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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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from: 倶楽姐さん

2012年01月19日 07時08分57秒

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アレッツォからの日帰り第2日-コルトーナ

日帰り第1日は、3箇所を訪れ、夜8時過ぎに宿に戻りましたが、翌日の目的地はコルトーナのみ。午前中に行って昼過ぎに戻り、アレッツォをぶらぶらしようと思っ

日帰り第1日は、3箇所を訪れ、夜8時過ぎに宿に戻りましたが、
翌日の目的地はコルトーナのみ。
午前中に行って昼過ぎに戻り、アレッツォをぶらぶらしようと思っていました。

コルトーナは、映画「トスカーナの休日」に登場した美しいまちですが、
あの映画自体別に面白い映画と言うわけではなかったので、特別な思い入れはありません。

ガイドブックを見るとフラ・アンジェリコの受胎告知があるというので、
それと景色を楽しみに出かけたのでした。

キッチンつきの宿のよいことは、
ホテルだと早くて7時、下手すると8時半からなんていう朝食が、
6時でも6時半でも食べられることです。
しかもパジャマのまま。

早起きは得意なので、6時過ぎに起きてゆっくりと朝食を摂り、
8時05分発のバスに乗って出かけました。
これ、ただのバスのシートの背もたれの裏側なのですが、
なんだか顔に見えませんか?


すみません。アホな写真を撮ってます。

コルトーナはやはり丘の上のまちで、
比較的平坦な道を進んでいくと、遠くから見えてきます。
バスは城壁のすぐ外のガリバルディ広場に着きました。
この広場は崖っぷちにあるので、すでにここからの眺めが素晴らしい!






すぐにまちには入らず、城壁沿いに高いところへと上り、
メディチ家のフォルテッツァ(要塞)からの展望を楽しむことにしました。
日が高くなると逆光の場合写真がきれいにとれないので、
この時間帯ならまだましではないかと思ったのです。

坂道を上り始めるたところから見た広場です。


ああ、このバールの日陰の席、夏に来てここに腰掛けてビールを飲んだらどんなに美味しいでしょう!
既にこの段階で、夏に再訪しようと思ってしまいました。

坂の途中の教会


ライオンキング、って感じの新しい壁画


この方の、キリストの受難を描いた10数枚のシリーズの絵が、
この坂道にまるで山の何合目の標のようにぽつんぽつんと立てられています。


坂の途中の家


だいぶ上ってきたので後ろを振り返ってみました。


カメラだと遠景が美しく写っていませんが、実際はきれいに見えていました。

さらに上って、メディチの要塞に到着。


でも、閉まっています。この季節〆ているのか、何の表示もなし。
仕方なく、その前の空き地からの眺めを楽しむことに。


同行の友人が、私は背が低いからもっと高いところから眺めたい!と、
そこに立てられていた石の上に登ったら、まるで広場に立っている像のようだったので
ちょっとオバカな写真を撮ってみました。


さて、まちに入ってみましょうか。(つづく)

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from: 倶楽姐さん

2012年01月24日 05時45分41秒

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「コルトーナその5」
pumaさん、

> ごめんなさい! > バスですよね。(汗) > 何だかトンチンカンなこと書いちゃいました。 > いろんな街の記事を一気に読んだので

toorakさんは車なので、一瞬それと混同してしまったのですね。
はい。私はバス移動です。
でも、アレッツォからの日帰りで、身軽であることは確か。
小回りはきいてないですが、けっこう歩いています。

> 通常のイタリアの坂の街よりかなり勾配がきつくて悲鳴を上げながら散策した思い出が残っています。

私の知人も、そう言っていました。
今回、私たちは最初に一番高いところに上ってしまったので、
その後の坂道をきついとは感じなくて、これ意外とよい歩き方だったのかもしれません。


さて、いよいよ昼食です。
下見をすませ、ここと決めていたのはPane e Vino(パンとワイン)と言う名の店です。
八百屋はすみっこに縮小され、Pane e Vinoがちゃんと店らしくなっています。


そして中に入ると、もっと雑然とした食堂かと思いきや、とってもおしゃれな店なのでした。


このカウンターの瓶とパン、気に入って近くで撮ってみました。




ワインもすごい品揃え。せっかくなのでコルトーナのワインをいただきました。


前菜2つ。ラルドのブルスケッタ。


あったかいパンに乗せられて、ラルドがとろっとして。
ああ、なんて美味しいのでしょう...

そしてハム・サラミ類とチーズ盛り合わせ。


プリモは飛ばして、セコンドを1皿ずつ。
私の牛肉のカルパッチョ、フィノッキオとチーズ添え


肉は、生だけど生じゃないというか、少し生ハムっぽいというか熟成した感じの味。
(ブレザオーラとはまた違う)
フィノッキオが薄くスライスしてあって、塩とオリーブオイルのシンプルな味付けなのにすごく美味しい。
肉とフィノッキオとチーズを一緒に食べると、口の中で混ざり合って、何とも言えず美味。
この組み合わせ、とっても気に入りました。

友人のセコンドは、牛肉のタルタル


ミルフィーユみたいに、タルタルと炙ったパンと交互に3段重ね。


これまた、うま〜だったんです。
オリーブとカッペリ(ケイパー)がいい感じにきいていました。

シンプルな料理なのにとても美味しいので、昼すぎのバスで帰るのはやめにして
ドルチェもいただくことにしました。
友人のクレマ・カルダ


私のセミフレッド。ローストしたヘーゼルナッツを刻んだものがかけてあります。


実は、これと一緒にパッシートもオーダー


ボトルの写真を撮りたいといったら、置いていってくれました。


で、ずっと取りに来ないのでお替りしちゃいました。
もう、大大大満足の食事。これだけ飲み食いして、2人で59ユーロでした。

12時半に入ったときはまだがらがらだったのに、1時過ぎるともう満席状態でした。


この店すっかり気に入って、店の前の写真を撮っていたら、


横っちょにこんな貼り紙が。


貸し部屋もあるのです!
このまちに着いたときに、夏に来て日陰でビールを飲みたいと思ったけど、
ここの貸し部屋に泊まって、この店で食事をして過ごしたい!
と本気で考えてしまいました。
多分近いうちに実現させると思います。

いい気分で15時頃のバスでアレッツォに戻ったのでした。

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