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イタリア!小さなまちと田舎の旅

イタリア!小さなまちと田舎の旅>掲示板

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  • from: ぐら姐さん

    2021年05月17日 17時12分42秒

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    夏のバカンスinイタリア

    私の暮らす地方が昨日梅雨入りしました。

    この時期、雨のお陰で私の小さな畑の水遣り回数がぐっと減るので、楽ができるのはありがたいのですが、降り過ぎは困るし、日照不足になるのも困ります。
    ここまで育ててきたのに根腐れなんて起こされたら最悪です。

    近年、この時期に記録的降雨によって災害が起こることも多くなりました。
    今年の梅雨は、どの地域にも恵みの雨が降り、災害級の雨は降らないことを心から願っています。
    そしてほどほどで明けますように。

    梅雨のどんより気分を吹き飛ばすべく、これまで取り上げたまちと重なる部分もありますが、これまでの旅の中から、夏にある程度まとまった日数滞在し、のんびり過ごしたまちや出来事を書いていきたいと思います。

    第1弾は、サルデーニャ。
    初めて夏にキッチン付きの宿にちょっと長く滞在したのが’01年のサルデーニャでした。
    超高級リゾートのコスタ・ズメラルダ(エメラルド海岸)から少し離れたリゾート施設を7泊予約したのに、1泊無駄にしてしまい、6泊になってしまったのでした。
    (その経緯は後ほど)
    この時はまだフィルムで写真を撮っていたのですが、ネガをデータ化してもらったものあります。
    ただねえ…自分たちが写っているのが圧倒的に多いので、顔を消すのにちょっと手間がかかるので、今日は自分たちが写っていない、あるいは小さくて顔がよく分からない写真を載せます。
    顔を消したものは追い追い。

    お宿は、そこそこ大きな施設で、プライベートビーチもありました。
    後ろに見えているのがそれです。

    お部屋はダブルベッドの部屋と、ダイニングスペースに2つのエキストラベッド。
    4人での滞在でした。


    (着いたばかりの時に撮ったので、荷物が散らかっていますが)
    イタリアの海は、アドリア海の中部以北を除けばどこも美しいですが、サルデーニャの海の美しさは格別でした。


    続きは、また次回。

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コメント: 全93件

from: ぐら姐さん

2021年07月19日 09時47分08秒

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エオリエ諸島編は、本日で終わりにします。
最後に、リーパリ滞在中にぶらぶら歩きしたときの写真を載せます。

メインストリートには土産物屋やバールがたくさんありました。

ドライミニトマトやカッペリの塩漬けなどは袋入りと量り売りがあるのが嬉しいですね。欲張りなので量り売りでドーンと買いました。
この辺りのカッペリは粒がとても大きいのが特徴です。

黒曜石なども土産として売られていました。

いつも買っていたパン。
シチリアで見かける胡麻のついているパンとはちょっと違いました。

このピスタッキオのパンが美味しかった~

島では犬もだらけていました。





壁画が描かれている家々がありました。


うらぶれた、とか寂れた、という雰囲気を全く感じさせないのは、島のこの光のせいなのでしょうね。

魚屋で新鮮な海老を500g買い、茹でて3人で食べました。

梅雨も明け、ワクチン接種も終わると(今日、こらから2回目を接種する予定)、イタリアに行きたい!イタリアの海辺でのんびりだらりと過ごしたい!という思いがむくむくと湧き上がってきますが。今年も我慢、我慢。

11月に出かける気でいるので、そろそろちゃんと計画を立てようかと思っています。
来年の夏こそは、海辺に行くぞ~~~と思いつつ。

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from: ぐら姐さん

2021年07月17日 09時01分35秒

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島ヴァカンスの最終日に、ヴルカーノ島に行きました。
リーパリから近いので半日で温泉を楽しめます。

