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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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公開 メンバー数:399人

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  • from: ぐら姐さん

    2015年12月10日 20時45分53秒

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    パチェントロ(スルモーナからの「美しい村」めぐりその5)

    スカンノに行くときは、途中であちこちの村に寄っていきましたが、
    帰りは一気にスルモーナまで戻り、いや通り過ぎて、パチェントロまで。
    それなりの時間がかかり、着いたときにはもう2時をかなり回っていました。

    フランコは、お腹が空いているでしょうし、
    それ以上に奥様を待たせているので、この余計な仕事はいやだったことでしょう。
    それなのに、パチェントロで私たちを降ろして、じゃあね!ではありませんでした。
    私たちの昼食のことも心配してくれて、お店まで紹介してくれ、
    店の前まで案内し、まだ食べられることを確認もしてくれたのでした。
    本当に善い人です。

    で、彼が立ち去る前に、お礼の挨拶やら感謝やらバーチやらしていたら、
    友人が、
    「ちょっとぉ、まだ今日の車代はらっていないわよ。」
    と思い出させてくれました。
    ああ!そうだった!!!
    私もフランコもすっかり忘れていました。
    というわけで代金を受け取り、フランコは帰っていきました。

    私たちはと言えば、晩ご飯のことを考えると、
    ここでしっかり昼ご飯を食べるわけにはいかない、と話し合って、
    その店はパスし、バールで腹ごしらえをすることに。
    村の入り口の方まで行けば、バールがあるかも、ということで
    そっちと思われるところまで歩きます。




    ここ、小さなムニチピオ(村役場)です。


    昔の写真を飾っているところがありました。

    街灯がカワイイ!夕方、これが灯っているところを見たいですね。




    上の写真のところには山ほどエンブレムのようなものが貼ってありますが、
    普通の家は、番地を書いてある1枚だけです。






    やっと村の入り口まで来ました。

    やっとバールが見つかりました。

    私は、パニーノとビールとポテチ。

    どこにでもある普通のパニーノを食べながら、
    あーあ、こんなことなら、友人の提案通りに
    ヴィッララーゴの市でポルケッタのパニーノを作ってもらうんだった!
    と後悔したのでした。
    やっと腹ごしらえができて、改めて散歩に出ます。(つづく)

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コメント: 全4件

from: ぐら姐さん

2015年12月13日 10時16分56秒

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パチェントロからスルモーナまでの10km散歩の後半です。
日陰の草むらに、カタクリにも似た、でももっと小さな花が咲いていました。

ちなみに、私が日本の山で撮ったカタクリの花はこちら。

あら、こうして見るとどちらかといえばシクラメンの方に似ているかしら。
ともかく、小さな花で、他の植物に隠れて葉は見えませんでした。


なんでしょう?このポスタ・パチェントラーナって。

なんだ。リストランテでした。
posta=郵便、郵便物と思っていましたが、
調べて見ると、駅、宿場、場所などいろんな意味があることが分かりました。
結婚祝いのパーティーなどができそうな、大きな敷地と建物でした。
しばらく歩くと、羊が見えました。

鹿出没注意。

スルモーナが見えてきました。(かなりズームしています)

ん、これは何?

MAIALI VENDITA(豚肉販売所)
豚を飼っているところの直販でしょうか?
興味をそそられましたが、ここには行きませんでした。

次に現れたのがこれ。

CASEIFICIO、チーズ工場の看板です。
これは見てみたい!ともかく道をそれて、
200m先にあるというカゼイフィーチョを目指します。

メーーーーとかモ~~~~とか何やら賑やかな鳴き声が聞こえます。
でも、まだそこはカゼイフィーチョではなく、
ただ、牛や羊などを飼っているところでした。

お、子羊もいます。

牧羊犬も。

アヒルも。

そして、ニャンコも!

