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from: ぐら姐さん
2015年11月14日 14時29分04秒
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パルマに日帰り(’15年8月18日)
今夜は遅い帰宅の予定なので、早めにアップしておきます。
モデナの2日目は、パルマに日帰りしました。
10:27発という遅めの列車に乗ることにしたので、
その前に、またまた朝のドゥオーモを見ましたが、
これについては、パルマから戻ってからのことと一緒に
モデナ編の方に書きます。
パルマに着いたのが11時ごろ。
今回のパルマの目当ては、国立美術館を見ることです。
パルマには、3回行っていますが、ちゃんと泊まったことがなくて、
いつもドゥオーモや洗礼堂の方に行ってしまい、
このピロッタ宮の前は通り過ぎていました。
シニョレッリさんのところで、この美術館が素晴らしいと言うことが分かり、
ぜひとも訪ねてみたい気持ちに駆られたのです。
建物の入り口から入り、
2階が美術館の入り口になっています。
とにかく建物が大きくて、入り口は見事な装飾の、大きな木の扉でした。
このピロッタ宮は、1583年、当時のパルマ公
オッタヴィオ・ファルネーゼが建設を始めた宮殿で、
17世紀に壮大な今の姿と規模になったのだそうです。
この宮殿内に、国立考古学博物館、こくりつ美術館、パラティーナ図書館、
そしてファルネーゼ劇場(戦災で崩壊したものを復元したもの)があります。
美術館に入るには、上の写真の扉を開け、ファルネーゼ劇場を通って行くのでした。
開けて、びっくり。
思いもよらぬ大きさなのですもの。
劇場の一番後方から入り、正面のステージに上がって、
その裏から美術館に入るようになっているのでした。
なかなか面白い入り方ですね。
ステージの裏
そして、展示の最初は、
私の大好きな木や石のレリーフ彫刻群だったのです!
顔が綻んでくるのが自分でも分かりました。
他人が見たらこの人、何をニヤついているのかしらと思ったことでしょう。
まだまだ展示は続きますが、もう出かける時間なので、次回に続きます。
コメント: 全5件
from: ぐら姐さん
2015年11月16日 21時45分04秒
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美術館の後は、お昼ご飯を食べないと!
事前にいくつか調べていた店を近いところから見て歩き、
1軒目は休みでしたが、2軒目は開いていました。
サラミ屋がやっているお店です。
現地の人のお昼の時間だったので、結構混んでいましたが、
外のテーブルに座ることができました。
パルマに来たら、これを食べないとね~
L'oro di Salumi(ハム・サラミの金)と名づけられた盛り合わせ
真ん中より右側がクラテッロ、左側がパルマの生ハム18ヶ月熟成、
サラミは、右がチンギアーレ(イノシシ)、
左が、クラテッロ入りのストロルギーノというサラミです。
ヴィーノは、もちろんランブルスコ(この地域の赤の発砲)
お店のオリジナルブランドでした。
おいしい~と一人で満足して食べているときに、
自転車で走っていた素敵な女性が、少し先で止まって、スマホをいじり始めました。
かごのヒマワリが鮮やかで、とってもお洒落な感じに
思わずシャッターを切ってしまいました。
プリモは、ジュゼッペ・ヴェルディと名づけられた一皿。
大きなお皿です。
アップでも撮ってみました。
ポルチーニとクラテッロとアスパラガスの入ったリゾットです。
おろしたパルミジャーノもたっぷり入って、濃厚な旨味のあるリゾットです。
満足。
隣のテーブルに座っていたフランス人の女の子たち(多分18ぐらいの子達)が、
なんとサラミ屋のレストランで、ベジタリアンメニューを聞いていました。
結果、スパゲッティ・イン・ビアンコ(茹で上げたスパゲッティにパルミジャーノを混ぜたもの)とか
その類を食べていました。(呆れた)
でもお店のシニョーラは、そんな彼女たちに気持ちよく接していて、
食後に、隣のジェラート屋を薦めていました。
今けっこう評判なのよ、って。
このお店、中ではハム・サラミの他に、お惣菜も売っていました。
カッフェで〆ておしまい。
私もジェラートを食べたくなり、お勘定を済ませてお隣へ。
とても明るい、清潔感あふれるお店です。
ピスタチオとフィオール・ディ・ラッテ。
うーん、味は普通でした。
なんたって、テルモリのあのジェラート屋の美味しさを知ってしまったら、
普通のでは満足できない舌になってしまいました。
この後、もう少しまち歩きをしたのですが、今日はこれにておしまい。
from: ぐら姐さん
2015年11月15日 17時18分36秒
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パルマの国立美術館の続きです。
ロマネスク聖堂の屋根の下や外壁などで見かける面白顔や
柱頭彫刻を間近で見られるのもなかなか楽しいことでした。
これは、アダムとイブでしょうか?
りんごの木にヘビが絡み付いています。
彫刻はこのぐらいにして、次はフレスコ画や祭壇画のコーナーです。
フレスコ画に使われる顔料や刷毛などの道具類の展示もありました。
「フィレンツェ、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会にあった
14世紀の画家アニョーロ・ガッディ作の祭壇画
『天使の間の玉座の聖母子、聖ドメニコ、聖ジョヴァンニ・バッティスタ・・・・』」
添えられた解説には上記のようなことが書かれていますが、
全部書くのもたいへんだし、私のように無知な者が書いても、
専門の用語を正しくは書けないので、やめておきます。
アップにしてみます。いい感じでしょ。
次の絵とセットになっています。
次の作品が、私はとても好きでした。
14世紀のニッコロー・ディ・ピエトロ・ジェリーニという画家の作品です。
上の部分の絵も美しいです。
これは、ボッティチェッリのもの
アップで見ると、ボッティチェッリの他作品と似ている感じもします。
1450年から1500年のパルマの絵画というコーナーも面白かったです。
アニョーロ&バルトロメオ・デッリ・エッリの15世紀の作品
レオナルド・ダ・ヴィンチのこの作品もここにあるものだったのですね。
パルミジャニーノの「トルコの女奴隷」
ここの目玉作品らしく1つの壁面に単独で展示してありました。
じっとこちらを見る瞳と、赤味を帯びた頬が印象的でした。
さてさて、シニョレッリさんと多少のかぶりがありましたが、ご容赦を。
美術に関心のある方は、ド素人の私のものよりは、
シニョレッリさんのサークルを見るほうがよいと思います。
この美術館に関しては、
http://www.beach.jp/circleboard/ae30240/topic/1100110937371?sortList%5BsortType%5D=2
こちらの(14)と、
http://www.beach.jp/circleboard/ae30240/topic/1100200894497?sortList%5BsortType%5D=2
に掲載されています。
こんなに素晴らしい美術館を、これまで素通りしていたなんて、
もったいないことをしていた、今回訪れて本当に良かった!と思ったのでした。
from: nasakuraさん
2015年11月14日 19時01分19秒
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ぐら姐さん、みなさま、Buonanotte,
パルマの彫刻群も魅力的(特に、鳥が秀逸)ですが、
木が印象的なファルネーゼ劇場の見事なこと!
ここで何か出し物をやるときにぜひ訪れてみたい、と思いました。
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ぐら姐、
from: ぐら姐さん
2015年11月17日 20時35分38秒
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昼食を美味しくいただき、ヴィーノも1本飲んで、
満足して少しだけパルマのまち歩き。
(というか、駅まで向かうのに、適当にぶらぶら)
洗礼堂が好きで、そちらをよく見るので、大聖堂にもたまには入ることに。
テアトロ
モデナに戻ります。
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