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from: ぐら姐さん
2014年08月22日 09時52分52秒
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'14年夏、ミラノ2日目
この日は、とってもトホホな午前でした。
知人のブログで、museo scooter & lambrettaに行った時の様子を見て
是非行きたい!と調べていました。
彼女はミラノの友人の車で行ったのだけど、
私のコメントに対し、多分電車&バスでも行かれるのではないか、と。
私がgoogleでルート検索したら、
Milano CentraleからPioltello-Limitoという駅まで行き(15分)
そこから徒歩4分のバス停に行き、Z402番のバスに乗り、
バス停4つ分Parcheggio Via Monzaというところで降りてそこから徒歩22分
というものでした。
google mapの航空写真で見ると、工場が多くて、緑も多く
駅前もあまり建物が多くは無い様子。
(このムゼオも工場に併設されているものなのです)
それでも、同行の2人も行こう!と言ってくれたので、
もしPioltello-Limitoの駅でタクシーを呼ぶことができるなら
タクシーで行こうということにして、電車の時間も前夜に調べ、
ひとまず電車に乗りました。
予想通り、殺風景な駅前の景色
当然タクシー乗り場は無かったので、近くのバールでタクシーの番号を聞きました。
無線タクシーのようなものの番号を教えてくれたのですが、つながらず。
バスに乗ろう!ということで切符を売っているところを探しているうちにバスが来ました。
運転手に切符が無いことと、行き先を告げたら、
その降りるべきバス停Parcheggio Via Monzaについては
そんなバス停あるかなあ?・・・・という感じ。
で、ひとまずいいから乗りなさいということで切符無しで乗せてくれて、
2つほど先のバス停で、ここがVia Monzaだから、この辺りで聞いてみなさい
と降ろされました。
その辺りは、店もそこそこあるエリアで、目の前のバールに、
今度は私たちが行きたい通り、Via Kennedyにどう行ったらいいかを聞きました。
そうしたら、最初に尋ねたシニョーラは知らなくて、
横にいた老シニョーレにきいたら彼も知らず、ちょっと待っててねと
手元にあるこのエリアの地図を開いて探してくれ、
それでも見つからないので、老シニョーレの息子さんとおぼしき方が、
今度は奥に行ってドライブマップを持って来て調べてくれて・・・
車?ときかれたので歩きだと言うとマンマ・ミーアと呆れられましたが、
まあ歩けない距離でもなかろうと教えてくれました。
とりあえず駅近くまで戻って地下通路を経て駅の向こう側に出て、
それから・・・と説明が続き、
実は、駅の向こう側にあることはこちらも知っていて、
ここからの近道が無いかと(バスはここを通って行くはずだったので)聞いたのですが、
結局そこは車しか通れない道なのでした。
とても親切に調べてくれたお店の人たちに丁寧にお礼を言って
駅方向に戻り、地下通路を通って駅の向こう側へ。
そして目指す方向に行ったら・・・ ああ、なんてこと!
とても人が歩ける道ではありませんでした。
歩道はないし、乗用車だけでなくトラックもたくさんビュンビュン走っている道なのです。
ほんの1~2分ならそれでも頑張って歩いちゃうかもしれないけど、
20分以上もこんな道を命がけで歩くことはしたくありません。
今回は断念し、次回に市内から車なりタクシーなりで行く作戦を立てることにしました。
駅までの帰り道。
この辺りは住宅もあり、家々と道路の間には、家庭菜園と思われる土地が続いていて、
美味しそうなトマトやズッキーニなどが実っていました。
駅に戻ったら、ミラノ・チェントラーレまで戻る電車は、1時間以上待たないとなくて、
ポルタ・ヴィットーリア、ポルタ・ガリバルディなどへ行くS線がすぐあったので、そちらに向かいました。
この日は、昼ご飯を食べる店を決めていましたが、まだ時間に余裕があるので、
ひとまずポルタ・ガリバルディまで行って、それからちょっと散歩したり、
トラムに乗ったりして、のんびり目的地まで行くことに。
ポルタ・ガリバルディの辺りのモダンな建物に、
同行の2人はこの辺に来たのが初めてなのでびっくり。
写真撮りまくっていたので、わたしもちょっと。
新型トラムがやってきました。
これに乗って、お昼の予約をしている店へと向かいました。
コメント: 全8件
from: シニョレッリさん
2014年08月25日 17時16分35秒
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ぐら姐さん、こんにちわ!
