サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: グラ姐さん
2009年07月15日 06時33分35秒
icon
ブラのレストラン
スロウフード発祥の地、ブラで食べてみたい!そう思う方は、食いしん坊の方ならたくさんいるはず。このところ書いてきた、'04年の秋の白トリュフ祭りの旅に集ったメンバーも当然そう思う人たちばかりなわけで、時間の許すメンバー4人がブラにランチを食べに行きました。
私とGinaさん、その友人の3人はバルバレスコからバローロに向かう途中、そしてもう1人はもうトリノから夕方の便で帰国しなければいけないのに、本当に食べるためだけに行きました。実は私は、バローロに泊まった後ブラへ行く予定で、ボッコンディヴィーノ(スロウフード協会の直営店)に予約を入れ、宿も予約していたので、ここで行かなくてもよかったのですけれど、美味しいものなら何回でも、と3人につきあいました。
それぞれ旅の荷物を持って行くしかなく、駅には予想通り荷物預かりは無かったので、私が4人分の荷物を見て、他の3人がトゥーリスト・インフォメーションへ美味しい店を聞きに行きました。そうしたら、月曜日のこの日、ボッコンディヴィーノは定休日だとのことで、別のバデリーノという店を紹介してくれました。
なんと!その店は、私が予約した宿のレストランだったのです。そしてその宿は、私が泊まる日がレストランの定休日。私は2つの店で食べることができるというわけです。
さて、4人で行ったバデリーノは、どこにでもあるようなカジュアルな店でしたが、地元の人で混み合っている人気店でした。とりあえず、プリモとセコンドをオーダーしたのに、私たちのテーブルの横を通っていったワゴンには、大皿に入った前菜の数々が!!
隣のテーブルでは、そのワゴンの前菜を見ながら、私にはサルシッチャとペペローネね、僕には茄子とカルネクルーダを、などとオーダーしています。サルシッチャ(ソーセージ。この辺りのは、生です)は、長〜いものが、ぐるぐる渦巻きになって皿に乗せられ、客が望む長さを鋏で切っています。
そのやり取りを見ていて我慢ができなくなった私たち、前菜をオーダーしてしまいました。
写真がぶれぶれで申し訳ないのですが、カルネクルーダ(たたいた生肉)、サルシッチャ(左奥にちょこっと見えています)、ペペローネ、もう1つは茄子だったかなんだったか…。このときが、私のサルシッチャとカルネクルーダの初体験でしたが、その美味しさには、本当に感動しました。
そして普通のトマトソースのペンネ
セコンドのポルチーニのソテー
何せ、その前日はバルバレスコで、その前はアルバで、と毎日がっつり美食三昧だったのに、そしてこの日の夜もバローロでお宿のフルコースを食べるのに、この日の昼もたっぷりと食べてしまって、ああもうドルチェは止めておこうと思ったのに、ドルチェのワゴンも出てきてしまえば止められるはずも無く… パンナコッタをいただいてしまいました。
私たちは、よそのテーブルに行ったワゴンに目を付けては、それは何?なんて質問したり、料理写真を撮ったりしていたので、その私たちに店の客が興味を持って、美味しいかい?などと質問してきて、このカジュアルな店のなかはとっても友好的な雰囲気で盛り上がっていました。そこへ、他のテーブルに出されたドルチェがとても美味しそうで、私たちがまたまた興味を示したら、店の人が、食べてみる?と1切れサービスしてくれて…。(写真なし。Ginaさんだったら撮っているかも)
美味しい!と言えば、店の人ばかりか他の客がこのドルチェの解説をしてくれたりして、本当に美味しくて楽しい店でした。もしブラに行かれる方がいらっしゃったら、ボッコンディヴィーノだけではなく、このバデリーノにも立ち寄ってみることをお勧めします。
ちなみに、このレストランが経営しているお宿は、ホテルと言うよりは、店の裏の建物を貸し部屋しているという感じのところで、ここに泊まってたらふく食べれば、這ってでも帰れる距離でいいなぁと思いました。
コメント: 全4件
from: グラ姐さん
2009年07月16日 06時11分35秒
icon
「ブラのレストラン2」
さて、バデリーノの食事を楽しんだ後に同行の3人のうちの1人を見送って3人でバローロへ。そして翌朝、さらに動向の2人と別れ、1人でまたブラへと戻りました。
