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from: 倶楽姐さん
2011/09/29 06:12:16
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ブリケッラ農園へ
バスも、グロッセートからカンピーリア・マリッティマまでの列車も順調に走り、そこからタクシーに乗って、ブリケッラ農園に着きました。列車の中で、タダ乗りっ
バスも、グロッセートからカンピーリア・マリッティマまでの列車も順調に走り、
そこからタクシーに乗って、ブリケッラ農園に着きました。
列車の中で、タダ乗りっぽい感じで通路に立っている初老のシニョーレが、
私たちのコンパートメントの辺りをうろうろしています。
イタリア人は好奇心の強い人が多いので、あまり見かけないタイプの人間(私たち)に興味津々なのでしょう。
私たちは別に興味もなかったのだけど、手に持っている地元新聞に日本の芸者さんが来ているという見出し。
おや〜という感じでつい覗き込んだら、シニョーレ待ってましたとばかりに話しかけてきました。
読みたい?というので、はいと言ったら貸してくれて、
そのあとシニョーレの話には乗らずに、その新聞記事に目を通しました。
それは毎年トッレ・デル・ラーゴで行われるプッチーニ・フェスティヴァルに
今年は、日本版マダム・バタフライが上演されること、
それの応援に本物の芸者数人が駆けつけていて、彼女達にインタビューしたと言う記事でした。
日本の芸能記事みたいに、芸者になった動機や芸者になるための修行、
芸者衣装の重さや着心地などなど・・・
その中で、1つ笑っちゃったことがあります。
「きもの」について書いてあるところで、複数形がkimoniになっていたのです。
イタリア語の名詞の男性形で、語尾が-oで終わるものは、複数形が-iに変化するので
kimono → kimoni なのでしょうけれど、それは日本語に適用しないでちょうだいね、と思うわけで。
そう言えば、似たようなもので柿はそのままの音がイタリア語になっているのですが、
kachi は複数形で、単数だと kaco だというのはよく知られた話ですね。
イタリア在住の友人に聞いたところ、
子供用の着物や祭りのハッピなんかは、Kimonino...(当然複数形はkimonini)
bonsaiは、単数形がBonsaoになっているとか。
きものの帯(obi)は単数だとoboになっちゃうのでしょうか。
新聞にざっと目を通したところで、シニョーレが降りる駅に着いてしまい、
新聞を返して欲しいと言われて返したのでした。
そのマダム・バタフライ、これのことですね。
http://www.puccinifestival.it/website/ita/livello2.asp?area=2&ID1=5&ID2=1228
http://www.gbopera.it/archives/20822
おもしろいことに、着いたその日、オーナーの宮川氏は不在で、
翌日お聞きした話では、なんと彼はこのオペラを観に行っていたのだそうです。
さて、私たちの部屋。
ちょっと狭いのは、初め4人の予定だったので2室押さえていたのですが、
出発が近くなって3人になったので、トリプルルームに変えてくださいとお願いしたため
私たちに用意されていた2つの内の1つに無理やりエキストラベッドを入れたからです。
でも、農園ののんびりゆったりした雰囲気に、一気にくつろいでしましました。
3泊だけど、荷物のほとんどを出して収納し、生活する感覚に。
湯沸しポットもあったので、熱いお茶も淹れて。
この日の夕食は、テラスで。
嬉しいことに、ワインの価格は、売店で買う値段と同じだということ。
自家農園の製品なので、レストランのように利益分を上乗せしていないというか
売店価格で出して利益が多少あるということなのですね。
これ、1番安いものなので、1本5.50ユーロです。
プリモは、レモン味のクリームスパゲッティです。
(うっかりフラッシュを焚いてしまい、色が変ですみません。もっと美味しそうに見えたのですが)
爽やかなレモンの香りが口いっぱいに広がる、美味しいスパゲッティでした。
たっぷり入っていたのに、お替りは?と聞かれました。
あとのご馳走のことを考えてお断りしましたが、たっぷり食べられるって嬉しい。
セコンドは、鶏のロースト
そしてインサラータ・ミスタ
ドルチェは、桃にに何かのクリームのようなものをかけ、
刻んだナッツがふりかけてあります。
美味しく、気持ちよくいただいて、すぐに部屋に戻って眠れる…アグリ大好き!
さて、翌日の話は長くなるのでまた後日。
from: 倶楽姐さん
2011/09/30 06:31:47
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「ブリケッラ農園2日目その1」
















はるひさん、
C'ERA UNA VOLTA この1月に行きましたよ!
私が行ったときは悪くなかったですけど・・・
原因は・・・①でも、野菜ぐらいは大丈夫そうな気がするし、
②だと種類は変わっても、しなびているのは季節に関係ないでしょうし、
③でしょうか… 料理人が変わったとか、マネージャーが変わったとか???
いずれにしろ、ちゃんとした野菜が出てこないのは不愉快ですね。
言ってみてもよかったかもしれませんね。
Pumaさん、
AMIGOが終わるって、突然出されたときは結構ショックでしたが、
どうやら大丈夫そうと分かって、安心しています。
多分大丈夫だと思います。
アグリにもいろいろありますが、ここは大好きなところの1つです。
料理を作るラウラがとってもいい人で、本当に料理上手なんです。
さて、ブリケッラに着いた翌朝は、朝食前の散歩
この土地は、年によって違う作物を植えていて、今年はヒマワリなのだとか。
ここも盛りはとっくに過ぎていますが、
中には遅咲きの子もいるのですね。
ドスンと落ちてきたのは、大きな松ぼっくり。
これ、頭に当たったら痛いでしょうね〜
さて、8時になりました。朝食です。
朝食も、テラスで。
イタリア人だと、このコルネット1個で、あとは何も食べないのでしょうが、
日本人の私は、日本に帰ったら、こんな美味しいサラミや生ハムはそうそう気軽に食べられないと思って、
これ系が並んでいるとついつい食べてしまいます。
さて、この日の予定は、歩いてスヴェレートのチェントロまで行き、まちを見ることと、
お昼は、サン・ヴィンチェンツォまで行って、
その昔伊勢海老のパスタなどに感動した、ラ・ペルラというレストランで食べること、
それだけです。
さあ、スヴェレートまで歩きましょう。(1kmほどだし、アップダウンがないので楽なもんです)
空は曇っているけど、農園の屋根に野菜が干してあったので、
降ることはあるまいと、傘は持たず。
この猫は、干してあるわけではありません。
農園の敷地から出ないうちに、もう果樹のところでひっかかってしまいました。
朝ごはんを食べたばかりと言うのに、拾って食べたり。
なんとプルーンが木に生ったまま、ドライプルーンになってしまっているものがあります。
ほんとにドライプルーンだ〜!! あ、はい、3人とも食べました。
さあ、スヴェレートへと歩きましょう。
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ブーちゃん、