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from: ぐら姐さん
2009/03/29 17:22:03
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パヴィーアの修道院
ここを訪れたのは'00年、コモ湖に行ったのと同じ回の旅行とき。アイルランドに2人で向かい、途中1人合流し、コモでもう1人合流し、ミラノでその友人の友人でイタリアで料理修行中の方と5人で行きました。
実は、目当ては修道院ではなかったのです。「世界ウルルン滞在記」という番組で、パヴィーアのリゾットが有名なリストランテにリゾットを教わりに行くと言うのがあって、番組HPを見たらそのリストランテの名前と住所、電話&ファクスが出ていたのです。
パヴィーアは、ミラノの南に位置し、1時間ほどで気軽に行ける距離です。
http://www.paesionline.it/pavia/mappa_pavia.asp
それが分かれば、もう行きたい気持ちがムクムクと…。行く時期がが真夏なので、レストランは休みかもしれないと思って、店のHPも、予約サイトも無いようだったので(今でもHPは無いようです。)ファクスを送ってみました。
そうしたら、とても丁寧なお返事が届いて、夏もずっと開けていますよ、お待ちしていますとのこと。そこには簡単な地図も出ていました。
それを見ると、近くにパヴィーア修道院があるではありませんか。ということで、せっかくなので修道院を観光することにしたのでした。初めに食ありき、なのです。
チェルトーザ(修道院)・ディ・パヴィーアには、ミラノからバスで行きました。バス停で降りて5分ほどで修道院に到着。ここは、ガイド付きで内部が見られるのでした。なにせおまけなのでちゃんと調べていかなかったのですが、戒律は厳しいようで、きちんと修行している雰囲気の修道院でした。
素晴らしかったのが回廊のある中庭です。
次回行くときは、しっかり勉強してから行こうと思いますが、今回このコメントのために調べるのは、忙しいので止めておきます。
食事に続く。
コメント: 全1件
from: ぐら姐さん
2009/03/30 13:54:21
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「パヴィーアでリゾット」








さて、その店からファクスで送られてきた地図を見ると、店までは歩いて15分程度に思われました。もちろん真夏とは言え、15分なら歩きます。そう15分なら。
修道院を出て、大きな道にぶつかったら左に曲がり10分も歩けばいいような地図でした。ああ、当時地図サイトが今ほどしっかり整っていたならば…、と今さら仕方が無いのですが、歩けども歩けども、それらしき店は見つからず…。地図を確認しても間違った方向に来ているのではないことだけは確かだけど。通りすがりの人に聞きたくても、誰も歩いていないし、大きな道なので車はビュンビュン飛ばしていくし。
真夏の昼下がり、5人とも炎天下を帽子もなしに、1時間ほども歩いたところに、その店はあったのでした。
店に入って「遅れてすみません。もう少し近いと思って…」と言ったけど、店のご主人は涼しい顔で「お待ちしていましたよ。」ですって。でもとてもにこやかな素敵な方でした。歩を止めた途端、汗が噴き出し。
後で分かったことですが、チェルトーザ・ディ・パヴィーアとパヴィーアは別のまち(隣りまち)だったのです。そしてこのリストランテは、その中間辺りにあるのでした。
ここは、元貴族だか何だかの家で、家具調度品が本当にクラシック。とても素敵な雰囲気です。
リゾットを作っているのは奥様。リゾット用に毎日ちゃんと牛肉、鶏肉、野菜、魚のブロードを作っているのだとか。そして普通はリゾットと言えばカルナローリ種で決まりのようなものなのに、なんと3種類の米を使い分けているのだそうです。
ご主人は、ソムリエの資格を持ち、この店の2階でワインセミナーを開いたりもしているそうです。
リゾットは、友人の友人で料理修行中の方が、リゾット2種類で5人前になるように、そして5人に分けて盛り付けしてくれるようにとオーダーしてくれました。ワインは…という話になったとき、ご主人がカンティーナをご覧になりますか、と言って案内してくれました。
たくさんあって分からないので、結局はご主人にお任せして選んでもらったのですけれど。古いお家なのに、古い良い部分は残して住みやすく改装してあり、トイレは照明から、トイレの水洗、手洗いの水栓、すべてセンサー付きのオートでした。
私が食べた、海老と無花果とルーコラの前菜。海老と無花果の相性抜群でとても美味しかったことを今でも覚えています。
リゾット2種。1皿目は何だったか忘れました。器に注目です。銀製でライオンの脚付きの器に陶器が入っていました。
2皿目は、ミラネーゼ。サフランのリゾットです。
そしてセコンドは、鶏肉の焼いたものに黒オリーブソースを添えたもの。
美味しく、気持ちよく頂いて、店から駅まではタクシーを呼んでもらったのでした。ここは、機会があったらまた行きたい店です。
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いちろ、