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from: ぐら姐さん
2008年01月17日 20時27分54秒
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スタートはカネッリのアグリから
今回の短期旅行は、何となくトリノ往復をマイレージでゲットしていて、途中で行き先を変えようかとも思ったのですが、注意書きを読んでみると、日時の変更はでき
今回の短期旅行は、何となくトリノ往復をマイレージでゲットしていて、途中で行き先を変えようかとも思ったのですが、注意書きを読んでみると、日時の変更はできても、行き先の変更はできないとありました。
さて、1月1日深夜に着いて、トリノで1泊するしかなく、ではその後の3泊をどこにしようか…。2日以降は休日ではないとは言え、ピエモンテの農業エリア(私が行きたいエリアは、それがほとんど)は、1月1日から、春の農作業が始まるまで、休業モードらしく。
とりあえず、既に3回訪れている、カネッリの馴染みのアグリにやっているか、それから近くに1日ぐらい料理を教えてくれるか見せてくれるような人を知らないか、メールで聞いてみました。
そしたら、「2日までは、営業しているよ!2日の昼は、知り合いのアグリのマンマに料理を教わって食べ、夜は家に泊まって、3日は、リグーリアに魚を食べに行こう!」などというお返事をもらい。でも3日の夜は、別に泊まりたい宿があったので(その街もみてみたかったし)、3日のリグーリアはお断りして、とりあえず2日は予約を入れました。
2日朝、少し早起きして、急いで朝食を摂り、8:05発の列車に乗り、アスティへ。そしてそこからプルマンでカネッリへ向かいました。予定通り着きそうだと、宿にメールも入れて。
バスを降りると、お迎えの姿は見えず。ま、10分やそこらは待つことになるのでしょう、と思い、春や秋とは少し違った街の様子を撮りました。
ふと気が付くと、ララランラ、ラ、ラ、ラン…という鼻歌がそばで聞こえ、顔を向けると、宿のご主人がパンの入った袋を下げて立ち、「チャーオ、ぐら姐!」と迎えてくれたのでした。
宿へ着くと、もう10時近いのに、宿泊の2組のイタリア人家族が、朝食を摂っていました。私は、済ませてホテルを出てきたはずなのに、「朝ごはん食べる?」と聞かれて思わずSi!
カフェと、自家製瓶詰め桃ジュース、そしてクッキーなどをいただきました。
この↓ヘーゼルナッツの粉を入れたケーキが、激うまでした。しっとりしていて、甘さ控えめ、ナッツの味濃厚。
秋に行くと、ポルチーニなどがディスプレイされているテーブルには、自家製の製品がずらりと並べられ
棚にも飾られ、
今日で帰る1組が、いくつかの瓶詰めと、ワインと、チーズを買っていました。(チーズは、ここのものではありませんが、ここで程好く熟成させたものです。)
from: ぐら姐さん
2008年01月21日 00時32分46秒
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「カネッリ5 お酢のお母さん」
時間が前後しますが、この朝チェック・アウトした家族連れがこの宿の小さなカンティーナを見るというので、以前も一度見たのですが、ついていきました。
そこには、ワインビネガーもありました。ここでもやはり自家製のビネガーを作っているのです。
この2つの瓶は、仕込んだ時期も違うので、片方は、つんとくる酢の匂いがして、もう片方は、なんともまろやかな匂いの、美味しそうなお酢の匂いがしていました。
そうしたら、宿のご主人が、その美味しそうな方の瓶を棒でかき混ぜて、「ほら、見てご覧、Madre dell'aceto(マードレ・デッラチェート=お酢のお母さん)だよ。」と言うのです。
瓶の横から見てもわかる大きな塊が見えます。
上から覗き込むとこんな感じ。ぷよんぷよんしたゼラチン状のつるんとした塊です。
バクテリアが作用して、ワインをお酢に変える時にできる沈殿物とのこと。これをずっと大事にして、新しくお酢を作る時に、瓶にワインを入れ、このマードレを入れるらしいです。するとこのマードレが作用して、ワインがお酢になり、マードレも成長する…ということらしく。
小瓶を持っていって、ちょこっと分けてもらってくればよかった、と後から思いました。次回こそ、と思っています。
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