ご夫婦も仕事をしていました。
挨拶を交わし、またカゼイフィーチョへと向かいます。
このあたりにもまた看板があって、すでに100m以上歩いているのに
まだこの先200mになっていました。まあそんなものですね。
やっと工場が見えました。


「あのう、工場を見学したいのですが・・・」
「いいよ、どうぞ。」

とトントン拍子に中に入れてもらえたのですが、
もう生産はとっくに終わっていて(それぐらいは想定していました)、
チーズは熟成させているわけでもなんでもなく、
ひとかけらのチーズの姿も見られず、
売店は、別なんだよ、と言われ、
その売店も閉まっているのでした。
もう午後5時頃なのですから、仕方がありませんね。

また暫く歩いて、スルモーナに到着!

10kmというときって、どこからどこまでのことなのでしょうね?
中心部から中心部まで?
それとも境界線から境界線まで?
街の中心部までは、もう暫く歩かないといけません。

途中のサルメリア(ハム・サラミ類の店)で、
フルーツや野菜も売っていて、

こんな大きなカボチャまで!

そしてついに、ナポリ門まで辿り着いたのでした。

スルモーナからの「美しい村」めぐり「その1」から、この「その5」まで、
わずか1日の出来事とは思えないような充実感があって、
本当にこの1日だけのために、わざわざ日本から出かけて行ってよかった!
と思えたのでした。
良い天気と良いドライバーに逢わせてくださった旅の神様に感謝です。

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from: ぐら姐さん

2015年12月13日 09時04分51秒

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nasakuraさん、

コメントありがとうございます。
番地表示の写真は、前回訪れたときに気に入って、たくさん載せました。
我が家にも1枚欲しいと思いました。
マンションなので、番地表示は無理ですが、マンション入り口の郵便受けと
我が家の入り口の番号表示に使いたいです。

>家々の壁やら戸口やらの植物がさりげなくきれいです。

そうなんです。
「さりげなく」なのですよね。
スペッロあたりの、これでもか!ってぐらいてんこ盛りに整えているのよりも
このぐらいが好みなのです。

次に行くとしたら、バスで行って、お昼をゆっくり食べて、
それからまち歩きをのんびりして、
6時のバスで戻って来たいと思っています。

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from: nasakuraさん

2015年12月12日 13時36分01秒

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ぐら姐さん、みなさま、Buongiorno,

パチェントロの各戸は番地表示をそろえているのでしょうね。
とても表情があってすてきです。
それから、家々の壁やら戸口やらの植物がさりげなくきれいです。
美しい村に選ばれるだけあって、ということだけでなく、
村人がそれを意識してきれいにしているのかもしれませんね。
感じのいい村ですね、歩きたくなりました。

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from: ぐら姐さん

2015年12月11日 22時58分58秒

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腹ごしらえをしたので、まち歩きをすることに。
城の方へと向かいます。


城といっても塔や外壁が残っているだけなので、外側だけ見ておしまいです。




城に近いところだと番地表示もこんなでした。

パチェントロは小さいまちなので、あっという間に歩き終わります。
スルモーナに戻るバスは、夕方の6時なので、
それまでまたあのバールで過ごすのもなんだし・・・
10kmぐらいなら歩いちゃおうか!ということになりました。
私もですが、友人も歩くのが大好きな人なのです。

というわけで歩き始めました。
すっかり塗装の艶が落ちてしまったチンクエチェント

ここでも結婚式でしょうか、こんな車が。


ゆるゆる下りの道を歩いていきました。

振り返ると、パチェントロの全景が見えました。
城の塔があるとないとでは、この景観が全然違うので小ねえ。

集落はとっくに後にしてきたけれど、実はここが村の境界線なのですね。

ここからは、最高にいい気持ちのハイキングとなりました。



歩いているときに、別の農道のようなところに古い木の橋があり、
それが壊れているらしく、塞がれているのが見えました。

なんだかそんなものが見たくて、下の道に逸れて行ってみました。


橋の板が抜けていました。


この辺りの、遠くの山は雪が降っているように白く見えるのですが、
それは、こんなに白い石でできているからなのです。

ブドウ畑がありました。
このサイズだと自家用のヴィーノを作るぐらいでしょうか。



だいぶ下りてきたようです。

と思ったら、ここがちょうど半分でした。

つづく。

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