この日は風がとても強く、波が荒くて海に入る気にはなれませんでした。


早々に温泉の方へと移動。


結構離れているところから見えますが、柵で囲まれていて、ちゃんと入場料を払って入ります。

ここでチケットを買って入場。


本当に泥んこ。

私たちはここで着るための捨ててもいい水着を持参して行きました。
泥がつくと、選択してもきれいには落ちないときいていたので。

その後は、海に湧いている温泉へ。
本当に海底から熱い温泉が湧いていて、海水と混じって各自の好みの温度になるあたりに、それぞれが入っています。

堰き止めて行けのようにしているところもありました。

この島の風景は荒々しい感じが、日本ではなかなか見られない感じの火山の雰囲気でした。

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from: ぐら姐さん

2021年07月16日 23時01分41秒

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IANUAさん、

返信遅くなりました。
施設に入っている母にガラス越し面会に行ってきました。
巣ごもり生活を続けてきた姉たちと一緒に、舞浜のホテルに泊まって、部屋飲みを楽しんできました。
部屋からは東京湾と東京ゲートブリッジが見えて、ちょっと非日常な気分になれて気分転換になりました。

>これから山に登って夜の噴火を見るぞという人たちがヘルメットかぶって登山服で列をなして歩いていました。火山好きな私ですが、これはしんどそうなのでやめました。

私も、登山服の人たちを見かけて、次はこの島に泊まって登るぞ!と思っていたのですが、今は体力的に無理かも知れないなあと思っています。

>考えてみれば海底火山の頂上近くに人が住んでいるってすごいですね。

そうなのですよね、海底火山の頭だけが海上に出ているのですものね。
そう考えると恐ろしいようでもあり。

>そういえば噂のサリーナ島のワインを飲みそこねました。甘いのでしょうか?イスキア島のワインは大好物です。

サリーナ島のマルヴァジーア、飲みましたよ。
甘かったですが、甘さの中に力強さが感じられる味わいでした。香りも華やかで。

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from: IANUAさん

2021年07月14日 23時57分04秒

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こんばんは!ストロンボリは最近大噴火が多いですね。
17年に行った時は平常で、これから山に登って夜の噴火を見るぞという人たちがヘルメットかぶって登山服で列をなして歩いていました。火山好きな私ですが、これはしんどそうなのでやめました。
その翌年大噴火で登山者に死者が出たので、多分夜間登山はなくなったでしょう。夜間クルーズは継続中のようです。まだ参加したことがないので次回はぜひと考えています。
ヴルカーノもいつ大噴火してもおかしくない状態だと聞きました。考えてみれば海底火山の頂上近くに人が住んでいるってすごいですね。人間はたくましいなあと思います。
そういえば噂のサリーナ島のワインを飲みそこねました。甘いのでしょうか?イスキア島のワインは大好物です。

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from: ぐら姐さん

2021年07月14日 11時22分40秒

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ストロンボリ、いかにも火山島と言う感じで迫力があります。

島の右(東)側に回り込むと、シャーラ・デル・フォーコと呼ばれる、
大きい噴火のときに頂上付近の火口から降りてきた溶岩流が、海まで直接流れ込んだ痕跡が残っているところが見えます。


荒涼とした様に、地球の呼吸に触れるようなワクワクする感じがありました。
ひとまずそこを通り過ぎて、まちに上陸。

リーパリは黒曜石の黒い砂利でしたが、ここのはもっと細かく砕かれた黒い砂になっていました。

黒い砂浜なんて...と思っていたけど意外に美しくて。

何を見ていいのか分からなかったので、みんなが歩いて行く方向へ行ってみても、
ストロンボリ島から約1.5km離れた海上にあるユニークな形をした小島ストロンボリッキォが見えるだけ。

