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from: ぐら姐さん
2015年10月13日 06時30分26秒
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'15年夏のモンテプルチャーノ(8月11・12日)
スポレートから列車に乗り、キウージで降りて、そこからバス。
ちゃんと調べたとおりにバスがあって、順調に移動しました。
お昼は列車内でお弁当(パニーノ)
着いたのが3時ごろです。
宿は3度目になるキッチン付きのアッパルタメント。
1回目のときとおなじ部屋でした。
寝室が2つ(ツインとダブル)
キッチン
居間
アイロン部屋兼物置き
旅行ではなく、何ヶ月でも何年でも生活できるようなアッパルタメントです。
夏休みとか冬休みとかのバスが運行されなくなる時期ではなく、
普通にバスが走る時期なら、ここに1週間とか2週間滞在して、
1日1つのまちを訪ねる、なんてことをしてみたいのですが、
完全リタイアまで、それは夢です。
さっそくまち散歩に出かけました。
さて、今日は時間切れです。
つづきは、また次回。
コメント: 全7件
from: ぐら姐さん
2015年10月18日 10時22分29秒
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モンテプルチャーノ2泊の中日の昼食は、
昨年大晦日の散歩で気になった店の前を通りかかって、
同行の二人もここで食べよう!と同意してくれたので、
店の開店前で閉まっているドアの前で予約の電話をしたのでした。
宿に荷物を置いて、予約の12時半に入店。
お通しのカルチョーフィのスープとスプマンテ
これ一つで、よい店かどうかが分かります。
品の良い、味わいのあるスープです。
前菜1品を3人でシェアして、それぞれがプリモをいただき、
セコンド1品をまた3人でシェアするというプランにしました。
前菜はなくてもよかったのですが、メニューでこれを見て、味見したかったからです。
グランフリット、ワサビソース
このつぼの中にワサビソースが入っていたのに、
ふたを取った中身の写真を撮り忘れている間抜け。
エビとイカとズッキーニとナスと玉ネギ。
数は多くないので、適当にシェアしました。
私とイプさんのプリモ、キアーナ牛のラグーのピーチ
ここに来る前のモンテファルコ以来、頭というか、舌がラグーモードになってしまって。
ペコさんは、リゾットなのですが、何のリゾットだったかは忘れました。
上に乗っているものも何だったのかしら。
(人のものはすぐ忘れてしまって、メモしないとだめですね。)
セコンドは、キアーナ牛のタリアータ(ビーフステーキを切ったもの)
パンチェッタが乗っていて牛肉が見えませんね・・・
どかしたところも取ればよかったですねえ。失敗失敗。
何せすぐに飛びついて食べてしまったもので。
牛肉に日本のものほど脂がないので、パンチェッタの脂と塩分を合わせて
ちょうどいい味加減になるように計算されているようです。
美味しかった~
この時点では、まだ15時半のバスでピエンツァに行くつもりでした。
ピエンツァに冬に行った経験で、
まちのビューポイントからオルチャの田園風景を眺めるには
午後の方が逆光にならなくてよいことが分かったので、その時間を選んだのです。
ところが、私たちが注文をし終えた頃には客がどんどん入り始め、
プリモが運ばれてくるのに結構時間がかかったので、
その時点でピエンツァ行きを諦めました。
この店でこのペースで食べたら、早くても15時まではかかるでしょうし、
お会計を考えたらかなりあわただしいので、
せっかくのちゃんとしたリストランテでの食事をじっくり楽しむことにしたのです。
というわけで、ドルチェもオーダーすることにしました。
それぞれのドルチェの前に、こちらが運ばれてきました。
向こう側に見えている円いプレートは、
このフラットなプレートに立てられているもので、
HOME MADEと書かれていました。
私のは、
ビオ栽培のイチゴのクーリ、ピエンツァのペコリーノとリコッタのクリームとヨーグルトのスポンジ添え
よく見えないですが、グラスの底にリコッタとペコリーノのクリーム
その上にカカオパウダー(多分)、そしてイチゴのクーリ、
一番上のサンゴのように見えるのが、(イチゴ入り?)ヨーグルトのスポンジです。
クーリ(仏: Coulis)とは、ピュレしてから裏漉しした野菜や果物から作られる
どろっとしたソースのことだそう。
なかなか凝ったドルチェですね。
イチゴのクーリがしっかりしたイチゴの味で、他の添え物の味に負けないというか、
口の中でいい感じのハーモニーを醸し出します。
ペコさんのは、マンゴーと生姜のクレムブリュレ、柔らかなメレンゲ添え
ここまでの2つもかなり凝っていましたが、
イプさんの、チョコレートの葉巻、タバコのジェラート添え、ラム酒ソースは、
登場した時点で衝撃的でした。
お皿にドームが被さっていて、
店の人が、さあ外しますよ、3,2,1と言ってドームを取ると、ジャーン!
