「ブリケッラ農園４」
　先日、宿泊棟を載せましたが、その中庭には井戸があります。今はおそらく使っていないのでしょうけれど、きれいに飾ってあります。
　

　私が泊まった宿泊棟は、ホテルのようにシャワー＆トイレ付きの個室が何室かあるのですが、葡萄畑やオリーブ畑の向こうには、キッチン付アパートメントがあります。こちらは、食事なしで家族や友人たちでわいわいと滞在したら楽しいでしょうね。
　

　

「ブリケッラ農園３」
　ここの美味しい料理を作っているのがラウラさん。
　
　この農園は、家族で客を迎えるタイプのアグリではありませんが、家族的な雰囲気があります。それは、このラウラさんが、いかにもイタリアのマンマという雰囲気があって料理上手なことと、彼女のご主人や息子さんも、ここの客のためにこまごまとお仕事をしていることからきていると思います。

　それから、エノロゴのステファノや事務のバルバラちゃんもとってもフレンドリーなこともあると思います。
　

　ステファノは、普段はもっと作業着っぽい格好をしているのですが、この日はたくさんのゲストを迎え、カンティーナを案内し、試飲パーティーがあるので、ちょっぴりおめかしをしています。
　
　奥で抜栓をしてるのは、トルコからご夫婦で出稼ぎに来ている男性（名前は忘れてしまいました。難しいのですもの。）です。彼も、このときはちゃんとジャケットを着ていますが普段はこんな感じです。
　

　作業をしているときは、日本の田舎でおじちゃん、おにいちゃんたちが働いている風景と変わらないのに、おめかしすると小洒落た雰囲気になって、日本とはちょっと違うなぁと思ってしまいます。

「ブリケッラ農園２」
　客室は、シンプルですが、美しく清潔です。
　

　食事は、朝食も夕食もここで。
　

　ここは、だれでも自由にくつろげるテラス。
　

　私は、こんなところで景色を見たり、美味しいものをいただいたり、散歩をしたり、本を読んだり、ちょっとした絵を描いたりするのが大好きです。こんななんでもない洗濯物が干してある風景を見るだけでも何だか嬉しくなってしまって。
　

　いろいろ観光したい人は、退屈してしまうでしょうね。