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from: ぐら姐さん
2016年11月11日 21時16分43秒
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モンテファルコ(’16年夏)
モンテファルコは、昨夏初めて訪れたまちです。
一か所見逃したところがあることと、
帰国した後で牛追い祭りがあることが分かり、祭りを見られたらいいなあと思い、
1泊だけ立ち寄ることにしました。
昨年の祭りの日を調べ、おそらく日取りはややずれて、曜日は同じだろうと思い、
当たりを付けて予定を組んだのでした。
イタリアの祭りのスケジュールって、結構直前にならないと出なくて、
1か月前ぐらにやっと分かって、
私の泊まる日の前と2日後にはイベントが組まれているのに
私が行く日には何もない...
分かった時には、エアも取っていたし、
祭りを見るように後にずらすと帰国に間に合わなくなるし...
でも、見逃したところは見たいと思ったので、予定は変更しませんでした。
ローマに着いたのも定刻の9:35。
荷物が出てくるのもまあまあで、
10:27発のティブルティーナ行きに、予定通り間に合いました。
ティブルティーナからフォリーニョまで行く列車に乗り継げるのです。
これに間に合わないと、次はテルミニ経由になるのでよかったです。
レオナルドEXP使うと高いですからね。
ティブルティーナでお昼用のパニーノを買い、乗車。
車内で食べて、13時半にフォリーニョ着。
ここまでは順調でしたが、バスがねえ...
昨夏は日曜だったため、バスがなかったのでタクシーを利用しました。
今年は平日なので大丈夫だろうと思ったのですが、
便数が多いと思っていたのに、昼は少なくて、15時半まで待たないといけません。
2時間も待つのはもったいないので、結局タクシーに乗りました。
宿は、メインの通りに面したトラットリアが経営している宿。
宿の前でタクシーを降りて店に入ると、ご主人がすぐに部屋に案内してくれました。
部屋はイタリア式の2階。
部屋で少し休んでから、見たいと思っていた市立博物館に向かいました。
サン・フランチェスコ教会と修道院、それに隣接するパラッツォからなる博物館です。
詳しくは、シニョレッリさんのサイトにあるので省きます。
http://www.beach.jp/circleboard/ae30240/topic/1100200417632
私、この日は疲れていたのでしょうか、この博物館の中の写真を撮るまで、
モンテファルコの部屋写真も、まちの写真も撮っていませんでした。
この博物館の入口さえも。
昨年、中に入れなかったのに入り口だけ撮っていたので、それを載せます。
奥に見えているのが、サン・フランチェスコ教会で、
今は教会機能を停止していて内部のフレスコ画などが公開されているのです。
この入り口から入って行くと、すぐに美しい宗教画の数々。
実は、撮影禁止らしかったのです。
他にも撮っている人がたくさんいて、気が付かずに撮ってしまいました。
これは、フランチェスコ・メランツィオの「玉座の聖母子と六聖人」
アップにしてみました。
この辺りまででも結構楽しめたのに、
通路を経て入って行ったサン・フランチェスコ教会は、
入ったとたん、うわあ…と思わず声が漏れてしまったほど素晴らしいものでした。
入ったところから、閉ざされている正面入り口の方に移動して全体を見たところ。
その逆側。
ここには写らない、横の礼拝堂も素晴らしくて。
入ったところから次々に撮ったものを、まとまりも考えずに載せてみます。
ここでは、椅子に座って、解説を聞きながら、観られるのでした。
上の左右が受胎告知。
調子に乗って、何も書かずに写真をたくさん載せてしまいました。
続きは、また次回。
コメント: 全11件
from: フラさん
2016年11月18日 08時38分37秒
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バス話、臨場感満載でドキドキしました。
イタリアではよくありますね。私もですが同様の経験者も多い事でしょう。
何人かを捕まえてしつこく確認するしかないですね。
モンテファルコは一度だけ日帰りで行きました。市立美術館はしっかり観たのですが、その後広場のバールでサグランティーノの飲み比べをして終わりでした。
