サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: グラ姐さん
2010年03月06日 21時18分43秒
icon
番外編 ローマ滞在あれこれ1
冬の旅行の報告は、ローマのことを除いて、あらかた終わりました。ローマも、食事のことは既に書いていますが。このサークルの名前は「イタリア!小さなまちと田舎の旅」なので、ローマは対象としていないのですが、今回の旅行はローマが目的でしたので、番外編ご容赦、ということにさせていただいてぼちぼちと載せていきます。
エア・フラの夜便で行ったので、ローマには10時少し前に着きました。
宿は、ポポロ広場からアウグストゥス廟方面に歩いて1分のところ。初めは、レオナルド・エクスプレスでテルミニへ行き、そこからタクシーかな、なんと思っていましたが、空港から街中へのタクシーが昨年から定額制になり、40ユーロだと言うので、今回はタクシーを利用しました。3人だとレオナルドEXPだけで11×3=33ユーロになるのでタクシーの方が断然早くてお得です。2人でもいいかな。
空港から車で市内に入るのは初めてでしたが、電車で入るよりずっとよかったです。笠松の並木の街道を走り、城壁が見えてきて、門をくぐり、カラカラ浴場やチルコ・マッシモの横を通り、ヴェネツィア広場を抜けて…。ああローマに来たなぁという実感が湧いてきます。
着いた日の午後は、まだパンテオンに入ったことの無い友人が一緒だったので、ナヴォーナ広場に寄って、
(市が立って、混み合っていたので、こんな写真しかとりませんでした。市の写真は随分昔のものを以前載せました。)
パンテオンを見て昼食。この日は、雨だったので、中央の穴から雨が落ちてきていました。
その真下に雨が吸い込まれていきます。周囲が濡れるので、直径15mぐらいでしょうか、周囲をロープを巡らせて立ち入れないようにしてありました。
近くのジェラテリア、サン・クリスピーノに寄りました。
ね、ここもジェラートに蓋がしてあるでしょ。美味しいんです!
でも、ジェラートはたくさんは食べられないので一番小さなカップでいただきました。
この旅行で、ジェラート屋で食べたのはこの1回だけでした。
ザヴィエルさん、自分でも最近まで自覚が無かったのですが、私は氷点下の食べ物が苦手なのです。ジェラートやかき氷は、ちょっと食べると、鼻の奥というか、眉間の裏側というかがツーンと痛くなってしまって。ビールやプロセッコのキリッと冷えたのは大好きなのですが、不思議ですよね。そして、きっとお酒類で糖分を摂っているので、体が甘いものをあまり欲しないのだと思います。
このあとは、昼食に向かいました。
コメント: 全15件
from: ぐら姐さん
2010年03月22日 13時37分56秒
icon
「Re:ローマ滞在あれこれ7」
toorakさん、
> ぐら姐さん、カルチョーフィってどんな感じなんですか?
丸揚げの断面を載せますね。
あんまりおいしそうに見えないですね。
栽培物ではない、天然のタラの芽を食べたことがありますか?
香りは違うのだけど、食感が似ている感じです。
ちょっとほっこりした感じの。
山ウドの先っぽの方の味にも似ているかも。
味は…なんと言っていいのでしょう、独特の香りがあって、
やはり山菜に通じるものがあるように思います。
以前滞在したルッカのアグリのお父さんが、キンピラ牛蒡が大好きで
(近くに日本人がたくさん行く料理学校があり、
そこの生徒や日本からのゲストとの交流会で食べて気に入ったのだとか)
彼曰く、牛蒡とカルチョーフィは似ているのだとか。
今や、牛蒡の種を知り合いの日本人を通じて手に入れ、
畑で栽培していると言っていました。
(成功したかどうかは分かりませんが)
いずれにしろ、そうしたちょっと癖のある香りがあるのは確かです。
冬から春に食べられるものなので、
秋だと茹でて瓶詰めにしたものしかない時期ですね。
たいていの瓶詰めは、茹ですぎだったり、酢や塩がきつかったりで
あまり美味しいとは思いません。
ピエモンテのアグリで使っているものを作っているリグーリアの店のは
とっても美味しいです。
> そして、羊の脳みそ!これはローマのお料理なんでしょうか??