まちの人々には何だか逞しさを感じました。



特別することもないので、店に腰掛けてビールを飲みました。

だんだん日が暮れて。

船に戻り船の写真を撮ろうと思ったらオニイサンたちがこのポーズ。

いよいよ、小さな噴煙の上がるストロンボリを海から眺めに出発。

船は、沈みかけの日を見ながら、ストロンボリッキォをぐるりと回ります。


人は居住せず、灯台だけがあります。

日が沈みます。

噴火の後も生々しい斜面シャーラ・デル・フォーコの方へ行き、暗くなるのを待ちました。

でも、この後の写真はありません。
日々弱い噴火を繰り返しているので、じっと見ていると時折、プワーッと火の粉が上がるのですが、その予兆もなければ、間隔も決まっていないので、アッと思ってシャッターを切ろうと思っても、間に合わないのです。
シャッターを切って確認するとただ真っ暗な島が写っているだけでした。
何度か試みた末に、諦めて、肉眼で見ることを楽しむことにしました。
せっかく目の前で小さな噴煙が上がっているのに、カメラのレンズを通して見るなんてもったいないですからね。

島を後にすると、船はハイスピードでリーパリへと戻り、
人々で賑う夜のマリーナ・コルタへと着いたのでした。

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from: ぐら姐さん

2021年07月13日 10時37分02秒

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リーパリはあちこちの島に行く拠点になっているので、ミニクルーズツアーもいろいろありました。
ストロンボリには是非行きたいと思っていたので、午後出発のパナレア島とストロンボリ島に行くミニクルーズに参加しました。

ストロンボリは、今なお噴火する火山です。
火山学ではストロンボリ式噴火という噴火形式があるそうで、間欠的で比較的穏やかな爆発を伴う噴火で、火山礫、火山弾が数百メートル程度の高さに達する噴火のことを言うのだそう。

ウィキペディアには、「夜間でも噴火のために目立ち、『地中海の灯台』とも呼ばれている。通年途切れなく活動している。そのため、噴火を間近で見ようと訪れる観光客も多い。だが、約10年に一度の割合で、ブルカノ式噴火を起こしたり溶岩流を噴出することがある。」とあります。

この10年に一度のブルカノ式噴火でニュースに映像が出てきたのを見た時に、ストロンボリって何?どこ?と調べたのでした。
ストロンボリを見るには、暗くなってからがいいので、午後のツアーが組まれているわけで、それだけだとつまらないでしょというわけなのか、パナレア島とセットになって14時出発なのでした。

ミニクルーズで乗ったZeffiro(ゼッフィロ)という名の船。

Zeffiro(Zefiroという表記と両方あるようです)というのは、ギリシャ神話の西風の神ゼピュロスのイタリア名ですが、西風をも意味します。
有名なボッティチェッリの絵「ヴィーナスの誕生」にもほっぺを膨らませて風を吹かせている姿が描かれています。
西風はヨーロッパで春の訪れを告げる柔らかなそよ風なのだそうで。

リーパリ島から行くと手前がパナレア、奥がストロンボリです。

まずは、パナレア島のCalajuncoという入り江に船を停めて泳ぎました。

パナレア島の周囲には、八つの小島(岩礁)が点在しているのだそうです。
バジルッツォ〔Basiluzzo〕、スピナッツォーラ〔Spinazzola〕、ダッティロ〔Dattilo〕、ボッターロ〔Bottaro〕、リスカ・ネーラ〔Lisca Nera〕、フォルミーケ〔Formiche〕、パナレッリ〔Panarelli〕、リスカ・ビアンカ〔Lisca Bianca〕。
船は、ダッティロ、リスカ・ビアンカを見ながらパナレアのまちへ上陸。

パナレア島については、あるサイトで
「夏になるとエオリエ諸島の中で一番セレブが訪れる島として知られています。
島には、エオリエ風建築の白い瀟洒な別荘が立ち並び、
家々にはブーゲンビリアなどの南国の花がきれいに咲き乱れています。
そして、エオリエ諸島の中で一番物価が高い島でもあります。」
なんていう記述を読み、また事前に読んでいた雑誌には、
「バリ島風に仕立ててあるホテルや店がたくさんあり、夜はディスコが賑う」
なんて書いてあったので、全くといっていいほど興味なし。
ヨーロッパ人にはバリ島の雰囲気は憧れかも知れないけど、アジア人には本物のバリ島の身近なわけで。

