「午後は、ポンペイへ２」
　ポンペイは、多くの方が訪れていることでしょうから、あれこれ詳しくは書きません。今回で終わりにしますね。

　昔訪れたときは、午前中でしたが、真夏の炎天下、ガイドブックにある目ぼしいところだけ見ようと歩き、暑くてたまらない！と感じましたが、今回は、やはり真夏の午後３時半から日没の閉館（場？）まで、しかも午前中にエルコラーノを見た後にも拘わらず、それほどつらくありませんでした。

　意外と遅い午後の方が、暑くないのかも…と思ったり、気構えが違うだけのことかもと思ったり。建物の中にも入って、のんびりと見て回ったせいかも知れません。

　アンフィテアトロを出て、まあまあ近いところにある「ヴィーナスの家」の柱廊のある庭と壁画。
　

　

　通り沿いの建物の壁画。ここでも本物はガラスで保護されていました。
　

　

　前回は行けなかった秘儀荘まで足を伸ばす途中、遺跡の塀の外に出てガンガン歩きましたが、その塀越しに見える遺跡のまちに、当時の街並みを想起することができました。
　

　

　そして秘儀荘。「ポンペイの赤」と呼ばれる見事な赤の地に、ずらりとディオニソス神を礼拝する秘儀が描かれていました。