そうみたいですね。
昔、肉は貴族の食べ物で、その残りの内臓などを庶民は工夫して美味しく食べていたとか。
> もう一度食べてみたいってくらい美味しいなら、いつか私も勇気を出して食べてみたいです。
鱈の白子を食べられる人なら、大丈夫だと思います。
見た目は、脳みそっぽくないので。
> 食べることが大好きなのに、年々食べられる量が少なくなってきてしまって、ぐら姐さんの横にすわって一口ずつ頂きたいものですねぇ。
いつか、チャンスがあったら、一緒にお食事したいですね。
私は、食べられる量が減らないので、しっかりと身につくようになってしまって…
若い頃は、いくら食べても太らなかったのに。
> 鍵穴からのサン・ピエトロ大聖堂、いつになるか分かりませんが、次回のローマに行ってみますね!
是非!そして出来たら写真を撮ってきてください。
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 -
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 1
icon拍手者リスト
いちろ、
from: toorakさん
2010年03月22日 08時59分06秒
icon
「ローマ滞在あれこれ7」
ぐら姐さん、カルチョーフィってどんな感じなんですか?
写真で見てるだけだと、食べたことないし、どんなお味なのか想像できないですね。
そして、羊の脳みそ!これはローマのお料理なんでしょうか??
もう一度食べてみたいってくらい美味しいなら、いつか私も勇気を出して食べてみたいです。
食べることが大好きなのに、年々食べられる量が少なくなってきてしまって、ぐら姐さんの横にすわって一口ずつ頂きたいものですねぇ。
鍵穴からのサン・ピエトロ大聖堂、いつになるか分かりませんが、次回のローマに行ってみますね!
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 -
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
from: グラ姐さん
2010年03月22日 08時23分47秒
icon
「ローマ滞在あれこれ8」
実は、藝術新潮の「中世のローマを歩く5日間」の1日分は、この「ローマ滞在あれこれ」シリーズで書いてきた4〜7までに、午前公開の時間切れで行けなかったサン・クリソゴノ聖堂を加えておしまいになっています。多分、それぐらいでちょうどいいのです。
でも午前中に頑張って歩いてしまったので、昼食をゆっくりたっぷりといただいてもまだ時間がある!というわけで、あと2つ行くことにしました。朝、ポポロ広場からヴェネツィア広場までバスに乗ってからはずうっと徒歩です。
昼食を摂ったコシェルからマルチェッロ劇場の横を通り
ミケランジェロがデザインした美しいカンピドリオ広場を抜けて
フォロ・ロマーノを眺めながら
サンティ・コスマ・エ・ダミアーニ聖堂に着きました。
見た目が他の聖堂とはちょっと違います。「マクセンティウス帝とコンスタンティヌス帝のバジリカ」と呼ばれる巨大な建造物の隣にひっそりと佇んでいるのです。ローマ建国の祖を祀るロムルス神殿とされる円形の建物を玄関間として取り込んで526年頃、教皇フェリクス4世によって献堂されたとのこと。
4世紀には町の城壁外に立てることしかできなかったのに、6世紀にいたって帝国の中心フォロ・ロマーノに、異教神殿を改造して教会とするまでにキリスト教がこのちを支配するようになったということなのだそうです。
中に入ると、アプシスが近くてちょっとびっくり。
立体感のある表現は、古代美術の自然主義の名残で、異教は駆逐され、キリスト教がローマを支配するにいたっても、まだ古代美術の様式は生きていたということなのだそう。
「ローマ滞在あれこれ6」に載せたサンタ・チェチリアのアプシスがこれを真似たというけれど、ちょっと笑っちゃうほど違います。どちらが好き?ときかれると困るのですけど。これも素敵だけど、下手ウマ系も好きなので。