カンティーナも訪ねたかったので、その内に再訪したいです。
トスカーナに比べ、ウンブリアの小さな町は観光客もそれほど多くはなく、静かでいいですよね。
私は特にベヴァーニャBevagnaがお気に入りです。
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ねこまろん、 teruteruwasi、 なお、 ぐら姐、
from: ぐら姐さん
2016年11月16日 21時05分02秒
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モンテファルコ編は、順番がごちゃごちゃになってしまっていてごめんなさい。
市立博物館の下のカンティーナで試飲をした後からのことを書きます。
翌朝は、早い時間の移動なので、バスの切符を買い、
バス停がどこになるか訊こうと思い、通りがかりのタバッキに入りました。
なんとバス停そばのタバッキでしか売っていないとのこと。
結局バス停の方に向かいます。
広場で、夜のための調整をしていました。
それを腰掛けて聴いている人に抱っこされたワンコ。
これが私のお宿の外観。(地上階は、トラットリアです)
門の外に出たら、露店が出ていました。
覘きたい気持ちを押さえて、その先のタバッキへ。
この店の鉄の焼き釜(?)は、何を焼くのでしょう。
この店の先に、タバッキがありました。
切符は無事に買えました。
でも… バス停は、いつもは門の前なのだけど、
明日は牛追い祭りに関連した市が立つので、駐車場の方になるのではないか、
というのです。
うーん、ほんとかなあ。
門の近くで工事の指揮をしているおじさん(と思ったら、赤十字の人だったけど)に訊いたら、
ここだよ、この市の立つすぐ前だと教えてくれました。
信用できる感じの言い方に、一安心して宿に戻ります。
喉が渇いたので、昨年気に入って2回入ったクラフトビールの店へ。
生もあるのです。
ビール好きじゃない方には分からないでしょうが、
ク~ッと飲むこの1杯の幸せ!
生き返って、宿に戻ります。
ここは、去年泊まったお宿。
窓からシニョーラが顔を出しています。
ここに泊まらなかったのはなぜかって?
シングルはないし、ダブルのシングルユースは今回の宿の方が安かったからです。
部屋でシャワーを浴びて、テレビを観て一休みし、
夕食を食べに行きました。
去年、移動する日の昼に食べた店が美味しかったのに、
宿のトラットリアの宿泊者割引きに惹かれて、ここで食べることに。
この日は、アンティパストもプリモも飛ばして、セコンドとコントルノをオーダー。
牛肉のポルチーニ風味です。
これ、すっごいボリュームで、これだけにして本当によかったと思いました。
2人だったら、あと1~2品いただいてシェアしたいところですけれど。
ヴィーノは、ロッソ・モンテファルコとサグランティーノをグラスで。
これは、サグランティーノです。
大きなグラスにたっぷり入れてくれるのが嬉しいですね。
でも、この後が…。
お店が忙しくなってきて、店の人が忙しくなり、隅っこにいる私には、
全く目を配る余裕がなくなってしまったのです。
呼んでもアッリーヴォ・スービト!(すぐ行くよ)と言うだけで、全然来ません。
暫く待っても全くダメで、そのうち眠たくなってきて、
「部屋につけておいてね」って言って部屋に戻って寝ました。
イタリアでは時々こういうことがあって、疲れることがありますね。
せっかく美味しかったのに、ちょっと残念でした。
翌朝は、朝食は8時からだというのでパスして7時半に宿を出ました。
門の前の広場へ。
近くのバールでヌテッラのコルネットとカップッチーノの朝食。
広場には市が立ち始めていました。
警察も出動して、交通整理に当たっています。
とりあえず、おまわりさんなら知っているだろうと思い、
バスがどこにくるか訊いてみたら、
なーんと知らないんです。
男性警官の方に訊いてみたら、多分駐車場の方だよっていうのです。
ほんとかなあ。
とりあえず駐車場は向こうなんだけど…
ほんとにそんなに離れたところに停まるのかなあ…
と思っていたら、昨日教えてくれた赤十字のオジサン登場。
違うよ、バスはここ、この柵の前に停まるんだよ、市の立つ日は!
と私に言い、警察官にも教えてあげています。
そこにバスがやって来ました!!!
