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from: ぐら姐さん
2018年01月15日 21時26分26秒
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バジリカータ州ポテンツァへ移動(長文御免)
パオラから列車に乗ってサレルノの少し南のバッティパリアまで北上し、
今度はポテンツァまで南下しました。
旅先からのご報告にも書きましたが、地図上で見ると近いのに、
移動には山をよけるために、遠回りして行かないといけないのです。
パオラ発が12:32でバッティパリア着が15:18(車内で持参の弁当を食べました)、
15:25発に上手く乗り継ぐことができて、ポテンツァ着が16:58。
大した距離でもないのに、実に4時間半近くもかかるのでした。
ポテンツァは、翌日メルフィに行くための1泊だったので
(この時間に着けるなら、一気にメルフィまで行ってもよかったと思いますが
サン・デメトリオからの戻りが遅くなって12時台の列車を逃すと
次は15時半で、それだと乗り継ぎが悪くてポテンツァ着20時ごろになりそうだったのです)
全然下調べをしていなくて、駅に降り立って、びっくり。
まちまで離れていることは覚悟していましたが、
目の前がいきなり高くなっていて、宿まで歩こうなんて気持ちは一気に消え失せました。
目の前にアプロ・ルカーニアの駅があるので行ってみました。
切符売り場は無し、駅員は当然いない、貼ってある時刻表は2015年のもの…
ダメだ、こりゃ。
Trenitaliaの駅に戻って、エディコラのオニイサンにチェントロにはどうやって行けるか訊いてみました。
あそこのバス停からバスがあるよ、次は…18:05発だよ。
って、時計は17:06!
1時間近く待たないといけないの!!!
タクシーの電話番号は分かりますか?と訊いたら、
呼んでくれました。
10分ほど待ってタクシーがやってきました。
ドライバーのお爺ちゃんが、「ホテルの前の通りは今補修中でね。
すぐ近くまでは行ってあげられるから、心配はいらないよ。」と言います。
そして途中で宿に電話して、「今お宅に向かう客を乗せているから、〇〇広場の方まで迎えに出てくれ。」というのです。
お爺ちゃんは、ちょっと足が悪いのに、広場の手前に車を停めると、
私の荷物を転がして、広場の向こう側まで案内してくれました。
そして細い通りを指さして、ほら宿の人が出てきているのが見えるだろ、あそこだよ」って。
こんなちょっとした親切に出会うと、長旅の疲れも吹き飛びます。
無事にお宿にチェック・イン。
下手したら21時ごろ着く可能性もあったので、B&Bではなくホテルを予約していました。
小ぶりですが、ホスピタリティー溢れる、感じのよいレセプションでした。
必要な説明はすべてしてもらった後、鍵を受け取りました。
広くはないけれど、ホテルらしい設備、気配りの行き届いた品々が置いてあったので
もちろん写真を撮りました。
イタリアにしては珍しくお茶セットもありました。
シャワールーム。
荷を解いて、お茶を淹れて一休みし、まち歩きへと出かけました。
コメント: 全6件
from: マギーのままさん
2018年01月21日 17時11分09秒
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いつも美味なお便りをどうもありがとうございます。
ほんとに日本のマンションのブレーカーは落ちやすいですよね!
