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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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  • from: ぐら姐さん

    2016年11月01日 20時37分35秒

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    カルタジローネの8月15日(’16年)

    悪名高きバス会社、ASTのサイトに騙されて、
    結局はカターニアからタクシーで向かうしかなかったカルタジローネ行き。
    タクシーは、エアコンを使わず、窓を開けてビュンビュン走ります。
    流石に高速で飛ばすときは窓を閉めましたが。

    あんまり感じのいいおじちゃんではなかったので、
    特にこちらから話しかけることもせず、
    イタリア語もあまり分からないふりをしましたので、
    一人で歌を歌っていました。
    (声は、なかなかのものでしたよ)

    カルタジローネが見えてきました。

    宿は、階段の上から少し降りたあたりなので、
    階段の上まで連れて行ってもらうことにしていました。
    おじちゃん、途中で車を停めて、階段の上までの行き方を訊きます。
    道行く人はちゃんと教えてくれるているのに、
    全然信用していなくて、ちょっと走ってはまた訊きます。
    その繰り返しで、5、6回は訊いたでしょうか。
    乗っている方がうんざり。

    やっと階段の上に着き、私たちは降りました。
    約束の90エウロを渡すと、
    こんなにたいへんだったのだから100よこせと言います。
    何言っているのよ、ちゃんと90って最初に約束したでしょ、と言い、
    後も見ずにさっさと階段を降りました。
    車は階段を追って来られないですからね。

    階段を十数段降りると、宿のあるところに着きました。
    西南さんは、ここでも私たちとは別宿なのですが、
    ひとまず、一緒に宿が経営しているバールに入りました。
    このB&Bは、前に泊まった時の宿「空の上3メートル」のすぐ向かいで、
    バールとブティックも経営しているのだそうです。
    バールが、レセプション代わりになっていて、チェックインします。

    オヤジさんも、奥様も、とってもシンパティチでいい感じ。
    入っていくと、まあ、座りなさい、何を飲む?と訊いてくださって。
    「カッフェにする?ジュースにする?グラニータもあるし、ビールもあるよ。」
    最後の言葉にピクンと反応した私、ビールをお願いしました。
    (ウェルカム・ドリンクなので、どれも無料でした。太っ腹!)

    濁りのある美味しそうな色でしょう。
    シチリアのクラフトビールだったのです。
    とっても美味しかった!
    さっきまでの、嘘つきASTのことや、
    感じのよくないタクシーのおじちゃんのことは、
    すっきりと忘れました。

    あ、ビールをいただいたのは私と西南さんで
    (彼女は、ここの客じゃないことを、お宿の夫妻はご存知なのに、
    これもサービスでした。)
    nasakuraさんは、レモンのグラニータを選びました。

    お腹が空いたので何か食べるものを、とフォカッチャをいただきました。
    (これは、もちろん有料)


    私たちは部屋に、西南さんは自分の宿へと向かいました。
    奥様のドナテッラさんが案内してくれました。

    中に入ると、ほのかにいい匂いがただよっています。
    お皿にポプリを入れて置いてあるのでした。
    部屋に入ると、広くて、きれい。
    お値段も安くはないのですが、けして高い料金でもありません。
    入ったとたんに、お値段以上!と感動したのでした。





    今夜に備えて少し昼寝をし(寝心地最高!)、
    その後17時ごろから西南さんと待ち合わせて散歩に行きました。(つづく)

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コメント: 全6件

from: ぐら姐さん

2016年11月08日 00時17分18秒

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カルタジローネの1泊が明けて8月16日朝。

たっぷり寝て起きて、部屋の窓から階段を見てびっくり。
なんと、ランプは一つ残らずきれいに片づけられていたのです。

見事です!
イタリア人って、やるときはやるんですよね、本当に。

それから朝食まで部屋でゆったり過ごしました。
(本当に寝心地のいい大きなベッドで、部屋もとても居心地がよかったので、
朝の散歩に出る気になれなかったのです)

9時にお宿の経営するバールで朝食。
朝食の時間は、祭り明けのためか、9時に指定されたのです。

朝食は中でいただくのでした。

なんと、真ん中の瓶の中のジュースは、
アランチャロッサのスプレムータ(生絞りジュース)です。

うんまい!

