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from: ぐら姐さん
2008年05月07日 00時02分22秒
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マリーナ・デル・カントーネの宿
PAPPONEは、庶民的な宿でなかなか快適な居心地でした。PAPPONEって「食いしん坊」、(地域によっては)「(売春婦の)ひも」という意味があるのですが、当然ここは前者の意味。
家族経営の宿で、マンマが料理上手のようです。飾り気の無い素朴なものでしたが、どれも美味しく、ボリュームも満点でした。
朝食を済ませ、宿の前のビーチベッドにごろごろしていると、しっかりものの長男(20代半ば〜30歳ぐらい)か、結構アバウトな親爺さんがメモ用紙を片手にやってきて、今日は昼食べるの?夜に食べるの?と訊いて来ます。1泊2食付の朝食以外の1食は、昼でも夜でもいいのです。
それから、その日のメニューを口頭で説明し始めます。「えーと今日のプリミは、魚介のリゾットか、ヴォンゴレのスパゲッティか…」と言う具合に説明され、それぞれ2〜3種類ある中から、プリモ、セコンド、コントルノ(付け合せ)を選ぶのです。
それさえ決めれば、あとは何もすることはなく、ビーチでごろごろしたり本を読んだり、ちょっと散歩に出たり、テレビを見たり、友人達は船でカプリに遊びに行ったり。
昼になれば、ロ・スコーリオへ食べに行き(あるいは、昼をここで食べて、夜にロ・スコーリオへ行ったりもしました)、夕方になればシャワーを浴びて、夕暮れの海を見て、夕食を摂り、海に入った気持ちの良い疲れにぐっすりと眠り…
そんな1週間は、あっという間に過ぎてしまうのでした。写真は、宿の部屋からの眺めと、食堂の入り口のカウンターに飾ってある木彫りと花です。
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