1番のトラムは大体クラシックな車両が使われている様です。3番も比較的多いと思います。
サン・ロレンツォ・マッジョーレ教会前に古代ローマ時代のコリント式列柱があり、その保護のために、ここだけトラムが単線になっているのですが、そこを走るクラシックな車両が列柱に見事にマッチして見とれてしまいます。
でも、残念なことに、この2,3年は2,3両連結の比較的新しい車両ばかりのようです。
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ぐら姐、
from: ぐら姐さん
2014年08月25日 09時47分23秒
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お宿まで戻るのに、またまたトラムを使いました。
なんと、とてもクラシックなタイプのもの。
いいですねー、この木の温もり。
天井の照明も素敵です。
すぐ上の写真の運転席の左側透けている部分に、
斜めに立てかけている棒が見えるでしょうか?
これが、大切な道具だったのです!
私たちが乗ったトラムは、レプッブリカを通って、その先で左折し、
チェントラーレの1本東側の通りに出る路線だったのですが、
レプッブリカを過ぎたところで一旦停止し、
運転手が、空いたペットボトルとこの鉄の棒を持って外に出たのです。
あら、信号が赤だからその合間にペットボトルを捨てたいの?と思ったら、
それはついでのことだったようで、
運転手氏、なんとその棒を使って、線路のポイント切り替えを行ったのです!!!
え?今どき、しかもミラノで、ポイント切り替えが手動?
ほんとにびっくりでした。
でも、人間味があっていいなあという感じ。
ちゃんと信号が付いていましたから、
間違えて他のところに行っちゃうことはないのでしょうね。
すみません、個人的にとっても面白かったので、
こんなことで1回分の更新にしてしまいました。
from: ぐら姐さん
2014年08月24日 22時25分48秒
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はるひさん、
やはり目をつけていましたか。
予約は前日に電話してOKでした。
アラゴスタやアスティチェは、端から食べないと思っていたので
メニューはしっかりと見ていなかったのですが、
「Astice e Aragosta alla Catalana」という名前なのですね。
ほんとに次は絶対!
ここの料理最低でも2人、できれば4人で行って楽しめると思います。
次はいつ行かれるのですか?
日が合えば是非ご一緒したいですね!
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from: ぐら姐さん
2014年08月24日 22時07分24秒
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昼食をゆっくりといただいて、すぐ近くから出ているトラムに乗りました。
行き先にDuomoと書いてあったので、そこが終点と思って、
乗ってからずっとおしゃべりしていました。
あれ?なんだか随分長いことおしゃべりしているのでは?
と思ったころには、かなり郊外にいました。(ああ、のんきな私たち!)
ドゥオーモ行きだけど、ドゥオーモ止まりではなく、
ドゥオーモを起点にして、循環している路線のようでした。
とにかく気付いた時点で降りて、逆方向の乗り場へ。
ほら、随分とチェントロから外れている雰囲気でしょう?
3人とも、気が緩んで他人任せの感覚でいるとこうなるのですね・・・やれやれ。
それからほどなくトラムがやってきて、またしばらく乗って、ドゥオーモへ。
そこでメトロに乗り換えて、カステッロ・スフォルツェスコに行きました。
余計な時間をくったのが功を奏し、なんと無料で入れる時間になっていました。
無料で入る人にもチケットを渡すのですよ、びっくりしました。
(金額0に注目!)
前回(5月)行ったときに、少し載せたので、ムゼオの部分はほんの少しだけ載せます。
こちらは、ミケランジェロの未完の作品ロンダニーニのピエタです。
外に出ると、特設テントでダンスタイムの催し物をやっていました。
来年のEXPOに向けての準備も着々と進んでいるようでした。
つづく。
from: はるひさん
2014年08月24日 21時42分26秒
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ぐら姐さんが、言っているアラゴスタって「Astice e Aragosta alla Catalana」って料理ですよね!私もこのお店に行ってみたーいと以前から思っていました。せめて2人以上でないと食べられそうにないですね~(最近は一人旅が多いので・・・)
このお店って予約も大変と聞いていたのですが、日本からしたのですか?イタリアで?
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from: ぐら姐さん
2014年08月23日 21時07分20秒
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魚介レストランのおまけ。
順番にトイレに行って、会計をして、クレジットカードのピンコード入力にレジのところへ行ったら、
こんな絵が掛けてありました。
あら、上の絵の中央、下の絵の右下は、レジのこのシニョーレではありませんか。
よくみれば、うちのテーブルのカメリエーレ氏もいるし、
横をを歩いているカメリエーレ氏も。
お店のスタッフがみんな描かれているのね!と
こちらのシニョーレの写真も撮らせてもらったわけですが、
1回10エウロだよ、と彼が言うと、その横のオニイサンが、ぼくは20エウロね、
なんてスタッフが和気藹々と冗談をいいながら、きびきびと仕事をしている
実に新橋オヤジ飲み屋系レストランなのでした。
from: ぐら姐さん
2014年08月23日 10時57分26秒
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さてさて、ミラノ2日目の昼食は、サルデーニャの魚介料理の店。
これまたミラノを良くご存知の知人が、facebookにここで食べたものを載せていて
絶対食べに行く!と思った店です。
1時の予約に5分ほど遅れて行ったら、すでにこれだけ客が入っていました。
テーブルには、2人に2分の1本程度の割合でパンがドーンと置かれています。
このパンが、皮はパリッパリ、中はぎっしりもっちりでとっても美味しかった!