パンやチーズや生ハムなどを取ってきました。

パンには、ピスタッキオのクレマをたっぷりと乗せて。
スプレムータとこれで、かなり満足したのですが、
ジュゼッペさんが、これはドナテッラの手作りなんだよ~って
トルタを持ってきてくれました。

これ、名前を忘れました。見かけは地味だけど、ふんわりとして、
中に挟んだ白いクリーム状のものと、上のチョコレートがよくマッチして、
それはそれは美味しいのです。感動してしまいました。

この日は、バスでカターニアまで移動するのですが、
バスターミナルまで行った方が確実だよ、車で送ってあげましょう、
と前日のうちにジュゼッペさんが言ってくれていました。
ここに泊まっていない西南さんをもピックアップしてくれると言うのです。
本当に親切なお宿です。

部屋に戻り、パッキングをして約束の10時半にバールに行きました。
繋がっているブティックの品揃えがとてもセンスが良いので、暫く眺めました。


私は、このサンダルが欲しかったのだけど、残念、サイズがありませんでした。

品物だけではなくて、この店の床や壁のタイルもとっても素敵。




品を見ていたら、欲しいものがあるなら少し値引きしますよと
ジュゼッペさんが言ってくれました。
実は、お互い気に入ったものがあったので、
せーのっで指さしたら、隣り合った違うものでした。
それぞれ自分に似合いそうなものを選んだのです。
というわけで、私もnasakuraさんも1つずつペンダントを買いました。

宿代もペンダント代も支払いを済ませ、
ドナテッラさんにまた来るわね、と挨拶をし、
階段の天辺まで上って、




ジュゼッペさんの車に乗り、
西南さんをピックアップしてバスターミナルへ。

切符を買って、バスに乗り込むのを確認して、ジュゼッペさんは帰って行きました。
悪名高きASTのバスも、この日はほぼ定時の1時に発車し、カターニアへと向かったのでした。

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from: ぐら姐さん

2016年11月06日 18時35分48秒

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カルタジローネ8月15日の夜の続きです。

食事を終え、大階段に行ってみれば、
ランプに灯りは点り、階段下には人・人・人…。

ここ数年で、スマートフォンやタブレットで写真を撮る人がぐんと増えました。


毎年訪れても、図柄も違うので楽しめるでしょうね。

おや、またパレードが始まりました。
夕方と同じところからです。
気が付いた時には、もうずんずん進んでいましたが、
追って行ったら、すぐ近くにあるドゥオーモの中へ入って行って、
エライ人たちは中で何やら儀式を行っていましたが、
パレードのお供をしている昔の衣装の人々は、外で銘々待機中でした。

というわけで写真を撮らせていただきました。





やがてエライ人たちが出てきました。


階段のランプの灯りは、少しずつ暗くなっていきました。
オイルが無くなったら、それで終わりなのです。
宿のあるところまで上って行きました。

階段脇の路地に腰掛けて、見下ろしてみました。

色のついていない灯りもまた素敵です。
上を見上げれば色があり。

3人でけっこうな時間、揺らめきながら少しずつ弱まっていく灯りを見ていました。

夜に焚き火をし、火を囲んで腰掛け、揺らめきながら燃える炎を見て
お酒を酌み交わし、静かに話をするのが好きです。

この階段の灯りも、それとどこか似ているというか、
ちらちらと揺れ、懐かしい思いのする灯りで素の自分を照らすような感じです。
私たちは多くを語らず、それぞれの思いを抱いてこの景色を眺めたのでした。

そして部屋に戻って眠りに就きました。

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from: ぐら姐さん

2016年11月05日 20時53分19秒

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さてさて、カルタジローネの晩ご飯です。
'09年の時に、お宿の人の紹介で行った店がすっごく美味しかったのですが
自分で電話して予約するのがちょっと面倒だったのと、
今回の宿に予約をお願いして、またいい店に当たったらそれもいいな、と思い
この旅行中に宿にメールを送り、お薦めの店に3名の予約をお願いしました。

