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from: ぐら姐さん
2008年04月15日 02時52分38秒
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アッシジのアグリ
2001年の夏は、今思えば結構あちこちに移動していました。パートⅠがナポリ、プローチダ、アマルフィ滞在のカンパーニア、パートⅡがアッシジ郊外のアグリ滞在、パートⅢがサルデーニャの海辺のキッチン付きの宿。
この写真は、アッシジ郊外のアグリトゥーリズモのものです。篠利幸さんの本で見て、どうせアッシジに行くならここに泊まろうということで予約を入れました。
ご夫婦で経営している宿で、奥様の作った食事が供されます。本当に普通の家庭料理と言う感じでした。ここの素晴らしいところは、丘の中腹にあるこの宿からのウンブリア渓谷の眺望。プールがあって、プールサイドでくつろぎながら、その眺めを一望できるのです。ご主人が水質管理やプールサイドの清掃をしっかりと行っていて、とても美しく心地よいプールでした。
私達がプールへ行くと言うと、プールサイドに作ってあるミニ・バーのようなところを開けてくれて、音楽もかけてくれました。ビーチチェアに腰掛け、美しい景色を眺めながら、ぐびりと飲むビールのなんと美味しいこと!
ご夫婦の一人息子フィリッポ君は当時8歳。初めはシャイで、一人でプールの飛び込み台からひたすら飛び込んでいましたが、慣れるに連れて水鉄砲で私達に水を掛けたり、一緒に潜りっこをして遊んだりするようになりました。
ここでもう1つ素晴らしかったのは星空。夜になると夥しい数の星が見えるのです。私達が滞在したのが8月初めで、そのときにご主人が、「8月の10日過ぎぐらいに、イタリアではたくさんの流れ星が見られることがあるんだよ。日本でも見える?流れ星が流れている間に願い事をかけると叶う、と言われているんだけど、あっという間に消えてしまってなかなか上手くいかないけどね。」と話してくれました。
そう言えば、その前年ぐらいに、私たちは8月15日の夜、プローチダで流れ星をいくつも見たのでした。あとで調べたらジャコビニ流星群だったようです。ジャコビニ流星群は、6年半周期で見られるようで、13年ごとに大出現を見せているのだそうです。
写真は、そんな話とは全然別の、ここで飼っている馬です。希望すれば、馬に乗ってこのあたりの散歩をさせてもらえるのです。この宿はオリーブ農家で、このときはオリーブオイルを買いました。馬も、オリーブ畑の中で自由に歩き回っていて、とても幸せそうでした。
コメント: 全3件
from: papalinaさん
2008年04月18日 19時55分31秒
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「ワイン博物館」
私達が朝そのことを運転手さんに伝えたら、彼はカンティーナに電話してくれました。そうしたら、なんとこの日から夏休みでクローズ!残念…。でも、彼は素敵なところに連れて行ってくれました。このカンティーナが作ったワイン博物館です。
> http://vino.lungarotti.biz/
ここに併設されているホテルに宿泊した時のディナーでカジュアルな服装が災いしてか、メインダイニングルームではなく別室に通されてしまいました。
せっかくなのでいいワインを奮発しようと意気込んでいたのに薦められたのはハウスワイン。完全に足元を見られてしまいました。ここに宿泊していると言った途端 手のひらを返したように高価なワインを勧めてきたので ソムリエのあまりの豹変ぶりに笑ってしまった記憶があります。
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from: ぐら姐さん
2008年04月17日 06時35分38秒
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「ずらり、前菜」
昨日これを書いていたら、ほぼ終わったあたりで、私のPCの何ちゃらエラーで、突然ウィンドウが閉じてしまって…。24時間経って、仕切り直しです。
アッシジからタクシーでアグリトゥーリズモに向かったのですが、感じのいい運転手さんだったので、予約して翌朝迎えに来ていただき、アッシジの街へ。昼食後にまた迎えに来ていただいて、近くにあるカンティーナを見学しようと思っていました。
http://www.lungarotti.it/
