「島から島へ」
ヴルカーノ島の泥温泉前の通りです。
泥温泉は、観光客でそれなりに賑わっているのですが、
昼時と言うこともあり、道は空いていて、田舎感たっぷりですね。


この青空を見るだけでも、心が開放されていき、命の洗濯ができている気がします。

泥温泉、海中温泉で１日過ごした後は、滞在しているリーパリ島に帰ります。
迎えの船がやってきました。


この島に帰ってきた人たちがたくさん乗っていますね。
そして岸壁にはリーパリやサリーナに帰る人たちが大勢。
皆、１日遊んだ満足感をただよわせたゆるみきった笑顔。
リゾート地でなければこんな格好で歩かないでしょ、という服装。

ああ、島はいいですねぇ。（島シリーズ、これにて終わります）

「花に埋もれる家」
サリーナ島で見た、花に埋もれる家です。
正確には、花に埋もれる玄関先と言った方がいいでしょうか。
奥に家がわずかに見えています。

夏の強い日差しも負けず、いろいろな花が、鮮やかに咲き誇っていますね。

これって、毎年種を植えて育てているのでしょうか。
それとも、以前植えたものが残っていて、勝手に生い茂っているのでしょうか。

ここまで生い茂ると、花がきれい！
とか、花陰に座ると涼しいだろうな、などと思うより先に、
蚊はいないのかしら・・・と心配になります。

そう、私、蚊にはめっぽう弱いのです。
この頃は、虫除けはもちろん持っていますが、虫刺されようの円形パッチを持参しています。
去年買いに行ったときには肌色ではあるものの、アンパンマン柄のものしかなくて、
ちょっと恥ずかしいと思いながらも、かゆいのは嫌なのでそれを使用していました。
あれって、ほんとうに効くのですよ。

「島のビーチ」
シニョレッリさん、いやプロフェッソーレ！

> 欧米の大学の先生や美術評論家・研究者など１５人のグループに全く素人の私を特別に入れて戴いたと言う訳です。日本人は私一人でしたが、いくら否定しても「日本の教授」？？と呼ばれてしまいました。

素晴らしいですね〜。
そしてとても素敵なツアーでしたね。
私なんて仮にそういう集団に入ってしまったら、何を話していいのかとまどってしまいそうです。
美術の話はイタリア語でも英語でもできないレベルなので。

そのグループでクーポラにも登り、宿も一緒って、楽しそうです。


さて、私の方は、また海の話に。
これはリーパリのとあるビーチの写真です。
貸しカヌー屋のおにいさんたち、ひと通り貸し出したら暇で、
パラソルの下で風に吹かれておしゃべりを楽しんでいます。


そのすぐ近くでは、おねえさんが自前の椅子に座って、日焼けにいそしんでいます。


連れは、男性でしょうか、それとも子ども？
こういうところって、さすがに１人では行きにくいですよね。

以前マリーナ･デル･カントーネに滞在したときに、
同じ宿にイギリス人女性が小学生の息子を連れて滞在していました。
息子クンは、他の滞在客の子ども達と言葉は通じないながらも友達になって遊び、
ママは、ビーチチェアーでずっと読書をしていましたっけ。
離婚しても、子どもがいるとビーチでのんびりって可能なのだわ、と思ったものでした。

島ののどかなビーチとは違い、本土のビーチはもう少し混み合います。
こちらはアマルフィ。
ビーチは、海の家が並べたパラソルやチェアでいっぱいで、
わずかに残ったフリーのビーチはかなり混み合うので、
それを避けて港近くのコンクリートの方に来ている人たちなのですが、
それでも混み合っていますね。


