「Re:Re:スポレートのオリーブオイル工場」
ぐら姐さん、

> > 搾りたてを味わったなんてうらやましいです。

この日と翌日で相当オリーブオイルを食べてさすがにしばらくいらない気分になりました。といっても、帰国後またこの味にとりつかれてます。今日もパンにぼとぼとかけちゃいました。

> 試食コーナーにひよこ豆のスープまであるところが素敵ですね〜 > ワインもおまけですか？

ワインも樽から水道の蛇口のようなところから出てきて飲み放題でした。しかし、あまりにおなかいっぱいだった私はスープもこれ全部を食べることができませんでした。

このシャトルバスはなぜか工場2軒をめぐることになっていて、時間になったらバスが来てもう1件の工場へと向かいました。でもそこでは説明も簡単ですぐに終わってしまって、またもやブルスケッタ、今度はレンズマメのスープ、ワイン（もう飲まなかったですけど）の試食の後お迎えのバスまでなんと1時間くらい時間がありました。
外はもう暗いし一人だと全く時間をもてあそび、どうしようかと思っていたら、参加者のオーストラリア人夫婦の奥様の方が話しかけてきてくださって、つたない英語でずっと会話をしていたらお迎えの時間となったのでした。
この時をはじめ、一人旅だと思わぬ人と会話が弾んだりして、友人や夫と一緒の旅の時よりもイタリア語や英語をものすごくたくさん話した気がします。

「Re:スポレートのオリーブオイル工場」
あれっつぉさん、

車以外に訪れることが難しいこうした場所を見学できるイベントと旅行が重なって何よりでしたね。

オリーブオイルのノヴェッロ、今は日本にも入ってきていますが、
予約制だったり、ユーロ高とは言え、空輸の為にとても高かったりしてなかなか買おうとは思いません。

搾りたてを味わったなんてうらやましいです。
試食コーナーにひよこ豆のスープまであるところが素敵ですね〜
ワインもおまけですか？

「スポレートのオリーブオイル工場」
さて、昼食後時間つぶしのためカフェでちょっとゆっくりしてからホテルへ。ようやくチェックインした部屋は45ユーロの激セマ部屋でした。
狭いのにダブルベッド。2人で使ったら狭すぎでしょう。荷物も広げられません。机やいす、金庫、冷蔵庫など何もないです。でもきれいだし水回りも広めなので一泊だけの私はコストパフォーマンスを考えれば十分でした。

疲れましたが休憩もそこそこに再出発。
スポレートへ来たのは大きな目的、オリーブオイル工場の見学のためだったのです。

以前リグーリアでこの時期にオリーブオイルのとれたてしぼりたての新物を試食してすごくおいしかったので、オリーブオイルの産地であるウンブリアで何かイベントはないか、旅行計画する際に調べていました。
それで、スポレートなどのウンブリアのオリーブオイル生産地一帯でこの時期の土日に色々なイベントが行われることがわかりました。その一つとして、オリーブオイルの搾油所を特別に開放して無料見学＆試食できるイベントがあり、この日だけシャトルバスが運行されるのでした。

観光局の人が来てツアーのように連れて行ってくれるのかと思いきや、ただ集合時間にバスが来て集まっていた人（たったの10名ほど）を乗せて5分ほど走った工場へ行き、そこで私たちを降ろしてバスは帰っていきました。1時間半後にまた迎えに来るというわけです。

フラントイオ（搾油所）では会社の人がオリーブオイルができるまでをとても詳しく説明してくれました。しかし私とオーストラリア人の夫婦以外は全員イタリア人だったためイタリア語＋若干の英語の説明で、まあ何となく意味が半分くらいわかったかなというレベルでした。

説明は抜きにして、とりあえず写真でオリーブオイルができるまでをご覧ください。（説明知りたい方ありましたら各工程の説明板の写真もありますがとりあえず省略）









黄金の液体、美しさに見ていてほれぼれしちゃいました。




機械全体はこんな感じ。


そして説明と見学の後は外のテーブルで試食タイムです。
オイルをたっぷりかけたアツアツのブルスケッタとひよこ豆のスープ。




さすがにおなかは減ってなかったのですが、出来立てのオイルの青い香りは何とも言えぬ素晴らしさでした。

そうそう、見学に行く頃にはもう雨も止んでいて雲の合間からうっすら夕陽もさしてきました。

「Re:Re:スポレートをぐるぐる　その２」
> > 胃が不調といいつつ、グラスワインのみならず、食後のパッシートまでいただいちゃうなんて、さすが。 > この焼き菓子の量、すごいですね〜 > きっと１人でも２人でもこの量なのでしょうね。

パッシートはtoorakさんのベヴァーニャでの写真を見てから絶対飲みたかったのです。
このエノテカは通りを挟んだ向かいにあったウンブリアの食材を扱う店と経営が同じだったようで、焼き菓子はそのお店に売っていたものでした。
一人だと少しずついろいろ食べられないから、それが一人旅の悲しいところですね。

