サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: ぐら姐さん
2008/08/29 05:41:08
icon
ミラノのディナー
この日の夜は、友人母娘も一緒に、5人でディナー。行き先は、昨年カンパーニアのアグリで知り合いになった日本女性が料理人として働いているお店です。Ginaさんが、昨夏、行ったことがあると料理の写真を載せてくれていたお店です。なんとミシュラン1ツ星の店であります。
メニューを見ると、郷土料理ではなく、新しい感覚のものがずらり。
まずは、オーダーしなくても出てくるパンチェッタとパン。
奥に見えるのは、フォカッチャです。
今日はドルチェも食べたかったので、アンティパストはなしで、プリモにRaviori croccanti di patate e basilico con melone e alici marinate(ジャガイモとバジリコのカリッとしたラヴィオリ
メロンとイワシのマリネと共に)
??? どんなものが出てくるのか想像もできずにいたら…
なんと!ラヴィオリとは名ばかりの、創作料理なのであります! 見て、わかりますか?
一番下が、カリカリポテト、その上がバジリコの入ったカリカリのパスタ、そしてイワシのマリネと刻んだメロンです。
パクッと一口食べれば、この下2段のカリカリ感とメロンの香り
次にバジリコの香りとイワシのマリネの味が感じられ、噛むとそれらが渾然一体となって、美味しい!量的に、プリモとしてはもの足りなかったけど、味はなかなかのものでした。(アンティパストも食べればよかった…とちょっと思ったけど)
セコンドは、これは絶対食べようと心に決めていた、この店の名物料理コトレッタ・アッラ・ミラネーゼ。でも、私達が知っている所謂薄くて大きなお肉ではなく、厚切り骨付きの仔牛肉なのです〜
ああ、何という厚さ!切って見れば、ほらこの通り、中はロゼでジュ〜シ〜
そのあと、お口をさっぱりさせるミニサイズのパンナコッタ。
あれ?上はメロンのジュレでしたっけ?
この後が、ちょっとしたハプニング。お店が結構混んでいて、店の人は休んでいる人がいるのか、手が回らずてんやわんや状態。
随分またされてやっとドルチェが届いたと思ったら、私達が頼んでいないものも…。これは頼んでいないわ、と言うと、カメリエーラ嬢、「うっ、注文取り担当がしくじった?あんまりじゃん、もう!」と言葉には出さないけど、そんな表情で、違うものも全部私達のテーブルに置いていってしまいました。
とりあえず、カメリエーラ嬢はそのことを奥に伝えに行き、ドルチェがどのテーブルのものでもなく、単純に違っていたことを確認すると、どうぞ皆さんで味見してください、と。
これがその3品。
みんなで分けていただきました。ごっつあんです!
で、私のオーダーしたドルチェの名前はというと、Pienezza di crema al limoncello, salsa al cocco e curry。えー、イタリア語の堪能な方、pienezzaをこの場合、上手に訳してくださるとよいのですが。pienoが一杯のぎっしりと詰まった、豊富な…などの意味の形容詞で、pienezzaはそれの名詞形です。最後のcurryってカレーでしょ!いったいどんな味?!
カレー味は、上に添えてある、カリカリのもの。直方体のものがリモンチェッロ味の固めたクリームという感じ。そして下に敷いてある白いソースがココナツ風味。本体を食べて、美味しい〜と感じながら、カレー味のカリカリを食べると不思議にマッチ。美味し〜い、面白〜い、いける〜とあっという間に食べました。
カフェで〆て、お勘定。また行きたいけど、今度はもう少し混み合っていないときか店が人手不足じゃない時にしたいと思いました。
コメント: 全0件