サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: ぐら姐さん
2014/04/13 12:41:08
icon
グレーヴェ・イン・キャンティ
トスカーナには何度も行っているのに
キャンティ地区には足を踏み入れたことがありませんでした。
で、グロピーナからはそう遠くないので
キャンティの中心地とも言われるグレーヴェに1泊することに。
グロピーナからは、1時間ほどで着く予定でした。
予定です、飽くまでも。
まさか道路工事が待ち構えていようとは!
朝からの移動で、ルート検索で表示される時間より余計にかかっているのは
イタリア初運転の2人だからと言う理由だけではなく、
高速道路などの2車線ある道のところどころでどちらかの方向が工事中で、
中央分離帯を超えての1車線対面走行になっているところがあったからなのですが、
最後は、工事のため全面通行止めがあったのでした!
それも、この先工事で進めないよ、の表示がとても小さく、
しかも文字だけだったので、それを見落とし、
かなり進んでから、片側が止めてあり、
そこには何の表示もないので、あれ~???と思いつつも
更に進んでいったら、全面通行止めになっているのでした。
あと15分も走ったらグレーヴェに着くというあたりで。
近くに迂回路などない、山や丘の1本道。
仕方なく相当距離を引き返し、GARMINのGPSを再検索。
別なルートを探してみますが、
機械は通行止めを知らないので、また同じ道に戻ろうとします。
それで別の道に入って、またGARMINクンの再検索。
で案内された道を走っていくと、機械が混乱したのか?
途中で道を指し示さず、元のところに戻ってしまうのでした。
手元に紙の地図帳も持って行ってたので、それを見て現在位置をつかみ、
どちらの方向に行けばよいかを決め、
暫く行ってからGARMINクンの再検索をしたら、
今度は道を示してくれました。
ものすごい距離の迂回。
Dという文字の一画目真ん中から上にちょっと行くところを、
真ん中から下に向かい、
2画目の曲線を下から上にビヨーンと回った感じです。
当初17時半前には着くかと思っていたのに、
着いたのは、なんと19時近くです!
やれやれ。
運転してくれた姉は、本当に疲れたと思います。
宿は、メインの広場のそばの小さなホテル。
安かったので選んだら、やっぱり設備がかなり古かったですが、
まあ1泊だし、感じはいい宿だったので、よしです。
駐車場はなくて、広場の公共駐車枠に停めるのでした。
夜20時から朝10時までは駐車無料です。
それ以外は1時間1エウロの駐車券を買って、車に置いておきます。
私たちは、1時間分の駐車券を買いました。
広場に面した肉・ハム・サラミ類の店の店頭には大きな猪の剥製。
お腹も空いたので、宿に荷物を置き、
設備は古くてもwi-fi接続はちゃんとでき、
スマホに入れているOsteria d'Italiaのアプリで検索し、
出てきた店がすぐ近くだったのでそこに行きました。
(なんと、宿から25m!)
まだイタリア人の食事の時間には早すぎて、だれもいません。
店のスタッフは、明日の下ごしらえをしているのでしょうか。
私と姉は、キアーナ牛のラグーのピーチ
ペコさんは、チンギャーレ(猪)のラグーのパッパルデッレ(ちょっと食べちゃってます)
ルッカ産のファジョーリ・ネーリ(黒インゲン)のコントルノがあったので
面白そうと思い、1つオーダー。
トマト煮込みでしたが、すごく美味しくて、
これにパスタを絡ませて食べてみたいと思いました。
入っているのは、トマトとニンニクとあとは・・・と3人で話になり、
姉が、このスパイスは・・・セージのような別のもののような・・・と言うので
店のお父さんにこれはどうやって作ったのか訊いたら、
トマトとニンニクと玉葱と、セージを入れていると言っていて、
セージのところで姉が、ホラッという感じで手を叩いたら、
お父さんが、貴女が当てたのねと片手でグーサインをしてくれました。
セコンドには、みんなトリッパを選びました。
ようく煮込んであって美味しかった!
ドルチェは3人別々のものを選び、味見しあいました。
私のヘーゼルナッツのセミフレッド
姉のフォンダンショコラ
ペコさんのパンナコッタ、チョコレートソース掛け
そしてカッフェで〆ました。
ヴィーノは、は、この店のは、デッラ・カーサがキャンティ・クラッシコのボトル
デッラ・カーサなのに15エウロもしたのですが、
なんと、翌日近くのエノテカで16.50エウロしていて、びっくりでした。
美味しくいただいて、気持ちよくベッドに入りました。
コメント: 全13件
from: りも〜ねさん
2014/04/19 13:16:53
icon
こんにちは、りも~ねです。
ご無沙汰しております。
ワインの産地でパンナコッタとくれば、10年前のバルバレスコ村を思い出しました。
キャンティ地区というのは、アルバやバルバレスコ周辺とは違った風景なのですか?
