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from: 倶楽姐さん
2012年03月07日 06時48分37秒
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オルヴィエート
オルヴィエートに着いたのが、13:45頃。
おなかが空いていたので、ホテルまではタクシーで行きました。
この時期(年末年始)のこのまちの宿は結構混んでいて、料金も高いです。
私がオルヴィエートに3泊しようと決めて、宿探しをしたのが遅かったので、
普段私が泊まるようなお手ごろなお宿はすべて満室。
諦めて、今回は4ツ星のホテルにしました。
2人で泊まるとそれでも高いというほどではないのですが、1人だと宿代はつらいものがありますね。
(トゥスカーニアのあのバルコニーのお宿が59ユーロと言うのは本当にお得でしたけど)
実は、これより2日前に、ふと気が向いてオルヴィエートの宿を検索してみたら
この宿の近くのもう少し安いところに空きが出ていました。
あ、こっちに替えようと思ってキャンセルポリシーを見たら、
お宿のキャンセルは3日前までが無料だったのです。
あと1日早く気付いていれば・・・と思っても後の祭り。
こういうのはこまめにチェックしないといけないと、改めて痛感。
でもこのホテルも4ツ星にふさわしい宿ではありました。
小ぶりなところもいい感じ。
スタッフも皆親しみやすく、親切でした。
入り口は地味です。
入ってすぐのところにカフェがあります。
レセプションは奥にありました。
部屋はシングル。きれいだけど狭いです。
荷物を置いて、早速お昼ご飯に。
オルヴィエートで絶対に行きたいと思っていた店が2軒あって、
そのうちの1軒が宿から至近であることは調べてありましたのでそこへ。
そう。toorakさんも行ったMezza Lunaです。
店内は一杯でしたが、お店の人が次の次だから待ってればじきに空くよと言われ、
10分足らずで席に着くことができました。
このお店の人気メニューにしてtoorakさんも絶賛のカルボナーラをいただきました。
うわあ、本当に山盛り。
そしてコトレッタ・アッラ・ミラネーゼ。
付け合せは、茹でチコリアのオリーブオイル和え。
ワインのカラッファもグラスも庶民的。
ところで、私の隣のカップルがとってもラブラブで、
食べたものと量は私と全く同じなのですが(つまり全部1皿ずつ)、
お店の人が取り皿をくれても使用せず、1つの皿を2つのフォークで食べているのです。
スパゲッティも1つの皿からくるくるずるずずる巻き取って。
肉は1切れずつ切って食べ、切って食べしていました。
そして時々バーチ(キス)。
こんな感じで食事している人たちをイタリアで見たのは初めてです。
もしかしてイタリア人ではない?
お腹一杯になり大満足。
お宿に戻って一休みしました。
コメント: 全9件
from: 倶楽姐さん
2012年03月14日 02時20分57秒
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「オルヴィエート8」
変な時間に寝て、変な時間に起きてしまったので、ちょこっとだけ更新します。
この日は、昼寝はしたものの、前日と違って寝過ごすことなく、
頃合いを見計らってドゥオーモへ行きました。
真正面から日が当たるより少し早めの時間に着き、
ちょうどほぼ正面にあるインフォメーションの建物の前のベンチ状のところに腰掛けて待ちました。
ああ、これを見たかったのです。
何も言わずに写真撮りまくり。
冬だから太陽が低くて、下の方は影が落ちていますが、この天気なら上出来でしょう。
オルヴィエートに大聖堂を見に行かれる方、日差しがある日の午後がお薦めです。
少し時間に余裕をもって訪れ、ちょうどいい時間まで内部を見るとよいかと思います。
from: 倶楽姐さん
2012年03月13日 19時46分22秒
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「オルヴィエート7」
さて、お昼ご飯です。
朝下見をしておいた、目当ての店トラットリア・パロンバに1時半の予約を入れていました。
ここは、toorakさんも食事をした店ですね。
私が数年前の年末に日帰りで訪れたときに、定休日だったか満席だったかで入れなかった店です。
この日も行ってみると、満席の表示。
ああ、予約を入れておいてよかった!