島内巡りをすれば別なのでしょうが、町は土産物屋やレストランや高級ホテルばかりで島の人の生活感のようなものが全くありません。
ちょっと散歩して景色の写真を撮り終わるとすぐに飽きてしまいました。

なんと言っても近くに見えるストロンボリが美しい。

この島では、客の送迎用の電気自動車を数多く見ました。

私たちにとっては退屈な島でした。
時間になってまた船に乗り、八つの小島のうち一番大きなバジルッツォを船から見ます。
ローマ時代の住居跡が残っているのだそうです。



そしていよいよストロンボリ島へ向かいました。

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from: ぐら姐さん

2021年07月11日 17時15分44秒

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あれっつぉさん、

コメントありがとうございます。
その本、私も持っています。
引っ越しの時に本を大量処分したのですが、これは手元に残しました。

私の住むまちも、昨日久しぶりに朝から太陽が照り、
小さな畑の仕事すると滝のような汗。
7月に入ってぐずぐず降り続いていましたが、ようやっと梅雨明けが見えてきました。

私も、今夜はフリットでも作って、キリッと冷えたロザートを開けようかしら。

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from: あれっつぉさん

2021年07月11日 16時19分33秒

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ぐら姐さん、こんにちは。
今日は私の住むところでは久々に太陽が照り、朝はセミも鳴いていて、夏はそこまで来ているなぁという天気です。
そんなとき、ぐら姐さんのサリーナ島の写真を見て、透明な冷たい海の感触を想像し、酸っぱいレモン汁をギュッとしぼったさくっさくのイカフライの味を想像し…、本棚から10年ぶりくらいに古い本を引っ張り出して来ました。
今夜はキリッと冷えた白ワインでも片手にこの本で空想旅行でもすることにします。

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from: ぐら姐さん

2021年07月11日 08時56分47秒

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リングアは、はじめに立ち寄ったサンタ・マリーナから南に車で5分といったところにあるのですが、船は、サンタ・マリーナから北回りでぐるっと島を1周し、
サリーナ島の最後にリングアに立ち寄るのでした。

リングアは、サリーナ島の名前の由来になったサリーナ(塩田)があったところで、その湖と言うか池と言うかが舌のような形でちょっと突き出しているのでリングアという町の名前になったのだそうです。

船からリングアのまちが見えてきました。


そして上陸。

ホテルのレストランが結構カジュアルでいい感じだったので入り、インサラトーネをいただきました。

1人1皿ずつこれをいただき、3人で1皿、イカと海老のフリットを摘まみました。

こんな飾りに惹かれたりして。

食事を終えて塩田だった池を見に行きます。
途中の海。
みんな気持ちよさそうです。

これがその池。もともと自然にあったものの周りを囲ったのだそうです。


船に戻る途中、さっき人々が入っていた海で泳いだり、景色を眺めたり。

海の向こうに島が見えるのっていいですよね。
旅心をそそられるというか。

これは子ども用なのでしょうが、永遠のお転婆を自認する私としては、これに乗ってぷかぷかと浮いてみたいと思うのでした。

船に乗ってサリーナ島を後にし、リーパリ島のまだ見ていない半分を回りました。

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  • 13

from: ぐら姐さん

2021年07月10日 09時18分50秒

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EURO2020に気を取られているうちに、ウィンブルドンでもイタリア人が躍進していたのですね。
なんとマッテオ・ベレッティーニ君が、決勝進出です。
決勝戦はジョコビッチと。
日本時間で11日22時からだそうで、EUROの決勝戦が12日4時からですから、両方観たら、月曜は生活リズム崩れまくりでしょうか。
それともひたすら眠ったら火曜からは大丈夫?とちょっと考えています。
どちらか選ぶなら迷う余地はありませんけど。

さて、サリーナ島には、自力で訪れた2日後にクルーズツアーで再訪しました。
2日前に船を下りたサンタ・マリーナで少し休憩時間がありました。
既に歩いているところより少しだけ奥の方を歩いてみました。



