「Re:Re:Re:楽しみですねぇ。」
　ご主人様、車好きなのですね。是非国際免許を持っていって、運転してもらってください。ただし家族６人ですから安全運転で。

　さて、この教会のことは、須賀作品「地図のない道」に出てきます。ご主人をなくした後、友人に誘われるままにリドに滞在し、そこから出かけていったときのこと。この本には、ヴェネツィアのことも結構書かれているので（といっても観光ガイドにはなりませんが）読んでみてはいかがですか。

「Re:Re:楽しみですねぇ。」
ぐる姐さまも４人姉妹！私もです。ほんと、大変でした！で、私は絶対子供なんていらない！と思ってたはずなんですが・・・。生んでしまいました。運命ですよね、これも・・・。

うちの夫はイタリアに行きたいくせに教会には興味なし。じゃあなんなのさ？と問い詰めれば、要はヨーロッパの田舎を車でぶっ飛ばしてみたいんだそうです。ロマンじゃのお・・・。

須賀敦子さんの本、私も何冊か持ってるんです！確か「コルシア書店の仲間たち」というのの第一章だけ読んで、すっごく感動して、その後何冊かまとめ買いしたんですけど、忙しくてまだ手をつけてなくて。いったいどの本でしたか？

塩野さんも須賀さんも、年齢的には私の親（よりちょっと上？）ぐらいに当たる人なんですけど、そんな時代からちゃんとイタリアファンはいたんですねえ・・・。やっぱりイタリアってすごい！

お二人ともイタリア人と結婚なさって、その後それぞれに別れを経験なさってますが、やはり二人の文章にはおのおの感じる所が反映されてますよね。ああ出来るなら私も彼女達の文章を読む方ではなくて、私自身がそういうの書いて読者に読ませたかった、なんて思っちゃうんですけど。これも運命です。

「Re:楽しみですねぇ。」
花散里さん、初めまして。

４人の子ども達のママなのですね。素晴らしい！
残念ながら私は子どもを持つことができませんでしたが、
私自身は４人姉妹の末っ子で、大家族の楽しさ（と、大変さ）を味わって育ってきました。

何年ぶりのイタリアになるのでしょうか、今から楽しみですね。
ご家族で行かれるなら、ツアーで訪れるような観光地ではなく、
イタリア人がバカンスを楽しむようなまちに滞在して、
近くのまちに出かける方が楽だし、楽しめるかと思います。
例えば、リド、リミニ、グラードなどいかがでしょう。
トレヴィーゾにも、家族で滞在するのによいプール付きのリゾートホテルがあります。
花散里さんか、ご主人様が車を運転されると、行動範囲も広がりますね。
リド以外だと、ヴェネツィアだけは、別に１〜２泊して、という感じで。

> で、何でトルチェッロかというと・・・。私の大好きな作家の塩野七生の本の中に、「ここでなら結婚式を挙げてもいい」ということで、トルチェッロにある１１世紀の教会が紹介されてまして。おそらくは、サンタ・フォスカ教会？

おそらく、サンタ･マリア･アッスンタ教会の方ではないかと思います。
アッスンタの方は、現在の形に改築されたのが１１世紀で、
フォスカの方は、１２世紀に建てられたそうですから。
何より、アッスンタの内部のモザイクは素晴らしいです。
塩野さんが書かれているのは、
須賀敦子さんが「それまでに自分が美しいとした多くの聖母像が、しずかな行列をつくって、すっと消えていって、あとに、この金色にかこまれた聖母がひとり、残った。」
と感じた聖母と幼子のモザイクのことではないでしょうか。

私がここを訪れたのは、須賀敦子さんのエッセイを読んだからなのですが、
そのときのレポートも書いていますよ。
http://www.c-player.com/ac48590/thread/1100055134083

> ぜひぜひ行ってみたいんですけど、やっぱ遠そうだし、
> ７歳の子供連れてそんな遠くまで行くのはどうしたもんか、

遠いといえば遠いですが、ヴェネツィアに滞在するならそれほどでもありません。
トルチェッロに行くには、ブラーノ島で乗り換えになりますので、
ブラーノ島散歩も兼ねてしまえばいいのでは？

家族で、ロカンダ・チプリアーニでのんびりと食事を楽しむことも目的に、
１日がかりで行かれてはいかがでしょうか。

まだまだこれからたっぷり時間がありますから、
あれこれと調べて、よいプランが立てられるといいですね。
家族６人だと、バカンス地の宿は早め（２月か３月頃）に予約した方がいいかも知れません。

少しでもお役に立てるとよいのですが。