コロッセオを回るように歩いてサン・クレメンテ聖堂まで歩きました。ここはローマの歴史が積み重なっている教会です。帝政ローマの邸宅を改造して3世紀にミトラ教神殿が造られ、4世紀になると破壊されて瓦礫を均してキリスト教会が建てられたのですが、11世紀にノルマン軍によって焼かれ、12世紀に再建された建物が、今の教会なのです。
まず12世紀の聖堂に入ると、アプシスのモザイクがすっごくおもしろくて。中心にはキリストの磔刑図があるのだけど小ぶりで、その回りあっちこっちにアカンサスの葉のぐるぐる渦巻きがありその合間にイルカに乗る天使(それがまた、メタボなんです)やら、鳥に餌をやるおばちゃんやらが描かれ、双眼鏡を使って隅から隅まで見て楽しんでしまいました。一切撮影禁止で、全く写真がないのが残念。
その後入場料を払って地下に降りると4世紀の旧聖堂があり、いくつかのフレスコ画を見て、さらにじめじめした階段を下るとミトラ教神殿や古代の邸宅の遺構が見られました。以降に残るフレスコ画もけっこう面白くて、ここはなかなかお奨めです。(何と言っても12世紀のモザイクが私好みですけれど)
さて、夕方になりました。コロッセオからメトロに乗り、
スパーニャで下車して、友人達はちょっとお買い物。私は、何やらイベントをやっているスペイン広場を尻目に、部屋に帰って晩ご飯の支度です。
from: グラ姐さん
2010年03月21日 11時27分18秒
icon
「ローマ滞在あれこれ7」
そのあと、昼食前にもう1つ行きました。サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂です。
4世紀に創建されたとされているそうですが、現在の建築は12世紀の再建部分が核となっているのだそうです。アプシスと勝利門のモザイクは12世紀のロマネスク作品。ビザンティンの影響が色濃いモザイクです。
天辺部分や縁などの装飾も美しいです。
左奥の礼拝堂には、7世紀の作とされる「聖母子」のイコン。
初期イコンの数少ない遺品で必見とのことですが、肉眼で見ても、このぐらいにしか見えず、素晴らしいものというよりは、よくぞ遺っていましたねぇ、と労いの声を掛けたくなるようなものでした。
この後、行きたいと思っていたサン・クリソゴノ聖堂には、時間切れで入れずじまい。でも午前中によく回ったよね〜と自画自賛しながら、昼食へ。
1月の帰国後すぐに、最終日にローマで食べた夕食を載せましたが、それはこの日にいって美味しかったので再訪した店なのでした。その名もLa Taverna del Ghetto“KOSHER”。マルチェッロ劇場の裏のゲットー地区にあります。
入り口の前に飾られたカルチョーフィの飾り。
1月の写真と一部重複しますが、ユダヤ風(丸揚げ)のカルチョーフィに加え、白身魚のフライと花ズッキーニの詰め物(これにもリコッタではなく白身魚が詰めてある)フライ、1人に各1個ずつ。これ、1個からオーダーできます。
野菜の串焼き
羊の脳みそのフリット
羊肉の煮込み
水とワインをいただき、もちろんパンも出てきて、これを3人で食べたのですが、もうお腹がい〜〜〜っぱいで、ドルチェは無しで、カッフェで閉めました。
何と言っても美味しいのは、1皿目のカルチョフィと羊の脳みそ。ああ、また食べに行きたくなります。大満足で出てきて、店の前で記念撮影をしました。
from: グラ姐さん
2010年03月20日 08時43分16秒
icon
「ローマ滞在あれこれ6」
やっと、久々に写真をアップする余裕ができました。
toorakさん、
> 鍵穴からのサン・ピエトロ大聖堂も良ければ載せて下さいね〜。
それがねぇ、私のカメラでは無理だったのです。一眼レフでも、相当難しそうです。昨夏ボルツァーノで合流した西南さんが、合流前にローマでこの写真を撮るのにチャレンジしたけど無理だったと言っていました。
その話を年末にローマで2回合流したGinaさん夫妻に話したら、あれこれ考えて、チャレンジしてみると言ってましたから、もしかしたら成功しているかもしれません。
さて、ローマの続きです。天国の扉を見てから、橋を渡ってトラステヴェレ地区にあるサンタ・チェチリア・イン・トラステヴェレ聖堂へ。
9世紀の教皇パスカリス1世が、郊外のカタコンベから聖女チェチリアの遺体を運び、モザイクを寄進したのだとか。サンティ・コスマ・エ・ダミアーニ(このいくつか後に載せます)の写しらしいのですが、なんだか稚拙な感じのモザイクが笑えます。