やっぱり島がいい、と思ってしまう私ですが、
さて、今年の南イタリアのビーチはどうなることでしょう。

「Re:祝！　決勝トーナメント進出！！」
ザヴィエルさん、シニョレッリさん、

私もイタリアの全試合観てますよ〜
昨日は、２２時前に寝て、３時半に起きてテレビ観戦。

嬉しい結果に大満足して仕事に行きました！

今朝の試合は、ここ３試合の中でいちばん出来が悪いというか、
うまく繋がらない感じでしたが、何とか２－０で勝ち、
それでもスペインvsクロアチア戦の結果が出るまでどきどきハラハラでしたね。

ブッフォンがインタービューでスペインに感謝！と言ったそうです。
本当に本当に嬉しい〜〜〜〜〜！！！

キエッリーニの怪我が心配ではありますが、
次の試合からは引き分けはないので、しっかりと勝っていきたいですね！

「:お休み処」
ぐら姉さん

ユーロ２０１２です、毎日寝る時間を削って見てますイタリアやりました！

「Re:Re:お休み処」
ザヴィエルさん、

> 本当BARでずっと海を見ながら暮らして行けたら、、、海に反応していたのですがユーロ地獄で頭も体も動かない、、。

本当に、島のバールでのんびり風に吹かれて海を見て･･･いいですよね。
ユーロが安くて困ると言うことは、お仕事は輸出関係なのでしょうか？

旅行者にとってユーロが安いのはありがたいですが、このところの安さは、それでも行き過ぎでしょ、と思うほど酷いですよね。
日本の国の経済を考えると、このままではいけないのでは？と思いつつも何も出来ず、
ただただ心配しているばかりです。


> 写真前に貼ったものかも知れませんすいません。 > > <img src="/_images/archive/d0117CC1FREF7KPO6KI14IRCH4THD9N603ST8OO49417L5V4TGC2I02/large" alt="212" /> > >

「Re:きりぎりす派に１票。」
papalinaさん、

> 伴侶を亡くされた方が、「　定年を迎えてこれから老後を楽しもうと思っていた。」「　一緒に旅行するのを楽しみにしていた。」　などとおっしゃるのを聞く度に、やっぱり、行ける時に行っておかなきゃ…と思うのです。
> 齢を重ねていくことでいいこともあるけれど、若いうちと感性も違ってくるでしょうし、旅の楽しみ方も違ってくると思うのです。 > 体を使うような遊び（　例えばラフティング　）をする場所には体力があるうちに出かけてきました。

全く同感です。
ラフティングは、オバチャンになった今でも大好きですけど、
それこそあと１０年後にもやれるかというと、無理かもしれないですしね。

> のんびりだらだら長期間滞在はいいですねぇ。
> 心と体がだらしなく緩んでいきます。

そうそう！
その感覚がとても心地よいのです。
papalinaさんも、夏のフランス楽しんできてくださいね！

「Re:Re:きりぎりす」
はるひさん、

> カッペリの塩漬けの量り売りって、あるんですね！

多分市場に行けば、どこでも量り売りをしている店があるのではないかと思います。

> イタリアのぺペロンチーノを買って小分けにしてよく、お土産にしています。
塩漬けは日持ちするので、これもお土産にいいですね。

どうやって使うと美味しいか、解説付きで渡すと喜ばれます。
何も、スモークサーモンに添えるだけがカッペリの使い道じゃないですからね。

> そうです！美味しいですよね。さらにドライトマトを戻して刻んで
> 入れてください。これも美味しいですよー（笑）

私も、ドライトマトは軽く戻して刻んで使いますが、
はるひさんは、カッペリとダブルで入れちゃうのですか？
今度私も試してみますね！美味しそうです。

> 私のイタリアは、10月です。それまで、皆さんの旅行記を楽しませてもらいます。

１０月旅行派の方多いですよね。
いいなあ。
私はあと数年は秋の旅行は無理なので、じっと我慢します。

「きりぎりす派に１票。」
> やはりやりたいことはやれるときにやっておかなくちゃ、ということです。

伴侶を亡くされた方が、「　定年を迎えてこれから老後を楽しもうと思っていた。」「　一緒に旅行するのを楽しみにしていた。」　などとおっしゃるのを聞く度に、やっぱり、行ける時に行っておかなきゃ…と思うのです。