中に入ります。本当に満席。
私が席についてからも、次々と人が来て、満席ですと断られていました。
プリモもtoorakさんと同じ、ウンブリケッリの黒トリュフがけ。
toorakさんの口には合わなかったとのことですが、
私にとっては、それなりに美味しかったです。
でも、やはりトリュフは白ですね。
白を食べてしまうと、黒はかすみます。
それと、ここのようにぽろぽろの細かいチップ状に卸すよりも、
うすーいスライスにした方が、食感は邪魔にならず、香りを楽しめるように思いました。
セコンドは、猪のボッコンチーニ(1口サイズの煮込み)
コントルノは野菜ミックス
猪も野菜もとても美味しくいただけました。
そして調子に乗って、ドルチェも注文しちゃいました。
「本日のドルチェ」に、少し飲み足りなかったので、パッシートを1杯付けました。
あ、ワインのカラッファが可愛かったのを、先日400万アクセス記念に載せました。
店の壁の高いところにパロンバ(辞書には、中部イタリアでカワラバトとあります)の剥製
メニューにもパロンバまたはコロンバ(鳩)のナントカという料理がありました。
きっと美味しいのでしょうが、この日はとても猪が食べたいと思ってしまって。
お腹が一杯になって宿に戻り、またまた昼寝をしてしまいました。
from: 倶楽姐さん
2012年03月12日 14時47分34秒
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「Re:オルヴィエート5」
ドゥオーモではミサを行っていて、観光客を入れないようにしていました。
ミサに参加する人は横の入り口からどうぞと言うことのようだったので、ミサに参加しました。
ミサを執り行っている神父様が美声の持ち主で、言葉はよく分からずとも耳に心地よく響きました。
エピファーニアの日だからでしょう、ミサの終了後、飾られているプレゼーピの方へ神父様が移動し、
参列者の一部もそれに従って、プレゼーピについてのお話をしていました。
ドゥオーモにはもちろん無料で入れるのですが、
シニョレッリの壁画のあるサン・ブリツィオ礼拝堂に入るのは有料です。
以前見たので、今回はけちってパスしました。
宿からドゥオーモまでは、そこそこの距離があるのですが、
さらにその向こうの方へと歩いていきました。
これは、特別な建物ではなく、普通の住宅のような建物の外壁につけられていました。
エルミニア・フレッツォリーニさんという方が生まれた家との表示です。
オルヴィエートで生まれ、パリで亡くなった歌い手のようです。
このお店、店名と猫の絵のすりガラスは特注でしょうか。
この水場につけられていた絵。下手さ加減がいい感じです。
イタリアは、家の前などあちこちに椅子やベンチが本当に多く置かれていますね。
午後になると、ここに座っておしゃべりするのでしょうか。
バールで一休みをし、また散歩。
空がだんだん青くなってきました。
ベランダに出て、このシニョーレは何をしているのでしょう。
エプロンをつけて、昼食の準備の前の一息しょうか。
適当に歩いていたら、軍が使用しているエリアがあり、そこでは写真を撮ってはいけない旨の表示。
そこを抜けると、これまで見ていた古い建物とは違い、比較的新しい感じの建物の並ぶエリアがありました。
名前も知らないまち外れの教会。
すっかり青空になり、午後の日を浴びる大聖堂を見るのが楽しみになってきました。
from: 倶楽姐さん
2012年03月11日 05時26分19秒
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「オルヴィエート5」
ドゥオーモにやってきました。
このまちを訪れたら、1日1回は絶対に見たくなるような気がします。
日の照り具合がほどよく、コントラストが強くないので時計塔もはっきりと写ります。
あれ?手前の時計塔と奥にある時計塔とで時刻が違います。
やっぱりイタリアですね〜
今回は時間があったので、ファサードの細部をしげしげと見てしまいました。
聖書の中のいろいろな物語の場面が彫られているのですが、あまりにたくさんあって、
これまではつぶさに見ることはあまりしていなかったのです。
これはアダムとイブの物語。
たくさんあるのだけど2つだけにしておきます。
モザイクや彫刻で飾られた柱。
植物もいろいろ。これは無花果。
団栗
これは、洋梨と葡萄と、一番下は何でしょう。
ファサードの端の裏側もそれなりにきれいにしてあるのでした。
てっぺんもよく見ると面白いです。
あはは。今日はドゥオーモの外観だけで終わってしまいましたね。
内部は次回。
from: 倶楽姐さん
2012年03月10日 09時50分29秒