この左端にいる四角い光背をつけている人がそのパスカリス1世なのだそうです。
祭壇手前には、バロックの彫刻家ステファノ・マデルノによる「死せるサンタ・チェチリア」の大理石像があります。
2〜3世紀の女性チェチリアは、弾圧にあって殉教しました。3度刺されても数日の間は死ななかったそうで、この像の首には3つの傷跡が刻まれています。
でも、私たちのここでの目当てはこれではなく、階上で見られるフレスコ画なのです。一旦外に出て、横の入り口の呼び鈴を押そうとしたところでガチャっと音がして少し扉が開きました。(多分、カメラで見ているのでしょう)そっと中へ入っていくと優しい表情の老シスターが出てきたので切符を買い、エレベーターで階上に行きました。
実は、同行の友人が撮影禁止と知らずに撮ってしまった写真があります。私ともう1人は、初めに撮影禁止マークを見ていたので、何も撮りませんでした。載せちゃっていいものなのか分かりませんが、とりあえず。
このフレスコ画は、カヴァッリーニによって1293年に描かれたもので、なんとパドヴァのスロヴェンニ礼拝堂のジョットの同主題のものより十数年早いのだとか。藝術新潮に分を寄せた益田朋幸氏によれば「筆力は決してジョットに劣らない」のだそうです。
何よりここがいいのは、日ごろはるか上の天井を見上げ、双眼鏡を使うなどして見るフレスコ画を、間近に見られることです。この写真、ほとんどズームを使っていないのですよ。
ここを出るときに、また老シスターが出てきて、土産物はどうかと勧められました。ここのフレスコ画やサンタ・チェチリアの像のカードや絵葉書のほかに、手作りのハーブ石鹸がありました。素朴なパッケージ、自然なよい香りがしたので1個だけ買い求めました。わずか2ユーロでした。
from: toorakさん
2010年03月16日 20時47分44秒
icon
「Re:ローマ滞在あれこれ5」
ぐら姐さん、こんばんわ。
この鍵穴から見える風景、何度か写真で見たことあってとても気になってました!ローマのどこにあるのかがよく分からなかったのですが、これでいつか行けます!
鍵穴がある建物もこんな感じだったんですね。
鍵穴からのサン・ピエトロ大聖堂も良ければ載せて下さいね〜。
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 -
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
from: グラ姐さん
2010年03月16日 07時14分29秒
icon
「ローマ滞在あれこれ5」
ザヴィエルさんのシチリアの写真を見ていると、今すぐにでも飛んで行きたくなってしまいます。今、夏の手配をいろいろとしているところでして、エオリエに1週間なのですが、サン・ヴィート・ロ・カーポにも1泊だけ行くことにしました。
さて、ローマでした。
サヴェッロ公園の近くに、サンタ・サビーナ聖堂があります。今回持参した「藝術新潮 ローマ 〜中世の美を歩く5日間〜」によれば、バロックのお化粧がなされていない、中世の面影を十分に残している聖堂なのだとか。これが外観です。
こちらが内部。
こういうシンプルなつくり大好きです。清澄な印象があって、純粋な信仰心のようなものを感じます。
堂内扉口上の壁にモザイクでこの聖堂が建立された経緯がモザイクで書かれ、その横にモザイク画があります。
ここで最も重要な美術作品は、玄関間の糸杉材による木彫扉だそうで、5世紀の創建当時の浮き彫りパネルがこれだけまとまって残っているのはほかに現存しないのだとか。
サンタ・サビーナ聖堂を出て、トラス・テヴェレ方向へ向かう前にマルタ騎士団の館の「天国の扉」に立ち寄りました。お、やはり行列ができています。
この扉の鍵穴を覗くと、サン・ピエトロ大聖堂が見えるのです。そう書いてあるものを読んだときよりも、覗いてみてその素敵さをもっと実感しました。鍵穴のすぐ先、門の向こうに庭木のアーチが見え、そのアーチに縁取られてずっと先にサン・ピエトロ大聖堂が見えるのです。こんな素敵なことを考え、鍵穴の位置を計算し、庭木までも整えた発想って本当に素晴らしい!