ブラのまちは、どうということもない普通のまちでした。スロウフード協会の直営はレストランだけでなく、ショップもあって、書籍やロゴを入れた小物も売られていました。
夜になり、予約を入れていたボッコンディヴィーノへ。以前店の外観を載せました。
http://www.c-player.com/ac48590/thread/1100027303192
店の中は、こんな感じ。
このシーズンは予約で一杯で、テーブルにはすでにカトラリーとグラスがセッティングしてあります。メニューを見て、もちろん白トリュフコースをオーダーしました。10月ですからね〜。
でも今思うと、白トリュフ料理が2種付いてコペルト込みで55ユーロって安いような・・・。(去年のレートだとまた別ですけど)
料理が出てきました。まずは卵のココット焼き白トリュフがけ
もう、文句無しの美味しさ。
次がフォンドゥータ(チーズフォンデュのソース)の白トリュフがけ
チーズの味が濃厚で、パンにつけてちょうどいい感じでした。もちろん白トリュフの香りは最高です。
ほろほろ鳥のロースト、ポルチーニ茸添え
鳥がかりっと焼けていて、これも美味しくいただきました。
ワインはグラスでいただけるものがたくさんあって、この日は3種3杯いただきました。最後に飲んだのがこのバローロです。
ドルチェは、トローネとはちみつのブディーノ(プリン)
トローネはアーモンドの白い粉にハチミツや卵白を混ぜて作る、ヌガーのようなお菓子ですが、それ味のプリンと言うことなのでしょうか。上にベリー類がたっぷり乗っていて、そちらの味の記憶が強くて、したのプリンの部分の記憶が残っていません。
店のサービスは普通なのですが、たまたま近くにいたイタリア人グループの人が話しかけてくれて、楽しく食事ができ、写真まで撮ってもらったりして、満足できるひとときを過ごしました。
from: ぐら姐さん
2009年07月16日 05時13分39秒
icon
「Re:Re:ブラのレストラン」
Ciao! あれっつぉさん、
> 生のサルシッチャ、食べたことないし食べてみたいです。味は普通の(加熱してある)サルシッチャみたいな感じですか?
> 前回アルバでカルネクルーダ初体験だったので、次回は是非これ食べたい。
普通のサルシッチャとは全然違います。カルネクルーダに近い感じですが、こちらにはパルミジャーノが入っていないと思います。皮から出して食べるのですが、ねっとりした食感がなんともいえません。
> ところで私は、ボチボチと秋の旅行の詳細を考えてます。
> ラモッラ滞在予定だしブラには行くはずなので、バデリーノおよびボッコンディヴィーノはしっかりチェックしました!しかし、2歳の子連れ・・・。昼食なら行けるかな。
昼なら、きっと大丈夫ですね。ボッコンディヴィーノは、観光客も多いので、予約した方がいいと思います。バデリーノも、味はなかなかのものですし、こちらの方が子連れでは行きやすいかも。
> 子連れ歓迎の雰囲気な店探しに苦労するかもしれないし、入ってもハイチェアなんてあるのか!?と、今まで何度もイタリアに行ってますが今回は色々難関が多そうです。
イタリア人は子ども大好きだし、カジュアルな店ならきっと大丈夫ですよ。ハイチェアが無くてもなんとかなるのでは?
> 今日も子連れで近所を歩いていて、突然予想外の方向に子どもが走り出し、自転車に乗ったおじさんにぶつかりそうになりました。「親が付いてて何してるんや!」とおじさんに怒鳴られ平謝り。旅行なんて無事連れて行けるのか、とちょっと凹んでます・・・。(あ、すいません愚痴ってしまいました。)
子どもって本当に、突然予想外の方向に走り出すのですよね。周りが全然見えないのですよね・・・。がんばってくださいね。
> あ、ぐら姐さんはもうすぐ恒例のヴァカンスに出発ですよね!今回はどんな目的の、いや、何を食べるのが目的の旅なんですか?(笑)
まだ2週間も先です。おまけに今年は短くて…現地2週間ほどで戻ってこないといけません。そのあと実家に帰らないといけなくて。
夏は、西リグーリア食い倒しです。ああ、早く2週間たたないかしら。
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 -
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
from: あれっつぉさん
2009年07月15日 15時04分29秒
icon
「Re:ブラのレストラン」
ぐら姐さん、ciao!
