marassiさん、

いいでしょう、この店。
’02年偶然に店の前を通りかかって以来、大好きなみせです。
このプロセッコは、花やフルーツの香があり、
でも飲み口は辛口で、心地よいものでした。

こんにちは、グラ姐さん
プロセッコの店、イイですねー👍
romaは、ほとんど行かなくなってしまいましたが
ココは行ってみたいです！
ちなみに
そのプロセッコは
Valdobbiadeneのようですが
いかがでした？
いつも、なるべく安くて美味しいのを
探してますが、なかなか見つからないんですよね〜😔
10euroだと、日本に来たら結構高いでしょうけど😭
(輸入されているとしたら)

ローマ4日目その⑤（'17年夏）

さてさて、サンタ・マリア・イン・ポポロ教会にふられたからというわけではありませんが、
ポポロ広場からリペッタ通りを少し歩き、
大好きなエノテカ・ブッコーネに行きました。
食事をするのは今回は無理でしたが、1杯だけ立ち飲みすることにしたのです。


プロセッコを1杯。

この店は、立ち飲みでも、とても寛げます。
店の雰囲気が私にはとてもしっくりくるのです。
おつまみは、チーズ２種と短くて太いグリッシーニ。

今日のプロセッコは、これでした。

一口飲んだところで、カメラを取り出した西南さんの腕がグラスにぶつかり、
グラスが倒れて割れました。
中身はこぼれ出して。

そうしたら、店の人は大丈夫、そのままで、と言って、
2人がかりでてきぱきときれいに片付け、
その後、追加料金なしで１杯出してくれたのでした。
さすが、いい店はこういうところも違います。


朝、市場で食材を買ったので、１杯だけにして宿に帰りました。
ポポロ広場から近いフラミニオから地下鉄に乗って３つ目。
なかなか便利な宿だったねえと改めて西南さんと話しました。

この日の晩ご飯。
桃ブッラータ、
ガッレッティ（茸）のバター炒め、
クラテッロとプロシュット（生ハム）、
花ズッキーニのリコッタ詰めフライパン焼き、
ズッキーニフライパン焼き、

ヴィーノは、前日の残りの白と、イータリーで買ってきたピエモンテの赤。
どれも美味しくて、幸せな部屋ご飯でした。

実は、お昼にがっつり食べたので、サルシッチャやサラダ類をこの晩は食べられず、
翌朝に持ち越しとなったのでした。

ローマ4日目その④（'17年夏）

昼食後は少し昼寝をして、
それから昼に見られなかったサンタゴスティーノ聖堂に向かいました。

バスは、もうこりごりなので、また地下鉄で行こうとチプロの駅まで行ったら
隣にあるバスの発着所に、914番のバスがいるではないですか！
バスのところへ駈け寄れば、運転手もいて、すぐに出発しそうな気配。
他にも載っている人がいるし。
ということで乗ったら、直に発車したのでした。

教訓。
ローマのバスは待っていると来ない。
そこに見かけたら乗れ。

というわけでバスに揺られて、
サンタゴスティーノ聖堂に一番近いバス停で降りたのでした。

今度は、ちゃんと入れました。
ほとんど人がいなくてとても静かです。

ロレートの聖母


照明を点けるためのコインを何回入れたでしょう。
宮下さんの本を読みながら、ゆっくりと鑑賞することができました。

この冬は、ロレートにも行く予定で、
その時に、ロレートのこととこの絵のことをまとめて書きます。

この教会には、他にもラファエロの｢預言者イザヤ｣

主祭壇はベルニーニです。でもなぜか写真を撮って来ませんでした…

ヤコポ・サンソヴィーノによる聖母子像。

二体あるうちの一つで、入口の裏にある等身大の方です。
聖母が妊娠帯をしているため、古来安産祈願の像とされ、
妊娠した女性の参詣が今も絶えないのだそうです。
無事出産したお礼でしょうか、赤ちゃんの名前を刺繍した飾りが奉納されていました。