田舎臭さがなんともいい感じ。

カッペリも、葡萄も、生い茂っている感じ。


このおうちの植物は、手入れをしているのでしょうけれど、やっぱり生い茂っている感じ。

マリーナの近くでは海に入ったり、日焼けにいそしんだりする人々。

釣りをする人も。

船に戻って、島を海から眺めます。

サリーナは2つの山かならなっているというのがよくわかります。

穴あき岩が見えてきて。

それをかわし、

少し進むと、廃墟のような建物が水際に見えてきました。
2日前に私たちが泳いだあたりでしょうか。

そしてしばらく行くと、詩人の家の近くの崖の上から見た辺りが。

船が邪魔になってよく見えませんが、この船の向こうの崖に、
2日前に私達が海岸に下りた道以外の、
落石の危険があるために通行禁止になっているもう1つの道があるのです。


詩人の家も、肉眼ではかすかに見えたのですが、写真を撮ることは叶いませんでした。

「詩人の家」の崖下を離れて、次はリングア(舌)地区に向かいました。
それはまた次回。

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from: ぐら姐さん

2021年07月09日 08時22分20秒

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昨日は、サボってしまいました。
早朝にイングランドvsデンマークの試合を観て、雨の止み間を見て私の小さな畑の世話&収穫をしに行き、雨の音を聞きながら読書をし、食事の支度をして食べて飲んでいたらあっという間に1日が過ぎました。

決勝戦はvsイングランドに決まりました。
強敵だ~と思うよりも、会場がロンドンなので、すごいアウェイの雰囲気での試合になるんだろうなあ、と。
でも、こちらは中4日、相手は中3日(しかも延長戦)というのはちょっぴり有利かな。

さてサリーナ島の途中でした。
詩人の家のあるポッラーラへ行くときにバスを乗り換えた教会前でまた降りて、マルファへのバスは2、30分ほど待たないといけないのですが、聞いてみたら10分もかからずに歩いていけるというので、歩くことにしたのでした。

広場まで歩く間に適当に撮った写真です。
ここらにもカッペリが自生していました。
フィノッキオ(フェンネル)もたくましく伸びて。

手でちぎるといい匂い。

こんな何でもない風景も、島と言う雰囲気がしていい感じ。

広場が見えてきました。

ククンチの名前が付いたお店。シチリア弁表記のCUCUNCIUになっています。

お店の門の上の陶器も、下の写真のどこかの家の陶器も何と素敵なんでしょう。

日本の光では、こんな風には映えないのだろうなと思いつつ、自分の住まいにも飾ってみたいなんて思い。

広場の前にフリゼッレを出す店がありました。

私は、このときにフリゼッレを食べたことが記憶に残っていなくて、プーリアのマキさんちで味めて食べたと思っていましたが、この時が初めてだったのだと今気が付き。
とにかく巨大なフリゼッレでした。

3人でそれぞれ違うものをオーダーしました。
ツナ&カッペリ乗せ(サリーナ産のカッペリは本当に大粒)、モッツァレッラ乗せ、アンチョビ乗せの3種。
この、ミニトマトの大盤振る舞い!日本ではあり得ないか、すごく高いか。

3人とも、この島は船でぐるりと回って、海から眺めなくちゃ!!と感じ、リーパリ発の島巡りをするいろいろなツアーがあるのを調べていましたからリーパリに戻って予約をしよう!ということにしたのでした。

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from: ぐら姐さん

2021年07月07日 19時43分02秒

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イタリアが決勝進出を果たしたのを見届け、昼寝もして、すこぶる元気です。
明日のイングランドvsデンマーク戦もみようかなあ。

さて、元気なので、サリーナ島の詩人の家に行くところからですね。
バスを降りても、「イル・ポスティーノの詩人の家は、あちら」なんて表示も何もないので運転手のオニイサン(ちょっと軽いけどフレンドリーな人でした)に聞いたら、「この道をまっすぐ行けばあるよ。とにかくずっと真っ直ぐ行けばいい。」と教えてくれました。
彼のことばの後に(多分あるよ。僕は行ったことがないけどね)という言葉が続いているような気がしましたが。

