サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: ぐら姐さん
2008年09月20日 10時04分16秒
icon
ディアーノ・ダルバ
さて、友人とアルバで無事合流して、タクシーで10分ほどのディアーノ・ダルバのホテルに向かいました。
チェックイン時に、封筒に入ったメッセージを渡されました。差出人は、ここの宿のスタッフのステファニアさん。部屋に入って開けてみると、
「明日の朝10時に、カンティーナ・△△の○○氏が、貴方達を迎えに来ます。不都合や分からないことがあったら、どうぞご遠慮なく私におっしゃってください。」
と彼女がレセプションにいる時間帯が書いてあります。
実は、友人が、春に高校のクラス会に参加した際、卒業以来○十年ぶりに会った友人男性が、ワインに興味を持ち、カンティーナのオーナーと友人だというのです。そしてそのときに滞在したこのホテルを私たちに教えてくれたのです。
何せイタリアは、コネ社会ですから、カンティーナのオーナー氏を通してホテルを予約した方がよかろうと友人の友人を通して連絡してもらったのですが、返信なし。
あまりしつこくしたくはないので、私がホテルに予約を入れたら、ステファニアさんから感じのよい予約受け付けメールが届きました。その後で、オーナー氏にメールを送り、予約を取った旨を伝え、快適な滞在のために一言よろしくとお口添えいただきたいと書きました。(でも、帰国して読み返したら、ちゃっかりと、私たちは食べたり飲んだりすることが好きです、と書いてた・・・)
で、それに対しても返信無しでしたから、全く期待していなかったのです。なのにこのメッセージ!翌日への期待が否が応でも膨らみます…(この件の続きの話は次回書きます)
さて、部屋の窓を開けると、お宿のプールが見下ろせました。
プールの向こうには、ぐるりと葡萄畑が広がります。よく見ると、プールの日焼け場には、砂が敷き詰めてあって、ビーチ気分を盛り上げているよう。
とても混んでいるので、プールへ行くのは止めにしました。そのかわり、プール近くのバールで、生ビールタイム。しばらく見ていると、夕方になり地元の人たちが続々と帰って行きます。どうやらここのプールは、近所の人たちの恰好の遊び場所になっているようです。日曜なので尚のこと混んでいたのでしょう。
夕食の時間になったら、宿は静かになりました。
さて夕食は眺めの良いこのホテルの屋外レストランで。ワインの里ですもの、地元のものを頂きました。この日は、選んだ料理に合わせて、少し軽めの赤。
これは、私の選んだ前菜。
え?前菜?プリモじゃないの?と思うでしょうが、実はこれはパスタではなく、フィノッキオ(フェンネル)を桂剥きのようにしたもの。それにクルミとカステルマーニョを混ぜたサラダなのです。(ここと同じクーネオ県のカステルマーニョ村という小さな村で、夏の放牧期にだけ製造され、生産量が少ないので幻のチーズと呼ばれているチーズ)
フィノッキオ大好き、カステルマーニョも大好きな私には堪らない味。さっぱりしているのにコクがあって、軽めの赤ワインとすごく合います。
そしてプリモ。
メンタ(ミント)とカカオのパスタです。メニューでこの名前を見ても、どんなものか想像できなかったのでオーダーしてみました。2種類の手打ちパスタのミックスだったのです。
おそるおそる食べてみるとこれが美味しい!それぞれを食べると、ミントの香り、カカオの香りがし、それがどちらも強すぎないので、両方合わせて食べるとなんともいい感じに渾然一体となって、絡めてあるバターとの相性も抜群。なかなか気に入りました。
この日は、昼にガッツリ食べているし、ドルチェも食べたかったのでセコンドはなしにしましたが、パスタに夢中になって、ワインを飲むのを忘れてしまっていたのでドルチェの前にチーズの盛り合わせをいただきました。
あ、すみません。1つ食べてから撮りました。
そしてドルチェは、パンナコッタで〜す!しつこく書きますが、ピエモンテは生クリームが美味しいので、他のどの土地で食べるよりも美味しいパンナコッタにありつけるのです。
ソースは、森のフルーツ(ベリー類)。予想通りの美味しさです。
美味しく食べて飲んで、今日も幸せな1日でした。-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 4
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-
コメント: 全4件
from: あれっつぉさん
2008年09月22日 21時20分03秒
icon
「Re:ディアーノ・ダルバ3」
> 帰国後、お礼のメールを書きました。そうしたら、今度はお返事が来て、「あんなに飲む女性たちを初めて見ました。尊敬の眼差しで見ましたよ。」というような内容。(恥ずかし…)
>
> 名前の前に、肩書きが書いてあり、辞書で調べてみるとなんと代表取締役」!ありゃりゃ… 私たちは、偉いさんに送り迎えさせ、ワインをさんざん振舞わせ、カンティーナ見学中はシャッターを押させ…。まあ、でも彼も楽しんだようだから、きっとこれでいいんです。
あはは。
このお話読んで思わず笑っちゃいました。ぐら姐さんの姿が目に浮かぶようで!(失礼!)
と同時にうらやまし〜!