齢を重ねていくことでいいこともあるけれど、若いうちと感性も違ってくるでしょうし、旅の楽しみ方も違ってくると思うのです。
体を使うような遊び（　例えばラフティング　）をする場所には体力があるうちに出かけてきました。


> そう。私は、童話「ありときりぎりす」のきりぎりすなのです。

両親に”刹那主義”と言われていた私も　典型的なきりぎりすです。


> でも、季節のよいときに生きる喜びを満喫しないで、いつ楽しむのか？とも思うわけで。

ぐら姐さん、なにかのCMではないけれど、「　物より思い出　」路線を実践中の我が家です。


> 好きなこと、したいことを散々していったものね。」 と言うに違いありません。

それは人生を謳歌した人間にとっての最高の賛辞ですよね。


>夏のイタリアの庶民のリゾート地で、のんびりだらだらリラックスして過ごす旅は最高です。あ、これもきりぎりす的好みですね。

のんびりだらだら長期間滞在はいいですねぇ。
心と体がだらしなく緩んでいきます。

「Re:Re:きりぎりす」
シニョレッリさん、

お帰りなさい！
フィレンツェの特別展示はいかがでしたか。

アレには、サンフレッチェと、ＦＣ東京がアレの獲得にオファーを出しているという噂がありますね。
カナダやアメリカのチームや中東の国の名前も挙がっているとか。
日本にやってくるのは、嬉しいような、悲しいような。

＞バカンスでがら空きのバカンス地以外の場所に閉口

これは、すっごく分かります。
ミラノやボローニャなんて本当にゴーストタウンのようになりますからね。

「Re:きりぎりす」
ぐら姐さん

梅雨ではっきりしない時期なので、みなさんのイタリアの青空写真に、癒されます。
> さて、話とは全く関係がないのですが、
> 花、身、葉っぱと載せたのに、塩漬けを載せていませんでしたね。
> リーパリの店先の袋入り及び量り売りのカッペリの塩漬けです。
カッペリの塩漬けの量り売りって、あるんですね！
イタリアのぺペロンチーノを買って小分けにしてよく、お土産にしています。塩漬けは日持ちするので、これもお土産にいいですね。

> もしこれをお持ちの方、塩を洗い落として、
> 小粒のものならそのまま、大粒のものなら粗くきざみ、
> 白いご飯に混ぜておにぎりにして食べてみてください。
そうです！美味しいですよね。さらにドライトマトを戻して刻んで
入れてください。これも美味しいですよー（笑）

私のイタリアは、10月です。それまで、皆さんの旅行記を楽しませてもらいます。

「:海に思いを馳せながら」
チンクエテッレそういえば何処かの車道も崩れて通れ無くなっっていましたが、、、復旧したかな。

「Re:お休み処」
ぐら姉さん
島は良いですね、本当BARでずっと海を見ながら暮らして行けたら、、、海に反応していたのですがユーロ地獄で頭も体も動かない、、。

写真前に貼ったものかも知れませんすいません。

「Re:きりぎりす」
ぐら姐さん、こんにちわ。

> でもあの旅行は、アレのユーヴェでの最後の試合を観るためでしたから、
> あのタイミングでないと意味のない旅行でしたので、
> 今節約の日々を過ごしていても、日々満たされた気持ちで過ごせています。
>
ぐら姐さんの「アレ」ですが、イタリアのチャンネル５で日本に移籍する可能性もあると報道していました。
イタリアのカルチョはユーロ２０１２一色で、イタリアの一次リーグ敗退の可能性で騒然としています。

> イタリアは夏の暑さが半端ないから、旅行は春か秋に、と言う方もいらっしゃいますが、
> 夏のイタリアの庶民のリゾート地で、のんびりだらだらリラックスして過ごす旅は最高です。