私達が朝そのことを運転手さんに伝えたら、彼はカンティーナに電話してくれました。そうしたら、なんとこの日から夏休みでクローズ!残念…。でも、彼は素敵なところに連れて行ってくれました。このカンティーナが作ったワイン博物館です。
http://vino.lungarotti.biz/
ワイン作りの歴史や、醸造のための道具類、サーヴしたり、飲んだりした器の数々がゆったりと見やすく配置してあって。そして最後は、ここのワインがいろいろとテイスティングできるコーナーがあり、何種類も飲ませていただけたのです。おみやげに1本買って、記念のTシャツも買って。
翌日はチェックアウトして、ペルージャへ寄り、それからローマへ向かう予定でしたので、またこの運転手さんにお願いしてペルージャまで行くことに。そうしたら、ワインが好きな私達のために、この運転手さんの自家製ワイン(ノーラベルのボトル)1本を持ってきてくれました。(これはローマで飲みましたが、なかなかちゃんと出来ていました)
ペルージャの街をちょっと散歩して、昼食は通りがかりの店に入りました。そうしたら、入り口はどうということのない店なのに、テーブル席の向こうに素晴らしい眺望が広がり、そしてこの写真のような前菜がずらずら〜〜〜っと3畳分ぐらいのスペースに並んでしました。イタリアの店って、本当に演出が上手。
それぞれ食べたい前菜をあれこれと皿に盛り、パスタを食べて満腹、満足。僅か2泊のこのエリアでしたが、今でも強く印象に残っています。
from: ぐら姐さん
2008年04月19日 08時58分19秒
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「店の格とカメリエーレと服装」
こちらですね。素敵!
http://www.3vaselle.it/index.html
> カジュアルな服装が災いしてか、メインダイニングルームではなく別室に通されてしまいました。
> ここに宿泊していると言った途端 手のひらを返したように高価なワインを勧めてきたので ソムリエのあまりの豹変ぶりに笑ってしまった記憶があります。
いかにも、ありがちですね。私は、昔は貧乏旅行をしていて、持ち物は最小限、Tシャツ、ポロシャツとパンツぐらいで旅行をしていましたが、ラテン系の人たちの食事を見ていて、いいものじゃなくてもそれなりにお洒落をするべきだと感じました。今は、食事行くときの洋服を1〜2着と靴を持って行っていますし、いいホテルに行くときは、必ずちゃんとしていきます。
でも、こんなこともありましたよ。
真夏のミラノ。レストランも他のお店も殆ど休みに入っていて、ゴーストタウン状態で、夕食を摂る店をどこにしようかと考えていました。泊まっているホテルから近いところに、大きなホテルがあり、あの中のレストランなら開いている違いない!と思って行ったのが、ホテル・プリンチペ・ディ・サヴォイア。
超5ツ星だなんてことは知りもせず、Tシャツにコットンの巻きスカートで。ホテルに足を踏み入れた途端、とんでもない場違いのところに来てしまった…と感じました。このホテルの外観は、クラシックでで〜んと大きいだけで、それほど豪華ともきらびやかとも思っていなかったのです。
うわっ、まずい。引き返そうか…と思ったのと同時ぐらいに、ホテルの方が、どちらへいらっしゃいますか?と訊いてくれ、反射的にレストランと答えてしまって。そうしたら、その人がレストランまで案内してくれました。
レストランも案の定、バロック調の豪華できらびやかな内装。でもここのカメリエーレは、当時はイタリア料理のこともよく知らず、イタリア語も話せない粗末な身なりの私達に対して、何の厭味もない態度で、丁寧にメニューの説明をしてくれて、ワインも料理に合うもののお薦めを訊いたら、ほどよいものを選んでくれ、本当に気持ちよく食事を楽しませてもらいました。
後でこのホテルのことを調べて、本当に身の程知らずだった…と思いましたが、さすがにこのクラスのホテルだと客を分け隔てなく、素晴らしいホスピタリティで迎えてくれるものなのだと思ったものです。
以来、このホテルのレストランには、食事に相応しい服装で数回行きました。いつ行ってもいい気持ちで食事させてもらっています。でも、宿泊は…リタイアして、自分にご褒美をあげたいと思うときまではお預けです。いや、でも、立派過ぎるところは、分不相応な居心地の悪さがあって、熟睡できないかしら。
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