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イタリア!小さなまちと田舎の旅

イタリア!小さなまちと田舎の旅>掲示板

公開 メンバー数:399人

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  • from: ぐら姐さん

    2019年07月23日 13時15分21秒

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    C'era una volta トスカーナ編 ルッカとその周辺

    C'era una volta シリーズを始めて、
    最初はまちごとにしていたのが、途中から州に切り替えたので、
    トピック名がちぐはくですが、いまさら仕方なしということで
    すでに扱ったシエナを除いたトスカーナ編ということで。
    まずは、ルッカとその周辺を。

    '04年の秋、初めてのトリュフ祭りのためにイタリアに飛んだのですが、
    その年は、訳あってちょっと長めの休みが取れたので、
    ミラノでトリュフ祭りチームと合流する前に、ルッカ郊外のアグリに滞在したのです。
    '05年秋には車移動の途中で立ち寄り、
    '06年春には、アグリに2度目の滞在をして、郊外のまちにも行きました。

    このサークルの立ち上げの日のトピックにそのアグリの写真を載せていました。
    https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100026991960

    その後、アグリのこと、
    https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100039723998?sortList%5BsortType%5D=2
    まちのこと、
    https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100039078560?sortList%5BsortType%5D=2
    https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100084458773
    郊外のこと
    https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100039420254?sortList%5BsortType%5D=2
    を載せました。

    こうやって振り返っているうちに、あれ?
    料理教室を見に行った時のことを書いていない!と気が付きました。
    (この当時、mixiに日記を書いていて、それでこちらにも書いた気になったのかも)
    3月に行った時に、アグリのお母さんが、
    近くにある日本人向けの料理学校の先生と仲良しなので
    料理好きの私のことを話して、見学できるようにしてくれたのです。

    この日は、1年間のコースを修了する生徒と先生たちのパーティーを夜に開催するため
    日伊両方の料理を作るので、レッスンはなしですが
    自由に見ていただいていいですよ、と。
    レッスンがあれば、一緒にやらせてもらえたのですが(残念)

    十数人いる日本人生徒は、分担して餃子やお好み焼き
    焼き鳥や、白玉餡蜜、抹茶ムースなどを作り、
    たった1人のイタリア人生徒は、猪のワイン煮込みと
    りんごと洋梨とパンのケーキを作っていました。

    女性の先生が、私の夫はアルジェリア人なのよ、と
    アルジェリアから持って来ているスパイスを見せてくれて
    それを用いて仔羊と野菜の煮込みのクスクスを作っていました。
    クスクスは、蒸し器で蒸して、ボウルにとってから水を打ってよく混ぜ
    もう1度蒸して、ボウルにとって塩とバターを入れてよく混ぜるという
    手の込んだことをするのでした。
     
    仔羊の煮込みも、香味野菜とトマト、肉をよくいためてから、
    その横で野菜のブロードを作りながら、水分量の加減を見てはブロードを加え、
    野菜は、種類別に入れて火が通ると取り出していました。
    あとで上に飾るのだそうです。

    別に昼の賄いのトマトソースや、仔牛の赤ワイン漬けオーブン焼きを作っていて
    それも見学したり、餃子を包むのを手伝ったりしながら
    (若い生徒さんたち、全然上手じゃなかったので)
    先生と話したり、生徒たちと話したり。
    生徒たちは来週から、イタリア各地のレストランに散り、
    10ヶ月の修行をするのだとか。

    先生が、お昼を一緒にどうぞ、と言ってくださって
    皆さんと一緒にいただきました。
    ○トマトソースのピリ辛スパゲティ

    ○仔牛の赤ワイン漬けオーブン焼き
    ○ミックスサラダ(レタスとラディッキョ)
    それにヴィーノと水。

    私には、おまけが付きました。
    ○仔羊肉と野菜の煮込みのクスクス

    ○レモンの風味のカスタードプリンのようなもの、オレンジソース

    さすがに、プロとまさにプロにならんとしている人たちが作った料理は
    どれも美味しく、
    ジャンルーカ先生が作ったシンプルなトマトソースは抜群でした。

    クスクスは、仔羊のほかに
    茄子、ズッキーニ、人参、南瓜、ポテトがきれいに飾られて
    見た目もきれいで、味もまた抜群。

    ドルチェは、下にちょっとだけスポンジ?のようなものが敷いてあって
    それには、リモンチェッロがしみこませてあり
    本体のレモン味、スポンジのリモンチェッロ味、
    そしてソースのオレンジ風味のハーモニーが素晴らしかった!
    見かけは地味ですが、かなりのグレードのドルチェだと思いました。

    お腹が一杯になって、お代を払おうと思ったら、
    いいですよ、気にしなくて、とジャンルーカ先生。
    レストランで食べたら、40€以上はしそうなのに・・・
    お礼を言って、宿のお母さんに電話しようと思ったら
    (迎えに行くから電話してと言われていたのです)
    先生が、着替えて送ってくれました。
    もう、感謝感謝です。

    今日は写真が少なくて、そして小さくてごめんなさい。
    昔のmixi日記からとってきたもので。(当時の写真が見つからなくて…)