昨日までのフィレンツェの暑さには参りました。既に盛夏到来です。
半端でない暑さとバカンスでがら空きのバカンス地以外の場所に閉口なので、私は「イタリア旅行は春か秋に」派です。

先ほど、フィレンツェから帰国しました。

「きりぎりす」
この土日は帰省します。
癌で亡くなった同級生の追悼の会があるのです。
５０を過ぎたとは言え、逝ってしまうには早過ぎる・・・

身近な人が早く逝ってしまうたびに思うのは、
やはりやりたいことはやれるときにやっておかなくちゃ、ということです。

私は、ボーナスを夏と冬の旅行にほぼ使ってしまうので、
５月の旅行は、わずかな貯金を切り崩して出かけました。
でもあの旅行は、アレのユーヴェでの最後の試合を観るためでしたから、
あのタイミングでないと意味のない旅行でしたので、
今節約の日々を過ごしていても、日々満たされた気持ちで過ごせています。

老後はどうなってしまうかしら･･･とちょっと心配にならないでもないけど、
足腰の元気なうちに、行きたいところには行ってしまおうと思います。

そう。私は、童話「ありときりぎりす」のきりぎりすなのです。
ありのように、炎天下もせっせと働き、しっかりと食料を蓄えて、
冬の食料がない時期も巣穴で安心して暮らすのもよいことでしょう。

でも、季節のよいときに生きる喜びを満喫しないで、いつ楽しむのか？とも思うわけで。

ほどほどに遊びつつ、老後の生活の心配がない程度に蓄える、
「ありぎりす」というのができればよいのでしょうけど、
私には、きっと無理ですね。

私が今日突然逝くことがあっても、家族も友人も同僚も、皆口々に、
「ぐら姐さんは、きっと思い残すことないよね。
好きなこと、したいことを散々していったものね。」
と言うに違いありません。

さて、話とは全く関係がないのですが、
花、身、葉っぱと載せたのに、塩漬けを載せていませんでしたね。
リーパリの店先の袋入り及び量り売りのカッペリの塩漬けです。


もしこれをお持ちの方、塩を洗い落として、
小粒のものならそのまま、大粒のものなら粗くきざみ、
白いご飯に混ぜておにぎりにして食べてみてください。
海苔は不要。
意外な美味しさで、けっこうはまる味のおにぎりなんですよ。

この店のあるリーパリのお昼前の通り。


リゾートの島らしく、カジュアルでラフな服装の人が多いですね。
イタリアは夏の暑さが半端ないから、旅行は春か秋に、と言う方もいらっしゃいますが、
夏のイタリアの庶民のリゾート地で、のんびりだらだらリラックスして過ごす旅は最高です。
あ、これもきりぎりす的好みですね。

「Re:Re:Re:海に思いを馳せながら」

papalina さん
こんにちわ

地球温暖化の影響か
いろいろな所で災害が起こりますね。
チンクエテッレの氾濫のニュースは気が付きませんでした。
あの可愛らしい景色
確かめてきますね。

今夏はフランスですか？
実はフランスの田舎町大好きで〜す。
10月にブルターニュ、ノルマンディの田舎を廻るツアーに
行く予定だったのですが
会社のお偉いさんの旅行の日程と重なってしまい
休めなくなってしまいました。ガッカリです。

papalina さんは　どちらを廻られるのでしょうか？
楽しんで来て下さ〜い。

「Re:Re:海に思いを馳せながら」
> パルマとチンクエテッレは2度目ののですが前回は3月 夏は又違った風景に出会える事と思います。(*^_^*)


tabikirinさん、チンクエテッレに行かれるのですね。
昨秋10月に友人と訪れました。（３度目）
私たちが朝、出発した１〜２時間後に川の上流で氾濫して町を濁流が襲った様子が何度もニュースで流れていました。