フワ~、モクモク~とスモークが立ちこめたのでした。
ラム酒のソースが液体窒素で凍らせたあったのでしょうか。
あ、載せるのが遅れましたが、ここではヴィーノももちろんボトルでいただきました。
カッフェで〆て、お会計を済ませ、店を出たのは15時45分ごろ。
また散歩をしながら宿に戻ったのでした。
翌日にローマから帰国する二人のために早めに宿に戻り、
彼女たちはスーツケースの重さを考えながら、パッキング。
シャワーも早めに済ませてから、軽めの晩ご飯。
インゲンのおひたし、しょうが添え
ハナズッキーニのソテー、ズッキーニのソテー焼きカチョカヴァッロ乗せ
イチジクの生ハム巻き
トマト(クオーレ・ディ・ブエ)とレタスのサラダ
カチョカヴァッロは、ヴィエステのチーズ屋でいただいたミニサイズのものを焼きました。
モンテファルコでヴィーノを2本買ったと書きましたが、間違いでした。
3本買って、1本はここで飲んだのでした。
モンテファルコロッソです。
こうして、モンテプルチャーノの時間はあっという間に過ぎてしまったのでした。
from: ぐら姐さん
2015年10月17日 04時25分41秒
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散歩の途中で、カンティーナ見学へ。
冬に行ったときにも入ったのですが、
前を通りかかるとつい入って行ってしまうのです。
まちの中でカンティーナ見学ができるのは、
公共交通利用者にとっては、ありがたいことです。
たとえそれが観光客向けになっていたとしても。
ここのカンティーナは、エトルリアの発掘品(?)や古い道具類もあちこちにおいてあります。
カンティーナの雰囲気に合っていたり、愛嬌があったりして、
それはそれで楽しめます。
ここではチーズを熟成させています。
見学を終えれば、もちろん試飲。
昨年大晦日に訪れたときと、少し違ったことがありました。
試飲用のボードが用意されていたのです。
上の写真の左下に重ねてあるのがちらりと見えます。
横顔の形に切ったボードの目の部分にグラスが入り、
頬の部分に親指を入れて持つようになっています。
頬の穴の左下に小さな釘が打ってあり、
乗せた紙をこの釘にプチッと刺すだけで、紙の滑り落ちを防ぐようになっています。
実は、上の写真のオイルだけのブルスケッタではなく、
トマトの入っているペーストを乗せたブルスケッタが最初に出されたのですが、
それをすぐに口に運んでしまってから、このボードの写真が撮りたくなって
このパンをいただいたのです。
そのトマトの入っているペーストがことのほか美味しく、
ヴィーノ以上に気に入ってしまい、
何種類かのヴィーノを味見している間に、結局もう1枚いただきました。
ちょっと小ぶり。
美味しそうにも見えないけど、すっごく美味しくて。
製品として売っているので、ビンを手に取り、内容物を見てみました。
ドライトマト、EXバージンオリーブオイル、ペコリーノチーズ、トスカーナのサラミ、
スパイス(ニンニク、唐辛子、胡椒、ロリエ、ジネプロの実、イタリアンパセリ)、塩
と書かれています。
ジネプロとは、辞書で調べると、ビャクシン、ネズミサシと出てきます。
英名はジュニパーベリーというそうですが、それでもピンと来なくて調べてみると
「実には苦味があり、松脂の香りがあり、
乾燥させて、香辛料として、肉の下味付け、ジンやその他リキュールの香り付け、
ハーブティーに使われる。」とありました。
ああ、ジンのあの香りね!と酒好きの私は、これで納得です。
これだけいろいろ入っているのですもの、美味しいのも納得です。
あまりに美味しくて、試食だけでは惜しい気持ちになり、
ヴィーノは1本なのに、このペーストを2ビン買いました。
我が家でのお土産宴会に出したら、みんなとても喜んでくれました。
チーズも試食させてもらいました。
このカンティーナのニャンコ
三人共ヴィーノとペーストを買い、
その後、翌日ローマから帰国する二人は、ばら撒き用のお土産を買いたいとのことで
門の外にあるスーパーまで行きました。
二人共大量に買い込み、一旦宿まで戻りました。
お宿に向かう途中にあったクラフトビール専門店
改めて、イタリアのクラフトビールブームのすごさを感じました。
夜の部屋ご飯用に1本購入して冷蔵庫で冷やしておくことに。
(つづく)
from: ぐら姐さん
2015年10月16日 18時46分44秒
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toorakさん、
ラッキーですね~
そういう理由で1日延びるのって、嬉しいですよね。
宿と食事つきですもの~。
私も昔々、アラスカからの帰りの経由地シアトルで、
大晦日のフライトがキャンセルになり、
本当は機内で年越しの予定だったのが、
ニューイヤーズイブをシアトルで過ごしたことがあります。
近くのホテルのカウントダウンパーティーに行って、面白かったです。
風邪を引かないように気をつけてヘルシンキの1日を楽しんでくださいね。
あそこはレストランではなく、エノテカなのですね。
今度モンテプルチャーノに行ったら、入ってみます。
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にょん太、
from: toorakさん
2015年10月16日 10時35分50秒