「Re:スポレートをぐるぐる　その２」
あれっつぉさん、

懐かしい、ストランゴッツィ！
美味しそう。太打ちのラーメンみたいで、けっこう好きなのです。

胃が不調といいつつ、グラスワインのみならず、食後のパッシートまでいただいちゃうなんて、さすが。
この焼き菓子の量、すごいですね〜
きっと１人でも２人でもこの量なのでしょうね。


ローマの水道橋、私が行ったときは、補強？工事中で、歩けなかったのですけど、
もう歩けるようになったのですね！

「スポレートをぐるぐる　その２」
ぐら姐さん、たしかに訪れる季節や天気によってまちの印象は大きく変わるのでしょうね。

私が訪れたスポレートは本当に閑散とした印象でした。
ドゥオモの後、城塞の横を通ってガイドブックなどに必ず出ている塔の橋に行ったのですが、全く人影はありませんでした。
一人もいないものだから、もしここで襲われたらどうしようもないなとか考えたくらいです・・・。（そんなことありえないとは思いますけど）


この橋、裏側から見てみるとこのように人が歩けるようになっています。途中まで行ってみました。


雨のうすら寒い中町を散策していたらすっかり冷えてしまったので、12時ごろお昼を食べに行くことにしました。
でも、ツーリストメニューのあるような店もちょっと値段の高そうな店も、ともかく誰もお客さんがいません。ちょっと早いからかなとは思ったけど、町に人影が少ないのだから昼だからといってそんなに人が出てくるとは思えない。こうどこにも人が入ってないと、おいしそうな店かどうかのアンテナも反応が難しいというものです。ぐるぐる物色したけどいまいちアンテナ反応せず。誰もいない店よりはほかにだれか客がいる店、とエノテカ風の店に客が入っていったのでそこに入ってみました。

うん、こんな感じで雰囲気はなかなか良いです。


おなかはあまり減っていなかったのとまだ出発前からの胃の調子が悪いのが治ってなかったので一皿しか無理。ウンブリアのパスタ、ストランゴッツィのパンツェッタとピスタッチオソースを注文しました。ワインはモンテファルコロッソをグラスで。

ちょっとオイリーでしたが、パンチェッタの塩味とピスタチオの風味がおいしくて、パスタももちもちしていてなかなか美味でした。胃の調子が悪いと言いつつ食い意地が勝って完食しました（食前食後の薬は欠かせませんが・・・）。

そしてせっかくここに来たんだから、とパッシートも注文。そしたら焼き菓子がたくさんついてきて、全部食べるのは無理なくらい満腹になりました。パッシート、おいしー。とっても気に入りました。


私のほかには先に入った客一人、と思っていたらそのおじさん、なんと隅っこの席でバナナを一本ほうばっています！客ではなく、店の関係者だったのです。食べ終わってからほかの店も前を通りながら見たけどやはり人影はほとんどなかったです。土曜日だったのに。田舎のオフシーズンてこんなものでしょうか…。

でも結構おいしかったし、たくさんワインが売っていたので食べながら物色し、部屋飲みようにハーフのグレケットを一本購入してしまいました。

「Re:訪れる季節や時間帯」
あれっつぉさん、

とんでもないバカヤロー運転手ですね。
イタリアにしては珍しい。
ちゃんと降ろしてもらえる確率は９８％ぐらいあると思いますが。

> 駅を降りてからホテルまでタクシーなら5分で行くところを1時間ほど費やしました・・・。

本当にお疲れ様でした。
でも、

> でもどうせ早すぎてチェックインできないし、べつに急いでなかったからいいですけど。

と、思いなおせるところがイタリア向きの性格なのでしょうね。

> 雨の中旧市街をグルグル歩きましたが、すごい坂なんですね。こんなに坂ばかりとは思っていませんでした。そして人影も少なくて空き家も多かったし、ちょっとさびれている印象を受けました。

とくに高いところにある印象ではないのに、旧市街は坂道だらけですね。
私は２回とも夏に訪れていますが、歩いていて坂がきついとは感じませんでした。
それと、夏は音楽祭が行われていて、多くの人々が訪れるからでしょうか、
青空のせいもあるでしょうか、
全然さびれた印象は受けないですよ。

旅って、訪れる季節や時間帯、お天気などでずいぶんとそのまちの印象が違うのでしょうね。

ああ、私の冬のマッサマリッティマはどうなることでしょう。

「スポレートをぐるぐる」
さて無事列車に乗りスポレートへ到着。
駅からホテルまではバスで行くことにしました。タクシーなら楽だけど10ユーロはするだろうし、バス停もホテルの前あたりにあるようなので時間もたっぷりあるし節約です。