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コメント: 全7件

from: ぐら姐さん

2019年07月25日 13時53分41秒

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suuさん、

写真の中央やや右に縦に走る黒い線、まさにルッカの細い道=日陰多し=夏涼しい、
の分かりやすい写真ですね。

>毎年10月30,31 11月1日はルッカの城壁の中は一変し、日本のコミケ状態

そうなのですね!
見てみたいような、見たくないような…
でもイタリアには、コミックを通して日本文化に興味を持ち、
日本語を学んだり、日本を訪れたりしている人も多いようなので、
そうれもまた良しということなのでしょうね。

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from: suuさん

2019年07月25日 13時31分45秒

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ぐら姐さん

城壁の起源はそんなに古いものなのですね。
グイニージの塔懐かしいなぁ。ルッカは城壁に囲まれているせいか安心感がありますね。ぐら姐さんの過去記事にもありましたが2015年、11月2日のグイニージの塔からの写真です。同じ所で撮ってました。そう、実はこの日の前日にルッカを訪ねようとしたんですが、大間違いでした。高速を降りるところから大渋滞、城壁の周りにはコスプレの人々、何〜?? 後で分かったのですが、ルッカのコミック ゲームフェスティバルが開かれていたのでした。毎年10月30,31 11月1日はルッカの城壁の中は一変し、日本のコミケ状態になるようです。
私の知らない世界ですが、日本のアニメ文化の影響力に改めて驚いた次第でした。

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from: ぐら姐さん

2019年07月25日 09時45分54秒

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ザヴィエルさん、

南伊大好きのザヴィエルさんの数少ない北の訪問地の1つにルッカがあるのですね。

ルッカのあの城壁を調べてみると、
「起源はローマの植民都市となった紀元前2世紀。
第二市壁と呼ばれる最初の拡張工事は12世紀末からはじまり1265年まで。
14世紀末から15世紀初頭にさらに拡張。
第二市壁の段階でアンフィテアトロ広場やサン・フレディアーノ聖堂などの区画が壁内に取り込まれる。
第三市壁は1504-1645年、現在の城壁は第4世代で、19世紀に上面を緑化し遊歩道が整備された。
現在も一部が残る稜堡と砲郭は第三市壁の頃に整備された。」
とのこと。

今歩くことのできる多くの部分は、けっこう新しいわけですが、
イタリアのすごいところは、古いものを壊して新しいものを造るのではなく、
古いもののよさを残して、積み重ねていくところだと思います。
中世からの街並みに、古代の部分も近世の部分もとても調和していますよね。

「丸い箱に街がぎゅっと詰め込まれている感じ」素敵な感想です。
「中世の宝石箱やー」ですね、まさに。
次に行くときは、チェントロに泊まって、夜もまちあるきしたいです。

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from: ザヴィエルさん

2019年07月25日 00時09分09秒

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ぐら姐さん

北イタリアで行ったことあるのはルッカとピサとフィレンツェとヴェネチアだけなんですけど、保塁の上を散歩しながら見たルッカは「中世の宝石箱やー」でした、丸い箱に街がぎゅっと詰め込まれている感じで美しいなぁと思ったのを思い出しました。

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from: ぐら姐さん

2019年07月24日 08時16分23秒

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C'era una volta トスカーナ編 ルッカとその周辺その2

ルッカのまちの中の道が狭いため日影が多くて夏は嬉しい、とはこんな感じです。

太陽がほぼ真上にある時しか、路面に日は差さない感じ。

この当時は、フィルムで撮るカメラから、デジカメに替えた頃で、
保存方法もその後推移した中で、写真がどこかに行ってしまったようなのです。
というわけでルッカについてはおしまい。

ルッカから北上したカステルヌオーヴォ・ディ・ガルファニャーナという小さなまちがあります。
これまた今は廃刊となった「エスクワイア」のスローフード特集で見て行きたくなったのです。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100099544979
こちらにも、最後の方に少し載せています。
https://www.beach.jp/circleboard/ac48590/topic/1100028602911?sortList%5BsortType%5D=2

ここの写真もどこに消えたのだか。
駅の前で。


この店の店主アンドレアは、その後トリノのイータリーにも週1回程度、
チーズの仕事をしに行っていたようです。(もしかして今も?)
今でもお元気で活躍していらっしゃるのでしょうか。

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from: ぐら姐さん

2019年07月24日 06時59分36秒

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nasakuraさん、

>すべてレモンでなく、最後にオレンジ、というのがにくい

小さな写真からでも、ちゃんと伝わっている!
さすが、ドルチェ好きの方は目の付け所が違いますね。

私は、甘いものは無くても全然かまわない人なので、
美味しいドルチェが出てくると、逆に感激するのです。
これは、本当になかなかのレベルでした。

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from: nasakuraさん

2019年07月23日 22時52分19秒

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ぐら姐さん

写真からだけでもその質のよさが伝わってきますが、

>ドルチェは、下にちょっとだけスポンジ?のようなものが敷いてあって
>それには、リモンチェッロがしみこませてあり
>本体のレモン味、スポンジのリモンチェッロ味、
>そしてソースのオレンジ風味のハーモニーが素晴らしかった!
>見かけは滋味ですが、かなりのグレードのドルチェだと思いました。

この説明を聞いて、その場にいられなかったことを残念に思う食いしん坊な私がいます。

この、同じ種類ながら微妙に違う味の組み合わせ、
ぜったいに美味しいし、大好きなんですよねぇ。
すべてレモンでなく、最後にオレンジ、というのがにくいではありませんか!

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