メニューを見て、オーダーをしました。
ヴィーノは、もちろん白。
ここのデッラ・カーサはボトルでした。
3人で2皿のアンティパスト。
1つめはタコとポテトのサラダ
そして2つ目がコッツェのインペパータ(胡椒をきかせて蒸したもの)
タコは、すごく柔らかくて、写真だとなんでもない1皿に思えますが、美味しいことこの上なし。
コッツェは少なく見えるでしょうが、皿も貝も大きいからです。
見事なサイズのコッツェで、最後に皿に残った汁をパンに浸みさせて食べるのが
それはそれは美味しかったです。
さて、これらの前菜がが私たちのテーブルに届いたころのお店の状態。
見事に満席。そしてオヤジ率が異常に高いと思いませんか?
わたし的には、オヤジ率が高い=美味しくてリーズナブルな店と思っています。
オヤジは本当に美味しいものをよく知っているし、
それが妥当な値段でなければ行かないですよね。
東京で言えば新橋のような。
そしてプリモは1人1皿のヴォンゴレとボッタルガ(からすみ)のスパゲッティ。
これまた地味な見かけですが、ヴォンゴレうまし、ボッタルガうまし、ですから
ダブルで美味しいことは間違いなし!
もう幸せ~ と思っていたところ、
オヤジ4人の隣のテーブルに、見事なサイズの湯気の立ち上るお皿が運ばれて来ました。
オヤジたちが、来た来た!と喜びの声を上げました。
思わず中腰になってそちらの皿を覘いたら、
一人のオヤジが、「アラゴスタだよ!1つ食べる?」ですって。
アラゴスタとは伊勢海老のこと。
多分立派なのもの2尾を食べやすいようにぶつ切りにして、トマトとともに
アクアパッツァのように蒸し煮したもの。
その上に皿にぶつ切りにしたフレッシュトマトが乗っていました。
1つ食べる?と言われてもねえ、
さすがに高級食材でその料理の値段もかなりなものでしょうから、ハイッとも言えないし、
もし言ったとしても「冗談だよ~」って言われるのがおちでしょう。
「いや、美味しそうですねえ」とだけ言って
おとなしく彼らががつがつワシワシと食べるのを見ていました。
そのおつゆが美味しいらしく、彼らはパンをもう1本お替りして浸み浸みさせて食べ、
ヴィーノはトータルで4本飲んでいました。
こういう店に来たら、値段は気にせず食べたいものをがっつりいくのが一番だねえ・・・
というのが私たち3人の感想。
まだ前日に着いたばかりで、
最初からがっつり飛ばすのは止めようと3人とも思っていたし、
海辺に行けばもう少し安く美味しい魚介が食べられる・・・
そう思っていたのも事実ですが、
隣のオヤジたちの皿を見て、ちょっぴり(いや、かなり)後悔したのでありました。
とはいえ、私たちの選んだ料理も美味しかったのですよ、全部。
次回のミラノでは、ぜひぜひ再訪して思いっきり財布の紐を緩めようと思います。
さて、ドルチェは食べないと言ったら、
これを持って来ました。
食後のチーズ(ペコリーノ・サルド)です。
スプーンで中を崩して、「ホレ」という感じで目の前に差し出され、
手でつまんでいただくのでした。
続いて、これ。
サルデーニャの食後酒、ミルトです。(ちょっと養命酒みたいな味)
このチーズと食後酒はサービスというか、コペルトに含まれているもののようで、
どのテーブルにも振舞われていました。
私たちは、お料理5皿、ヴィーノ2本、水、そしてコペルト込みで106エウロでした。
ミラノにしたら、魚介を食べてヴィーノもボトルで飲んでこの代金なら素晴らしいね、
と3人で話したのでした。
ああ、美味しかった。
また絶対行って、アラゴスタを食べる!
from: ぐら姐さん
2014年08月25日 19時25分06秒
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シニョレッリさん、
そうなのですね!
以前はメトロに乗るか歩くかしかしていなくて、
トラムに乗り始めたのが前々回ぐらいからなので
路線もよく知らないし、乗るたびに新鮮で、とても楽しんでいます。
今度、サン・ロレンツォ・マッジョーレの方へのトラムに乗ってみます!
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