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from: ぐら姐さん
2018年10月22日 18時03分57秒
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チーズ作り教室とルティリアーノ散歩
facebookで知ったこちらの
https://www.373italiacheese.com/
「日帰りdeチーズづくり」に興味を持ち、
今回マテーラから参加してみたいと連絡を取ってみました。
主催者のケイコさんとは、facebookで繋がって
何度もコメントのやり取りをしていたためか、
本当は週末しか実施しないのに、金曜日に実施していただけることになりました。
4人いたので無理をお願いしやすいとも思って。
定刻より少し前にホテルまで迎えの車がやってきて、
(今回、チャーターした車は必ず約束の時刻前にきちんと来てくれて
公共交通とは大違いだなあと何度も思ったものでした)
ケイコさんの住むルティリアーノに向かいました。
本日のプランをケイコさんのサイトからコピペするとこうなります。
1.プーリアの自然を見学
チーズをつくる前に、美味しいミルクを育むプーリアの大地を訪れます。
オリーブ畑やブドウ畑を散歩しながら、タイミングがよければ乳牛の群れにも出会えますよ!
2.チーズ作りに挑戦!
農場より直送された生乳を原料に「手作りチーズ」に挑戦します。
ソリーノ家秘伝のレシピをもとに「ジュンカータ」「プリモ・サーレ」の2種類を一緒に作っていきます。
3.南伊の小さい町を散策
チーズから水分が抜ける間(30分程度)に、チーズ教室があるルティリアーノの旧市街を散策します。
4.できたてチーズの試食
いよいよ!できたてふっわふわのフレッシュチーズのお味見です。
まずは、シンプルにそのままで、次は自家製オリーブオリルをかけて♪ 驚くほどの乳のコクを感じていただけます。
5.ブッラータチーズを含むチーズ盛合せとプーリア流季節のごはん (前菜&パスタ&ワインつき)
プーリアに来たら食べずには帰れない!有名な「ブッラータチーズ」も食卓にご用意。
一緒に、地元産チーズの盛合せと時季のプーリア食材を使った前菜やパスタもご用意します。
友人宅に来た気分で、ゆっくりプーリアの豊かさを味わってください。
というもの。
nasakuraさんのサークルをご覧になった方も多いでしょうから先に種明かしをすると
迎えの車はタクシーではなく自家用車で、運転していたアントニオさんは旦那様なのでした。
たまたまこの日は仕事が休みだったそうで。
ルティリアーノに向かう途中で、車はまず牛をたくさん飼っているところに停車。
アントニオさんのおじさまの所有だそうです。
乳牛だとのこと。
木陰で長閑に過ごす牛たちにちょっと癒されて。
また車で少し走ると、今度は葡萄畑の景色がずずっと続きます。
この辺りは食用葡萄の栽培が盛んで、ヨーロッパ各地に出荷しているのだとか。
まだ少し早いけど、早生のものはそろそろ収穫ができるようになってきているそう。
車を止めて、葡萄畑を見せていただき、一房摘んで食べさせてくれました。
いいのかしら?と思ったら、ご両親の所有の葡萄畑なのだそう。
ヴィーノの葡萄とは違う栽培方法です。
赤い葡萄と
白い葡萄
一房がなかなか大きいのです。
甘くて、皮が柔らかくて美味しい!
家に持って行って後で食べましょうと少し摘んで車に乗せました。
葡萄畑の横の広々とした土地。
これから何か植えるのでしょうか。
ケイコさんのご自宅に到着。
早速チーズ作りに取り掛かります。
この日の持ち物がエプロン。
自分土産にもなるので、現地で調達しようということにして
前日にマテーラ柄のエプロンを買ったのでした。
無殺菌の牛乳は、おじさまのところの伝手で入手しているようです。
これを全部、大きな寸胴鍋に入れ、火にかけます。
40度ぐらいまで温めて、カリオ(caglio=凝乳酵素)を加えます。
本来は子牛などの第4胃から抽出される物質なのですが、
イタリアでは液体のものや粉末のものまでいろいろ売られているのだとか。
そして火を止めて、固まるのを待ちます。
その間、ティー&おしゃべりタイム。
フリゼッレの小さなタイプのものに、そら豆のピュレとトマトのペーストを乗せてあります。
ビールかヴィーノが欲しくなるところでしたが、カッフェと水で。
固まりました。
今度は、それを崩していきます。
そして細かくなった塊を手で掬い取ってぎゅっと握りしめ、
籠に入れて行きます。
2つの籠にはに刻んだルーコラを入れました。
あれだけのたっぷりの牛乳から、これだけの量のチーズしかできないことにびっくり。
鍋に残っているものを再度温めてリコッタを作ることができるのだそうですが、
今回は作りません、と全部捨てて。
私たちは、ああ、もったいないと思うのでした。
ここで上から塩をパラパラッと振るのがプリモサーレで、
塩を振らないとジュンカータになるのだそう。
本来ジュンカータは↓の写真の右端に見えている籠で作るものなのですが
(ジュンコという蔓で作るのでジュンカータと言うのです)
今は、こんな籠で作るのが普通なのだそう。
出来たチーズは冷蔵庫に入れ、水分をきります。
次は、まち散歩に出かけます。(つづく)
コメント: 全6件
from: ぐら姐さん
2018年10月25日 21時20分13秒
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チーズ教室のケイコさんの家の夕食です。
小ぢんまりした屋上テラスでケイコさん夫妻が準備してくれていました。
アントーニオさんは、白のヴィーノを開けてくれました。
まずは私たちが作ったチーズ2種。
プリモサーレ(プレーンとルーコラ入り)とジュンカータ。
本当にフレッシュで爽やかで優しい味でした。
散歩のときに立ち寄った食材店で買ってきたというオリーブ。
これ、とっても美味しかった!
