トリノで待ち合わせ　その４

深夜にはなってしまったものの、無事合流を果たした翌朝。
このホテルの朝食、以前泊まった時にとても美味しかったので、
楽しみにしていました。
特に焼きリンゴが、それはそれは美味しかったのです。

この朝も、充実の品揃え。
ハムサラミ類や卵などはもちろんですが、
フルーツや甘いパンが充実しているのです。


これは、初めて見ました。

焼きリンゴの芯をくり抜いたところに、シナモンスティックが突っ込んであります。
前回は2個も食べちゃったけど、今回は1個にしました。

それはなぜかと言うと、上の写真にも写っていますが、
これを食べたかったからです。

カラメライズしたオレンジです。
中身は、皮を剥いた普通のオレンジで、カラメラズしている方に
多分アルケルメス（ズッパ・イングレーゼにも使う赤いお酒）を使ってあります。
これが、また美味しくて！

とても満足してチェックアウトし、
レンタカーを借りてピエモンテの田舎巡りに出発です。

5人乗るので、荷物をどうするか事前に相談していました。
ペコさんちの大きいスーツケース2個のうち、
1個はホテルに預け（夫妻で同じホテルに戻るので）、
リトルさんはそれより一回り小さいスーツケース、
私とイプさんは、機内持ち込みサイズにし、
飛行機には2個預けることができるので、
お土産用の折畳バッグを別に持って行きました。（丈夫で鍵もかけられる）
もちろんまだお土産は増えていないので車に積むのは小1個。
レンタカー屋さんまで荷物を引いて歩いて行きました。

ミラノでもそうでしたが、ここトリノでも
カーシェアリングが急速に広がっているようです。

到着。

手続きをして車を借りました。
これが4日間お世話になる車です。

パズルのように、あれこれ工夫して5人分の荷物をトランクに詰め込み、
出発です。

フラさん、

１か月も滞在していらしたなんて羨ましいです。
「洗練」と言う言葉が似あいますね、本当に。
私も、街のサイズ的にもミラノよりトリノの方が好きです。

ペコさんは、海水浴場に行けは、
必ず部位まで泳いでタッチしないと気が済まない、
お転婆娘がそのまま年を重ねたような人なんです。
シャツをちょっと濡らして、テヘヘと言っていました。

カルネ・クルーダ、この後も登場します。
覚悟しておいてくださいね～

一昨年の秋はトリノに１ヶ月滞在していたと言うのに、写真を見せて頂くと又行きたくなります。
中世の街とはまた違って、洗練されたステキな街ですよね。
個人的には、美術的に惹かれるものはそれほどなかったですが、短期で滞在するにはミラノより落ち着いていいかもです。

ペコさんが戯れておられる噴水は王宮前の広場ですね。
小さな子供たちがよく水遊びをしていたけれど、夏には大人も⁉
お茶目だなぁ♫

カルネクルーダ話に、胃と頭が激しく反応中。

トリノで待ち合わせ　その３

このトリノ１泊は、後発２人との合流がメインなので、
そしてピエモンテの田舎を３日間旅して、またトリノに戻って２泊する時に
５人で観光することになっているので、
この日は、チケットを買って入場するような観光はしませんでした。
後発２人のために取っておいたのです。