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「オルヴィエート4」
最近からこのサイトに立ち寄っていただいている方には申し訳ないのですが、
オルヴィエートには過去2回日帰りで行っていて、メインの観光コースを既に歩いてるのでこんなまち外ればかりの写真になっています。
ドゥオーモなども後で載せますのでご容赦を。
ということでまち外れの続きです。
歩いているとしきりに犬の吼える声が聞こえてきました。
どうやら家の敷地内にいる犬が、散歩の犬に向かって吼えているようです。
あーら、こんな高いところにいました。見えるでしょうか。
ズームで撮ってみました。
このワンコ、私にも尻尾を振りながら吼えました。遊んでほしいのでしょうね。
昨日載せた城壁付近を逆方向に見てみます。
下に降りていく道が。
あんまり下ると上るのが大変そうだけど、ちょっとだけ下って見上げてみました。
昨日タクシーで上ってきた道が見えます。
そろそろまちに向かいましょう。
ごみ収集車が来ています。
私の住んでいる横浜は、ごみの収集は、一般ごみが週2回、ビン・缶・ペットボトルやプラごみが週1回、
紙の資源ごみが月2回で、ごみ収集場所に出すことになっていますが、
イタリアのような容器が置いてあるわけではありません。
カラスに散らかされないように、地域の人がネットをかけたり、
ネットの折りたたみ式かごのようなものを設置したりしているだけで。
ですから、ごみの日はまちの景観(というほど大袈裟なものではないですけど)が壊れるというか、
見ていい感じではないのです。
イタリアだってけっして経済がうまくいっている国ではないのに、
こういうことには思い切ってお金をかけて整備しているところがすごいなあと思います。
というか、どうして日本はこんな状態をいつまでも続けいるのかしら。
お金をかける優先順位が違うのですね、きっと。
話が逸れました。
今日の昼食を食べる店を下見します。
もちろんまだ開いていません。あとで予約を入れなくちゃ。
この日は、1月6日エピファーニアの日です。
子ども達のところに昨夜は優しい魔女ベファーナが来て、
靴下の中にお菓子を入れておいてくれたでしょうか。
まちにはそろそろ人が出てきています。
今年は、イタリア全国1月3日がセールの始まり。
3日前から始まっています。
ここは、真っ赤な小人達がセールの印。
おや、ここは何?
この建物内で骨董市が開かれているようです。
実にいろいろなものがちょこちょこと並べられていています。
これはなんでしょう。
どうやら、シャンデリアのパーツのようです。
実にいろいろなものがあって、見ているだけで楽しくなります。
船舶関係の小物なんてかなりそそられますが、私にはこういったものの価値がわからないし、
なおかつ現金もそれほど持っていないので、何も買わず。値段すらききませんでした。
外に出ると、近くの小路には、手作り品の出店が。
ガラス製の素敵なピアスが安かったので自分用に買いました。
さて、明るい時間にドゥオーモの内部を観に行きましょう。
from: 倶楽姐さん
2012年03月09日 22時18分01秒
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「オルヴィエート3」
翌朝。
7時半に朝食。
まだだあれも来ていません。
それなりにリッチな朝食です。
ゆっくり食べて、ゆっくり出かける支度をして。
支度といっても特別何をするでもなく、歯磨きやらトイレやら、簡単な化粧やらなのですが、
テレビのニュースや天気予報、情報番組などをちょろちょろ観ながらなので、
この日のように何の予定もない日は、ぐずぐずするわけで。
9時半過ぎから散歩に出ました。
とりあえず、前日の夕方に行った町外れの方へ。
細い路地を気の向くままに。
ここのアーチには木も使われています。
だいぶ外れの方にやってきました。
城壁から見下ろすと、素敵な糸杉のくねくね道が見えました。
オリーブの畑も。
城壁のすぐ外のまちや遠くのまちも見えます。
年配のシニョーレが、ノルディックウォーキングしながら私を追い越していきました。
あっという間に見えなくなって。
ごめんなさい。このところ早起きを続けていたので、眠くなってきました。
続きはまた明日。
from: toorakさん
2012年03月08日 14時03分58秒
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「Re:オルヴィエート2」
ぐら姐さん:
ここのところバタバタしていて、この大好きな掲示板も見ることができない2週間でした。
久々にのぞいてみたら、もうオルヴィエートまで来てるんですね!