生のサルシッチャ、食べたことないし食べてみたいです。味は普通の(加熱してある)サルシッチャみたいな感じですか?
前回アルバでカルネクルーダ初体験だったので、次回は是非これ食べたい。
ところで私は、ボチボチと秋の旅行の詳細を考えてます。
ラモッラ滞在予定だしブラには行くはずなので、バデリーノおよびボッコンディヴィーノはしっかりチェックしました!しかし、2歳の子連れ・・・。昼食なら行けるかな。
子連れ歓迎の雰囲気な店探しに苦労するかもしれないし、入ってもハイチェアなんてあるのか!?と、今まで何度もイタリアに行ってますが今回は色々難関が多そうです。
今日も子連れで近所を歩いていて、突然予想外の方向に子どもが走り出し、自転車に乗ったおじさんにぶつかりそうになりました。「親が付いてて何してるんや!」とおじさんに怒鳴られ平謝り。旅行なんて無事連れて行けるのか、とちょっと凹んでます・・・。(あ、すいません愚痴ってしまいました。)
あ、ぐら姐さんはもうすぐ恒例のヴァカンスに出発ですよね!今回はどんな目的の、いや、何を食べるのが目的の旅なんですか?(笑)
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 -
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
from: グラ姐さん
2009年07月18日 16時04分24秒
icon
「茸など」
この旅行の写真を見ていたら、ミラノの市場の茸の写真がたくさんありました。詳しい方に聞いてみたいので書いてみます。種類、大きさ(グレード?)別に置かれた茸たち。
ポルチーニ
このBORGOTAROという単語が、私の辞書にはないのですが、BORGOが村とかまちとか郊外という意味なので、栽培ではなく、天然のもの山で採れたもの、という意味なのではないかと思っています。ご存知の方教えてくださいね。
で、そうなると栽培ものもあるということになり、どうなのかと調べてみてもよく分からないのです。以前は松茸同様栽培はできないと聞いたこともあり、でも栽培されているということが書かれているサイトもあり…。
ただ、ルーマニアなど近隣の国からの輸入物もあるというのはイタリア滞在中に聞いたことがあり、それらは安いということだったので、それに対してイタリアの山で採れたものということなのかも知れません。
オーヴォリ・レアーレ
ポルチーニは、高いといっても1Kg当たり39ユーロとか59ユーロとかですが、なんとこの茸は100g当たりで10ユーロもします。以前カネッリのアグリでこれのサラダをいただき、このサイトにも載せたことがあります。
http://www.c-player.com/ac48590/thread/1100036476875
フィンフェルリ(杏茸、ジロール)
キオディーニ。これは食べたことがありません。「さわもたし」という茸の仲間らしいのですけど…
これらの写真を撮ったのは、ミラノの地下鉄ワグネル駅のそばにある公設市場の中です。ここは、ちょっとチーズの品揃えもよく、生ハム・サラミ類も充実していて、おまけに魚や肉(肉は、牛だの豚だの鶏だの内臓だのとものによって店が違います)も充実していて、何回見に行っても飽きません。
チーズ屋さん。カステルマーニョなどマニアックなものも売っています。
日本のとは少し違いますが、ほうずき。
ALKEKKENCERという名前が付いているぐらいなので、もとは外国から入ってきたものなのでしょうね。これの外側を4つぐらいに裂いて、そり返し、羽根つきの羽のようにして実の部分にチョコを被せたものが、デザートに添えられてくるのをよく見ます。
すみません。生来の食いしん坊なので、このところ食べ物ばかりが続きました。次回は食べ物のことは書きませんね。
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
閉じる
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
閉じる
icon拍手者リスト
Lucia、 kimuchin、 いちろ、