ぐら姐さんはイタリア語が話せるということもありますが、それよりもやはりいつでもうまくコミュニュケーションをとられるのは性格の問題だと思うんです。いつも尊敬しちゃいます。
ワインていいよな〜、と夕食に一人でワインを飲み少々酔っ払いながらのコメントでした。
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 -
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
from: ぐら姐さん
2008年09月22日 15時04分35秒
icon
「ディアーノ・ダルバ3」
さて、ディアーノ・ダルバのホテルにチェックインしたとき、メッセージを受け取ったことを前の前に書きました。
約束の10時に待っていると、少し遅れて(イタリアでは遅れたとは言わないぐらいの遅れ)カジュアルな装いのオジサマが、ベンツから降りてきました。簡単な挨拶の後、車に乗せられて(ベンツって滅多に乗らないので、というより記憶にあるベンツって、モロッコで乗ったタクシーで、それはもう廃車寸前のものでしたので、このベンツがどれぐらいのものか分からないけど、なかなか高級感溢れる内装で、乗り心地も抜群でした!)カンティーナに案内されました。
「今、うちは夏休みで誰もいないんだよ、悪いね。君たちがイタリア語を話すなんて知らなかったから、秘書を呼んでいるんだが、まだ来ていないけど、イタリア語が分かるなら、問題ないね。始めましょう。」
とグリッシーニを出してくれて。(秘書の女性は、遅れてやってきましたが、通訳の必要がないならと、帰って行きました。)
白がいいですか、赤がいいですか?と聞かれ、つい「できれば、プロセッコを…」と言ってしまいました。ああ、図々しい…。だって、置いてあるのが見えちゃったのですもの。
ちょっと失礼、とサラミやらチーズやらを取りに彼が席を外した隙に撮った、テイスティング・ルームの写真です。
さて、にこやかにプロセッコを開けてくださいました。
まだ11時にもなっていないのに…。(私と友人は、ビールは10時、ワインは12時解禁と決めています。とりあえず、ですが。)ま、これはイベントからいいんだよね、っと。キリッと冷えてて美味いです〜〜〜
で次はどちらにしましょうか、と白のボトルを2本持って聞くので、できれば両方を…とまたまた図々しく言ってしまうと、両方開けてくださいました。初めは、シャルドネ、あとからロエーロ・アルネイス。
どちらも美味しいのですが、好みとしては後者。美味しくて、クイックイ入ります。
で、次に赤を2本持ってきて、どっちを飲むか聞かれましたが、彼は、もう答えを聞く前に、両方ということは分かっていたようでそれでも私に答えさせ、「お前、酒飲みだなぁ…」というように笑って、私のホッペを軽くつねりました。
ということで赤も2種類です。ランゲ・ロッソ
バルベーラのマエストラーレ
前者は、ランゲで生産される葡萄の何種かをブレンドしたもので後者はバルベーラ100%。これは、どちらも美味しいです。というわけでお替りなんかしちゃって。
ああ、テイスティングという名の飲み放題… しあわせ〜
ここで、カンティーナも見たいですかと聞かれたので、そりゃあせっかくですから見せていただきました。
そして、テイスティング・ルームに戻り、またまた1本を開けてくださったのです。バルバレスコです!
気付けば、もう1時過ぎ。申し訳ないので、1本ずつワインを買いたいと言うと、タダでくれました。Grazie mille!です。
たくさん飲んで、2人ともけっこう出来上がり、ホテルに送っていただくと、そのまま部屋での昼寝となりました。目覚めれば、もう夕方。この日もプールには入らず、そのまま夕食時に突入したのでありました。
後日談。
帰国後、お礼のメールを書きました。そうしたら、今度はお返事が来て、「あんなに飲む女性たちを初めて見ました。尊敬の眼差しで見ましたよ。」というような内容。(恥ずかし…)
名前の前に、肩書きが書いてあり、辞書で調べてみるとなんと「代表取締役」!ありゃりゃ… 私たちは、偉いさんに送り迎えさせ、ワインをさんざん振舞わせ、カンティーナ見学中はシャッターを押させ…。まあ、でも彼も楽しんだようだから、きっとこれでいいんです。
from: ぐら姐さん
2008年09月21日 05時24分53秒
icon
「ディアーノ・ダルバ2」
2泊した中日、10時のお迎えの前にまち散歩をしました。
やはりこんもりした丘に出来ているまちなので、天辺近くに、ドゥオーモがあります。もっと高いところにある、見晴らしのよい公園から撮りました。
はい。これだけでおしまいです。そそられるバールやワインバーもあったのですが、午後の部の散歩で…と思っていたら、予想とは少し違う展開になり、散歩はしませんでした。
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 -
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
from: ぐら姐さん
2008年09月23日 08時34分49秒
icon
「Re:Re:ディアーノ・ダルバ3」
あれっつぉさん、おはようございます。
> あはは。
> このお話読んで思わず笑っちゃいました。ぐら姐さんの姿が目に浮かぶようで!(失礼!)
お目にかかったことがなくても、なんとなく私の姿は想像できちゃうのでしょうね…。
縦横しっかり大きくて、よく食べよく笑うオバチャンですから。
> と同時にうらやまし〜!
> ぐら姐さんはイタリア語が話せるということもありますが、それよりもやはりいつでもうまくコミュニュケーションをとられるのは性格の問題だと思うんです。いつも尊敬しちゃいます。
あはは。食べたい、飲みたい、したい、という心の声に素直に行動しているだけなのですけどね…
(相手に失礼にならないように、ということだけは心がけていますが)
> ワインていいよな〜、と夕食に一人でワインを飲み少々酔っ払いながらのコメントでした。
あはは。1人でもワインを飲みたい人には、話だけでは目の毒ですね〜。
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
閉じる
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
閉じる
icon拍手者リスト