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ぐら姐さん、この展望席がある教会前のエノテカが好きで、最近はモンテプルチャーノ初日の夜にここでとりあえず、また来れたよ!のワインを頂いてます。
今回も行きました! エノテカのすぐ横にはホテルがあって(おそらく値段はすごく高いと思うのですが)お部屋の窓からこの素晴らしいオルチャの景色が見れるんですよ~。
ほんとなら、今日のちょうどいま頃、関西空港着で帰る予定が、ローマ発便の遅延によりヘルシンキで関西行きのフライトに乗り継げず、フィンエアーの負担でヘルシンキに一泊することになりました。良いホテルと食事も準備してくれ、そして一日ヘルシンキの自由時間もできてめちゃくちゃラッキーです♪
気温がイタリアと全然違うので、あったかい服装の準備が十分でなくとても寒そうですが、お天気は良いみたいなので大好きなヘルシンキの街歩きを楽しみます。
from: ぐら姐さん
2015年10月16日 06時27分38秒
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モンテプルチャーノ2日目の朝。
スカッとしたイタリアの空が戻ってきました。
この日は、バスでピエンツァに出かける予定でした。
(はい。「でした」なんです。なぜ行かなかったかは、後ほど)
こんな展望席が作ってありました。
近くにレストランがありましたから、そこが設置しているのでしょうか。
夕方、飲み物を1杯買って、ここで景色を眺めながら飲んだら気持ちがよさそう。
台の上に上がってみました。
また、別のビューポイントらしきところがあり、
そこで地元のシニョーレが眺めながら話をしていました。
私たちに気づき、Buongiorno!と挨拶をしてくれましたので、
私たちも、そこへ行って、景色を眺めました。
さっきのところより、こちらの方が、この時間帯は日の当たり方がいい感じ。
「きれいですね。」ってオジサマ方に話したら、
「いいでしょ、ここ。新しいビューポイントなんだよ。」と言います。
私たちが怪訝な顔をしたら、
「この間がけ崩れがあって、ここらの木がなくなってしまったんだ。」ですって。
言われてみれば、確かにそれが分かるのでした。
急遽つくったらしき柵
崩れた形跡も残っています。
オジサマ方は去っていき、そこへふてぶてしい面構えのニャンコがやってきました。
ところが、態度はふてぶてしくなくて、
私たちの前で、こんな風に転がってくれたのでした。
散歩を続けます。(つづく)
from: ぐら姐さん
2015年10月14日 06時21分55秒
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今日は時間がないので少しだけ更新。
モンテプルチャーノ、まち散歩の続きです。
時計塔のプルチネッラ
せっかくのキッチンつきなので、夕飯は部屋で作ろうということになり、
食材の買い物をして部屋に帰るとき、ドゥオーモ前を通ったら、
市民オペラの練習をしていました。
見ている人たち。
部屋での夕飯。
仔牛のソテー、花ズッキーニのソテー、桃モッツァレッラ、野菜サラダ、焼き野菜
食べ終わって片づけをした頃に外から演奏と歌声が聞こえてきました。
またオペラの練習をしているに違いありません。
イプさんは寒そうだからと部屋に残って休み、私と西南さんは上着を羽織って出かけました。
(旅先からも1枚載せましたが)
モンテプルチャーノの夏の夜は、ひんやり涼しく、
上着を1枚羽織ってちょうどよい、爽やかな気温なのでした。
from: ぐら姐さん
2015年10月19日 06時21分43秒
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翌朝は、5時半起床。
朝食を摂り、帰国の二人は荷物の最終パッキング。
部屋の片付けもして、8:15に出ました。
黄色の市内バスに乗ってバスターミナルまで。
何かあってもいいように早めに行動したのに、
バスは調べていたものより実際には遅い時間の発車だったので
キウージ行きのバスの時間まで間が開きました。
ターミナル内のバールでカップッチーノをいただいて休憩。
この日は、このバスターミナルに隣接する広場に市が立っていたので、
スーツケースを置いて交代で見に行きました。
日用雑貨
生地
ポルケッタ
ポルケッタ屋は2軒ありました。
いやいや、3軒でした。ポルケッタ人気があるのですね。
靴
野菜
大きくて長~いカボチャ(切り売り?)
果物
けっこう大きな規模の市です。
この日は、木曜。
今調べたら、ここに市が立つのは週1回、木曜日だけのようです。
木曜にこのまちを訪れる方、ぜひ覘いて見てくださいね。
広場のはずれからまちが見えました。
まちの人たちは、もっと下にある駐車場から上ってきているのでした。
9:55発のバスは、ほぼ定刻に発車し、11時過ぎにキウージ着。
ローマに向かう二人と、バールで別れのビール。
二人の列車の方が早いので、見送り、
私は、それより25分遅い12:10発のICでフェッラーラへと向かったのでした。
この切符も、彼女たちの切符も、早割りで買っていたので、
けっこうお得な料金でした。
ここまで、三人旅→二人旅→三人旅と続けてきましたが、
ここからは一人旅となりました。
ということで、フェッラーラ編は、また次回。Ciao,ciao!
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