サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: ぐら姐さん
2008年04月03日 06時41分45秒
icon
プローチダの教会
ナポリから高速船で30分ほどのところにある小さな島プローチダ。私が行きたいと思ったのは、以前刊行されていた旅行誌「地球の歩き方フロンティア」の創刊号の表紙とトップ記事に出ていたからです。
高台から見る古い港の景色のなんと美しい島!と興味を持ち、映画「イル・ポスティーノ」の撮影に使われた島だと読んで、ビデオを借りてきて観たらますます行きたくなったのでした。
以来、この島を5回ほど訪れています。いつ行っても長閑で美しくて、ほっとする島なのです。
この教会は、映画にも出てくる教会です。そして「地球の歩き方フロンティア」の創刊号の美しい写真にも写っています。古い港マリーナ・コリチェッラ地区の上の道にあり、私の好きな宿の窓からいつも眺められます。
いつ見ても、なぜか屋根の十字架の天辺に、カモメが止まっています。カモメも景色を楽しんでいるのでしょうか。
コメント: 全3件
from: ぐら姐さん
2008年04月05日 09時50分07秒
icon
「黄昏時のマリーナ・コリチェッラ」
Casa Gentile(カーサ・ジェンティーレ)という宿が好きでした。初回とその次のときと計6泊ほどしています。その次も泊まろうと思ったら、ファクスを送っても返事が来ず、電話をしても誰も出ませんでした。ウェブ予約はできない宿なので、あきらめて近くにある別の宿にしました。
行って見ると、以前洗濯物干し場になっていた絶好のビューポイントが、レストランになっていました。そこでは食べなかったけれど帰国してネット検索したら、どうやらカーサ・ジェンティーレの人が作っている店のようでした。宿は?よくわからずじまい。
宿は、両親と息子2人でやっていましたから、この家族に何か変化があったのかも知れません。お父さんが年を重ねて夜勤をするのが大変になったとか、長男が結婚して、夫婦でレストランを始めたとか、二男が別なところで仕事を始めたとか…
部屋が簡素だけれど小ざっぱりと綺麗で、冷房はないけど全然寝苦しくはなくて、過剰なサービスはないけれど質問には答えてくれて、朝食はシンプルにジュースとカフェとパンだけだけど、テラスからの眺めが最高で。次に泊まった宿は四つ星で、素敵な宿でしたが、私にはこのレベルの宿が合っているように思うし、何と言っても宿からの眺めが素晴らしくて、大好きなのです。
先日調べてみたら、e-mailで予約が出来るようになっているようでした。チャンスがあれば近々行きたいと思います。今年の夏は南には行かないので無理ですが。
この写真は、宿の部屋の前のテラスとも呼べない、ただテーブルと椅子が置いてある場所に腰掛けて、シャワー後のビールを楽しみながら、黄昏ていく港をズームで撮りました。今夜は島一番の美味しい店「ゴルゴーニア」へ行くわ!と暗くなるのを楽しみに待つのです。
from: ぐら姐さん
2008年04月04日 06時51分33秒
icon
「マリーナ・コリチェッラを逆からみると」
見晴らしのよい高台から見たプローチダ島マリーナ・コリチェッラ地区の写真を随分前に載せました。
http://www.c-player.com/ac48590/thread/1100027569437
それを逆から見たのがこの写真です。
散歩から帰りに、こちらから見てもきれいじゃないの!と思って撮った1枚です。手前の建物が邪魔ですけどね。
左側にこの1つ前に載せた載せた教会が見えます。奥の城砦のようなものは、プローチダの歴史をちゃんと勉強していないので何なのかわかりませんが、廃墟のようになっていて、中には入れないようです。(確かではありません)
この城砦の裏側の方の崖っぷちに、よそ様の家の間の路地ともいえない狭い通路を通って入る、小さな教会があります。(上記URLを開くと、下のほうにその教会の小さな花を載せました)
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 -
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 1
icon拍手者リスト
覇王樹、
from: ぐら姐さん
2008年04月06日 01時52分33秒
icon
「マリーナ・コリチェッラの夜」
黄昏時に、シャワー上がりのビールを飲みながらテラスからマリーナを眺めているうちに夜になり、いよいよ食事の時間です。
ちょっとだけお洒落して、リストランテ「ゴルゴーニア」へ。島一番のリストランテと言っても、堅苦しい雰囲気は全くないのですが、イタリアの人たちは、食事時は、それなりのお洒落をしてやってきます。悪口を言うわけではありませんが、アメリカ人やドイツ人のように、夕食でもTシャツ短パンなんてことはありえません。
8時少し前、そろそろ出かけようかと思っていると、島の別の地域に滞在している人たちが、ボートでこの港に乗りつけ、この店に食べに来ます。やってくる人たちのピークは9時。
日本よりもイタリアは食事の開始時刻が遅いですが、南は北よりも遅く、食事にかける時間も長いので、朝はつらくないのかしら…と他人事ながら心配になったりして。
店で食事をしていたある日のこと。まだ7〜10歳ぐらいの男の子達のグループが、店の横を自転車ですり抜けるように走っている途中で一旦止まり、(この辺りは、車が入れないので、チビッコの自転車は、暴走族と化して我が物顔に走るのです)、1人の少年が、「シニョーラ、名前なんていうの?」と訊いてきました。
「私は、ぐら姐よ。」というと、「ボクはカミッロ、よろしくね。」と言って走り去っていきました。まだ8〜9歳でしょうに、整髪料で髪の毛をツンツンに立てていました。自転車暴走族の親分といった雰囲気の子ですが、顔立ちがなかなか素敵で、もう少し大きくなると、ちょいワルイケメンになりそうな雰囲気の坊やでした。
その翌日から、彼とは島のあちこちで会い、いつも手下を連れて走り回っていましたが、チャオ・シニョーラと声をかけてくれるのでいた。今はちょいワル中学生になっていることでしょう。
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
閉じる
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
閉じる
icon拍手者リスト
れいちぇる、 キュリ、 acj、