覗き終わった人達の表情が、皆、すごいよ…、参ったなぁ…という感じでした。
from: グラ姐さん
2010年03月13日 08時00分45秒
icon
「ローマ滞在あれこれ4」
ザヴィエルさん、皆様、おはようございます。昨日は早朝(というより午前2時だと真夜中ですが)から家で仕事、朝から職場で続きの仕事をしたので、帰宅して夕飯を食べたら、そのまま爆睡でした。休みとはいえ、宿題抱えて帰ってきているのですが、今日明日は、少しゆったり仕事をします。
> 大きい街では例外的にローマが好きなんです、それはベルニーニが好きだから!バロックの素晴らしい芸術と街の雰囲気が良く合っている気がするのです噴水も沢山面白い物が有りますし、そして画家ではカラバッジョ最高。
ザヴィエルさんはバロックがお好きなのですね。私は、バロックには特別には惹かれません。それほど見ているわけでもないのでそのうち気が変わるかも知れませんが。
でもカラバッジョは大好き!GWに行けたら、ちょうどローマで開かれているカラヴァッジョ展を見てこようと思っています。本当は、一堂に集められたものより、1つの教会で1つ、2つの作品を見て、また別のところで1つ、というふうにもともと置かれている場所で見るのが一番好きなのですけど、せっかくですからね。
さて、ローマ滞在2日目のオルヴィエート、チヴィタ・ディ・バーニョレージョのことは1月に載せましたが、そのときにテルミニ駅の一角に、イタリア国鉄のプレゼーピが飾ってあるのを見つけました。
馬小屋ではなく、車両の中で生まれるというのが鉄道会社ならではのものですね。
さてローマ滞在3日目、この日は1日中世のローマ巡りです。宿を出て、バスでヴェネツィア広場まで行きそ、そこから歩き始めました。
カピトリーノの丘を見上げつつ通過し、
マルチェッロ劇場(古代ローマ最古のポンペイウス劇場、コロッセオのモデルになった)の前を通過し、
まだしばらく歩くと、サンタ・マリア・イン・コスメディン聖堂が見えてきました。
そう、「ローマの休日」で有名になった「真実の口」の聖堂です。行列を作っている観光客の横をすりぬけて堂内の土産物売り場へ直行。その一角にあるサン・ピエトロ大聖堂伝来の8世紀のモザイクの断片「マギの礼拝」を見るためです。
そして須賀敦子さんも好きだったというアヴェンティーノ丘に登る坂道へ。車両は通れない、なかなか趣のある坂道です。
5月頃だと、ジャスミンが香りを振り撒き、ケイパーの花も見られるのだとか。GWに行くときに、早起きして再び行って見ようかと思います。
坂を登りきったところにあるサヴェッロ公園。12月は、オレンジが実っていました。
この公園の絶景が望める地点へ。
ああ、晴れていたらどんなに綺麗だったでしょう。残念ながらこの日は曇り空です。
関東だったら、冬の晴れた、空気の澄み切った日に!と思うのでしょうが、地中海気候だと、夏の澄み切った青空の日に見たい!と思ってしまいます。同じ場所でも、季節や天気で全然違った印象になるので、行っても行っても、また行きたくなるイタリアであります。
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 -
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 1
icon拍手者リスト
いちろ、
from: ザヴィエルさん
2010年03月09日 23時11分41秒
icon
「ローマ滞在あれこれ3」
グラ姐さん今晩は
大きい街では例外的にローマが好きなんです、それはベルニーニが好きだから!バロックの素晴らしい芸術と街の雰囲気が良く合っている気がするのです噴水も沢山面白い物が有りますし、そして画家ではカラバッジョ最高。
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 -
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
from: ぐら姐さん
2010年03月09日 06時56分27秒
icon
「ローマ滞在あれこれ3」
今月は1年で最も忙しい月でして、そのピークが先週今週来週です。今週は今日の短い更新をして、このあと無理かも…
ローマ2日目の朝のポポロ広場、双子教会です。17世紀に建設されたサンタ・マリア・イン・モンテサント教会とサンタ・マリア・デイ・ミラーコリ教会。冬の朝の清々しい空が気持ちがよくて撮りました。
双子と言われますが、大きさの違う敷地で屋根の形などを微妙に変えることで、そっくりに見えるようにしているのだとか。
現代のローマでこの写真を撮っても、背後に余計な建物が写らないのが素晴らしいと思いませんか?日本だとこうはいかず、高層ビルや企業の看板などが見えてしまいそうに思います。街の景観を守る意識が違うのでしょうね。
papalinaさん、
