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from: ぐら姐さん
2016/06/07 20:30:49
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ファエンツァの陶器博物館
'14-'15年末年始の旅行で訪れたファエンツァのことは
帰国後に載せましたが、陶器博物館で山ほど写真を撮ったのに、
少しだけ紹介して、残りはいずれ改めて、と言ったままにしていました。
これもまた載せずもがなかもしれませんが、
夏の旅行出発までには、まだ50日以上あるので、
少し載せることにします。
15世紀前半の地元のものです。
図柄がけっこう素朴でいい感じ。
上の写真の左から2つ目のものは、鳥なのに、顔が人間の顔なのです。
下の作品も同時代のものです。
これはそれよりちょっと前の時代、14世紀のものです。
あら、載せたのはカラッファだけでしたね。
私もですが、この時代から、いやもっとずうっとずうっと前から
ヴィーノ好きの人々がいて、容器もたくさんつくっていたということですね。
お皿の写真もとりましたよ。
鳥の図柄が多いのは、鶏や鵞鳥、鴨や鳩など
いろんな鳥の料理を乗せるからでしょうか?
つづく。
コメント: 全3件
from: ぐら姐さん
2016/06/10 07:09:20
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ファエンツァの陶器博物館の3回目です。
こんな感じのものは、和食器にありそうな感じです。
このカラフルな皿たちは、17世紀のもの。
こういう皿は、使うというより飾るためのものでしょうか。
これは、Rinfrescatoio(冷やすもの=クーラー)と書かれていました。
ワインクーラーにしては浅いような気もしますが。
これは不思議な図柄の鉢
ケンタウルスのような半人半馬のような人が
後ろに女性を乗せているようにも見えるのですが、
「半馬」というより、前足と竜の尻尾が付いている船のような乗り物に
男性が乗って漕ぎ、後ろに髪をなびかせた女性が乗っているようにも見えます。
これはどんなところに取り付けたものなのでしょう。
ここの展示は、基本的には
14,5世紀のファエンツァのものから年代順に展示され、
エミリア・ロマーニャやトスカーナのもの、
さらに範囲が広がってイタリア全土、そして国外のものまでという順でしたが、
ところどころ遡った展示もありました。
これは14世紀のヴィテルボのもの
こういう図柄、かなり好みです。
最初のにもありましたが、この柔らかなグリーンがきれいです。
この皿にも、グリーンが使われています。
こちらはファルネーゼ家の紋章が入った皿
これもファルネーゼのものだそうです。
15世紀、モンテルーポのもの。
このチンギャーレの皿も同時期同地域のものです。
ちょっと怖い感じのチンギャーレですね。
17世紀のカンパーニア、プーリアのコーナーにありました。
こんな図柄を見ると、なんだかほっとする私です。
つづきのシチリアのコーナーは、また次回。
from: ぐら姐さん
2016/06/09 06:59:41
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本日も陶器博物館の続きを。
これは17世紀前半のもの。
奥の壺の持ち手はこんなふうになっています。
うーん、もっと可愛げあってもいいのになあ、と思ってしまう私。
ここはリナシメント(ルネッサンス)期の小さな像を集めたコーナー。
よく見ると可愛いものがたくさんあったのに、
私ってば、単体をアップにしたものを撮っていませんでした…オバカ。
インク壺というのもいくつもありました。
16世紀のもの。
これのタイトルが「パリの裁判」なのですが、何のことだか???
どれもインク壺が本当に壺になっています。
ものを書くのに、インクがなくてはならなかったのですから、
インク壺がいろいろあるのは当然なのですが、
当時の人たちが今のボールペンを見たら、びっくりするでしょうねえ。
これはメディチ家の皿(15世紀)
この動物は、ウサギとシカをくっつけたみたい。ウサギなのでしょうか…
周りのお花のようなものは、花ではなく何かの紋章のようなものでしょうか?
つづく。
from: ぐら姐さん
2016/06/12 05:16:50
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ファエンツァの陶器博物館の何回目かの続きです。









、



シチリアのはこの手のが多くて、あまり撮っていませんでした。
シチリアコーナーの後にもまたプーリアの17世紀ものがあり、
(どうやらLaterzaと言うあたりの陶器らしい)
それが結構味があって、前回載せたのと同様のすっきりほのぼの系なのでした。
これは、洗面器だそうです。
ここからはウンブリアのコーナー、17世紀のもの。
そしてトスカーナ。17世紀。
青に少し色が入ります。
18世紀のロンバルディア、ヴェネト、マルケと続きましたが、
普通に見かけるディナーセットや、中国の影響が強いものが多く、
それらの掲載はパスします。
19世紀のシチリア、プーリアのコーナーです。
この後は、現代もの、作家ものが続きます。
以前載せたときに日本の作家のものも載せたので、
続けてきたこのシリーズ、これにてお終いです。
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