ぐら姐さん、みなさま：

おととい無事帰宅しました～。
今年は家族の事情があったりして、秋のイタリアはむずかしいだろうなぁとあきらめていたところ、6月頃には状況も少し好転し、これなら行けるかも！！とのことで7月頃からワクワクしつつ準備してきました。
2006年に初めてイタリアに行ってちょうど10年目、そして相棒と一緒になって20年の節目だったこともあり、いつもよりゆったりペースで、のんびりイタリアを楽しもうと、宿は少し奮発しました（結局、いつもながらイタリアに到着するとうれしくて興奮しすぎて、のんびりっていうのは到底ムリでしたけどね。）
そして、いつもより食に力を入れてみようと、旅程も行ってみたいレストランを中心に組んだのでした（主にスローフードのガイドブック Osterie d'Italiaを参考に。）
　1～3日目：トリノ
　4～8日目：フィレンツェ
　9～11日目：ブオンコンヴェント
　12日目：ローマ

毎回ほんとにほんとにイタリアは楽しいし美味しいし言うことなしなんですが、今年はより食が充実してたので満足度もより高し！でした（食べることには貪欲なのです。）
特にお肉のおいしさに目覚めたので、今日は牛肉関係のご紹介を。
Torinoでまず食べてみたのは、生の牛肉のカルパッチョ。メニューには、なんとかのアルバ風（albese）ってなってました。人生初の生肉だったので一口目は少し緊張でしたが、口に入れるととても美味しくて、今まで何を心配してたんだろう、と。
Braで食べたカルネ・クルーダはほんっとに美味しかった！！　ぐら姐さんが言ってたように全然臭みがなくオリーブオイルとレモンでさっぱりしてて、肉だって知らされてなかったらお刺身のようだなぁって感じました。なんぼでも食べたいくらい。
そして、ところ変わってトスカーナ。Firenze郊外にあるビステッカで人気のお店に友人夫婦と4人で行ってきました。こんな見事なキアニーナでしたよ！　4つに切り分けられ、私の分はコレ。質の良いお肉はいっさいもたれることなく、翌朝目覚めたときには不思議にも空腹を感じるくらいで。
栗ときのこのお祭りの日に行ったVivo d'Orciaのトラットリアでは、キアニーナのカルパッチョがメニューにあったので、コレは食べるしかないね！と鼻息荒く注文。見た目どうってことない感じですが、これがほんとに美味しかった！語彙が豊富な方ではないので、「おいしい！」としか表現できないんですが、このウマさに言葉は不要です。

イタリアの旅の興奮がおさまらず、今朝も3時に目が覚めていっこうに眠れずです。