ウンブリア国立美術館については、
シニョレッリさんのサイトに詳しく出ています。
http://www.beach.jp/circleboard/ae30240/topic/1100200709425

余談になりますが、
Beachのサークル内検索は、全くと行っていいほど機能しませんね。
google検索で「サークル名」「都市名」（あるいは美術館名など）を入力して検索するほうが
よほど確実に見つけ出すことができます。

美術館を出て、駅に向かっていたら、それはそれは可愛い子犬がいました。

この子、好奇心の強いやんちゃな子らしくて、片時も立ち止まることがありません。
あっちに行き、こっちを覗き、尻尾を振りながらどんどん、どんどんどこかへと行ってしまい、
最後には飼い主に抱き上げられて、入ってしまいました。

シニョレッリさんが、
ペルージャからチェントロのバスターミナルまでバスで行った方がよかったと書いていらっしゃいました。
ミニメトロが何年か前にできたのを知っていて、１度も乗ったことが無かったので
今回是非乗ってみたいと思っていたのです。
乗ってみて分かったことは、ミニメトロだと、バスターミナルからよりも
少しのエスカレーターに乗るだけでフォンターナのところまで行くことができることです。
でも、バスターミナルからエスカレーターをたくさん上って、
その途中の空間も楽しみながらチェントロまで行くのも楽しいので、
片道ずつにすればよかったかもしれません。
結局は帰りもミニメトロで駅に戻り、列車に乗ってフォリーニョに戻りました。

宿まで戻る途中にある門

レプッブリカ広場から賑やかな音楽が聞こえてきたので
何だろうと見に行ったら、

なあんだ、行われている最中の選挙の、政党宣伝なのでした。
日本のように、政党名や個人名を連呼してお願いするだけよりはいいのかしらと思いつつ
宿に帰り、この日も部屋ご飯を食べました。

今日は、観たいと思っていた国立ウンブリア美術館の写真を。
ピエロ･デッラ･フランチェスカの祭壇画





全パーツを撮ってきたのですが、載せるのはこれぐらいにしておきます。
ここでは、小さなモニター画面が設置され、
当初の形、その後ばらばらにされて、祭壇の形も変えられ、絵の場所も変えられ、
そして今は、当初あった場所に戻しているけれども祭壇は同じではない、
というようなこの祭壇画の変遷などが見られるようになっていました。

さて、今日は時間が無いので、このへんで。ごきげんよう。

コッレージョ･デル･カンビオを出て、まだ時間があったので
老舗カフェ、サンドリでちょっとブレイク。


その後は、待ち合わせであるフォンターナのところで、
ドゥオーモの階段に腰掛けてちょっと読書。
約束の13時ちょうどぐらいに彼女はやってきました。

彼女は、チェントロで店をやっている旦那様の実家の仕事の手伝いと
翻訳の仕事をしているのですが、
日本のファッション関係の取材のコーディネートもやっていて、
この頃そちらの仕事が忙しくなってきているよう。
この日も、午前中に撮影があり、
午後もまたスタジオに戻らないといけないのだそう。

遠くまで出かけて食事にたっぷりと時間をかける余裕がないので、
なんとさっき私がお茶したサンドリのブッフェ･ランチをいただくことになりました。
準備しているのを見て、食べたいなあ・・・と思っていたので、嬉しい！
飲み物1杯と、出されている食べ物は食べ放題で１０エウロです。



野菜がたっぷり、パスタも、肉も、魚もあって、
欲張って盛り付けた1回目。

そして2回目。

当然飲み物が足りなくなって、グラスのヴィーノをお替り。
４.５０エウロしましたが、大きなグラスにたっぷりありました。
3回目は、少し控えめにお替りしました（写真撮り忘れ）

いろいろたっぷりといただけて、とても幸せだったのですが、
お手洗いに行こうと思ってきいたら、
なんと店にはなくて、すぐ近くの公衆トイレに行くように言われてしましました。
在住の彼女もそんなことは知らなかったそうで、
そんなのバカバカしいから、知り合いの店に行ってヴィーノを1杯飲もうよ
ということになって行った店が、なんと前回訪れたときに気になっていたこの店。（2階）

旦那様の幼馴染がやっている店だそうです。
ワインバーです。
夏になると、ここペルージャでは「ウンブリア･ジャズ」が開催されるのですが、
それを始めた一人が、この店の方（幼馴染の男性のお父様）なのだそうで、
この店でも演奏会が開かれるそう。

グラス1杯だけいただきました。何せトイレのための立ち寄りですから。

それでも、店には彼女の友人がいたり、
旦那様の幼馴染の方が話しかけに来たりで、
３０分ほどいたでしょうか。
彼女は仕事に戻り、私は美術館へ向かいました。（つづく）

シニョレッリさん、

＞国立ウンブリア美術館は、午後のみ開館は合理化でしょうか？

そうではないと思います。
国立ウンブリア美術館のサイトを観ると、
Orario:8.30-19.30 da martedì a domenica.
chiusura: tutti i lunedì, 1° gennaio, 1° maggio, 25 dicembre.
とありますから。

この日だけ何らかの事情でということなのでしょう。
詳しくはききませんでした。きいても入れるわけではないので。

多分ここが急に午前閉館になったので、
サン・セヴェーロ教会礼拝堂に行った人が多かったのかもしれませんね。
その割りに、コッレージョ･デル･カンビオは空いていましたが。

ぐら姐さん、

国立ウンブリア美術館は、午後のみ開館は合理化でしょうか？
このところ、ペルージャに限らず、ボローニャ、モデナ、パルマなど美術館や博物館の開館時間が短縮される傾向が続いています。

サン・セヴェーロ教会礼拝堂が混んでいたとは！
私が行った時は、何時も私一人で、ゆっくり鑑賞出来ました。係員が暇を持て余していました。

時間帯にもよりますが、フォリーニョ駅前からペルージャ・バスターミナル行きのバスを利用した方が便利だったかも知れません。