この後、サンタ・マリア・イン・ポポロ教会に向かいます。
ポポロ広場。


ところが、教会に入ろうと思ったら、なんと18:30からミサだから入れないよ、
また明日来なさい、と言われてしまって…
夏の夕方の斜めの陽ざしが入るところで見たくて、わざわざこの時間に行ったのに…
でも、仕方がありません。
翌日はミラノへ移動ですが午前中は時間があるので、
「夏の夕方」に見るのは宿題にして、翌朝見ることにしましょう。（つづく）

ローマ4日目その③（'17年夏）

この日のお昼ご飯は、宿の近くの店に決めていました。
「ローマ美食散歩」に出ていた元ラガーマンのやっているがっつり系の店です。
宿のあるチプロの1つ手前、オッタヴィアーノで下車、ちょっと歩いて着きました。
店の外観撮り忘れ。

ちょっと遅めのお昼でしたが、入れました。
この紙のランチョンマットを見ると、コペルトはかなり安いかゼロか。

写真がピンボケですが、夜は25エウロで、お任せコースが食べられます。
セコンドをビステッカにすると35エウロになります。

でも、お昼はそれはなくて、

アンティパストは全品8エウロ、
プリモは全品9エウロ、
セコンドは全品10エウロ、
その他いろいろとメニューがあります。
とりあえず何も言わないうちに、ブルスケッタが届きました。
ポテトとツナを混ぜて味を調えたペーストが添えられて、パンにつけて食べます。
なかなか美味しい。
パンが炭火焼きなので香ばしくて！

やがて店の人が来て、今日のプリモは…と4種類ほど説明してくれました。
私は、アマトリチャーナ。

ほどよく辛くて、アルデンテの茹で加減で、なかなか美味しいです。

西南さんはカチョ・エ・ペペ。

味見させてもらいましたが、ペペ(胡椒)が利いていてこれも美味しかったです。

食べているときに、店の主のアンジェロさんが、tutto bene?
とテーブルを回って挨拶をしていました。
私たちのテーブルにいらしたときに、「ローマ美食散歩」の本を見せて、
これを見て来たのよと話したら、とても喜んでくれて、
たっぷり楽しんで行ってね、と言ってくれました。

セコンドも何種類か説明してくれて、私はトリッパ。

柔らか～く煮込んであって、味はあっさりしていて、とても美味しいし、
ボリュームもたっぷりあって、嬉しい！

西南さんは、ビステッカを選びました。

これは、見ての通りの味。
お腹がいっぱいになりました。

ガス入りの水と、デッラ・カーサの赤。
１/２Lと１/４L＝ちょうどボトル1本分。
お腹が一杯でドルチェは無理。

遅い昼だったので、他の客はほとんど帰ったので、
店内の写真を撮りました。


上の壁、右から2番目に、日本のサクラジャージもありました！

お会計の時に、写真を撮らせていただきました。
ちょっと目をつむっています…

私と一緒、西南さんと一緒、の写真も撮りましたが、アップは遠慮しておきます。

満足して、途中のスーパーで水などを買い、お宿まで歩きました。

あ、書き忘れました。
夕食の方がお得感があるように思われるかもしれませんが、
昼は、店が混み合っていないときは、
ハーフポーションも作ってくれるそう。
小食の方にはいいかもしれません。

私は、次回は夜に行ってみたいと思います。（つづく）

ローマ4日目その②（'17年夏）

宿で、市場などで買ったものを冷蔵庫にしまい、
10時半ごろに出かけて、ナヴォーナ広場の方に行く914番のバスに乗るべく、
バス停に行って待ちました。

10分も待たずにやってきたバスはFUORI SERVIZIO（回送）、
それからまた7､8分たってやってきたバスも、またFUORI SERVIZIO、
ふう…その後は全然バスがやってこなくて…
結局30分ほど経っても来なくて諦め、地下鉄でスパーニャまで行って歩くことに。