行き過ぎて戻って探すということをして、詩人の家へ続くだろう道を見つけ
やっと辿り着いたのでした。




ここに立てば、映画のシーンがフラッシュバックします。
家の中には入れませんが、特に何の表示もなく、敷地内立ち入り禁止という雰囲気もなくて。
今はどうなっているのでしょうね。


家の左手に見える景色。

あっちから見て、こっちから見て...とても満足して詩人の家を後にし、崖下に行く道へと進みました。

崖下には、車では行けず、「↓MARE(海)」と書いた小さな看板があって、泳ぎたい人は自分の足で下りていかないといけません。
でもこの景色ですから、何の苦にもなりませんでした。


何回も何回も「きれい〜」「すっご〜い!」と言ってしまうほど美しい海。
そして、この崖です。

下に着くとこれ。この海。

もう、ポイポイッと羽織っていたものを脱ぎ捨てて、泳いじゃいました。
次のバスの時間があるので少しの時間でしたが、気持ちいいのなんのって。

ポッラーラの集落から詩人とマリオが話したビーチに行く崖の道は見えるのですが、その道は落石の危険のため現在封鎖されていて、私達が泳いだところからそこへ行くにはかなり泳ぎが達者でないと無理でした。
それでもその雰囲気を感じることができただけで満足です。

体を少し乾かして、上のバス停に戻りました。
夏の間だけできる「にわかバール」はその名も名前も「オアシス」

水は各自のバッグに入っているので、ケチンボな私達はオアシスでは休まず近くの散歩。
カッペリ(ケッパー)が自生していました。

カッペリは、蕾を塩漬けしたものをそのままだったり、戻したり、酢漬けにしたりして料理に使うのですが、この島々で産するものは蕾も花も大きいのです。


そして実もまた塩漬けにして保存し、戻したものを味付けしておつまみにできるのです。

やってきたバスに乗って、マルファへと向かいました。

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from: ぐら姐さん

2021年07月06日 20時28分54秒

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エオリエ諸島のバカンスのことを書いていますが、
リーパリ島のことをだいたい終えたので、サリーナ島のことを書きます。

もともと、エオリエ諸島を選んだのは、この島にある「詩人の家」を見たかったからなのです。
映画「イル・ポスティーノ」に登場する、詩人の家がこの島にそのまま残っていると聞き、是非とも見てみたいと思ったのでした。
でも、他の島々に行くにはリーパリを拠点にするのが便利そうだったので、アッパルタメントはリーパリにしたのでした。

サリーナ島にはリーパリに滞在中に2回行きました。
1回は、自力で、詩人の家に行くためだけに。
2回目は、小さな船のサリーナ島クルーズに参加して。

今日は1回目のときのことを。
サリーナ島のサンタ・マリーナで下船しました。

リーパリが見えました。


詩人の家があるポッラーラ地区は、サンタ・マリーナの反対側にあり、
私が参考にしたサイトには、
「町と町の間の移動には、市バスがありますが、本数が少なく、時間も不正確なので、タクシーを利用するといいでしょう。」
なんて書いてありましたが、バス停に貼ってある時刻表を見ると、
バスがほぼ時刻表通りに運行されているのなら大丈夫だと思ったので、バスで行くことに。

発車の時間まで少し待つ間、バールでお茶を飲み、その後散歩をしました。


遠くに見えるストロンボリ島(左)とパナレア島(右)

バスは10分ほど遅れてやってきました。
順調に走って、乗り換え地点のマルファ・サン・ロレンツォに到着。
乗り換えのバスもちゃんと待っていました。
すぐには出発しなかったので、写真を撮って暇つぶし。
これはここまで乗ってきた大きいバス。

イタリアのバスは、まちの中を走るのはオレンジ(黄色?)で、他のまちに行くのは青ですが、こんな昔ながらの青バスも近頃は青とは分かってもデザインがちょっと変わってきていて、バス会社の個性を打ち出してきているような気がします。
これは’10年のことなので、当時どこでも見られた青1色。