それとも、ワイン産地特有の似た雰囲気なのですか?
キャンティは呑んでも、未だ行ったことがないものでして。。。
from: ぐら姐さん
2014/04/16 08:39:29
icon
エノテカに入って、10エウロの試飲券を購入。
クレジットカードでも買えるけど、
現金でないと残金の返金ができないというので現金で購入しました。
この機械の上のスリットにカードを入れて、
それぞれのヴィーノのところに3種類の量のボタンがあるので
自分が欲しいヴィーノの欲しい量のボタンを押す仕組みです。
機械はこれだけではなく、いくつか置いてあるので、かなりな種類の試飲が可能。
奥には、試飲室がありました。
1本、2本購入の観光客ではなく、もっとたくさん買う上客用でしょうか、
それともグループで申し込みした人達用?
グラスは3個いただいて、3種類の一番少ない量を入れて3人で回し飲み。
そしてまた次のものを。
3人いるといろいろな種類を試飲で来て便利です。
ドライバーの2人は、ほんとに舐める程度で、
ほとんど私が飲んだのですけれどね。
満足して、グレーヴェを後にします。
この日は、まずサン・ジミニャーノへ行き、
それからポッジボンシ郊外にあるカンティーナでワインを買い、
フィレンツェへと帰ります。
サン・ジミニャーノへ向かう途中、ところどころで写真を撮りました。
サン・ジミニャーノへ向かう道はなだらかで
昨日の山道は峠の辺りに雪が残っていたのに、
こちらは黄色い花が咲き、木々には新芽も芽吹いていました。
サン・ジミニャーノについては、また新しくトピ立てします。
from: ぐら姐さん
2014/04/15 10:33:13
icon
グレーヴェの広場に面した肉屋に入ることに。
前夜に猪の剥製を見た店です。
入り口には、ブランド豚チンタセネーゼのポスター
犬をここに繋いでね、の表現の仕方が素敵!
「ボクは、ここで(お行儀よく)待ってるよ」
店の中の地下に下りる所にこんな表示がありました。
13世紀の独房
大戦中は食糧備蓄庫として使用されました
今は、チーズの熟成庫として使っています。
ご自由にお入りください。
もちろん見に行きました。
古い道具なども飾ってあります。
店内には、生ハムやサラミやチーズがどっさり。
ブランド豚のチンタ・セネーゼや、
チンギャーレ(猪)などいろいろな肉の製品がありました。
大き目のパックから、小分けのお土産にいいようなパックまで
サイズもいろいろ。
これは大理石の箱に入れたラルド。
コロンナータでは大理石の中で熟成させる、そのイメージなのでしょう。
それぞれの土産を買い、この日の夜からはキッチン付きの宿なので
晩ご飯用に生のサルシッチャを買って、保冷バッグに入れました。
もう10時になるところだけど、せっかくだからヴィーノの試飲もしたい!
ということで1時間分の駐車券を購入。
エノテカへと向かいます。(つづく)
from: kimuchinさん
2014/04/14 18:24:36
icon
昔は、ミッシェランガイドでその町で、一番高いレストランで食事するのが楽しみで
旅行してきました。観光地ではないところではホテルのフロントで聞いて行くことが
多くなりました。
まだ、カチュッコを食べたことがないので、今回の旅行で食べたいと思います。
いつもレストランに行って聞くのは、この町、地方のトラデショナルなくかを聞いて
注文することが多いです。
from: ぐら姐さん
2014/04/14 09:08:59
icon
翌朝、部屋からの眺め
お宿の朝食。
ここをくぐってダイニングルームに入ります。
種類が多いわけではないけれど、トルタは自家製だったし、
パンはとなりのパン屋の焼き立てだったし、
フリッタータ(オムレツ)は、まさに今焼いて、フライパンで持ってきて皿に入れてました。
チェックアウトして、10時までは駐車が無料なので、
車の中に荷物を入れ、広場の辺りを散歩しました。
市庁舎です。
お馴染み、キャンティ・クラッシコのガッロ・ネーロ(黒い雄鶏)のマークもついています。
ここは、前日食事をした店
宿の隣のパン屋
焼きたてのパンの芳ばしい香りがします。
きょうは、ここまで。続きはまた次回。
from: ぐら姐さん
2014/04/14 07:56:30
icon
かあさんさん、
カッチュッコを食べに行くのですね。
私も、また行きたいなあ。
本当に美味しかった。
本当はこの店で食べたかったのだけど、
http://www.ristoranteenotecanardi.com/
予約の電話をしたら、夜はやっていないわ、と言われてしまい。
それで、お宿の人に聞いて食べに行ったのがホテル・グラン・ドゥーカのレストラン。
本当に美味しかった!