暖房をつけて、充電して、PCやって、電子レンジでもつければ、もうすぐ、うちも
停電します。
まあブレーカーが落ちるうちはよいけれど、一度
真夜中の停電にあったけど、寒くて、、待っている間に、お風呂に入りたかったけど、
お風呂も電気がないと ガスぶろをつけれないことがわかりました。
相当だと認識しました。
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ぐら姐、
from: ぐら姐さん
2018年01月20日 21時10分26秒
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ポテンツァ散歩のつづきです。
朝8時半ごろから散歩に出たのです。
人影はまばらでした。
でも9時半ごろになったら、人出がだいぶ増えてきました。
みんな寒そうですね。
23日まではずっと寒かったのです、南でも。
ワンコも防寒着。
地元の美味しいものを売っているお店のようです。
小さな広場に、ライオンズクラブが設置したライオン像がありました。
面白い顔。
宿に戻って、チェックアウトし、
地図にエスカレーターを使って駅まで行く道筋を書いてもらいました。
この建物の中に、乗り場があります。
このエレベーターに乗り、
その次からエスカレーター。
そのエスカレーター、旅先からの報告に書きましたが、
有料のくせに6台乗り継ぎの半分は、下りが止まっていて
荷物を持って長い階段を3回も下りるはめになったのでした。
停電で7階から階段を降りたときよりもずっと大変でした。
本当に腹が立ちました。
最後に、駅の近くにもう一つエレベーターがあると地図に書いてもらっていたけど、
そちらには行かず、坂道を下りました。
もしかして階段だったら、坂道に方がらくですもの。
途中の広場に市が出ていました。
横を通り過ぎて、駅へ。
12時半の列車に乗ってメルフィへと向かいました。
from: ぐら姐さん
2018年01月19日 21時50分13秒
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ポテンツァ午前散歩
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昨日は、尻切れ状態でアップしてしまって失礼しました。
消えると嫌なので一旦アップしてすぐに編集しようとしたら、
イタリアではなく、我が家が停電!
ブレーカーが落ちたかと思ったら、我が家のあるマンションと
ごく近所の狭いエリアでの停電なのでした。
しばらく待っても、復旧の兆しがなく、
停電ではエアコンもホットカーペットも機能せず、
マンションは水を屋上にあるタンクにポンプで汲み上げているので
水も出なくなってしまい、トイレもオートで流れる仕組みなので
流すことすらできず、風呂の水をバケツで汲んで流すという・・・
いかに電気に頼り切った生活をしているか改めて実感しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ポテンツァに泊まった翌日は、メルフィーへの移動です。
メルフィーまでは、1時間30分ほどで着くし、
メルフィーには2泊で、
この日は午後3時から1つ教会を見せてもらう約束をしているだけなので、
昼の列車で行くことにして、明るい時間帯のポテンツァも散歩することに。
昨日とは、逆の方向に行ってみました。
バジリカータ州は、マテーラ県とポテンツァ県の2つに分けられ、
これはポテンツァ県の建物です。(県庁のようなもの?)
この広場に面してテアトロもありました。
修復中ですね。
お宿でもらった地図に見どころが出ていたので、それらを訪ねてみることに。
ここは、ルネッタが新しく、入ってみると中も結構新しくて私の好きな雰囲気ではないので写真は撮りませんでした。
その次にあったのはサン・ミケーレ教会。
ここはちょっといい感じ。
さすがステンドグラスは、サン・ミケーレ。
こちらにはサン・ミケーレの像。
こちらは聖母子。
この時期ならではのプレゼーペ。
外に出ました。
3つ目は、サン・フランチェスコ教会。
ご覧の通り3つの中では一番小さな教会なのですが、一番素敵でした。
13世紀の創建だそうです。
それほど古いものではないでしょうが、入り口の扉の彫刻がいい感じ。
中に入りました。
もう少しまち散歩の写真がありますが、それはまた次回。
from: ぐら姐さん
2018年01月17日 20時41分49秒
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ポテンツァの晩ご飯
晩ご飯は、ホテルのシニョーラが教えてくれた中でカジュアルな店に。
この塔のある建物の中です。
塔のイメージとはかけ離れたモダンな店でした。
入ったのが20時なのに、私が今夜の最初の客。
私が食べている間に満席になりましたが。
南は、本当に食事の時間が遅くて、旅行中は遅くまで起きていたくない私には辛い。
お店のオニイサンが、メニューを見ている私のところに来て、
メニュー外の料理もあるのですが、興味はありますか?