快く予約を入れていただいた店は、なんと前回と同じ店でした!
お魚料理の店です。
何しろ前回が美味しかったので、私としてはとても嬉しかったです。

というわけで3人で行きました。
これはお店の外観。(実は、夕方散歩時に撮っておいたものです。)

中に入りました。
8時でもまだそこそこの客の入り。
(出る時には満席になっていました)


祭りなので、この日はコース料理のみ2種。
アンティパスト盛り合わせとプリモか、
それにセコンドを加えたものかになります。
アンティパストがすごい量なのを知っているので、
もちろんセコンドなしのコースです。

ヴィーノは、白を1本、お店のオニイサンのお薦めをいただきました。
このオニイサン、とても感じがよく、
サービスも、邪魔なほど丁寧ではないけれど、
細やかに気遣ってくれて、心地よくいられました。

アンティパストその1
カジキマグロのカルパッチョ
上に乗っているのは、炒ったアーモンドです。

アンティパストその2、マグロの燻製で何かを巻いたもの。
何を巻いたものだったか、もう忘れてしまいました。
(メモしておかないとダメですね。
美味しかったことはちゃんと覚えているのですが)

アンティパストその3、ブルスケッタ。
乗っているのは、魚のミンチにアンチョビやカッペリ(ケイパー)の刻んだものを
炒め煮にしたようなものだったと思います。

グリッシーニ。シチリアらしくゴマ付き。

アンティパストその4、オレンジのスライスにマグロの刻んだものを乗せ、
さらにルーコラとフィノッキオのマリネを乗せたもの。
オレンジとマグロがなかなか合って、これも美味しかったです。

アンティパストその5、カジキマグロのサルシッチャ。

これがもう、旨いのなんのって、半端ない美味しさです!
この旅行で食べた中で、一番感動した一品です。
今思い出しても、頬が緩みます。

アンティパストその6、
これは、サンピエトロという魚のパン粉焼きに、
赤玉ネギのマリネを乗せたもの。
この赤玉ねぎが、パン粉焼きをさっぱりとさせてベストマッチでした。

アンティパストその7、コッツェのワイン蒸し。

なんと7品もアンティパストが出たのでした。

プリモはそれぞれ違う種類のパスタを選びました。
でももう、今となってはどれが何だったのか…
お会計を紙を見ると、カジキマグロのスパゲッティ、
サン・ピエトロのスパゲッティ、イワシのリングイーネを選んだようです。


多分、これが私のイワシのリングイーネ。

もうお腹が一杯で、ドルチェをいただく気にはなれず。
お会計をしたら、これだけ食べて飲んで、3人で95エウロ!

なんとお安いのでしょう。
シチリアは美味しくて安くて、素晴らしいですね。
この店は、美味しいだけでなく、サービスも素晴らしかったので
本当にお値打ちです。

店を出る時に、入口の魚を見ました。
右下に写っているのが、カジキマグロのサルシッチャです。
これを食べるためにだけでも、またカルタジローネに行きたい気持ちです。

満足して店を出て、いよいよスカーラ・イッルミナータを見ます。(つづく)

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from: ぐら姐さん

2016年11月04日 18時56分07秒

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カルタジローネの夕方散歩です。

パレードを見た後、階段を上ってみました。



ランプの中は、こんな風になっています。

前日も使ったので、スタッフがオイルを足したり、芯を替えたりしていました。





うちの宿があるところから横に逸れてみました。


横に逸れたのは、「世界ふれあい街歩き」で見た、
子どもたちが学校帰りに通った狭~い階段を見つけたかったからです。
きっとこの辺に違いないと思って歩いて行ったら、ありました!

どのぐらい狭いか見せるのに、西南さんがモデルになってくれました。

これが通りの名前です。

天辺に着きました。サンタ・マリア・デル・モンテ教会です。

さすがに日も暮れてきました。



ランプを作っている家族の、猫のための窓に続く階段を見たいと思いました。
こっちかなあ、と歩いてみました。



あ、この壁は、あの番組の中で家にテレビスタッフを招き入れたおじいちゃんの家!