たっぷりの野菜とフレッシュなチーズ、どれもこれも美味しく、そして胃にやさしく。
お店のプリモサーレと巨大モッツァレッラ、ブッラータとストラッチャテッラ。
ブッラータは1人に1個ありました。
そしてプリモはパスタではなく麦。
私はファッロ(=スペルト小麦=古代小麦)はよくサラダにしていただきますが、
これは普通の小麦なのだとか。
それをトマトソースでいただくのは初めてでした。
ムスムスというかモソモソというか面白い触感はファッロと同じ感じでした。
とても気に入りました。
〆は、ジェラート。
この後グラッパもいただいて、楽しかった午後のイベントはお終いです。
また車に乗って、マテーラまで送っていただきました。
アルタムーラに行くことは断念せざるを得ませんでしたが、
その分マテーラをたっぷり見ることができたし、
ルティリアーノ散歩も楽しめたので、充実した1日でした。
from: maroonさん
2018年10月24日 21時55分56秒
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私も以前チーズ教室でお世話になりました。
日曜日でしたので、残念ながらお店はお休みで買い物は
出来ませんでしたが、可愛い素敵な町でした。
こんな町でのんびりしたいものです。
from: ぐら姐さん
2018年10月24日 21時42分39秒
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ルティリアーノのまち歩きの続きです。
このアーチと向こうの景色が素敵なのに、
路上に置かれた標識の落書きにはがっかりです。
ここを潜り抜けるとチェントロ中のチェントロ。
由緒ある建物で、祭りのときには部分開放されるのだとか。
花火も打ち上げられるそうです。
さっきアーチの向こうに見えていた花のある窓辺。
キッチングッズなどを売るお店に入りました。
日本からの料理好きのゲストは、
イタリア料理に使ういろんな道具などが買えるので喜ぶようです。
私は、申し訳ないけれどほとんど持っているので、
ハーブの種のついた鉛筆だけを買いました。
いいお店だったのですけれどね。
ケイコさんは、ここのシニョーラとも仲良し。
まちを歩いていても、いろんな人と挨拶を交わすケイコさん、
すっかり地元に溶け込み、愛されているようでした。
ちょっとした広場には、イタリアあるあるのおじいちゃんたち。
次は、ハム・サラミ・チーズ、その他食材をいろいろ売っている店へ。
ここは品質の良い食材を扱っているので、いつもここで買っているのだとか。
私も、少し購入しました。
お店の50周年高なんだの時に作った(もらった?)ロボットみたいな人形が飾ってありました。
2つのお店で、ケイコさんがみんなの写真を撮ってくれました。
ドゥオーモに戻ると、結婚式が終わっていて、中を見ることができました。
結婚式のお花
さて、家に戻って、そろそろ夕食です。
自分たちで作ったチーズもいただきます。(つづく)
from: ぐら姐さん
2018年10月24日 06時34分40秒
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続いては、ルティリアーノ(Rutigliano)のまち歩きです。
バーリの南東20数キロメートルに位置するまちで、
私は今回訪れるまで、その名前すら知りませんでしたが、
訪れてみれば、素敵なチェントロ・ストーリコ(歴史的中心部)を持つ
エレガントな小さなまちでした。
ケイコさんの家は、集合住宅ではなく、
ご家族で所有している建物の2階にケイコさん夫婦、下にご両親がお住まいで、
チェントロの入り口のすぐそばにありました。
この門の手前にアントーニオさんのお父様のオフィスがあり、
事務所というよりは書斎と言う感じのそこで
お父様が執筆活動をしているところにケイコさんがご挨拶。
私たちもご挨拶をしました。
ご両親とケイコさんはとても仲良くやっているようです。
プーリアらしい白い壁、白い石畳。
チェントロに入るとじきにドゥオーモが見えてきました。
大きな広場はありません。
これが横。
横の入り口。
正面入り口。道路に面しているので真正面から撮ることが困難です。
これから結婚式が行われるようで、中には入れません。
外側だけささっと撮りました。
ルネッタのフレスコ画はくすんで黒っぽく、何が描かれているのがよく分かりません。
その真ん中に小さな受胎告知の浮彫。素朴な彫刻です。
中に入るのは後に回して、先に進みました。
これは一般の古い建物。
時間が無くなったので、次回に続きます。
from: maroonさん
2018年10月26日 23時18分29秒
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ぐら姐さん
友人と二人でした。
まだ一人旅をする勇気がなくて。(^^ゞ
こちらのサークルの皆様のようになれるといいのですがね。
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