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イタリア!小さなまちと田舎の旅

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公開 メンバー数:403人

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from: ぐら姐さん

2017/08/22 01:11:26

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ローマ3日目('17夏)

3日目の朝、前日引っ越したアッパルタメントなのに、観光と昼食を摂るのに忙しくて、朝食用のものを買わなかったため(イータリーは高いので、普通のスーパーで

3日目の朝、前日引っ越したアッパルタメントなのに、
観光と昼食を摂るのに忙しくて、朝食用のものを買わなかったため
(イータリーは高いので、普通のスーパーでよかったのです)
お湯を沸かしてコーヒーを淹れて飲み、
その後朝食に近所のバールに出かけました。

なんでもない、普通の、でも居心地のよいバールでした。
旅先から写真を載せましたが、コルネットとカップッチョ(カップッチーノをこう呼ぶ人たくさんいます)で2エウロ。(270円ほど)

最終日曜で、バチカン美術館が入場無料の日なので行ってみたら、
すでにすごい行列で諦めたことも旅先から書きました。

ひとまず、その辺りで撮った写真を。


サン・ピエトロ広場の噴水は、やはり水が止められていました。




リソルジメント広場の方へ向かう途中で見かけた猫ちゃん。

おや、こちらは水が出ています。

リソルジメント広場からバスに乗り、ヴェネツィア広場の1つ手前で降りて
ドーリア・パンフィーリ美術館へと向かいました。(つづく)

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from: ぐら姐さん

2017/08/22 21:54:50

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ローマ3日目その2

ドーリア・パンフィーリ美術館に入ります。
ここは入場料が結構高いので、ここでローマ・パスを使おうとしたら、
ここでは使えないよ、と言われてしまいました。
西南さんの持っていた古い地球の歩き方にはOKと書いてあったのですが、
変わってしまったようです。

というわけで、昨日のバルベリーニ美術館が1つ目、
2つ目は次のカピトリーニ美術館で使うことにしました。
カピトリーニは、ドーリア・パンフィーリよりさらに高かったので、
結果オーライでした。
(西南さんの「歩き方」では逆だったのですが。
やはり料金は、最新版で見ないとだめですね。)

というわけで入場料を払って入りました。(12エウロ)
音声ガイド付きでした。





立派なお屋敷です。
ドーリア家が18世紀にジェノヴァからローマに移住してきて
パンフィーリ家とひとつになってから建設されたパラッツォを
そのまま美術館に流用したもので、現在も子孫が居住しているのだそうです。

お屋敷で働く人の衣装。


さて、ここのカラヴァッジョ作品です。
?洗礼者ヨハネの絵が3点ありました。



最初の1点と、後の2点は別の展示室にありました。
1点しかないと思っていたのでびっくり。
最初の1点と後の2点は、色の付け方に違いがあるように思えましたが、
後の2点の違いはよくわかりません。
きっとシニョレッリさんが追ってコメントをくださるものと思います。

悔悟のマグダラのマリア

涙を流しているのだそうですが、高いところにあるので、
見えません。
ここも、展示方法はもう少し考えてほしいなと思いました。

エジプトへの逃避途上の休息

真ん中の後姿の天使がとても素敵でした。

この美術館も、展示はあまり見やすくはなかったです。
コルシーニほどではないですけど。

室内の装飾も素敵。



さて、次はカピトリーノ美術館に向かいます。

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from: ぐら姐さん

2017/08/23 21:08:49

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ローマ3日目その3

カピトリーノ美術館に向かいました。
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の記念堂の横の泉は、結構な量の水が出ていました。

階段のところで写真を撮ろうと思ったのですが、
この二人が全然どいてくれなくて、
彼女たちの前に行って構えるわけにもいかず、
いっそばっちり入れて撮っちゃえ!と撮ったのがこれ。
多分アジア系の方たちです。

