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from: ぐら姐さん
2007年11月14日 18時51分31秒
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マリーナ・デル・カントーネ
この日まで、けっこう風が強く、波もそこそこあったのだけど、4日目は、風もなく素晴らしい晴天。青の洞窟を見たことの無い友人BとCは、カプリへ。
私と友人Aは、2人でバスに乗り、大好きなレストラン「ロ・スコーリオ」のあるマリーナ・デル・カントーネへ。
昼食の時間までビーチで、パラソルのあるビーチベッドを借りて、ごろごろしながら本を読んだり、ちょっと海に入ったり。ここのビーチは小さくてのんびりできるから好き。
そして1時少し前に店へ行きました。この日2人で食べたものは、
1.ロ・スコーリオに行ったら、絶対食べたい、自家栽培のルーコラとプチトマトのサラダ
とにかく野菜が元気で、味が濃くて!
2.蛸のインサラータ(サラダ)
イタリアの蛸は、とっても柔らかく茹でてあることが多いのですが、ここのは、まだ中心が透き通っているぐらいの茹で加減。柔らかいのも大好きですが、ここの茹で加減は抜群で、心地よい歯ごたえでした。
3.モッツァレッラは?とカメリエーレのマルコが聞くので、ここのは大きいから…と私が言ったら、小さいのもあるよというのでもらったのがこれ
ここのバジリコは葉っぱが大きいので、小さく見えるかも知れませんが、豆腐1丁分ぐらいはありました。牛乳製ですが、モッツァレッラらしい空洞があり、いい歯ごたえがあります。本当に新鮮な証拠です。
4.雲丹スパゲティ
もう、何も言うことなし!雲丹の味そのまま。パスタはアルデンテ。
あ、ワインは安いデッラ・カーサの白をいただきましたが、ちゃんとワインクーラーで冷やしてくれました。
5.烏賊のフリットを2人で1皿
なんとも素っ気ない盛り付けですが、烏賊は大きくて肉厚で、揚げ加減も抜群で、これまた美味しくいただきました。(これまた、レモンも巨大なので、烏賊が大きく見えませんね)
最後に、ドルチェはなしで、リモンチェッロ。
ここのは、自家製で、ソレントやアマルフィで売られているおしゃれな壜に入っているのより、レモンの香りとほろ苦さが抜群でずっとずっと美味しいです!
この日、私たちが食べ始めた時に、ゴクミ・アレジ夫妻が子どもたちや子守係(1人に1人付いています)、そして友人などのご一行様でやってきました。ここで会うのは、3回目。
浮き桟橋から上ってきたアレジさん。
偶然アレジさんの友人ご一行が別テーブルにやってきて、彼は、そちらに合流。
(左奥のテーブル右端。シルエットで分かるかしら…)
ゴクミさんは、ご挨拶に行ったり、ワインを振舞いに行ったり、優雅にもてなしをしていました。セレブ、という感じ。
彼らの食事が済んだ頃、ゴクミさんに、お願いして写真を一緒に撮らせていただきました。私の顔も写っているので、ツーショット写真は、載せませんね。
友人Aが、「ここでお目にかかるのは、3度目なんですよ。」なんて言って、しばしおしゃべりもしちゃいました。10月の伊勢丹本店のイタリア展で、この店が出店していたことをご存知の方もいらっしゃるでしょうか。ここのスタッフが10月に伊勢丹イタリア展で来日する話は、実はゴクミさんからこのときに聞きました。
コメント: 全6件
from: paolaさん
2007年11月17日 14時05分19秒
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「Re:マリーナ・デル・カントーネ2」
又又おいしそう♪
> 生の貝の盛り合わせ
ムール貝を生でいただけるとは!
昔アテネのマリーナでクラム(あさりの一種?)を生で食べた時、連れがお醤油を欲しがっていましたが、ぐら姐さんは恋しくなったりしませんか。
> 友人Cの食べた、マグロの燻製。
ワインが進みそう!
> うんま〜〜〜米は見事なアルデンテ。出汁もよく出ていて、ボリュームもあり。ああ、幸せ!
>
香ってきます。濃い味のトマトと相性ぴったりでしょうねぇ。
某日本人シェフの蟹やエビのパスタ一味どころか二味違います。秘密はあさりの出汁でした。
ここ数年あさりのリゾットを作ろうと思っていますが、残念ながら近所ではいいあさりが手に入りません。築地へ行くとおなか一杯食べちまい料理する意欲が失せてしまいますし。
拝見したらやはり作らなくては!と改めて思いました。素材が問題ですが「らしきもの」は出来そうです。
> 汁にパンを浸して食べると、これがまたたまらない味!
これぞ本物のアクアパッツァなんですね!認識を改めました。美味しそう♪
> ソレント滞在の中6日のうち、2日間、私と友人Aは、ここでのんびりまったりと過ごしたのでした。
ドルチェもおいしそう。
ここに1週間いたら帰国したくなるでしょうね。
ぐら姐さんと世界中の美味を知るご夫婦の舌の見事な一致!
