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from: ぐら姐さん
2008年04月29日 10時30分48秒
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ブラーノ
ヴェネツィア本島から船で40分。ヴェネツィア1泊の旅行者は、ここまで足を延ばさないでしょうが、2泊以上だと出かける人も多いのでは。
レースと漁の島で、この家並みのカラフルさは、漁から戻る漁師達が、船の上からでも自分の家を見分けるためだとか、深い霧の中でも自分の家を間違えないためだとか言われています。
私の住む横浜のコスモワールドという小さなアミューズメントパークに、ブラーノ・ストリートというところがあり、このブラーノの建物群を真似ているのですが、壁の色が心なしかくすんで見えます。塗料の色が微妙に違うのか、空の色、光の色が違うのでしょううか。やはりこういう建物は、イタリアにあってこそという感じがします。
家を守る女性達がレース網を生業にしたのは、魚網の繕いになれた人にはやりやすいからとも言われているらしいですが、レース編みは、マーニャ・グレーチャ(ギリシャが征服したイタリア南部の地中海地方)と小アジアからヴェネチアにたどり着いたものと推測されているそうです。
細い糸を細かな作業で紡いでいくので、高価なのはもちろんですが、跡を継ぐ人もほとんどいないのだとか。小さなものを1つ買おうかと思っても、私には手が出せませんでした。安いものは中国からの輸入品と聞きますし。
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