駅に向かう途中の、お宿のすぐ近くの階段の道、
「ローマ美食散歩」の裏表紙の写真は、ここで撮ったものなのでした。

地下鉄に乗ってスパーニャで降りて、スペイン広場の泉は水が出ていることを確認。

サンタゴスティーノ聖堂に行ったら、なんと午前の部は12時までで、
ちょうど閉めるところでした。
まだもうちょっと時間がありそうなのに…
4時からまた開けるから後でおいで、と言われてパタン。

仕方なく、２つめに予定していたサン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会へ。
コンタレッリ礼拝堂の馴染みの聖マタイの３点シリーズ。

聖マタイの召命

聖マタイと天使

聖マタイの殉教

聖マタイは、エチオピアに宣教したときに
王エギプスの娘エピゲネイアを死から蘇らせ神に使えるものとしましたが、
次の王ヒルタコス彼女と結婚しようとするのを反対したために
王は刺客を放ってマタイが教会内で説教をしているところを暗殺させたのだそう。

この礼拝堂の天井にはダルピーノによってエピゲネイアを蘇らせる場面が描かれています。

ダルピーノは当時売れっ子の画家で、
この礼拝堂すべてに描くことを依頼されたのだそうですが
忙しいので、天井画だけしか描かなかったのだとか。

宮下規久朗さんによれば、こうした群像を描く腕はさすがで、
カラヴァッジョが最初に書いた聖マタイの殉教は、
これに比べればまとまりのないものだったそうです。
（カラヴァッジョが描き変えたこと、
そして最初に書いた絵がどのようなものであったのかは、
研究者の間で分かっているのです）

宮下さんは、カラヴァッジョは、最初に聖マタイの殉教の絵を描き、
その後聖マタイの召命を完成させてから、
殉教の方を描き変えたのではないかと推測しています。

描き変える前の絵は、もっと多くの群像を描いていたのですが、
斜めから差す光の効果を聖マタイの召命で会得し、
聖マタイの殉教にも生かすことにしたのではないかと。

そして、それがダルピーノの天井画の群像のよさとは異なり、
画面がすっきりと整理され、テーマが効果的に描かれているのだいうのです。

そんなこんなを、本の記述と絵の細部を比較しながら、
西南さんと二人でけっこう時間をかけてじっくりと見ることができました。
思ったよりずっと空いていて、他の客をあまり気にせずに観ることができました。

さて、外に出て、宿の方まで戻ります。
その前に西南さんが「本の泉」というのが近くにあるはずで、
それを見てみたいというので、地図検索して行ってみました。
イタリア人建築家ピエトロ・ロンバルディに依るもので、
学問の象徴である本と地区の紋章にある鹿の頭部を組み合わせたもの、とのこと。
ありました！
とても小さな泉で、知らなければ通り過ぎてしまいそうです。

それからナヴォーナ広場をちょっと見て、

こちらの泉は水が止められていましたが、

中央の泉は、控えめながら出ていました。

それからパンテオンの方まで行ってサン・クリスピーノでジェラートタイム。

そしてまたスパーニャの駅まで行って、地下鉄に乗り、昼食の店へと向かいました。
（つづく）

シニョレッリさん、

そうですね。
自分がすでに訪れたことを書いたので、
うっかりしていました。

この日のヴァチカンは、前日予約サイトで見たときに、
午後からなら取れるのでしたが、月曜に混む話はどこかで読んでいたので、
16エウロも払って、１点の絵を見るのに、混雑の中に入って行く気もしなくて
今回は諦めました。

ぐら姐さん、

＞美術館はお休みです。

ドーリア・パンフィーリ美術館は、月曜日は開館していて、毎週火曜日が休館です。
ローマの月曜日は、ドーリア・パンフィーリと教会巡りをする日にしてます。
ヴァチカンは開いてますが、他が休館なので、月曜日は非常に混雑しています。