それで、王宮の前だとか、ポー川の方だとか、
ひたすらぶらぶら歩きをしました。

まちの清掃車

このお店、日本食レストランのようです。（和食とは言いたくない感じの）

ポスターが面白くて撮ってしまいました。

王宮広場前には、鉄塊の牛

水を見ると遊びたくなるペコさん

レッコでも見かけたけど、今年はこんなアイスキャンディーのようなものが流行？


昼食をいただいたばかりなので（しかもドルチェまで）食べませんでした。




魚が見えました。


気持ちの良い天気で、カヤックに乗りたいなあと思いましたが、
ホテルまで戻って着替えてくるのは面倒。
セグウェイは高いですねー


ポー川ミニクルーズもいいと思いましたが、
残念ながら、時間が合わず。

ホテルに戻ってゆっくりすることにしました。
私は、一人の時の方がよく歩き回りますね。
（友人たちといると、本当にゆっくりペース）

この日はホテルに戻り、例のオシャレなco-opで買い物して
部屋ご飯をいただきました。

フライト情報を調べると、18:30ミラノ着のアリタリア便はなんと1時間半遅れ。
順調だったら19:30のバスに乗れるのに、
これだと20:30に乗るのもかなり危ない…
到着の連絡をやきもきして待ちました。
マルペンサに着いたのが、結局20時半。
（成田を出発する時点で1時間半の遅れだったそう）
こういうときに限って、遅れてくれちゃうんですよね…全く。
20:30の次のバスは、なんと22:00発なので
トリノ、ポルタ・スーザに着くのが24時。
バスは予定通り到着し、タクシーで彼らがホテルに着いたのは、24:15でした。
やれやれ。
ひとまず無事合流。

にょん太さん、

お久しぶりです！
いよいよ出発なのですね。
にょん太さんのサークルで、
訪問先リストを拝見して、荷物に紛れ込んでついて行きたい気持ちです。
いいなあ～
羨ましい限りです。

＞食に関することが以前よりも激増ですね。全部美味しそうです。グルメ・クッキングサイトへと変身中？

あはは！
もともと食いしん坊ですから。

この夏の旅行は、ミーハー旅行で、
芸術鑑賞はほとんど無しだったのです。
冬もかなりそれっぽくなりそうで、
もしかして春に安いチケットが買えたら、
一人歩きを楽しもうかとも考えています。
１週間ぐらい休めるかもしれないので。

マカロンさん、

美味しそうなカルネクルーダの写真ありがとうございます。
イランに行かれるのですか！
中東や北アフリカも見どころ満載なのでしょうが、
イタリアに次から次と行きたいところが増えて
その他は後回しになってしまっています。

それでも、バルセロナにはそそられます。
バルセロナオリンピックの年に訪れただけなので
そのうち、イタリアからちょこっと出かけるのもいいかなと思っています。

toorakさん、

再来週ですか、間近ですね！
いいなあ、いい季節にピエモンテ！！

この夏、ピエモンテで気持ちよく食事した店の一つを
出発前にアップできるようにしますね。
La Morra方面に行かれるようでしたら、是非！

そうでしたねー。
前回カルネクルーダを回避されたのでしたね。

生肉
ジビエ
内臓

そういうものを食べることに抵抗のある方にお目にかかることがありますが、
それって、頭で考えて食べられないということですよね。
美味しいのに、もったいない、って思います。
特に内臓駄目という方は、生き物の命をいただくのに、
肉だけを選ぶなんて、ちょっと違うのではないかしらと思ったり。
すべて無駄なくいただくことが、その命に対しての礼儀のように思うのです。

内臓は、特に新鮮なものを丁寧に処理して調理するので、
とても美味しいのですよ。（toorakさんにではなく、内臓に抵抗のある方へ）

カルネ・クルーダ、
刺身が食べられる人は大丈夫と思います。
脳内の垣根を是非超えてください。
本当に美味しいですよ～

ぐら姐さん、皆さん、久し振りです。

明日からイタリアです。準備万端整って時間ができたので、お邪魔しました。

食に関することが以前よりも激増ですね。全部美味しそうです。グルメ・クッキングサイトへと変身中？
調べてみました。

9月のぐら姐さんのアップ
〇：食の話題あり
△：食の話題あり（少ない）
×：食の話題なし
9月2日　△
3日　〇
４日　〇　〇（２回アップ）
５日　〇
６日　〇
７日　アップなし
８日　〇
９日　アップなし
１０日　×　〇（２回アップ）
１１日　〇　△（２回アップ）
１２日　〇
１３日　×
１４日　〇
１５日　アップなし
１６日　×
１７日　〇