オジサンの勝ち~
ここが終点で、乗せてきた客を降ろし、向きを変えて乗車開始。
無事乗って、ほっと一息。
始発だったので、イタリア人の好きな一番前の席に乗り、
眺めを楽しみながらフォリーニョまで。
8時頃にフォリーニョへ着き、フィレンツェへと向かったのでした。
これにて、モンテファルコ編おしまいです。
from: ぐら姐さん
2016年11月15日 18時26分00秒
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モンテファルコの続きです。
サンタゴスティーノ教会を出て市立博物館に向かいました。
市立博物館のことは、途中からのことを最初に書きました。
今日は、初めからその途中までを載せます。
これは、祭壇画の裾絵だったのでしょうか。
この辺りは15世紀のものが多いのですが、
なかなか渋い色合いが素敵です。
この2枚にはキリストの生涯の物語が描かれています。
光の反射の関係で、正面から撮れず。
金色に輝くテンペラ画、
くすんだり剥離したりしてそれもまた美しかったりするテンペラ画、
どちらも美しく、この後がモンテファルコ編の最初に続きます。
from: ぐら姐さん
2016年11月15日 17時59分20秒
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cokemomoさん、
楽しい解説を付けてくださってありがとうございます。
はい、降誕図はモモ先生の講座で一緒に聴きましたね。
自分の中で当たり前になっていて、ほう、やっぱりね、と思う感覚や、
思ってもそれを書く感覚を失ってしまっていたようです。
この教会のことは、シニョレッリさんが詳しく書かれているので、
作者も絵の題も書かずに横着してしまいましたが、
cokemomoさんの、シニョレッリさんとはまた違った見方を書いていただけて
とてもありがたいです。
ほんとにここは、いいところですよ。
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from: cokemomoさん
2016年11月14日 21時21分40秒
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ぐら姐さん、みなさま、こんばんは。
モンテファルコのサンタゴスティーノ教会、「これはこれは・・ぐふふ〜」と含み笑いしてしまうくらい好きな感じの教会です!
清澄な雰囲気という言葉が本当に似つかわしいですね。
ところどころに残るフレスコ画を丹念に写真に撮って載せてくださっているので、とても楽しめました。ありがとうございます。
授乳している聖母のお顔がとてもきれいですね。妙に老け顔でつまらなそうにお乳を飲んでいるイエスはどうなの?って気がしますが、大抵お乳をもらってるイエスはこのようですよね。会議中のサラリーマンみたいな顔と書いたものを読んだことがあります。
降誕図は、昨年モモ先生の講座で聞いた様式そのものですね。(ぐら姐さんもご一緒した回だったと思うのですが)
飼葉桶にイエス、牛とロバが覗いていて聖母はベッド(の様なもの)に横たわって、産婆は二人、歯痛のポーズで悩むヨゼフと。
そういえば時代が下がるにつれて悩むヨゼフから子育てに協力するヨゼフに変わった絵もあるなんてお話も面白かったなぁ・・と。
モモ先生の講座は今月から新約聖書に入りました。
どこまで続くのか先生ご自身もわからないなんておっしゃってましたが、引き続き通ってみるつもりです。
モンテファルコって、下戸の私にはあまり縁がない様な気がしていたのですが、こんな教会があるのなら是非行ってみたいかもと思いました。
イタリアってすごいですねぇ〜〜。
from: ぐら姐さん
2016年11月14日 18時17分53秒
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モンテファルコのサンタゴスティーノ教会に入りました。
昨年ちょこっと見て、素敵だなあと思ったところです。
こういうところを見るのは一人に限ります。
(あ、でもちょっと違うかな。
エンナのドゥオーモを見たときは、西南さんと一緒でしたが、
彼女もそういうのを見るのが好きなので、
お互い邪魔し合うこともなく、自分のペースでじっくりと見られましたっけ。)
簡素で、清澄な雰囲気の教会です。
アンブロージョ・ロレンツェッティの「聖母戴冠」(14世紀前半のフレスコ画)です。
昨年も載せましたが、今年の方がよく撮れている気がするので。
↑この絵の下の二人、左側の天使だけが、こちらを見ています。
どうしてなのでしょう。
多翼祭壇画
シニョレッリさんによれば、多翌祭壇画は板絵が普通で、
フレスコで描かれた多翼祭壇画のスタイルは珍しいのだそうです。
ちょっとアップにしてみました。
上の部分
ふたつ上の写真の下の方に写っているのは、人形です。
ナターレ(クリスマス)でもないのに、なぜ展示しているのでしょう?