それからしばらく歩きましたが、結局ランプを作っている家族の家は見つからず、
下まで歩いて行きました。



ちょっと喉が渇いたところに、タイミングよくアイリッシュパブがありました!
ふらふらと誘われるように中に入り、ビールを1杯。


ここで西南さんと別れ、いったん部屋に戻って、
少し休んでから夕食にでかけました。(つづく)

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from: ぐら姐さん

2016年11月03日 13時23分39秒

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カルタジローネ散歩の続きです。

陶器屋さんがたくさんあるのですが、ふと気が向いてこの店に入ってみました。


これはランプシェード


欲しいものがありましたが、
我が家の食器棚も壁もけっこう空きがなくなってきているので
ここはぐっと堪えました。
西見さんは、素敵なカップを購入。

店を出たら、階段下にあるムニチピオに、こんな姿の人々が。

そう言えば、お宿のシニョーラ、ドナテッラさんが、
今日は、マリア・サンティッシマ・デル・ポンテのお祭りがあるのよ、
と言っていましたっけ。
なんでも、1572年の8月15日に橋のそばに水汲みに行った少女が、
幼子イエスを抱いたマリアが現れ、まちの人々にそれを知らせて
皆がそのお姿を見たのだとか。
神がこのまちを祝福してくれたということで、この日に祭りをするのだそう。

パレードがありそうです。

と通りの向こうから楽隊がやってきました。

そして広場に陣取ってスタンバイ。

この楽隊の皆さん、それぞれ工夫して見やすいところに楽譜をつけていました。
腕に取り付けたり、楽器に取り付けたり。


でも、一人だけどうしても、それができない人がいて。

そう、シンバルの人です。
腕には、シンバルを打つときに見えやすいところがないし、
シンバルに付けると響きが悪くなってしまうし。
それで、隣の大太鼓の人に見せてもらっているのでした。
大太鼓は片手が空いているので手に持っていて、見せやすいようです。

なかなか始まらないなあ、と時計を見るとまだ10分前。
(ちゃんと時計が合ってる!イタリアだとこんなことでも感動しますね)

パレードが始まる前に、レッカー車に1台の車が引かれていきました…

やがて、市長を始めとするらしきお偉方が到着し、パレードが始まりました。






たくさん散歩をするつもりが、ここでだいぶ時間を使ってしまいました。
もう少し散歩をすることにしました。(つづく)

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from: ぐら姐さん

2016年11月02日 18時36分22秒

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カルタジローネのスカーラ・イッルミナータは、9年前に見に行きました。
最初のときは、移動の途中の立ち寄りだったので、それが2度目でした。
次に行くのは、祭りのない時に泊まりたいと思っていたのですが、
「世界ふれあい街歩き」でカルタジローネを見て、
その中でスカーラ・イッルミナータのランプを1年かけて準備している家族を見て、
ああ、また行きたいなあ、なんてnasakuraさんのサークルで呟いたら、
nasakuraさんからお誘いをいただき、よし行こう!と再々訪を決めたのでした。

あの番組で見た、公園の外柵に飾られている陶器を見たくて、
17時頃からまち歩きに出ました。
夏は、日が長くてこんな時間からでも楽しめるのがいいですね。

夜のためのランプが計画図通りに置かれています。


モダンな陶器。


橋を渡って、公園の方へ。

橋の欄干も陶器です。





通りかかった壁の陶器。

18世紀の人形芝居劇場が、陶器博物館になっているようです。


この陶器博物館を過ぎると、あの公園でした。

ありました、ありました!




図柄をアップで見てみましょう。
あの番組でも紹介していましたが、本当に生活感のある図柄です。








これは、旦那さんの浮気相手とでも喧嘩しているのでしょうか。

とっても楽しんで、来た道を戻ります。






街角のワンコ。


動物も人間も、「ちひさきものはみなうつくし」ですね。(つづく)

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