ぐら姐さん、皆さん、行ってきます。ご機嫌よう。

カルネ・クルーダ！
素敵！！
生肉には、目がありません。
日本で食べるには、あらかじめ内緒で頼んでおいたりで苦労しますし。
タルタルステーキも、だあい好きです！
最近はイランを狙っているのですが、やはりイタリアの美味しさには背中を向けられない私です。
バルセロナのタルタルも、かなりイケました。

ぐら姐さん

ピエモンテらしい前菜ばかりですね～。
そしてピエモンテといえばタヤリン！

今年もなんとかイタリアに行けそうな状況になったので、再来週から行ってきます。
そして最初の三日間がトリノなので、こんな前菜の盛り合わせが食べられるのかぁ～と楽しみでいっぱいです。
9年前に行った初めてのトリノでは、生肉かぁ。。。と思うとどうしてもカルネ・クルーダが食べられず、でもその後すごく美味しいらしいと知り、今回は絶対挑戦しようと思ってます。
ドルチェもよくこんな感じでスプーンやフォークがささって出てくると、はい、食べなっ！って感じで好きですね。

トリノで待ち合わせ２

もうすぐお昼時になるので、
これまでに何回か行ったことのある手頃な店に行くことにしました。
８月５日と言えば、市民の多くはバカンスに行き、
まちの人に人気の店は、開いているところは多くないので
事前に開いているか調べて出かけました。

まだ少し時間があるので、道すがらちょっと覗いたり写真を撮ったり。
サン・カルロ広場も人が少なくて、写真が撮りやすい…



広場の中ほどからガッレリアの方に入ってみると、
新しい店ができていました。

なんと！co-opです。

co-opと言えば、スーパーマーケットという印象です。
それにしては、ウィンドウから見える食品は高級なものばかり。
後日入ってみて分かったのですが、
地上階は、観光客がお土産に買いたくなるような高級食材、
イタリア式の１、２階はごく普通の食品やbioのものを扱っていました。
観光客には便利な店ができましたね。



目当ての店に到着。
店は相変わらず混み合っていましたが、
とてもいいタイミングで席が空き、座ることができました。

アンティパスト盛り合わせ、３人前。
そしてデッラ・カーザの赤をとりあえず１/２Ｌ。

あら、お皿の向こう側がよくみえませんね。
こんな感じです。

中央のカップの右側は、
カルネ・クルーダ（牛生肉をたたいたものに味付けしてあります）、
左側は、鶏肉を蒸すか焼くかしてほぐした身に、ハーブや塩で味付けしたもの。
丸い豆腐のようなものはトミーノ・チーズにサルサ・ヴェルデ、
その隣はヴィテッロ・トンナート（仔牛肉にツナソースをかけたもの）
アンチョビにもサルサ・ヴェルデ、
トマトソースがかかっているものは、イワシハンバーグのような感じのものでした。
ピエモンテ料理がたっぷりいただけるこの盛り合わせ、
少なく見えてカップの中はたっぷりで、
１人前４エウロは、かなりお得。

プリモも、３人共同じものを食べました。
サルシッチャと野菜（ペペローニとズッキーニ）のタヤリン。

サルシッチャが美味しいので、その味がよくパスタに絡んで、本当に美味しい。

ドルチェもいただきました。


下に入っているのは、イチゴを潰したものです。

食べ始めた頃に、街角演奏が始まりました。

スタンダードなカンツォーネやジャズなどを次々に演奏していました。
サックスのオジサマの演奏がなかなか素敵で、
頃合いを見てアコーディオンのオジサマが手を止め、
帽子を持って、チップを集めて回るのでした。
この辺り、こういう店が数件集まっているので、
真ん中の小さな広場での演奏は効果的なのでしょうね。
私たちも、素敵な演奏にいくらかずつを帽子に入れました。

食べ終えて、散歩をします。（つづく）