というので、何があるか訊いてみたら、
けっこうたくさんあって、オニイサンがんばって覚えたのでしょうね、
忘れないように急いでいるのかとっても早口。
聞いている端から忘れてしまいそうだけど、
聞いていて、お肉が食べたくなったので、この日は前菜もプリモもパスして、
牛肉のタリアータ、ポルチーニ添えをオーダーしました。
実はこの店、ピッツェリア&リストランテで、
ピッツァイオーロはなかなかの腕のようです。
テイクアウトで買いに来る人も結構いました。
そういうわけで、パンの代わりの素のピッツァ。
キャンドル代わりのランプ。
隣のテーブルの人が、これなかなかいいねえ、と言ったら、
ネットで見つけて、クリスマスの時期にいいと思って買ったんですよ、と言いながら
お店の人がボトルの口を外して、中のものを出して見せていました。
ツリーに使うのと同じようなのの小さいランプをいくつも繋いだのが入っていて、
キャップ部分にボタン電気とスイッチがあるのでした。
デッラ・カーサのヴィーノはボトルしかないとのこと。
1本いただきました。
ACミランのエチケット。
???
地元バジリカータのヴィーノです。
さっき隣に明かりのボトルを見せていた人に、
どうしてACミランなの?と訊いてみたら、
エチケットに星が1つ付いていてクリスマスらしいから仕入れてみたんだよ、ですって。
ミランなら星が1つだからちょうどよかったんですね。
(ユーヴェじゃ星が多すぎますものね、オホホ。)
さて、お肉が出てきました。
お肉どっさり、コントルノのほうれん草もどっさり(奥の皿)。
ポルチーニも山盛り!
レアでお願いしたのだけど、ミディアムですね、これは。
前菜もプリモもオーダーしなくてよかった!と思いました。
美味しい!でも量多い!とか言いながら、完食・完飲しましたよ、もちろん。
ドルチェもパスしてお会計。
宿に戻って寝ました。
from: ぐら姐さん
2018年01月16日 21時53分00秒
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ポテンツァ夕暮れ散歩。
出かける前にレセプションで、この辺りのお薦めの店を訊きました。
ここのシニョーラは、気さくな感じでとってもチャーミングな人でした。
近くの店を3軒、特に私がよく行くのはここよというところも教えてくれました。
小ぶりなホテルは、入り口も小ぶりでした。
レセプションには23時までは係の人がいますが、
セキュリティのために施錠されていて、客はこの入り口と部屋のと2つの鍵をもらいます。
すぐ近くがムニチピオのある広場でした。
クリスマスの動く照明がムニチピオの壁に映えています。
ムニチピオの入り口。
広場にはクリスマスのミニ・マーケットが立っていました。
道には星のイルミネーション。
手芸用品屋さんのミシンの横に、ミニチュア・ミシン!
これも、この店で作ったもののようです。
これはドゥオーモ。
開いていましたが、ミサが始まったところだったので入りませんでした。
その前には、小さな泉。
チョコストアという名のこの店。
チョコレートでできているかのようなものをいろいろと売っています。
奥には、本物のチョコもあるようでした。
(つづく)
from: ぐら姐さん
2018年01月21日 19時54分20秒
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マギーのままさん、
コメントありがとうございます。
停電は、普段の生活の多くをいかに電気に依存しているかを実感させてくれました。
・ガスコンロも使えない。(電気で操作管理するシステムになっているので)
・風呂が沸かせない。(同上)
・トイレが流せない。(センサーで自動で流れるシステムで、手動で流すにもリモコン操作)
→ふろ水をバケツで汲んで流せばOK
・水が使えない。(マンションは屋上タンクにポンプでくみ上げるため)
・エアコン、ホットカーペットなどの暖房器具が使えない。
・PCでインターネットができない。(wi-fiが使えなくなる)
・電気ポットも使えない。
我が夫はアウトドア派で、懐中電灯やランタンなどかなりの数を持っていて、
ガスバーナーもあるし、飲料水はペットボトルの水を多めにストックしているので
いざとなったら煮炊きはできるものの、
ふろ水は絶対に溜めておかないと大変という教訓を得ました。
もう停電はこりごりですが、自分で気を付けられるものではないですから困りますね。
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