チケットを買い、中に入ると、ドーリア・パンフィーリとは違って、結構混んでいました。

ここも、以前アップしたことがあるし、
何と言ってもシニョレッリさんの書いていらっしゃるのが素晴らしいので、
カラヴァッジョ作品を中心に載せます。

洗礼者ヨハネ

女占い師

ここと、ボルゲーゼ美術館は、彫刻も素晴らしくて、
古代ローマのものも充実していて、
入ったのは3回目ですが、何度見ても素晴らしいと思います。

ここからは、フォロ・ロマーノを見渡せるので、
初ローマの人にもおすすめの美術館です。



この広場全体の構想、宮殿のファサード(建物正面の意匠)、
広場の敷石が描く幾何学文様などは、ミケランジェロの構想・設計になるもので
このことは、塩野七生さんの小説「黄金のローマ」にも出てきます。
(私は、それを読んで是非見たいと思って訪れたのが最初です)

左右にパラッツォ・デイ・コンセルヴァトーリ、
パラッツォ・ヌオーヴォがあり、
前者を「コンセルヴァトーリ美術館」、
後者を「カピトリーノ美術館」と呼ぶ場合もありますが、
通常、両者合わせて「カピトリーノ美術館」と称しています。

その、2つの建物の間のところで、ちょっと奥の方に行くとフォロ・ロマーノが見えるのです。

パラッツォ・ヌオーヴォの方から、ミケランジェロ設計の美しい広場が見られます。

外に出て、バス停に向かいました。
これがバス停。

やってきたバスに乗って、テルミニまで行き、
サンタ・マリア・マッジョーレ聖堂近くのスーパーで買い出し。
水、ビール、赤オレンジのジュース、パン、野菜などを買って
そこから地下鉄で宿に戻りました。

この日は、晩ご飯を「入りにくい居酒屋」に出た店に行こうと思って
昼は部屋に戻って食べるのです。
部屋に戻ったのは、15時近く。
それから、冷やし中華(日本から持参)を作って食べました。

あ、野菜が多すぎて麵が見えませんね。
混ぜたら、出てきました。

もちろん、ビールも。おまけに生ハムも。

お腹いっぱいになって、少し昼寝をしたら、もう夕方です。
さて晩ご飯にでかける前に、予約を入れようと思ったところで、
定休日が日曜で、この日が日曜であることに気が付いたのでした。
オ・バ・カ…
今回は食事のリサーチはしたつもりだったのに、定休日を気にしていなかったマヌケです。
(つづく)

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from: シニョレッリさん

2017/08/23 09:39:28

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ぐら姐さん、

ドーリア・パンフィーリ美術館は、私立なのでローマカードの対象外です。カードの対象になったことがありません。

16世紀にローマなどの貴族4家が結婚を繰り返し、17世紀に4家が合体してドーリア・パンフィーリ家となり、4家の所有する芸術作品の一般公開を始めたのが1651年でした。
現在の展示方法などは、公開開始時の17世紀中頃と基本的にはあまり変わっていないそうです。
17世紀中頃に美術館を訪れる人は、何かと余裕があって相当な美術好きだったはずです。
ということで、現在の展示方法は、初めて美術館を訪れる人にとっては非常にとっつきにくいと思います。

制作名、画題、制作年を記した説明板があるのが普通ですが、この美術館では簡単に制作者と番号が作品の下に記されているだけです。
番号は、このパラッツォ内にある芸術作品の通し番号です。
厄介なのは、簡単に記された画家名が正しくないことがあるのです。(正しい確率は多分90%くらい)
どうするかですが、ブックショップで売っている作品リストを買い求めて、番号を頼りに作品リストから制作者名と画題などの詳細が分かるという仕組みです。



daと書かれていますが、これは他の画家が描いたティツィアーノ作品の複製画であることを示します。(他の美術館でもDaとあったら複製画です)



これは複製画です。



その下にあるもの。
作品番号443番、カラヴァッジョ作品の複製画です。



壁に埋め尽くされたかのように作品が並んでいるドーリア・ギャラリーとパンフィーリ・ギャラリーの鑑賞が厄介です。



雑然と展示されている作品の中に、西洋絵画史上に残る傑作があります。
アンニーバレ・カッラッチの「エジプトへの逃避」



私が行った時、カラヴァッジョ作品はこのように展示されていて、細かいところまでゆっくりと鑑賞できました。

現在、非公開となっているドーリア・パンフィーリ家の居住部分の部屋にも沢山の傑作秀作があります。

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