入ったばかりの印象からは信じられないほど数々のフレスコ画があり、
じっくりと堪能することができました。
満足して、外に出ました。(つづく)
from: ぐら姐さん
2016年11月13日 13時07分28秒
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さて、モンテファルコ編、仕切り直しです。(理由はこれの前のコメントの最後に)
お部屋は、狭いながらもベッドはちゃんと大きいし、
必要なものは、上手に工夫して置いてありました。
なんと、セーフティボックスの上に小さな冷蔵庫がありました。
トイレ・シャワールームのドアは、折り畳み式。
このスリムなタイプのシャワーヘッド、近頃よく見かけます。
節水タイプなのでしょうか。
でも上から降ってくる、ヒマワリ(と私たちが呼んでいる)もありました。
この後、一休みの後に散歩に出たのですが、
まっすぐに市立博物館に行ったのではなく、
近くのサンタゴスティーノ教会に寄っていました。
昨年、友人と一緒だったので、私のペースで隅々まで見ることをしなかったのです。
一杯写真を撮ったので、それはまた改めて次回。
from: ぐら姐さん
2016年11月13日 11時49分00秒
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モンテファルコ、市立博物館のサン・フランチェスコ教会部分のつづきです。
フランチェスコ・メナンツィオの
聖ジョアッキーノと聖アンナの間の玉座の聖母子と崇める二天使
この絵は、ナポレオンによってフランスに持ち去られ、
その後教皇庁に返還されて、ここに戻ってきたものだそうです。
博物館を出ると、地下(といいつつ、斜面にあるので、外が見えます)のエノテカで
オリーブオイルとヴィーノの試飲。
入場券に試飲券が付いていたのです。
オイルはこれとこれ。
ヴィーノはモンテファルコ・ロッソとサグランティーノ。
エチケッタは、ロッソのが素敵ですね。
味は、それぞれの良さがあり、私はどちらも好きでした。
さて、ここで皆様にお詫びと訂正があります。
このトピの最初に博物館の中の絵の写真まで、何も撮っていないかったと書きましたが、
私の勘違いでした。
SDカードの記録の写真フォルダの番号が9999の後、
新たなフォルダが作られて、それの番号が若いために、
私がPCで作った旅行用の写真フォルダの最初の方に入っていたのです。
後ろの方に、先に撮った写真があり、
それらをweb用に縮小するときに外してしまっていたのでした。
というわけで、次回は、時間を遡って最初からの写真を載せます。
from: ぐら姐さん
2016年11月12日 00時13分04秒
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Yukoさん、コメントありがとうございます。
>それぞれ興味が違うから仕方ない
全くもってその通りです。
きっと芸術鑑賞が趣味の方から見ても私なんて半端でしょうし。
博物館、美術館よりも、
教会など、それが描かれた場所にあるのを見るのが大好きです。
この博物館の教会部分は、本当に教会で機能を停止しているだけなので、
博物館、という感覚で入ると教会部分に足を踏み入れた途端、
本当に素敵空間だったのです。
この博物館の入場券には、建物内にあるエノテカの試飲券も付いていたのですよ。
それも楽しめました。
モンテファルコは、この博物館のほかにも、私好みの教会がいくつかあり、
ヴィーノも美味しくて、いいまちだなあって思ってます。
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ねこまろん、 teruteruwasi、 なお、
from: Yukoさん
2016年11月11日 22時36分26秒
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こんばんわ。
モンテファルコ、今年6月行きましたがさすが!ぐら姐さん同じものを見ても感性の違いですね。
博物館に入って「わ~~へ~~」で出てきてしまう(-_-;)
「豚に真珠」です。
それぞれ興味が違うから仕方ない・・と言い訳します^^
こじんまりした良い町ですね。
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ねこまろん、 teruteruwasi、 なお、 ぐら姐、
from: ぐら姐さん
2016年11月18日 18時31分10秒
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フラさん、
共感いただいて嬉しいです。
ほんとうにバス移動には気を揉みますね。
ウンブリアの小さなまち、いいですよね。
静かでのんびりした感じがあって。
私も、ベヴァーニャは、大好きです。
と言ってもフォリーニョに滞在しているあいだの日帰りでしたが。
今度は、泊りがけで行きたいと思います。
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