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from: ぐら姐さん
2009年02月16日 22時20分06秒
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百搭のまちアスティ
トリノからアスティへ移動しました。アスティは、カネッリに行く時によく通る駅だったのに、アグリのご主人に連れて行かれてドゥオーモを見たきりで、まちを歩い
トリノからアスティへ移動しました。アスティは、カネッリに行く時によく通る駅だったのに、アグリのご主人に連れて行かれてドゥオーモを見たきりで、まちを歩いたことがなかったので行ってみたかったのです。
そういうわけで、1泊だけ日本から予約していたのに、アグリに滞在中の午後、友人達とバスで出かけたので、1回の旅行で2度訪れるということになってしまいました。のんびり歩けてそれはそれでよかったのですが。
アスティは、長い歴史を誇る町で、ピエモンテ州の中心に位置します。恵まれた立地であり交通の便のよさから、ローマ時代にはアスティ周辺の街は発展し、商業が盛んだったそうです。中世にはアスティは裕福で大きな影響力を持つ都市へと成長し、当時の文書には北イタリアで最も力のある都市とされ、近隣の諸侯を抑え更なる拡大を成し遂げたと記載されているのだとか。
中世に数多くのゴシック様式の塔や教会、宮殿などが建築され、かつては百搭のまちといわれたそうです。今も残っているものが数多くあります。
位置は、こちらをご覧ください。
http://www.italiatua.it/mappa/Provincia_di_Asti
さて、その塔の一つトロヤーナの塔。13世紀に建てられた時計台だそうです。
同じ塔ですが、別の通りから少し違う角度で見えたもの。
カテドラーレ(ドゥオーモ)に続く、その名もカテドラーレ通りは、丸っこい石畳の、とても趣のある通りでした。
ドゥオーモの塔が近付いてきました。
このドゥオーモは、正面ファサードの前の広場が狭くて、サイドに大きな広場が作ってあります。
このファサードは、ピエモンテ・ゴシック様式だそうで、入口扉の部分だけ装飾があり、それ以外の正面外壁は装飾も何もなくシンプルです。
さて、内部には私の大好きなロマネスクのものも見つけました。続きは明日。(このところいろいろと忙しいので、少しずつ細々と更新しますが、ご容赦を)
from: ぐら姐さん
2009年02月18日 17時47分47秒
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「百搭のまちアスティ2」
ドゥオーモの中に入ると目を引くのは、高い天井まで伸びる柱です。4本の細い柱をあわせたように見えるのですが、実は1本で、彫ったように見える筋も、騙し絵のように描かれたものです。
柱の模様は、葡萄の葉。古くからワインが作られていたからなのでしょうか、この地域はワイン生産で成り立っているからなのでしょうか、流石という感じ。
入り口を振り返ってみると、薔薇窓の下には受胎告知の絵が描かれています。(すみません、暗くてよく写っていません。)
入り口近くに、私好みの2つの素敵な水入れを見つけました。これは洗礼用のものと、教会の案内に書いてありました。
教会の説明によれば、足の部分はなんとローマ時代、1〜2世紀頃のコリント式の柱頭を逆さにしたものに、1つは推定11世紀、もう1つは1229年製の水入れを乗せているのだそうです。(↑のは1229年製のもの)
11世紀のものと思われる方の水入れが何とも味があって、私好み。
裏側はこう。
私が1人で行ったのは日曜日の午前で、ちょうどミサが行われていました。
何人かの少年少女(青年もいました)が、何か役目をもらって神父さんの後に歌いながらついて行っていました。
始まる前に打ち合わせをしている様子からみると、初めてのようで、何が気になったのか、ちょうど1人が振り向きました。(私がフラッシュを焚いたわけではありません。内部は全て発酵禁止にして撮っていますので。)
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