空は今にも雨が落ちてきそう。あーやっぱり今年も雨にたたられる旅行となるのか、とテンションはちょっと下がり目。
10分か15分ほど待ったでしょうか、乗るミニバスがやってきました。本当に小さい10席もないようなミニバス。乗るときに運転手氏にどこまで行きたいかを言いました。そしたら、ああわかったわかった教えてあげるよ、って感じの対応。
チェントロまでは5分ほどで着きました。私の降りる広場もすぐのはず。少しして、あれー、バスは私の泊まるホテルの前をスピード出したまま通り過ぎていくじゃないですか！うそー！教えてくれるといったじゃないか！バスの乗客2，3名。しかも私は一番前の運転手席の後ろでスタンバイしてたんですけど・・・。それで言い忘れる、ってどういう記憶力？！しかも言い忘れてることに全く気付いてない様子。
今さら次で降りたところで坂道を重い荷物を引きずって地図を見ながらホテルまで戻るのもばからしいし、バスは循環バスで30分で一周して駅前に戻るはずなので、もうそのまま座ってました。スポレートのチェントロや町はずれまで思わぬ周遊です。
そして一周して駅に戻ってきて二週目に入ってしばらくしてから、運転手氏、あっ！！！って私に気づきました。おいおい気づくの遅すぎやろ〜！！！ともう突っ込む気力もなく、もう降りるところは自分でもわかってるので、次こそ降りました。
と、駅を降りてからホテルまでタクシーなら5分で行くところを1時間ほど費やしました・・・。でもどうせ早すぎてチェックインできないし、べつに急いでなかったからいいですけど。

荷物を預けて再出発した時にはついに雨が降ってきてしまいました。
とほほほほ。あーやはり。

雨の中旧市街をグルグル歩きましたが、すごい坂なんですね。こんなに坂ばかりとは思っていませんでした。そして人影も少なくて空き家も多かったし、ちょっとさびれている印象を受けました。

ドゥオモは以前ぐら姐さんも写真を載せておられたと思うのですが、細い道を歩いていると突然階段の下にあらわれるというシチュエーションがめずらしかったです。


ドゥオモ入口に立つとこんな感じ、


でもドゥオモの前の広場は何もなくちょっと殺風景でした。

「Re:スポレートへ その２」
ぐら姐さん、Yukoさん、 あのホーム体験済みだったのですね。
遠すぎますよね、というか遠いだけならまだしも案内表示無さすぎですよね！
あれは初めてイタリアに行ったときだったりしたら絶対とまどいますよね。
日本がなんでも親切に表示してあるから、それに慣れすぎてるのかな。

「Re:Re:スポレートへ その２」
あれっつぉさん、Yukoさん、

あのホーム！！！
私はチヴィタ･ディ･バーニョレージョに行くためオルヴィエート行きに乗るときがそれでした。

私たちはまだ余裕を持っていったので、遠いねとぶつくさ文句を言って歩いただけでしたが、
待ち合わせをしていたGinaさんたちがなかなか来なくて、
列車のステップに片足、ホームに片足をかけてまだかまだかと待っていたら、
Ginaさんたちが額に汗して必死で走ってきて何とかぎりぎり間に合ったのでした。


Yukoさん、

素敵なバッグを作られましたね！
私も、今度素敵なものを見かけたら、自分で加工できないか考えてみたいです。

「Re:スポレートへ その２」
こんばんわ。

あれっつぉさん私も同じ事しました(^^ゞ
テルミニ駅でグッビオに行くためアンコーナ行きに乗ろうと２ESTは何処？？？
見つからない！２番線に行っても違う(-_-;)
見つけるまで２０分以上かかりました。
ギリギリ間に合ったけれど不親切ですよね！
聞きたくても駅員もいない！
そんなでも嫌いになれないイタリアって何なんでしょうね(^^ゞ

話変わってカラバッジョ！
昨年のジェンツァーノの花祭りがカラバッジョでした！
思いっきり堪能してきました♪
その後行ったグッビオの生地屋さんで見つけたカラバッジョの植物画タペストリー。
一目ぼれして買い求めこんなバッグを作りました。
年末にまた行くので生地屋のシニョーラに見せてきます^^

「スポレートへ その２ 訂正」
×　駅の西側

○　駅の東側　

です。　ＥＳＴですから東ですね。

「スポレートへ その２」
あれ、さっき間違えて送信ボタンを押してしまい中途半端なところで送信されてしまいました。
つづきです。

というわけで、私は前日に下見をしてたので早めにホテルを出て間に合いましたが、普通のホームから乗るつもりでギリギリの時刻に行っていたら絶対間に合わない遠さでした。
前日空港バスがついたのも駅の西側だったし、こんなことならホテルも西側にとっておけばちょっとでも楽だったなと思いました。

これからペルージャ方面の列車を利用される方、要注意です。