> 私的な ”スッピンスタンダード”は公共交通機関に乗るか否かです。自転車でそこまでお買い物なんて平気の平左です。
同じですよ〜。近所といっても、ごみ出しやすぐそばの酒屋などはすっぴんで平気です。バスに乗って出かけるときは、化粧をします。といっても、私の化粧なんてすっぴんとたいして変わらないのですけど。
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 -
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 1
icon拍手者リスト
いちろ、
from: papalinaさん
2010年03月08日 13時18分01秒
icon
「Re:ローマ滞在あれこれ2」
> 私ともう一人の友人が、風呂上りのすっぴんに、パジャマ同然の部屋着(もちろんノーブラ)で、その上にコートを羽織り、財布だけ持って買いに出ました。
> うちの近所だって、すっぴんでは歩かないのに、よくやりますよねぇ。我ながら今思い返すと恥ずかしいのですが、どうせ誰も気にしていませんよね、本人以外は。
えぇっ、そうなのですか。ご自宅近辺も??私的な ”スッピンスタンダード”は公共交通機関に乗るか否かです。自転車でそこまでお買い物なんて平気の平左です。女優さんなんて肌を労わるという大義名分のもとにプライベートはスッピンなんでしょ!?ご自分が芸能人だと思えばいいのですよ。なんちゃって。
お風呂上がりのスッピンで、そのままバタンキューモードのパジャマ兼お部屋着なのに、またお化粧するなんて考えられません。
旅の恥はかき捨てとも言うじゃありませんか。”一期一会”ではなく”一旅一恥”の精神でいこうではありませんか。えっ?ダメ??
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 -
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
from: グラ姐さん
2010年03月07日 21時22分25秒
icon
「ローマ滞在あれこれ2」
この日、12月26日は、行きたいと考えていた候補が3店ありましたが、なんと全て休み!たまたま通りかかった、以前食事をしたことのあるアルフレードに入りました。それなりの老舗で、安くはないのも承知で。
お皿が素敵!モディリアーニです。
友人の食べたラビオリ
もう1人友人の食べたカルボナーラ。ローマのは、生クリームは入っていません。(私はその方が好き)
カルチョーフィのカルパッチョ
これだとよく見えないので、混ぜ返すとこんな感じ。
プンタレッレのサラダ
これの味付けは、コシェルよりもこちらの方がよかったです。
私が食べたフェットゥチーネのアルフレード風
これについては、こんなことを書いている人たちがいます。
http://blog.cucu81.jp/article/111143242.html
http://us-lighthouse.com/bimiraisan/e-4060.html
この店のお兄さんが目の前で混ぜ混ぜします。
ちょっとお酒が入っているように感じました。それがないと、チーズのコクが強すぎて、最後まで食べるのは厳しいかな。美味しいけれど、これだけだと飽きるので、3人違って(いろいろ味見ができて)よかったね、という感じでした。
のんびり昼食を食べた後は、スーパーで食材や水の買出し。その後ポポロ広場に面したサンタ・マリア・イン・ポポロ教会を見ました。
写真は主催壇です。クリスマスシーズンなので、キリストの誕生の人形が手前に飾ってあります。少し離れたところには、プレゼーピもありました。
私は、カラヴァッジョが好きで、以前ここを訪れたことがあるのですが、友人が「天使と悪魔」を読んでベルニーニの作品を見たいというので再訪しました。でも残念ながらベルニーニの作品は修復中でした。
外はすっかり暗くなって、雨が本降りになっています。ポポロ門には、カウントダウン用の時計が映し出され、その提供がどこだかのバッテリーだか電気自動車だかの会社で、線描きのコンセントが現れて、それで車が電気をチャージして動き出し、いろんなお花のようなハッピーな模様が降りてきて…という映像も同時に写しているのでした。
雨にうるむポポロ広場です。
宿に戻り、夜行の飛行機で疲れ気味なので、イタリアにしては早めの夕食を部屋で。こんなことが出来るのもキッチン付きの部屋のよさ。3泊以上するなら、断然キッチン付きがいいですね。
でもね、この夜の話にはおまけがあるのです。この日はワインを2本買っていたのですが、部屋でくつろいで飲んでいるうちに、もう1本欲しくなって、そう言えば近所にアリメンターリがあったっけ、ということになり、じゃんけんをして負けた2人が買いに行くことに。
私ともう一人の友人が、風呂上りのすっぴんに、パジャマ同然の部屋着(もちろんノーブラ)で、その上にコートを羽織り、財布だけ持って買いに出ました。