ツアーが催行されるのですから元通りの美しい姿に戻ったのでしょうか。観光客が訪れることが復興への原動力になることを信じています。

私は今夏は趣向を変えて来月、フランスに行ってきます。

「お休み処」
ユーロ２０１２、イタリアvsクロアチアは、ピルロの素晴らしいフリーキックで先制したのに、
クロアチアに追いつかれて、引き分けで終わってしまいました･･･
次のアイルランド戦では、得点差をつけて勝ってもらわねば！


さて、リーパリに帰る船の出発まで少し時間があるので、
座ってゆっくりと休みたいと思って、港の近くを少し歩いてみました。

メインストリート（と言うほどもないちょっとした土産物屋のある通り）に入ってすぐのところに
落ち着いた日陰のあるカフェを見つけた！と思いました。


小路を入っていって、ブォナセーラと声をかけてみましたが、
店の人はだれもやってきません。
席を立って、ちょっと建物の中の方をのぞいてみました。
どうやら、ここはお宿の朝食スペースのようです。

だれも来ないので、ちょっと腰掛けてみました。
背中の方には海


ああ、ここに座って風に吹かれていたい。
でも、やはりなんだか気が引けて、仕方なく別の店を探すことに。

これがその土産物屋通りです。




ああ、ここの家の日陰のテラスに腰掛けたい・・・
そんなお家はあるのに、店がありません。
表札のところに貼りつけてある陶器。


夏休みの自由研究で子どもが作った「夏の思い出」と題した作品ですなんていいたくなりますね。

「この花、この葉、この蕾」
これもエオリエ諸島で撮ったカッペリ（ケイパー）の花です。
あちこちにたくさん自生している、それこそ野草なのに美しい花です。

そして私は、この花を認識したのがこのときの旅行で初めてだったのですが、
知ってしまうと、これはアマルフィ海岸でも、ナポリでも、ローマでも見かけるものだったのだと分かりました。
ちょっと気をつけてみると、簡単に見つけられるのです。

サリーナ島のカッペリ（蕾）やククンチ（実）は、格別に大きいそうですから、
よその土地では花はもっと小さいかも知れませんし、カッペリやククンチもきっと小ぶりなのでしょう。

でもこの葉を知っていると、ちょっとした石垣や城壁から逞しく枝や葉を伸ばしているカッペリに気づくことができるかもしれません。




これから行かれる方は、観光で歩いているときに、ちょっと気をつけてみると見つけられるのではないでしょうか。
花を愛でるだけでもいいでしょうが、蕾や実を見つけたら摘んで、
塩漬けにしてお土産にしてみるのもいいかもしれません。


カッペリの塩漬けは、我が家の常備品で、
塩を抜いて、酢漬けにしたり、オイル漬けにしたりしなくても、
ざっと塩を洗い落として刻んで、塩代わりに料理に使うと、味に複雑さが加わるので、
パスタソースを作るときなどにいつも使っています。

この夏はカラーブリア＆プーリアがメインなので、見つけたら少しずつでも摘んで、塩漬けにしちゃおうと思っています。

「Re:Re:海に思いを馳せながら」
tabikirinさん、

> 私は1ケ月後にはイタリアで〜す。

わ〜、いいですね！

> みなさんの様にフリーの旅は無理なので
> 激安ツアーでドロミテメインの10日間を楽しんできます。

学校の夏休み突入前の安い時期、そしてイタリアが混みすぎないいい時期ですね。
いいお天気に恵まれるといいですね。
美しい山々や湖の景色、楽しみにしています。

> パルマとチンクエテッレは2度目ののですが
> 前回は3月
> 夏は又違った風景に出会える事と思います。(*^_^*)

そうですよね。
同じところに行っても、季節や天気が違うと見え方も違います。
楽しんできてくださいね。
Buon viaggio！（まだ、ちょっと早い）