やっぱりオルヴィエートは美しい〜。
カルボナーラ、完食したのですね!
さすがです。
見た目よりあっさりで、最初はぐんぐん食べられたものの、私にはやっぱり量多かったです。
あのカルボナーラとお肉を食べた後では、うっかり寝過ごしてしまうの分かりますね(笑)
私も一日目は暑さに疲れ、少し横になって気付いたときはとっぷり暮れて真っ暗でした。
あのホテルからドゥオモは少し距離がありますもんね。
やっぱりオルヴィエートは夕暮れ時がさらに美しくうっとりします。
夜の写真、町の灯りがとてもやさしい感じで、とても素敵です!
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icon拍手者リスト
from: 倶楽姐さん
2012年03月08日 06時15分42秒
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「オルヴィエート2」
間違えました。
オルヴィエートには当初3泊して、最終日はここから直接フィウミチーノへ向かおうと思っていたのに、
お宿が高かったので、最後はローマに泊まったのでした。
ということで2泊です。
さて、お腹一杯だったとこと、バス移動や待ち時間が長かったことなどでくたびれていたのでしょうか、
部屋に戻ってうたた寝をしたら、失敗!
夕陽に映える大聖堂のファサードを見ようと思っていたのに、一番いい時間が過ぎてしまいました。
急いで向かったのですが時既に遅し。
ピークは過ぎています・・・
仕方がありません。明日に期待しましょう。
中に入って、この時期ならではのプレゼーピを見ました。
そして夕暮れの散歩。
街外れと言うか、城壁の端っこの方まで行ってみました。
今夜は部屋ご飯にするつもりなので、夕食にはまだ早いけど、
店が開いているうちに買い物をします。
それを兼ねたまち散歩。
クリスマスの後、1月6日はエピファーニアの日で、
キリストの誕生後、東方の三博士が貢物を持って幼子イエスを訪ねた日を祝う、カトリックの祝日です。
5日の夜にはBefana(べファーナ)と呼ばれる優しい魔女がほうきに乗ってやってきて、
暖炉から家に入り、子供たちにプレゼントをあげることになっています。
その魔女が飾ってあるカフェの窓。
そして下着屋さんIntimissimiでは、こんな楽しい男物ブリーフが。
バッボナターレ(サンタ)をベファーナが追いかけているのです。
これ、マネキンがくるくる開店しているので、けっこう頑張って撮りました。
タルクィーニアにも古いファルマチアがありましたが、ここにもやはりありました。
生ハム、野菜、パン、そしてワインと水を買って宿に帰りました。
from: 倶楽姐さん
2012年03月15日 07時10分42秒
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「オルヴィエート9」
ドゥオーモを最高の天気、どんぴしゃの時間で見られて大満足。
今回見つけて好きになった宿の裏の方の城壁際のエリアを最後にもう一度見に行きました。
日が傾きかけて、朝とは違った表情が見られるのではないかと思ったのです。
あの坂道が少し赤っぽく見えます。
ちょうどそれにぴったりに赤いコートを着たシニョーラが歩いて上ってきました。
その後、スクーターに乗ったシニョーレも。
城壁も赤身を帯びて。
建物も、もちろんです。
夕方の、今日1日が無事穏やかに終わっていく安堵感のようなものを感じながら、
しばしゆっくりと景色を眺め、街にもどります。
この日も、昨日の残り物とそれに少し食べ物を買い足し、ワインを買って夜は部屋ご飯にし、
翌朝は、ローマに戻ったのでした。(オルヴィエートの項おしまい)
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