ところがアリメンターリ(いろいろな食品等を売っている小売店)はもう閉まっていて、しかたなくさらに先にあるバールへ。赤ワインのボトルがあることを確認して、ボトル1本欲しいのだけど…と言ったら、とりあえずそれほど驚かれもせず、売ってもらうことができました。大事に大事に持って帰って、続きを楽しんだのでした。
うちの近所だって、すっぴんでは歩かないのに、よくやりますよねぇ。我ながら今思い返すと恥ずかしいのですが、どうせ誰も気にしていませんよね、本人以外は。
from: グラ姐さん
2010年03月07日 20時34分08秒
icon
「Re:番外編あれこれ」
papalinaさん、こんばんは。
> レオナルド鈍行もいいところで、走っては止まり走っては止まり、金返せ〜〜〜!と叫びたくなるほどでした。
本当に、もしレオナルドが生きていたら、あんな列車に自分の名前を付けられて怒りますよね。見た目いいわけでも、乗り心地がいいわけでもなく、あの遅さでよくぞエクスプレスとなっ!と私でも言いたくなりますからね。おまけにテルミニの乗り場は最果ての地という遠さだし。
> 大昔、私たちが入った時に 関西から来たと思われるツアー客が
>
> 「 ここ、なに見るねん?」「 なんのために連れてきたんや?」
> 「 めっちゃ、しょーもないパンテオン。」
それって、私の田舎の人がツアーで行っても同じかも。「こごだば、何だやの〜?」「なして、こげだどご見るなだがの〜?」っていう感じ。
> まぁ、それは今まで自己分析が甘かったのですね。うふふ。
大食いと飲兵衛の自覚は20歳のころからありましたけど。へへへ。
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 -
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
from: papalinaさん
2010年03月07日 10時46分22秒
icon
「番外編あれこれ」
> 空港から街中へのタクシーが昨年から定額制になり、40ユーロだと言うので、今回はタクシーを利用しました。3人だとレオナルドEXPだけで11×3=33ユーロになるのでタクシーの方が断然早くてお得です。2人でもいいかな。
うぅっ、定額制になったのですか。知りませんでした。
昨夏、南イタリアに行った時にバカンスの渋滞を避けて早朝ローマ空港に戻り、レンタカーを返し、時間潰しがてらにローマ市内に行きました。レオナルドEXPどころか レオナルド鈍行もいいところで、走っては止まり走っては止まり、金返せ〜〜〜!と叫びたくなるほどでした。
> パンテオンを見て昼食。この日は、雨だったので、中央の穴から雨が落ちてきていました。
大昔、私たちが入った時に 関西から来たと思われるツアー客が
「 ここ、なに見るねん?」「 なんのために連れてきたんや?」
「 めっちゃ、しょーもないパンテオン。」
とボロクソ。それ以来、我が家でもパンテオンには”めっちゃ、しょーもない”と形容詞がつきます。
> 自分でも最近まで自覚が無かったのですが、私は氷点下の食べ物が苦手なのです。ジェラートやかき氷は、ちょっと食べると、鼻の奥というか、眉間の裏側というかがツーンと痛くなってしまって。ビールやプロセッコのキリッと冷えたのは大好きなのですが、不思議ですよね。そして、きっとお酒類で糖分を摂っているので、体が甘いものをあまり欲しないのだと思います。
まぁ、それは今まで自己分析が甘かったのですね。うふふ。
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 -
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
from: papalinaさん
2010年04月08日 09時07分58秒
icon
「Re:ローマ滞在あれこれ5」
> サンタ・サビーナ聖堂を出て、トラス・テヴェレ方向へ向かう前にマルタ騎士団の館の「天国の扉」に立ち寄りました。お、やはり行列ができています。覗き終わった人達の表情が、皆、すごいよ…、参ったなぁ…という感じでした。
ローマの半日で私も ”覗き ”に行ってくることにします。(なんか響きがよくないなぁ…。)
プーリア&カンパーニャの旅、ホテルの予約も完了してスケジュールに枝葉をつけています。ぜひ行きたいレストランはワインを飲みたいのでディナーで行くことにして、船に乗り込む前に港町でのランチはこのトラットリア。モッツァレラ工場の見学の道筋つけて………ありゃ、全部 食絡みだわ。
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
閉じる
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
閉じる
icon拍手者リスト