行きたい所が又一箇所増えました。(いつ行けるか不明とはいえ)
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from: paolaさん
2007年11月17日 13時09分50秒
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「Re:Re:Bentornate! E benvenuta!」
早速の温かなレス ありがとうございます。
> 29年ぶりって、すごいですね。
長く生きたものです。麗しき独身、青春でした。29年前はもうすぐ劣化で見られなくなるという最後の晩餐だけ、時間がなくフランクフルトからミラノ日帰りでした。
初めてイタリアに行ったのは31年前、ローマ-フィレンツェとボローニャーヴェネツィアは列車でしたが、ホームで駅弁を売っていました。紙袋に入っていたのは硬いパン、チーズひとかけらとローストチキン一切れ。
ウフィッツィはガラガラ。日本人を初め旅行客はとても少なかったです。
今回フィレンツェは世界中の観光客のるつぼで驚きました。手に地図を持っているので直ぐわかり、道を聞かずに済みました。(笑)
ヴェネツィアは諸聖人の祝日とで4連休のイタリア人で溢れていました。
アルバはアメリカ人とスイス人が多く、イタリアは世界の観光のメッカと実感しました。
> ロ・スコーリオへ行った1日について、
>
> > これぞ極上のバケーションですね。
>
> と言ってくださる方は、多分イタリアを楽しめる感覚をおもちなのでしょう。
リゾートの楽しみは日常から離れ、心と身体を開放することでは?
土地の人々との交歓も楽しいですよね。
ぐら姐さんはイタリア語もおできになるのでより一層楽しまれていらっしゃることと、レポを拝見しながら楽しさのお裾分けをいただいています。
> ここで食べる野菜の美味しさは、本当に抜群で、イタリア在住の方でさえ、感動します。
> そして雲丹!何しろ獲りたてを割って、中身を取り出すだけで、
> 明晩処理だ、塩水漬けだと手を加えていませんので、自然で濃厚な味なのです。
なんという贅沢!!!
地方から減農薬・無農薬野菜を取り寄せている身には、旬の安全で美味しい野菜と食材を産地でいただくのが最も贅沢だと思うのです。
東京では億万長者ですら決して手に入れられないんですもの。
イタリア中部も北部も生野菜は今一でした。でも土地の旬をいただくのがイタリア流、それこそがスローフードの原点かと納得しました。
生まれ育った土地、住んでいる土地に誇りを持ち、愛するイタリア人気質もすてきです。
> ここのと、旅の最後で泊まったアグリのは、本当に美味しくて、
> 今回は、このアグリのレシピを聞いてきました。
> でも、ネット上ではばらすな、と釘を刺されているので、書けません。
お手製が完成した暁には是非お写真をアップしてお味を伝えてください。秘伝のレシピを聞くなんて野暮はいたしませんから。
> まったく自分勝手な楽しみ方ですが、興味を持っていただけて幸いです。
> どうぞよろしくお願い致します。
>
> paolaさんも、撮ってきた写真や、現地でのエピソードなどを是非アップしてくださいね。
ありがとうございます。未だ写真を取り込んでもいませんが、いづれお言葉に甘えさせていただきます。
イタリア人たちにも我々も知らないのにどうしてアルバを知っているの?と聞かれました。
イタリアを愛する方のブログにラヴリィな写真もたくさん載っていてと答え、なんとイタリア人たちに白トリュッフ祭りの説明までしちまいました。
観光は余り得手ではないので、ぐら姐さんのお陰で田舎の良さを味わうことが出来、人々の温かさにもふれ、感謝!感謝!です。
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from: ぐら姐さん
2007年11月16日 19時20分28秒
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「マリーナ・デル・カントーネ2」
なんと、その翌々日も、今度は4人で出かけました。この日は、風があって、ビーチのパラソルは閉じられていました。
店に行って、生の雲丹を前菜で、とオーダーしたら、今日のこの風で、雲丹を獲りに行けないから、無理とのこと。
で、こんな感じで食べました。これは突き出し、と言う感じのフリット。花ズッキーニ、コロッケ、チーズ入りの揚げパイのようなもの。
生の貝の盛り合わせ
友人Cの食べた、マグロの燻製。
友人BとCは、雲丹スパ(これは、殻から出した状態で保存してあるものがあって、できるのでした)、友人Aと私は、ここでは初めての、リゾットを食べました。魚介のリゾットです。
うんま〜〜〜米は見事なアルデンテ。出汁もよく出ていて、ボリュームもあり。ああ、幸せ!
そしてセコンドは、4人でアクアパッツァ。
取り分けていただいた1人分がこれ。
汁にパンを浸して食べると、これがまたたまらない味!
ドルチェは、カスタードのトルタ(チョコクリームも乗っていた)と、ナポリ名物のババ(サバランのようなもの)。
なんとこの日も、ゴクミさん家族が来ていました。どうやら、ここの宿に泊まっているようです。以前は、まだ幼すぎて、彼は乳母とお留守番だったらしく、お姉ちゃんだけしか連れてきていませんでしたが、すっかり大きくなって一緒に来ていました。
ちょっと悪さをして子守係の人に叱られていましたが、その顔が可愛いこと!