乗り継ぎバスの乗車待ちの間の写真。



そしてこの小さい青バスに乗ってポッラーラに到着!
といっても着いたのは集落の真ん中ではなく、少し離れた教会の広場。

今日はここまでにしておきます。
何しろ、明日も早起きしてEURO2020の準決勝、対スペイン戦を観るので。
皆さんも、観なくてもいいから応援していてくださいね。

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from: ぐら姐さん

2021年07月05日 20時28分26秒

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今日は昨日の続きを少し。
真っ白なブーゲンビリアを初めて見たのがこのときでした。

空の青になんと映えることでしょう。
ジャスミンも咲いていました。

サボテンはサボテンでもウチワサボテンではなく、何サボテンでしょう?

奥に見えている松のようなものはリュウゼツランであることはこれよりだいぶ後に知りました。
上のサボテンの花のアップ。

そんなこんなで下のまちに戻りました。
魚屋さんがありました。


これはレジャー用のレンタルのカートなのでしょうか。


ここの海辺でも、子どもたちが楽しそうに遊んでいました。

ルパン三世はイタリアでも人気があるのは知っていましたが、次元を見たのは初めてでした。

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from: ぐら姐さん

2021年07月04日 22時44分04秒

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IANUAさん、

ありがとうございます。
幸い、私の暮らしているまちは無事でした。
うんざりするほど雨は降りましたが、川の増水も心配して程ではなく。
ハザードマップも確認しましたが、土砂災害の危険があるエリアではないようです。

熱海の被害には言葉を失いました。
連絡が付かなくなっている方々のご無事を祈っています。

東京や横浜に出かけるときに必ず通過するし、たまに立ち寄ることもあるので、次に通るのが怖い感じがします。


>Touring Club Italianoのシチリア本で確かめてみました。歩き方イタリア編の元ネタはすべてこのガイドブックなのです。著作権大丈夫?というぐらいのそのまま翻訳の箇所も多いです。

Touring Club Italianoのシチリア本をお持ちなのですね。すごい。
歩き方のイタリア編はこれが元になっているとは知りませんでした。
(最近買っていませんけど)

>これは8-10世紀の噴火で噴出して固まった黒曜石の大きな塊で、今ではほとんど草木に覆われている。

そうなのですね!
見られなかったわけですね。
私たちが見つけたあの程度が見られればよし、ということですね。

黒曜石というと、昔歴史の教科書で黒曜石を研ぎ澄まして狩猟の道具を作っていたなんてのを思い出し、小さいのを少し拾って持ち帰りました。

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from: IANUAさん

2021年07月04日 21時54分49秒

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こんばんはー。
今回の豪雨は静岡から神奈川にかけてが酷かったそうですが、お住まいのあたりは大丈夫でしょうか。熱海の被害に心を痛めています。

さてお書きのリーパリ島の話が気になり、Touring Club Italianoのシチリア本で確かめてみました。歩き方イタリア編の元ネタはすべてこのガイドブックなのです。著作権大丈夫?というぐらいのそのまま翻訳の箇所も多いです。
これによれば、「そこ(カンネート)から足を延ばせばフォルジア・ヴェッキアに着くが、これは8-10世紀の噴火で噴出して固まった黒曜石の大きな塊で、今ではほとんど草木に覆われている。」・・だそうです。
そもそもがレ・グラツィエさんたちの写し間違いが原因のようです。せめて取材してから書き写せば良いのにと思いました。
リーパリは日帰りだったので、次は泊まってフィリクーディやアリクーディにも行ってみたいです。

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from: ぐら姐さん

2021年07月04日 17時25分42秒

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リーパリはそこそこ大きな島なので、山の方へ行くとなかなかの自然が見られました。
滞在中のある日、
友人が持ってきている「地球の歩き方南イタリア編」に、黒曜石が剥き出しになっているFoggia Vecchiaというところがあると書いてあり、
それを私たちは、「昔の黒曜石の採石場で、きっと黒々と大きな切り取り面が見えるのだろう」と思い込み、見に行くことにしました。