from: かあさんさん
2014/04/14 06:37:29
icon
ぐら姐さん
ちょっとパソコンの調子が悪くって・・・
XPではないんですけどね。
お知恵というかキャリアというか、お借りしたくて・・・
リヴォルノでカチュッコを食べに行きたいのですが
お奨めのトラットリアはありますか?
今まで、ピサには行ってもリヴォルノには行っていませんでした。
カチュッコは予約ご必要なお店が多いようなんですが・・・
ぐら姐さんの旅のご報告でカチュッコを食べていらしたのを拝見したような
気がしているのですが。
私は3月にイタリアに出かける予定が
あまりに体調が悪かったので見合わせて(行ってしまいすれば体調も
戻ったのかもしれなかったのですが)
次の計画を楽しみに精査しているところです。
from: ぐら姐さん
2014/04/13 18:50:51
icon
kimuchinさん、
私もいつもはそうなのですが、
今回の運転手の1人、ペコさんが、不安で借りてきたものなのです。
でも、かなり優秀でしたよ。
とくにフィレンツェの街中を抜けるときは。
ペコさんは、すっかり慣れて、夏はオルチャの辺りを運転する気でいます。
from: ぐら姐さん
2014/04/13 16:22:51
icon
シニョレッリさん、
コメントありがとうございます。
「サービスする側が客よりも偉いのです、イタリアでは」
本当にそうですね。
利用者のことなど二の次で、自分達のやりやすいようにやっている感じですものね。
このヴィーノは、なかなか美味しかったです。
3人で1本飲んで、続きは前夜に買ったヴィーノを部屋で飲みました。
この翌日に、友人お薦めのカンティーナで
土産用とは別に、部屋飲み用に5エウロのを買ったのですが、
それもなかなかいけて、カンティーナからの直接購入はいいなあと思いました。
from: シニョレッリさん
2014/04/13 13:37:50
icon
ぐら姐さん、こんにちわ!
大迂回、お疲れ様でした。
表示が小さく目立たない全面通行止めの標識、如何にもイタリア流ですね。
結局、イタリアではサービスについての考え方が全く違うのでしょうね。利用客を見下し、または無視するのが一般的なので、道路工事でも同じなのでしょう。
サービスする側が客よりも偉いのです、イタリアでは。
デッラ・カーサはご好運でした。ヴィーノの産地では時々このようなことがありますね。名産地ではなくて、単なる産地では、エノテカの方が高い場合が往々にあると思います。時にはスーパーで大安売りされているのを見かけます。
from: ぐら姐さん
2014/04/19 19:22:33
icon
りも~ねさん、
お久しぶり!
そうか、あの楽しかったピエモンテ遠足から10年も経つのですねえ・・・
このサークルを始めたのが’06年で、
あの「トリュフ祭りとワインの里巡り」(今さらですが、勝手に命名)は、
その2年前のことなのですものねえ。
ご存じない方のために書くと、
’03年の秋に、地球の歩き方掲示板Q&Aでトリュフ祭りの話が盛り上がり
私が来年(つまり’04年)秋に行く!と書いたら、
私も、私も・・・という感じで話がまとまり、
事前に顔合わせもし、本当に現地(ミラノ)集合現地(アルバ)解散で
当初手を挙げたメンバーが全員行っちゃったのです。
りも~ねさんは、その時の紅一点ならぬ、黒一点だったのですよ。
そのときのことを後からこのサークルにも書きました。
http://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100083702916
http://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100027129556
このサークルには、トスカーナ大好き!の方がたくさんいらっしゃいますが、
私のワインの里巡りの原点はピエモンテなので、
個人的にはピエモンテ贔屓です。
そうそう、りも~ねさんにお答えしないと。
アルバやバルバレスコとは、まちの感じやブドウ畑の景色が違います。
もっとそういう写真を撮ってくればよかったですね。
サン・ジミニャーノ後に、ポッジボンシ郊外のカンティーナに寄ったことを書くので、
その時に少し載せられるかも。
ピエモンテの方が、あっちの丘も、こっちの丘も、
ぜーーーーーんぶワイン畑!という感じでしょうか。
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
閉じる
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
閉じる
icon拍手者リスト
ねこまろん、