ソレント滞在の中6日のうち、2日間、私と友人Aは、ここでのんびりまったりと過ごしたのでした。
from: ぐら姐さん
2007年11月15日 19時10分42秒
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「Re:Bentornate! E benvenuta!」
こちらでは、初めまして!
paolaさんと娘さん、お帰りなさい!
そしてこのサークルへようこそ!!
> 29年ぶりのイタリアをあらゆる意味で満喫し、今でも心は半分あちらに。
29年ぶりって、すごいですね。
まだ娘さんが生まれる前のことでしょうか。
私は、もちろん生まれていましたが、まだイタリアどころか海外へすら出かけていない頃です。
> 白トリュフ祭りやエノクラブではインターネットで拝見したと申したところぐら姐さんのご活躍(啓蒙活動?)のお陰で、メールアドレスを交換したり、たいへん盛り上がりました。
> どうもありがとうございます!
楽しまれたのですね!よかったです。
ロ・スコーリオへ行った1日について、
> これぞ極上のバケーションですね。
と言ってくださる方は、多分イタリアを楽しめる感覚をおもちなのでしょう。
「私には、とてもそんなことできないわ。いらいらしちゃう、きっと。」
という友人もいますから。
(そういう友人とは一緒に旅はできません。お互いに。)
> ルッコラは勿論、プチトマトも滋味豊かそう。
> 雲丹のシンプルなパスタは新鮮だからこそ。東京ではいただけませぬ。
ここで食べる野菜の美味しさは、本当に抜群で、イタリア在住の方でさえ、感動します。
そして雲丹!何しろ獲りたてを割って、中身を取り出すだけで、
明晩処理だ、塩水漬けだと手を加えていませんので、自然で濃厚な味なのです。
> リモンチェッロも満腹のお腹に合いそう。。。
> (ヴェルナッツァで買ったのを飲む時、フレッシュなお味を想像していただきます。)
ここのと、旅の最後で泊まったアグリのは、本当に美味しくて、
今回は、このアグリのレシピを聞いてきました。
でも、ネット上ではばらすな、と釘を刺されているので、書けません。
きっとヴェルナッツァのも、美味しいと思いますよ。
チンクエテッレの情景を思い出しながら。
> イタリアでの極上の時間を拝見するのが楽しみです。
> どうぞよろしくお願いいたします。
まったく自分勝手な楽しみ方ですが、興味を持っていただけて幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
paolaさんも、撮ってきた写真や、現地でのエピソードなどを是非アップしてくださいね。
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from: paolaさん
2007年11月15日 12時42分09秒
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「Re:マリーナ・デル・カントーネ」
はじめまして♪
29年ぶりのイタリアをあらゆる意味で満喫し、今でも心は半分あちらに。
白トリュフ祭りやエノクラブではインターネットで拝見したと申したところぐら姐さんのご活躍(啓蒙活動?)のお陰で、メールアドレスを交換したり、たいへん盛り上がりました。
どうもありがとうございます!
> 昼食の時間までビーチで、パラソルのあるビーチベッドを借りて、ごろごろしながら本を読んだり、ちょっと海に入ったり。ここのビーチは小さくてのんびりできるから好き。
>
> そして1時少し前に店へ行きました。この日2人で食べたものは、
>
これぞ極上のバケーションですね。
丁度お昼時ー野菜や海の幸の香りが漂ってきます。うう、堪りませ〜ん!
ルッコラは勿論、プチトマトも滋味豊かそう。
雲丹のシンプルなパスタは新鮮だからこそ。東京ではいただけませぬ。
リモンチェッロも満腹のお腹に合いそう。。。
(ヴェルナッツァで買ったのを飲む時、フレッシュなお味を想像していただきます。)
イタリアでの極上の時間を拝見するのが楽しみです。
どうぞよろしくお願いいたします。
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from: ぐら姐さん
2007年11月19日 20時17分22秒
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「Re:Re:マリーナ・デル・カントーネ2」
paolaさん、今晩は。
> ムール貝を生でいただけるとは!
> 昔アテネのマリーナでクラム(あさりの一種?)を生で食べた時、連れがお醤油を欲しがっていましたが、ぐら姐さんは恋しくなったりしませんか。
私は、レモンを搾っていただくだけでいいのですが、日本酒が欲しくなったりします。生の貝と日本酒ってすごく合いますから。
> > 友人Cの食べた、マグロの燻製。
>
> ワインが進みそう!
paolaさんもワインがお好きなのですね。これは、一口で白ワインが1杯飲めます。
> 某日本人シェフの蟹やエビのパスタ一味どころか二味違います。秘密はあさりの出汁でした。
> ここ数年あさりのリゾットを作ろうと思っていますが、残念ながら近所ではいいあさりが手に入りません。築地へ行くとおなか一杯食べちまい料理する意欲が失せてしまいますし。
> 拝見したらやはり作らなくては!と改めて思いました。素材が問題ですが「らしきもの」は出来そうです。
あさりは、本当にいい出汁が出ますからね。イタリアのあさりと日本のとでは違うので、ハマグリと混ぜると、イタリアの味に近くなると聞いたことがあります。試してみてください。
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