Foggia Vecchiaに行くバスは、7:40発の後昼までないので、ちょっと早起きして出かけました。
バスの乗客は私達だけ。
バスは、くねくねの坂道をぐんぐんと登って行きました。


Pirreraのというバス停で降りました。

まだ太陽が高くないので、この方向だとすごい逆光。

途中にFoggia Vecchia→という表示が見つかりその方向へと歩くこと15分ほど。
?、???石切り場はどこ?
それらしきものはどこにもない...
大体foggiaって何? と辞書を引けば、様式、スタイル、(中世の男性の)頭巾の垂れ布とある。
ますます??? 
ただのこの辺りの地名?
通りがかりの人に訊こうにも、人影は見えず。


黒曜石が剝き出しになっているのは、私たちが見つけたのはこれだけ。

ガイドブックをもう1度読み返せば、
黒曜石が剥き出しになっているとは書いてあっても、石切り場とは書いてないし。
山を下りるときに、けっこう大きな黒曜石の剥き出し面はあったので、
きっとこのガイドブックを書いた人は、地元の人にちらりと聞いただけで
実際には見もしないで書いただけなんだね、という結論に。

次のバスまではかなり時間があるし、せっかくだからと歩いて山を下ることにしました。

下山の途中、あちこちにいろんな実が生っていて、摘んで食べました。
ブラックベリー


こちらはプラム


これはアーモンドの木

落ちている身を拾いました。

インドのイチジク(サボテンの実)

これには、痛い目に遭ったことがあるので、近づきませんでした。
お花はきれいなのですけれどね。

サボテンの生命力の強さには驚かされます。
落ちて枯れた葉から新しい葉が育っていました。

これは何だか分かりませんが、やはり甘くて美味しかったです。


ザクロもありましたが、これは食べられるようになるのはまだ先ですね。

今日はこの辺で。
この下山の途中の写真はもう少し載せたいと思いますが、次回に続きます。

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from: ぐら姐さん

2021年07月04日 16時34分21秒

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ザヴィエルさん、

スピナッツォーラはアキレス腱断裂全治4ヶ月位ですか。
本当にお気の毒ですね。
1日も早い回復を祈りましょう。
準決勝、決勝では彼のためにも、別の選手たちが良い役割を果たしてくれるでしょう。

>夏島のバカンス臭がプンプンで最高

そう感じていただけると嬉しいです。
島は、夏ですよね!!!

>いつでも子供の頃の夏休みに戻れます。

同感!
というかいつでも、私の心のある部分は子どものままなのかも、と思っています。

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from: ザヴィエルさん

2021年07月04日 04時16分13秒

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グラ姉さん

光と陰とブーゲンビリアと帽子売り、夏島のバカンス臭がプンプンで最高です。

《並んでいるときから、いよいよ島暮らしの1週間が始まるわくわく感でいっぱいでした。》

分かりますこの時のなんとも言えない高揚感、いつでも子供の頃の夏休みに戻れます。

レジデンツァの写真4枚目は詩人の家と同じ作りですね。

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from: ぐら姐さん

2021年07月02日 20時25分52秒

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リーパリ島には、大きな船の出るマリーナ・ルンガと小さな船が出るマリーナ・コルタがあります。
マリーナ・コルタの周辺はなかなかいい雰囲気でした。




この白い壁にくっきりと影を残してエレガントに咲く紫の花の名前は、旅報告の時に載せたら、ザヴィエルさんがデュランタと言うのだと教えてくださいました。
地植にすると3M以上にもなり凄い勢いで茂るとことでした。

実は、今うちの隣の家にこの花が咲いています。
でも、この白壁、日差しで見るのとは全然違った印象なのです。
強い日差し、からりとした空気がとてもとても恋しいです。

明日の早朝は、EURO2020の準々決勝があるので、今夜はこれにて。
前回王者ポルトガルを下して上がってきた強豪ベルギーが相手ですが、
FORZA AZZURRI!!!!!です。

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