盛り合わせにだとペペローニのピクルスなんかあればいいかも。
う〜ん、私としては、ピクルス系とグリーンサラダまたは蒸し野菜か焼き野菜ぐらいを食べたくなっちゃいます。
> 前回パンのグレードのことを書いておられましたが、おいしいパンの出てくるレストランにあたると私はいつもパンを食べ過ぎちゃうんです。
それって、すごくよく分かりますよ。ついつい食べ過ぎて、後の料理を食べる時に苦しくなって、最後ドルチェまではたどり着けなかったり…
> もともとパン好きで特に食事パンタイプのが大好き。だから、パーネプリエーゼとか、南部のほうで出てくるパンだと、それこそパンとサラミとワインだけでもしあわせ〜なのです。
イタリアは、どこもパンが美味しいですが、南部の方のは格別ですね。パンもいいですが、タラッリなんかも大好きです。(特にペペロンチーニ味の)
> 旅行に行かない今年は、家でパンのお取り寄せなどして小さな幸せを味わってます(笑)
この頃は、イタリアから輸入した冷凍パンなども取り寄せができて嬉しいですね。我が家のフリーザーには、いつもロゼッタかチャバッタが入っています。
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